2017年10月3日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7627/
(2018年4月23日 修正1 ;追記)
2018年4月15日10時14分に毎日新聞から、新宿区はこれまでの瓶入りではなく紙パック入りに変更することで事実上、メーカーを変えたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都新宿区などの区立小中学校で、昨年9月、給食で提供された牛乳に異臭がするという訴えが相次いだ問題で、区は4月から、給食の牛乳を瓶入りから紙パック入りに変更し、納入業者も変わった。
区教育委員会は、これまで納入していた明治に異臭の原因などを照会してきたが、同社は「子どもは味を敏感に感じやすい」などと説明。
同社製品の継続は子どもや保護者の理解を得られにくいと判断した。
同区や板橋区の区立小中学校では、昨年9月、牛乳を飲んだ児童や生徒から「ガソリンのよう」などと味や臭いの異常を訴える声が相次いだ。
新宿区では児童生徒と教職員計約1300人が、板橋区では約630人が異変を感じた。
下痢や気分の悪さを訴えた人もいた。
両区を含め、同社が納入していた177校中、42校で同様の訴えがあった。
保健所などが原因を調べたが、異物混入や衛生面の異常は確認できなかった。
新宿区は、これまでに数回、明治に原因などを照会した。
区によると、同社は製造設備や衛生面の問題はなく、特定地域の生乳を使ったのが原因と回答。
生乳は気温や餌などで風味が変化するとして、「敏感な生徒が通常と異なる風味に感じた」との見解を示した。
だが、多数の児童・生徒らが異常を訴えており、区教委は「児童・生徒の過剰反応と思わせる内容」と反発。
区議会でも、「誠意がなさ過ぎる」との声が出された。
納入業者は入札で決まるため、区側は業者を指定できないが、区教委が紙パック入りを選択することにより、紙パック入りを提供していない明治は、結果として入札対象の業者から外れる。
担当者は、「瓶入りの牛乳は重い。遠からず紙パックに切り替える方針だった」とした上で、「異臭問題で時期が早まった」との見解を示した。
明治は取材に対し、「原因および再発防止策について、誠意をもってご説明させていただいた」と回答した。
出典
『新宿区 給食牛乳異臭問題 瓶→紙パックへ 業者も変更』
https://mainichi.jp/articles/20180415/k00/00e/040/171000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。