2017年6月15日4時13分にgooニュース(西日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県柳川市は、14日、保管期間が過ぎた30〜50年前の中学校の指導要録など文書約400枚を、廃棄処分にするため運搬中、誤って同県八女市立野の県道に落としたと発表した。
警察に落とし物の届け出があって発覚。
職員25人で現場の県道沿い1kmを3時間半にわたって捜索し、ほぼ全てを回収したという。
会見した成松副市長は、「個人情報が記載された文書を一時紛失し、誠に申し訳ない」と謝罪した。
市の説明によると、落としたのは旧矢留中と旧両開中の生徒の指導要録と成績一覧表。
指導要録には、当時の生徒の氏名、住所、保護者名、生年月日に加え、成績や行動の記録、出欠日数などが記入されていた。
両校の合併でできた柳南中から同日午前、柳川市クリーンセンターに持ち込まれ袋詰めにされた後、市廃棄物対策課の職員2人が、再生利用するため、八女市の製紙会社にダンプで運んでいた。
柳川市は「袋の口の結び方が緩かった」とみている。
袋はロープで荷台にくくりつけていたが、覆いはしていなかった。
成松副市長は再発防止策として、「袋を閉める際の職員による二重チェックと、廃棄文書の搬送車に覆いを掛けることを徹底する」と述べた。
出典
『学校文書400枚落とす、職員25人で3時間半捜索しほぼ回収 廃棄運搬中、福岡県柳川市』
https://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/nishinippon-20170615120854806.html
6月15日付で朝日新聞筑後版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、同日、2校統合後の市立柳南中の職員が、市クリーンセンターに廃棄文書が入った段ボールを持ち込み、袋に詰め替えして4トントラックで運搬中だった。
文書が入った9袋のうち、1袋の上部のヒモが緩んでいたのが原因という。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。