2017年7月27日17時21分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時ごろ、千葉県茂原市東郷の三井化学の市原工場茂原分工場の警備員から「工場で火災があった」と消防に通報があった。
消防車など19台が出て消火活動にあたり、火はおよそ4時間後にほぼ消し止められたが、コピー用のトナーの原料を製造する2階建てのプラントの一部が焼けた。
警察によると、この火事でプラントの中で作業をしていた40代から60代までの男性作業員3人が手と顔に軽いヤケドをしたほか、近くにいた30代の女性が煙を吸い込んで病院に運ばれたという。
三井化学の本社によると、プラントの設備の一部が燃えたということで、現場付近を調べたところ、有毒ガスなどは検知されなかったという。
警察が火災の原因を詳しく調べている。
現場はJR茂原駅からおよそ1kmほどの学校や工場などが建ち並ぶ場所にあり、工場の敷地は全体で45万m2の広さがある。
工場の敷地から数10m離れた場所で飲食店を営業する58歳の男性は、「大型トラックが通り過ぎたような『ドドド』っという音がした。爆発がこちらまで広がらないか心配だ」と話していた。
また、その近くの自動車教習所で働いていた30代の男性は、「白い煙がどんどん黒くなっていった。 炎を見たという人もいる。化学薬品のような臭いもした。化学工場だけに少し怖い」と話していた。
出典
『化学工場で火災4人ケガ 茂原』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085533231.html
7月27日12時47分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月28日付で朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
消防によると、工場内にいた男性3人、女性1人の計4人がけがをして病院に運ばれた。
いずれも軽傷という。
三井化学コーポレートコミュニケーション部によると、火災が起きたのは「過酸化物倉庫」という建物で、協力会社の社員4人がやけどを負ったという。
工場の男性警備員は朝日新聞の取材に「火災発生という放送を聞き119番通報した」と話した。
県警によると、「爆発した」と話している人がいるという。
出典
『工場火災で4人けが 千葉の三井化学』
http://www.asahi.com/articles/ASK7W42FFK7WUDCB00D.html
(ブログ者コメント)
火災発生という放送を聞いた警備員が消防に通報したということだが、そういうタイミングでの通報であれば、後日、通報遅れが問題になることはないかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。