2024年12月20日7時55分にYAHOOニュース(ブラジル日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
南部パラナ州クリチバ市の軽食屋で13日、客がコシーニャ(ブラジル風チキンコロッケ)にかぶりついた瞬間に突然爆発し、軽度の火傷を負うという事故が発生した。
店主によると、コシーニャは通常通り作られ、揚げたての状態だったという。
店内の防犯カメラには、生地が飛び散り、蒸気が立ち上る衝撃的な瞬間が記録されており、SNSで拡散され話題を集めた。
18日付G1などが報じた。
店主のクリスチアン・デ・ソウザ・アマラルさんば「まるでタイヤが破裂するような音だった。彼の顔に生地がくっつくのを見てショックを受けたよ。まるで爆弾のようだった」と振り返った。
映像では、コシーニャが爆発した際に、生地や中の具が勢いよく飛び出し、四方八方に飛び散る様子が確認できる。
店主によれば、破片はカウンターやシンク、さらには天井にも飛び散ったという。
コシーニャから蒸気が出ているのも映像で確認できる。
クリスチアンさんによると、問題のコシーニャは通常通り作られたものであり、なぜ爆発が起きたのかは不明。
「いつも通りに油で揚げた後、カウンター横の保温器に入れた。その様子をお客さんが見ていて、『そのコシーニャ美味しそうだね』と言って注文したんだ。揚げた後、大体5分くらい保温器に入っていたけど、提供時にはまだ熱々の状態だった」と語った。
店のスタッフは客に応急処置を施し、医師の診察を受けるよう促した。
翌日、その客は再び店を訪れ、軽度の火傷のみで済んだことを報告したという。
生物科学の専門家ラウラ・マリーゼ氏によれば、食品が爆発した原因の一つは製造工程にある可能性が高いという。
その説明によると、コシーニャを成形する際、具材と生地の間に少量の空気が閉じ込められることがあり、この空気が揚げる際に加熱され、膨張して内部に圧力を生じさせた可能性があるという。
コシーニャのバッター液には小麦粉も使われており、グルテンが多く含まれているため非常に強度が高い。
そのため、圧力がすぐに生地を破壊することはなく、口に入れて噛んだ瞬間に突然圧力が解放され、爆発が起きたと考えられる。
こうした事故を防ぐため、料理人ルイ・モルシェル氏は、コシーニャを食べる前に手で少し開いて蒸気を逃がすことを勧めている。
「パステル(ブラジル風揚げ餃子)を食べる時と同じだ。まず手で少しちぎって蒸気を逃がせば、口を火傷する心配もない」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fc30ddf22bbc87593f73a0e19c7e4daa516427c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。