2013年10月4日19時29分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県内の8市町で、給食の牛乳を飲んだ小中学生が体調不良などを訴えていたことが、県教委への取材でわかった。
製造元のやまぐち県酪乳業(下関市)は、県内全19市町のほとんどの公立小中学校に1日計約12万本の牛乳(200cc)を提供しているが、4日、原因を調べるため製造を停止した。
県教委などによると、下関市の3つの小中学校で2日、児童・生徒8人が牛乳を飲んだ後、腹痛や下痢のほか、「いつもと味が違う」といった違和感を訴えた。
同日、保健所などが牛乳や製造ラインを確認したが、問題はなかった。
ところが、3日にも山口市など7市町の児童・生徒が違和感を訴えたため、同社は4日に製造ラインを止め、改めて検査している。
同社の担当者は取材に「エサや季節などで牛乳の味は変わる。その変化を児童や生徒が感じ取ったのではないか」と話している。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1004/SEB201310040031.html
ちなみに10月5日付の中国新聞からは、朝日新聞の記事と内容が異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県内の学校給食用の牛乳を飲んだ子どもから「味やにおいがいつもと違う」という指摘が相次ぎ、宇部市の一部を除く約500校の給食で4日、牛乳の提供が中止された。
県教委によると、牛乳自体に問題は確認されておらず、健康被害も報告されていないが、製造するやまぐち県酪乳業(下関市)は同日、製造ラインを止め、問題がないか点検した。
県と県酪によると、2日に下関市の中学で生徒4人から「牛乳の味がいつもと違う」と指摘があったという。
同日、市保健所と県酪が同校の牛乳を検査したが異常はなく、工場で風味も検査したが問題はなかった。
県教委が3日に全市町に聞き取りしたところ、岩国や下松など8市町でも同様の指摘があることが判明。
周南市では3日、4校の児童計約650人が「味が薄い」などと指摘したため、市教委が4日の牛乳を見合わせることを県酪に伝えた。
下関市保健所は3日も県酪の工場を立ち入り検査。異常は確認されなかったが、県酪は4日から給食用牛乳の製造を自主的に止め、製造ラインや配送過程を調査している。
各学校は牛乳が提供できないため、家庭にお茶を持参するように要請するなどして対応した。
県酪では、宇部市の一部を除く小中学校約500校の計約12万人分の給食用牛乳を製造している。
製造割合は瓶が約90%、紙パックが約10%で、指摘があったのはいずれも瓶の牛乳だったという。
出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201310050054.html
2013年10月8日11時57分に読売新聞から、点検結果問題なかったので出荷を再開するという記事がネット配信されていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131008-OYT1T00036.htm
(ブログ者コメント)
朝日新聞と中国新聞、どちらの記事が正しいかは不明。
仮に朝日新聞の記事が正しいとすれば、エサなどで味が変わっただけで下痢するものなのだろうか?
その点が気になったので紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。