2015年9月28日7時6分に産経新聞静岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月10日付で浜松経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
看板などの販促品を製作する屋外広告業「キューピック」(浜松市中区)が、台風や地震による落下の心配がない「オチないかんばん」を開発し、販売を始めた。
腐食リスクのある金属や木材、くぎを必要としない壁面一体型の看板で、相次ぐ看板落下事故の解決策として一役買いたい考えだ。
普通の看板は、板を張り、ビスで固定するなどの作業をしなければならないが、同製品は壁面一体型のフィルム製であるため、腐食リスクのある金属や木材を使わず設置が可能。
留め具が不要なため、壁に穴を開けなくてもよいというメリットもある。
片面がシール状になっている薄い特殊なフィルムで、曲面、凹凸面など看板設置が難しい部分にも対応する。
国土交通大臣認定の「不燃性アクリルシート」という不燃材料を使っており、燃えない安全性も確保している。
粘着性が高いため剥がれにくく、貼り付けてから5年間は耐久可能だという。
材料費は塩化ビニールの約2倍になるが、施工や撤去、運搬費用を含めると割安になるという。
空間のデザイン提案やノベルティーグッズの販売などを行う同社では、1年前からアクリル製の粘着シートを使い、壁や看板をデザインしたいと考えていたが、今年2月に起こった札幌市での看板落下のニュースを見て、自分に出来ることはないかと考え、コンセプトを考え直し、安心・安全面に特化した看板を販売することにした。
国交省が実施した広告板の全国調査によれば、4月10日現在で、少なくとも1516棟で取り付け状況に問題があり、引き続き2万3千棟以上で調査が必要と発表している。
オチないかんばんは東海地方を中心に販売を始めており、今後、関東や関西圏にも拡充していく予定。
同社の新垣社長(54)は、「老朽化の影響でいつ落ちてもおかしくない看板がたくさんある。事故防止の解決策を提供し、明るくて楽しいまちづくりに貢献したい」と話している。
出典URL
http://www.sankei.com/region/news/150928/rgn1509280023-n1.html
http://hamamatsu.keizai.biz/headline/1450/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。