2013年7月12日20時54分にNHK松江から、7月13日2時5分にmsn産経ニュース島根から、7月13日付で朝日新聞(聞蔵)と毎日新聞島根版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時すぎ、浜田市にある三隅発電所の発電関連施設の外壁近くで、建設会社社員の男性(28)が血を流して倒れているのを別の作業員が見つけた。
男性は病院に運ばれたが全身を強くうっていて、1時間半後に死亡が確認された。
中国電力によると、男性は、排煙中の灰を取り除く電気式集じん機の外壁を修理するため、午前8時半ごろから、高さおよそ25mの作業用の足場に上がり、外壁鉄板の交換準備をしていたという。
足場と外壁の間には25cmほどの隙間があり、外壁にこすったような傷があるということで、警察は、男性がこの隙間から転落したものとみて、当時の状況を調べるとともに、安全管理などについても関係者から事情を聞いている。
中電は、男性は安全帯を装着していたが、フックを引っ掛けていなかったのではとみている。
三隅発電所は、配管から蒸気が漏れる不具合が見つかったため、先月21日から運転を停止しているが、今回の事故現場と不具合の箇所は直接の関係はないという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035999161.html?t=1373664129075
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130713/smn13071302050001-n1.htm
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20130713ddlk32040535000c.html
(2013年7月27日 修正1 ;追記)
2013年7月13日付の山陰中央新報紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
近くにいた作業員が道具が落ちたような音を聞き、下を見ると男性が倒れていたという。
同発電所の安全管理マニュアルでは、落下場所には手すりなどがあり、安全帯を着ける必要はなかったという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。