2017年7月27日16時44分に読売新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
29日に行われる隅田川花火大会(東京都台東区、墨田区)の警備で、警視庁は、観客らのスマートフォンの電波から混雑を予測する「歩行者移動時間推定システム」を試験導入する。
効果を検証し、2020年東京五輪・パラリンピックでの実用化を検討する。
同システムは、花火会場で一定間隔に配置された機動隊員にスマホを持たせ、観客らのスマホが公衆無線LAN「Wi―Fi」のスポットを探す電波を取得。
別の地点を通過する際にも再取得し、移動にかかった時間から混雑状況を推定する。
取得するのは電波だけで、個人の特定はできないという。
情報は警備本部で集約し、混雑が予想される場所に機動隊員を重点的に配置し、雑踏による転倒事故などを防ぐ。
隅田川花火には毎年90万人超の人出がある。
出典
『隅田川花火、スマホ電波で混雑予測…警備に活用』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170727-OYT1T50096.html
7月28日15時52分にNHK首都圏からは、トラブルなどの早期発見にもスマホなどの情報を活用するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日行われることしの隅田川花火大会で、大会の実行委員会は100万人に近い見物客を見込んでいて、今回、人工知能=AIを活用した警備手法を導入する。
具体的には、ツイッターやフェイスブックといったSNSに投稿されたトラブルなどに関する情報をAIが抽出して解析し、その情報をもとに、警備員が現場に駆けつけるという。
29日は、警備員や地域の人たちなど、あわせて6400人の態勢で雑踏警備や見物客の誘導にあたることになっているが、実行委員会は、AI警備を導入して、警備員の目の届かない場所でのトラブルなどの早期発見につなげたい考えだ。
このシステムを開発した新宿区のベンチャー企業の村上社長は、「SNSに情報をアップすることが当たり前となっている今、情報を素早く得ることができるうえ、効率よく警備できることで警備のコストも抑えられる」と話している。
大会の実行委員会は、今回のAI警備で得られた教訓を来年の大会の警備態勢作りにもいかしたいとしている。
出典
『隅田川花火大会初の“AI警備”』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170728/5567531.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。