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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20178251737分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長野県松本市の松本城公園で2014年から毎年9月に開催されてきたイベント「クラフトビールフェスティバルin松本」について、実行委員会は今年の開催断念を決めた。

 

実行委によると、公園を管理する市教委側から「公園の行為許可に関する内規では自粛を求めている」として、公園の使用を許可しない方針を伝えられたためだという。

 

これに対し、市は24日に開かれた市議会教育民生委員協議会で、「職員が『自粛』の意味を誤解して伝えていた。恒例イベントが中止になるなど混乱を招いた」とした上で、内規を廃止し、新たなルールを検討する方針を明らかにした。

 

市教委によると、内規では今年4月の改正で、松本城公園での酒類販売を伴うイベントについて、「南・西外堀復元、内環状北線整備に伴い、適切な開催場所が確保されるまでの間は、これ以上規模が拡大しないよう自粛を要請していく」と追加された。

 

市教委は、この改正について市教委内でも、「拡大の自粛」ではなく「開催の自粛」と誤って理解していた職員がいたとして、内規の廃止を決めた。

新たなルールについて、「公開の場で広く市民の意見を聞きながら内容を検討したい」としている。

 

一方、同イベントは、来年以降は許可される見込みだ。

実行委員で酒類小売会社役員の福沢さん(36)は、「内規改正の経緯も不明で、納得できなかった。来年に向けて前向きに進めたい」と話している。

 

出典

『公園使用の内規を誤解、恒例のビールフェス断念』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170825-OYT1T50050.html 

 

 

 

イベント中止を伝える当時の記事は下記参照。

 

2017728日付 信濃毎日新聞)

 

松本市の松本城公園で2014年から毎年9月に開いてきた「ビアフェス信州クラフトビールフェスティバルin松本」の実行委員会が、公園を管理する市教委の「自粛」要請で今年の開催を断念したことが27日、分かった。

 

市教委は、今春改正した公園の使用許可の運用を定める内規に基づき、「飲酒を伴うイベントは史跡の品格にふさわしくないと判断した」と説明。

ただ、なぜ内規を改正したか明確に説明していない。

実行委は、「これまでトラブルもなかったのに、なぜ突然、使用を拒むのか」と戸惑っている。


ビアフェス信州は、県内外の多彩なクラフトビール(地ビール)を、信州の食材を使った料理と共に味わえる催し。

実行委は、市内の飲食店や酒店の経営者、松本商工会議所などで構成する。

国宝松本城と北アルプスを眺めながら飲食する趣向が観光客にも人気で、過去3回の開催で累計5万人以上を集めた。


市教委の松本城管理事務所によると、市教委が4月1日付で内規を改正。

「史跡松本城の品格にふさわしくないと判断する行為は認めない」などとする項目に追加する形で、「飲酒や酒類販売を伴うイベント」は「自粛を要請する」との項目を盛り込んだ。

それでも使用許可の申請があった場合は、市教委が改めて認めるか判断するという。

なぜこの時期に改正したかは説明していない。


松本城公園で酒類を販売する催しは、他に「信州・松本そば祭り」(松本市などでつくる実行委員会主催)もあるが、販売しないよう自粛を要請するという。

城管理事務所の中嶋所長は、「イベントに観光振興や中心市街地活性化という意義があるのは理解するが、飲酒や酒類販売を伴う場合は松本城の品格にふさわしくないと市教委が判断したということ」とする。


フェスは、松本の秋の催しとして定着しつつあった。

市内で飲食店を経営する実行委員の林さん(49)は、「松本城は史跡であるだけでなく、市民の憩いの場として親しまれてきた。その歴史を踏まえて、にぎわいを生み出したいという思いが認められないのは残念。毎年楽しみにしていた皆さんに申し訳ない」と肩を落とす。


飲酒や酒類販売を伴うイベントを史跡で開く事例は、名古屋市の名古屋城で今月開いた「名古屋城酒まつり」など、他にもある。

ビアフェス信州で旧友と会うのを毎年楽しみにしているという松本市内の会社員男性(49)は、「納得できる理由が聞きたい。市教委は頭ごなしにやめさせるのでなく、より良い催しの開催方法を一緒に探るのがあるべき姿ではないか」と訴えている。

 

『松本「ビアフェス」開けず 市教委が内規改正、「自粛」を要請』

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170728/KT170727FTI090017000.php

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

読売新聞に掲載された追記文を読んだブログ者は、これは「規模拡大の自粛要請」だと解釈した。

しかし、「イベント自粛要請」だと解釈した人もいた由。

そう言われれば、そう読めないこともない、曖昧な文章だ。

 

日本語の文章では、しばしば、主語が省略されていたために誤解されることがある。

産業安全分野でも、特にマニュアル作成時など、注意すべき点だ。

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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