2017年8月28日17時1分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時20分すぎ、JR新宿駅の構内やホームに白っぽい煙が立ちこめ、安全確認のため、山手線の内回りと外回りや中央線・各駅停車の一部の区間がおよそ15分間にわたって運転を見合わせたほか、駅員が構内にいた乗客に避難を呼びかけるなど、一時、騒然となった。
警察やJRによると、けが人や気分が悪くなって手当を受けた人はいないという。
新宿駅では、改札を通らずに駅の東西を移動するための幅25m、長さ100mの新しい地下通路の工事が進められていて、この現場でがれきを集めていた重機が倒れ、何らかの原因で重機から煙が出たという。
JR東日本は、「お客様にご迷惑をかけ申し訳ありません。原因を詳しく調べたい」と話している。
新宿駅の地下通路の工事現場で横転した重機の写真を見ると、土の斜面の上で横倒しになっていて、JR東日本によると、シャベルの部分に荷物を引っかけ持ち上げていた際に、バランスを崩して倒れたという。
出典
『JR新宿駅の構内に煙 一時騒然』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170828/3410491.html
8月28日22時30分に時事通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時25分ごろ、東京都新宿区のJR新宿駅構内に白煙が立ち込める騒ぎがあった。
山手線ホームなどに充満し、一部路線で運行を見合わせたが、けが人はいなかった。
駅地下で工事中の重機が倒れた影響で、漏れたエンジンオイルが熱せられて煙が発生し、直上のホームまで舞い出たとみられる。
火災の情報はない。
JR東日本や消防などによると、山手線ホーム付近で白煙が発生。
安全確認のため、山手線と中央・総武線で約15分間、列車運行を見合わせた。
駅員によると、構内の中央通路では目の前が真っ白になるほど煙が充満したという。
駅では、歩行者が東口と西口を自由に行き来できる地下通路を新設中で、コンクリートがれきの入った土のうをつり下げていたショベルカーがバランスを崩して転倒。
漏れ出たエンジンオイルが熱せられたエンジン表面に触れ、煙が出たとみられる。
白煙は6~7分間出ていたという。
出典
『JR新宿駅で白煙騒ぎ=重機倒れ、漏れた油に熱-東京』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017082800770&g=soc
8月29日付で毎日新聞東京版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時20分ごろ、東京都新宿区のJR新宿駅のホームなどに煙が充満し、一時、山手線が運休するなどの騒ぎとなった。
警察などによると、火災ではなく、ホームの下にある通路の建設工事現場で小型ショベルカーが倒れ、粉じんやエンジン空ぶかしによる煙が広がったとみられるという。
警察やJR東日本によると、当時、現場ではコンクリート片を集める作業が行われており、地面のぬかるみでショベルカーが転倒したという。
けが人はなかった。
煙は同駅のホームや通路に充満し、一時は周囲が見えなくなるほどだった。
出典
『東京・JR新宿駅 ホームに煙 建設工事で事故』
https://mainichi.jp/articles/20170829/ddm/041/040/042000c
(ブログ者コメント)
映像や写真を見ると、地下はもちろんのこと、電車が止まっているホームでさえ、数m先の人がかすんで見えるほど大量の白っぽい煙が立ち込めていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。