2019年11月26日7時50分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
都心部の放置自転車対策として、札幌市が中央区南2西2周辺の市道「西2丁目線」下に建設中の地下駐輪場のオープンが、当初予定から約2年遅れの2022年度春にずれ込むこととなった。
設計時は想定してなかった各ライフラインの配管が市道下にあり、工法の変更を余儀なくされたことなどが要因。
事業費は当初予定から20億円超膨らむ見通しだ。
市建設局によると、工事設計時は、地下に敷設された下水道やガス、電気の配管の位置などの記録を各事業者から取り寄せて検討。
ところが実際に土を掘ると、記録と異なる位置に配管があったり、記録に無い配管が通っていたという。
市建設局は、重機を使う予定の作業を人力で行うなど、工法を変更。
想定以上に発生した地下水の排水費用の増加や、駐輪場にエレベーターを追加で付ける費用も数億円に上った。
これらにより、総事業費は当初から約22億円増の約55億円に膨らむ想定となった。
市建設局は、「交通量の多い都心部であることに加えて周辺はロードヒーティングがあり、事前の試掘調査ができなかった」と、地下の状況把握が不十分だった理由を説明する。
工費の大幅増額については、28日からの定例市議会で議論される可能性がある。
地下駐輪場は地上道路と地下鉄東豊線の間に構築し、2層構造。
市は埋まっているライフラインの配管を避けて工事を進めている。
駐輪場の地下約13メートルまでの掘削は終了し、コンクリート製の駐輪スペースを建設中だ。
自転車の収容台数は、エレベーター設置に伴い、当初計画から約250台減の約1300台。
地上出入り口はスロープ2カ所とエレベーター1基の計3カ所あり、スロープ横にはベルトコンベヤーが設置される。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/368274/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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