2019年8月30日19時25分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前、延岡市にある旭化成の子会社の工場内の装置から高温の化学薬品が漏れ出し、従業員2人が軽いやけどを負った。
この事故で、薬品が気化して発生した蒸気が敷地の外に漏れ出し、一時、消防が工場周辺の住民に屋内で待機するよう呼び掛けた。
旭化成によると、30日午前8時40分ごろ、延岡市別府町にある「旭化成ファインケム」の延岡製造所で、医薬品を作る装置の不具合を解消する作業中に、薬品が高温の蒸気とともに漏れ出したという。
漏れ出したのは「シクロヘキサンジカルボン酸ジメチル」で、毒性はないものの、従業員2人が高温の蒸気を浴びて軽いやけどを負った。
さらに、この蒸気が工場の敷地外に漏れ出し、付近一帯には刺激臭のある白い煙のようなものが立ちこめ、消防が車両で付近を回り、住民に屋内で待機するよう呼びかけたという。
旭化成によると、この薬品は、刺激臭があるほか、皮膚が敏感な人の中には刺激を感じる人もおり、地元の区長によると、吸ってせきが出た人もいたという。
一方、旭化成はこれまでのところ、住民から健康被害の相談は寄せられていないとしている。
旭化成は、詳しく原因を調査し、対策とあわせて住民に説明することにしている。
旭化成延岡支社の広報グループは、「地域住民の方にはご迷惑をおかけし、申し訳ございません。今後、同様の事故がないよう対策を行います」とコメントしている。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20190830/5060004237.html
8月30日19時48分にYAHOOニュース(宮崎放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
延岡市の旭化成工場で、配管からガスが漏れる事故があり、作業員2人が顔や腕に軽いやけどを負った。
事故があったのは延岡市別府町の旭化成ファインケム延岡製造所で、午前8時40分頃、配管の修理中、高温のガスが漏れた。
漏れたのは、主に医薬品の製造に使われるシクロヘキサンジカルボン酸ジメチルというガスで、毒性はないが、多少、刺激臭があるという。
旭化成は、詳しいガス漏れの原因を調べている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00010005-mrt-l45
(ブログ者コメント)
以下は、NHKから放映された視聴者撮影写真。
工場の外まで白い蒸気が流出している。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。