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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20184151313分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

京都府内で山岳遭難事故が急増している。

 

事案を取りまとめる府警機動警ら課によると、昨年の発生件数(府警による認知件数)は前年の3倍以上、過去10年で最多の46件(56人)に上った。

 

登山の専門家は、京都市近郊の比較的低い山に潜む特有の危険性を指摘。


多発する遭難の背景や対策を探った。

 

好天に恵まれた3月31日、京都市左京区の大文字山(466m)の山頂近くは20人近い登山客でにぎわっていた。

五山の送り火で「大」の文字のかがり火がたかれる火床周辺は樹木がなく、絶好の眺望スポットだ。

 

眼下には、桜が咲き誇る哲学の道周辺(左京区)、緑に覆われた京都御苑(京都市上京区)などが広がる。

大学進学で千葉県から京都市に引っ越してきたばかりという女性(18)は、「ちょっと登っただけで京都が一望できる。いい思い出になった」と笑顔を見せた。

 

大文字山は、銀閣寺近くの登山口から火床まで約30分、山頂へも約1時間足らずという気軽さで、人気を集める。

市街地と変わらない軽装の人も目立ち、夏場には夜景を目当てにナイトハイクをする人も多い。

 

その一方で、昨年は府内最多の10件と、遭難が多発する山でもある。

「蜂が飛んでいた」、「同じルートに飽きてきた」など、ささいな理由で主要なルートを外れ、道に迷うことが多いという。

 

同課によれば、府内の遭難場所の9割が京都市近郊に集中。

大文字山を筆頭に、愛宕山(924m)が4件、貴船山(700m)と小倉山(296m)各3件などで、府山岳連盟は、「低山は枝道が多く、高山よりもかえって道に迷いやすいのが特徴だ」と指摘する。

 

遭難した56人のうち、年齢別では60代以上の高齢者が6割以上を占める。

 

全体の原因別では、「道に迷った」が最多の34人、「転倒」が7人、「疲労」「滑落」が各5人と続く。

 

府警のヘリコプターでの捜索・救助は約50回(山岳遭難以外も含む)に上っている。

 

4人の死者も出た。

トレイルランのために入山し、昨年7月30日に行方不明になった大阪市の無職男性(当時68歳)は、6日後に小倉山中で遺体で見つかった。

右京署によると、コースから数100m離れた崖下で発見され、近くには滑落した痕跡もあったという。

 

今年に入っても府内で12件が発生し、2人が死亡している(13日現在)。

 

同課は、「低い山だからと地図や登山用の装備を持たない人がいる。身近な山でこれだけの遭難者が出ていることを知ってほしい」と警鐘を鳴らす。

 

出典

『実は迷いやすい「低い山」京都市近郊で遭難多発』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180415-OYT1T50006.html 

 

 

※本件、2年前にも同様な記事があった。

以下は、上記記事と同じような内容部分の抜粋。

 

2016428日 毎日新聞 東京版夕刊)

 

・・・・・

 

東京都を代表する標高599mの高尾山では、警察への救助要請が倍増している。

 

警視庁高尾署によると、山岳救助隊の出動件数は、2014年に約50件だったのが、15年には約100件に。

 

道に迷った、転倒して骨を折った、足が痛くて動けない……。

その内容は実にさまざまだ。

 

「観光地に行く感覚で安易に登ってしまう人が増えている。特に、昨年秋に京王線高尾山口駅近くに日帰り温泉施設ができて、ふもとを訪れる客が増えたことが影響したのではないか」と同署は分析する。

 

・・・・・

 

富士山や北アルプスなどと違い、低山ならば大丈夫と思いがちだが、日本山岳ガイド協会の理事長・磯野さんは、「低山の方が危険なこともある」と力説する。

 

その理由の一つに、低山は高山よりも道に迷いやすいことがある。

「標高1000mぐらいまでの山には、林業用の道や獣道が縦横無尽にあって、登山道と見誤るケースも多い」と磯野さんは言う。

 

特に、下り道が危険だ。

「登りは山頂に向かうにつれて道が減っていく。逆に下山時は、整備された登山道ではないのに、ふもとに戻れそうに見える道がどんどん増えていく」。

 

しかも、下山時は疲れているし、気も抜けている。

夕暮れの樹林帯などは、特に道が見えにくいのでリスクが増す。

 

迷ったら「迷う前の場所まで引き返すのが大原則」(磯野さん)。

しかし、下山中は再び登るのを嫌がり、道なき道を無理に下ろうとする人が多い。

「これは絶対にやってはいけない。日本の山は谷筋が深い。迷い込むと滝や沢に滑落する危険が高まります」と説明する。

 

・・・・・

 

出典

『どうすれば安全安心 ハイキングの「落とし穴」 低い山での救助要請増加』

https://mainichi.jp/articles/20160428/dde/012/100/007000c 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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