2018年3月22日19時22分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年3月、岐阜市が発注した工事が行われていた市内の公園で、70代の男性がふたの開いたマンホールに落ち、あばら骨が折れる大けがをしていたことが分かった。
岐阜市などによると、去年3月、岐阜市梅林南町の梅林公園で、市の発注を受けた業者が災害時に活用するマンホールトイレを設置する工事を行っていた際、散歩に訪れた市内の70代の男性がふたの開いた直径60cmほどのマンホールに落ち、あばら骨が5本折れる大けがをした。
事故が起きたのは市が工事完了の検査を行う日の朝で、業者が清掃作業に使った用具を片付けようと、マンホールのふたを開けたまま現場を離れた際に男性が転落したという。
男性は弱視のため、周囲が見えにくい状態だった。
また、マンホールの周りに柵を設けるなどの安全対策は取られていなかった。
岐阜市は、工事後の引き渡しの前に起きた事故のため、責任は業者にあるとする一方、「市が発注した工事の現場で事故が起きたのは残念だ」として、今後、市として、安全管理に関する知識と意識の向上を図るとともに、業者に対しても事故の防止策の徹底を求めるとしている。
出典
『弱視男性 市発注の事故で骨折』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083270341.html
3月21日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は要件に該当しないとして、公表していなかった。
20日の市議会一般質問で、市側が答弁の中で明らかにした。
市によると、事故は昨年3月22日朝に発生。
市の発注を受けてマンホールトイレの工事をしていた業者が、完成検査の準備中に一時的に蓋を開けたまま現場を離れた際、男性がマンホールに落ち、胸を打ち付けたという。
マンホールは直径約60cm、深さ約130cm。
現場周辺にはマンホールが5つあり、うち2つの蓋が開いていた。
公園内の事故の公表については、
・市の管理瑕疵の可能性が高い
・加害者の特定がされていない
・犯罪性が強い場合
などの要件を精査して判断するといい、「これらの要件にいずれも該当しないと判断した」(後藤・都市建設部長)と説明している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。