本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017年6月13日付で毎日新聞東京版から下記趣旨の記事が、実験装置の写真付きでネット配信されていた。
水に浸ると発電する水電池の特性を活用した警告灯で河川の水位上昇を知らせる、国交省による初の実証実験が、山形県高畠町で始まった。
水電池を設置した高さに水位が達すると、町道脇に設置された警告灯が自動的に点灯する仕組み。
視覚的に知らせることで、緊急避難の目安を示すことを狙った。
国交省山形河川国道事務所(山形市)が県・町と共同で、同町中瀬地区を流れる1級河川・和田川に警告灯1基を設置し、11日から実験を始めた。
同地区は、山形・新潟両県で100人以上が死んだ「羽越水害」(1967年8月)で被害を受けたが、和田川は、国や県による洪水予報の指定河川ではないため、避難の指標がなかった。
警告灯の構造は、上部に赤と黄色の警告灯を各1基、下部には町道下50cmと同25cmの高さに水電池を設置。
50cmの高さまで水位が上昇すると、「危険」を示す黄色灯がついて、高齢者らの避難を促す。
25cmに達すると、黄色灯に加え、全員避難の目安となる「退避」の赤色灯がつく。
今回の警告灯は、水電池自体が水位を関知するセンサーとなるため、従来タイプより確実性が高いという。
同河川国道事務所は、「水電池式は簡易で単価も安い。他地域での展開を検討していきたい」としている。
出典
『水電池警告灯 浸ると光る 水位上昇を告知、山形で初の実証実験』
https://mainichi.jp/articles/20170613/ddm/012/040/079000c
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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