2020年10月1日7時14分にmsnニュース(山形新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鶴岡市教育委員会は30日、同市豊浦中の給食に出された瓶入り牛乳1本に異物が混入していたと発表した。
体長約5センチの小動物の死骸で、ネズミとみられる。
開封前に発見し、生徒が牛乳を口にすることはなかった。
県庄内保健所が製造業者に職員を派遣し、原因を調べている。
市教委によると、3年の生徒が同日午後0時50分ごろ、200ミリリットル入りの瓶の中に浮いている黒い異物に気付き、教員に伝えた。
連絡を受けて駆け付けた業者は瓶が未開封であることを確認。
ふたを開けて中を確かめると、小動物の死骸が見つかった。
干からびた状態だったとみられる。
牛乳は業者が直接学校に納入している。
学校は異物発見後すぐ、牛乳を飲まないよう校内放送で連絡。
他に異物の混入はなかった。
生徒と教員計10人が全部か一部を飲んでいた。
市教委の聞き取りに、業者は製造過程で混入した可能性を認め、原因として瓶の保管体制や製造中の目視確認の不十分さが考えられるとした。
布川教育長らが同日夜に記者会見し、経緯を説明した。
この業者は同校を含む豊浦地区と温海地域の小中計5校に納入しており、市教委は当面、各校での牛乳の提供を見合わせる。
一方、市総務部は契約上、衛生管理の条項に抵触する可能性があるとして「保健所の調査結果を踏まえて厳正に対応する」としている。
10月1日14時20分に日テレNEWS24からは、この日は学校だけで622本納入されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
納入業者から30日、豊浦中を含めて市内の小・中学校5校で、あわせて622本が納入されたほか、鶴岡市内の旅館とホテル4施設に納入されていた。
https://www.news24.jp/nnn/news88710594.html
10月2日8時18分に山形新聞からは、瓶の数が足りなかったので蓋なし段ボール箱で保管していた予備の瓶も使った、業者は廃業するなど、下記趣旨の記事が段ボール箱の写真付きでネット配信されていた。
使用された瓶は封のない箱で保管されていたことが1日、製造業者への取材で分かった。
隙間からネズミが入り込み、死骸は洗浄作業でも除去されなかった。
製造したA酪農協業組合(同市)は不十分な管理を陳謝し、廃業する考えを示した。
同組合によると、異物混入が見つかった牛乳は9月29日に製造した。
通常は回収瓶を再利用しているが、この日は数が足りず、予備の瓶を充当した。
3年ほど前に購入し、倉庫兼車庫で保管していた。
予備の瓶は上面のない段ボール箱に入っており、箱の上に段ボール紙を載せてふたにしていた。
隙間からネズミが入り、中で干からびたとみられる。
瓶は全て牛乳を充填(じゅうてん)する前に機械で洗浄・消毒しているが、死骸は除去されなかった。
工程は3人で担当し、瓶に触れたり、目視したりする機会は複数回あったが、気付かなかった。
今野代表理事は、「児童生徒、保護者の皆さんに大変申し訳ない」と陳謝。
県庄内保健所からは原因の究明と改善まで営業自粛の指導を受けたとする一方、「信用回復は難しく、廃業する」と語った。
スーパーなどに出荷した紙パック製品の回収も進めている。
同組合は1955年の設立で、旧温海町時代から学校給食に牛乳を納めてきた。
庄内地域で給食用に瓶の牛乳を提供しているのは同組合だけだった。
https://www.yamagata-np.jp/news/202010/02/kj_2020100200024.php
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。