2017年6月13日11時34分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月13日18時55分に和歌山新報から、6月13日18時24分にNHK和歌山から、6月15日付で朝日新聞和歌山全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前9時ごろ、和歌山市湊の新日鉄住金和歌山製鉄所で「男性が倒れている」と119番があった。
市消防局の隊員が駆けつけたところ、男性従業員(20)が敷地内で倒れており、市内の病院に搬送された。
消防局によると、一時、意識不明となったが、同日午後2時ごろ、病院で意識を取り戻したという。
配管から漏れたガスを吸ったことによる一酸化炭素中毒の疑いがある。
警察によると、男性従業員は屋外で1人で施設の配管を点検していた。
男性従業員と無線で連絡が取れなくなったことから同僚が不審に思い捜しに行って、倒れているのを発見したという。
製鉄所によると、敷地は約470万m2。
現場は平成21年に火入れを行った新第一高炉で、事故当時は同高炉の定期補修が終わり、作業員3人で立ち上げ作業を行っていたという。
男性従業員は、12日午後11時から勤務していた。
高炉の近くの屋外で倒れており、配管内には一酸化炭素など有毒な成分が含まれているという。
警察が、詳しく原因を調べている。
出典
『新日鉄住金で従業員が意識不明 一酸化炭素中毒か 和歌山製鉄所』
http://www.sankei.com/west/news/170613/wst1706130031-n1.html
『配管点検中に作業員意識不明 新日鐵住金』
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/06/20170613_70296.html
『製鉄所で従業員倒れガス中毒か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044212321.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、高さ20mほどはあろうか、大きな塔のようなものが6本固まって立っていて、そのてっぺん付近にある円筒状のダクト?の側の作業床上に、数人の人が集まっていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。