2018年3月30日15時26分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良県生駒市は4月1日から、職員による職務時間内(昼休みを除く)の喫煙を禁止するとともに、喫煙後45分間のエレベーター使用を禁止する。
受動喫煙防止対策の一環で、市役所のエレベーター内に「喫煙後すぐのエレベーター利用はご遠慮ください」と書いた紙を掲示し、来庁者にも協力を求める。
市によると、喫煙後も呼気には有害な物質が残り、喫煙前のレベルに戻るには45分間が必要とされる、とする研究結果がある。
これをもとに、喫煙する職員の一定時間のエレベーター利用禁止を決めた。
罰則は設けていない。
市役所の庁舎は5階建てで、食堂が入る地下1階の駐車場の一角に職員用の喫煙場所がある。
田中・人事課長は、「食事後、喫煙した職員がエレベーターで職場に戻ることが多く、それを防ぐのが狙い。市民に協力を求める以上、職員が率先して受動喫煙防止に取り組みたい」と話している。
たばこの健康被害防止に力を入れている同市は、喫煙する職員との個別相談に応じ、禁煙外来を紹介するなどの取り組みもしている。
出典
『奈良県生駒市 喫煙後45分間、エレベーターの利用禁止』
https://mainichi.jp/articles/20180330/k00/00e/040/280000c
3月30日21時2分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良県生駒市は4月1日から、職員に対して喫煙後45分間のエレベーター使用を禁止するユニークな受動喫煙対策に乗り出す。
市庁舎のエレベーター内に「喫煙後すぐのエレベーター利用はご遠慮ください」と張り紙を掲示し、来庁者にも協力を求める。
市は、受動喫煙による健康被害を防ごうと、約5年前に庁舎内の全面禁煙に踏み切った。
庁舎地下1階にあり、庁舎外と認識されていた職員用の喫煙スペースについても、昨年10月からは喫煙可能時間を段階的に制限。
今後は、昼休みに限って利用することが許される。
市によると、喫煙後も45分間は呼気に有害物質が含まれることが、産業医科大学の大和浩教授(健康開発科学)の研究で裏付けられているという。
そこで、喫煙した職員を対象に、一定時間、エレベーターの利用を制限する。
罰則は設けず、職員の良識に委ねる方針。
市の担当者は、「庁舎内で誰もが気持ちよく過ごせるよう、職員だけでなく、市役所を訪れる市民の皆さんにも協力をお願いしたい」と話している。
出典
『喫煙後は45分間エレベーター利用禁止に 受動対策で 奈良・生駒市』
http://www.sankei.com/west/news/180330/wst1803300106-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。