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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201911261732分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし9月の台風15号による高波で、横浜市の工業団地では護岸が壊れて浸水被害が広がったことから、復旧を進める横浜市は、護岸のかさ上げや新たな防潮堤の整備により高波対策を強化することになりました。

横浜市金沢区の東京湾に面した工業団地では、台風15号の高波によって広い範囲で護岸が壊れ、市の調査によりますと、中小企業384社の工場や事業所が浸水し、総額およそ250億円の被害となりました。


護岸は、およそ1.1キロメートルの範囲にわたって十数か所が壊れていて、横浜市は国土交通省などと復旧方法を検討してきました。


その結果、新しい護岸は従来より2メートルかさ上げして高さ7.5メートルにするほか、海側に数メートル張り出すかたちで護岸を2重に設置して復旧させる方針を固めました。


また、先月の台風19号の際には、内陸側にある歩道にも巨大な土のうを並べて対策をとったところ、浸水被害を防げたことから、この場所にも新たにコンクリート製の防潮堤を設けて高波への対策を強化することになりました。


横浜市は具体的な工法を検討したうえで、来年夏の台風シーズンまでに新たな護岸を完成させたいとしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20191126/1050008287.html

 

 

112750分に神奈川新聞からは、やや詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

横浜市は26日、台風15号による高波の影響で倒壊した横浜市金沢区の福浦地区の護岸について、延長約1100メートルの岸壁に沿って、排水機能を持つ直立消波ブロックを新たに設置し、約3メートルかさ上げする方針を決めた。

 

年内にも復旧計画を策定し、来年の台風シーズンまでに完成を目指す。

市が同日開いた「横浜港護岸復旧工法検討会」の第2回会合で示した。

 

直立消波ブロックは、堤体自体に消波機能と排水機能を併せ持つコンクリート製の構造物。

 

15号では工業団地が広範囲で甚大な浸水被害に見舞われたことから、直立消波ブロックの新設に加え、背後にも排水施設を整備。

 

さらに、防潮堤機能を持つ胸壁を内陸側に設置する三段構えで、浸水防止を図る。

消波ブロックを敷設して護岸を覆う一般的な工法に比べて、費用が抑えられるメリットがある。

 

前面海域では区域漁業権が設定されているため、ノリの養殖への影響が比較的少ないことも考慮された。

市は、現行は標高4・5メートル前後の護岸を、標高7・5メートル前後にかさ上げする。

 

国土交通省関東地方整備局が25日、護岸を設計する際に用いる「設計波」を、東京湾内で発生しうる最大クラスの高波を想定した内容に見直す方針を示していた。

市港湾局の中野局長は、「来年の台風で考えられる最大級の高波、高潮を防護することが横浜市に与えられている必須の使命。早期に(復旧に)取り掛かる」とあいさつした。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-211314.html

 

 

 

※当該護岸が損壊したのは、異なる2方向から来た波が重なったことが原因だったという下記趣旨の記事が、ちょっと前、2019108226分に神奈川新聞からネット配信されていた。、

 

台風15号が9月9日未明に東京湾を通過する際、横浜市金沢区の工業団地で護岸を崩壊させた高波は、異なる2方向から押し寄せた波が沖合で重複したことが原因とみられることが、国土交通省関東地方整備局などの検証結果で分かった。

 

小型で強風域が小さい台風だったため発生した珍しい現象といい、護岸に当たってくだけた波が高さ10メートル程度まで到達したと推定。

 

工業団地は広範囲で甚大な浸水被害に見舞われており、同局などは年内にも高波対策を講じる。

同局は8日、有識者を交えた「東京湾における高波対策検討委員会」の第1回会合を横浜市内で開き、想定される被災のメカニズムを明らかにした。

報告によると、台風15号が強い勢力を保ったまま通過した際、風向きが急激に変わったため、同市金沢区の福浦地区の沖合では、東北東と南東の2方向からの波浪が発生。

重なったことでエネルギーが大きくなり、工業団地の護岸が10カ所以上で崩壊した。

 

委員長の高山知司京都大学名誉教授は、「これまで経験したことがない異常な波だった。通常は1方向の波だが、今回は(湾口と湾奥から来襲する)『二山形』という特徴ができ、それだけ波が大きくなったと考えられる」と分析した。

福浦地区の護岸にぶつかった波が到達した高さは、強風の影響もあり、東京湾の平均海面から10メートル程度の高さに達すると推定されることも判明。

 

護岸の築山頂部(高さ10・9メートル)に波の痕跡が確認された同局と市の調査を裏付けた。

同局の加藤副局長は、「今後は、東京湾内で発生しうる最大クラスの高波を想定し、(護岸の必要高を求める)『設計波』の見直しや、高波の波力を考慮した護岸の設計手法をあらためて検討する」としている。

 

横浜市の中野港湾局長は、崩壊した福浦地区の護岸について、「なるべく早く、年内に方向性のめどが付けられるようにし、一日も早い復旧に着手できるよう全力を尽くしたい」と述べた。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-200627.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK放映の3コマ。

 





 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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