2017年6月5日18時54分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地震など、災害によって損壊した信号機をいち早く復旧するための技術を競う大会が、菰野町で開かれた。
この競技会は、信号機の設置工事を行う業者で作る団体が毎年開催しているもので、ことしは県内外から4社が参加した。
大会では地震などの災害を想定して、損壊した信号機を復旧するための技術を、作業の早さや工事の安全性など、40項目の総合得点で競う。
参加した企業の社員たちは、制限時間の1時間以内に作業が終わるよう、慎重に声をかけあいながら鉄製のポールを立てた後、信号機を取り付けていった。
競技会を企画した団体によると、信号機で使う一部の部品の色や形は都道府県ごとに異なるため、6年前の東日本大震災では復旧作業が遅れた事例もあったということで、今回の大会では、三重県の信号機の特徴を他県の企業に知ってもらうねらいもあるという。
競技会を企画した団体の古市常務理事は、「競技会などを通じて技術を高め、災害時には少しでも早く信号機が復旧できるようにしたい」と話していた。
出典
『信号機の復旧スピードを競う大会』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073892731.html
(ブログ者コメント)
〇映像によれば、コンクリート製支柱の内部は空洞になっている。
※下記会社からの情報によれば、電柱などのコンクリート製支柱は、型枠を高速で回転させ遠心力でコンクリートを固めるので中空構造となるらしい。
(九州高圧コンクリート工業㈱HP)
http://www.kyuatsu.co.jp/qa.html
その根元空洞部にスポッと入れる形で金属製のポールを立て、ポールに沿わせて倒れた支柱を立て直していた。
〇この大会、おそらくは「交通信号甲子園」と名付けられている、下記団体主催のものだと思われる。
(一般社団法人 全国交通信号工事技術普及協会)
http://www.zenshinko.jp/information/koshien
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。