2016年1月6日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5535/
(2017年6月14日 修正2 ;追記)
2017年6月5日21時0分に産経新聞westから、運転士は考え事をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
香川県警さぬき署は5日、業務上過失往来危険の疑いで、元男性運転士(56)を書類送検した。
「信号機を見落とした」と、容疑を認めている。
同署によると、脱線事故では乗客1人が軽傷を負ったが、被害を申し出ないと意思表示したため、業務上過失傷害罪での送検は見送った。
JR四国によると、元運転士は現在も同社の社員。
運輸安全委員会が昨年12月に公表した調査報告書によると、元運転士はオレンジタウン駅に到着後、「年末だが乗客が少ない」などと考えているうちに出発時間になったと気付き、急いで発車したという。
出典
『香川の脱線事故、元運転士を書類送検 27年の大みそか「乗客少ない」…信号見落とし』
http://www.sankei.com/west/news/170605/wst1706050082-n1.html
2016年12月15日付で運輸安全委員会HPに、事故報告書が掲載されていた。
以下は冒頭に要旨として記された内容の抜粋。
出発信号機に停止信号が現示されているにもかかわらず運転士が列車を出発させたことについては、出発信号機を確認すべきタイミングで他の動作をしたため、運転取り扱い作業に関する意識が希薄になったことによりノッチ投入前の出発信号機の確認が抜け落ち、さらに、考えごとをしながら出発時の運転取り扱い作業を無意識に行ったことにより、ノッチ投入後の出発信号機の確認を失念したものと考えられる。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。