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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020710938分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡県うきは市浮羽町三春で9日午前950分ごろ、ミニバイクを運転していた朝倉市の男性(88)が、大雨のため市道にできた縦横約5メートル、深さ約1メートルの穴に転落、右手親指を骨折するなどの重傷を負った。

 

周囲の水が引いた後も穴には水が残っていたため、男性は「水たまりかと思い、徐行のまま渡ろうとした」と話しているという。

 

うきは市によると、現場は筑後川沿いで、一時越水も発生。

 

市は7日夜に穴を確認後、周辺に三角コーンと看板を置いて通行しないよう呼びかけていた。

 

地元住民がコーンを撤去していたという。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/624796/

 

 

 

 

 

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2020781533分にHARBOR BUSINESSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長文につき、タイトルに記した部分以外は、各章のタイトルと記述冒頭部分だけを紹介する。

 

【「第三の道」はあるか 第4回】 <文/田中優>

 

ダムが洪水・地震を引き起こす!? 大災害が起きる前に「ダムに頼らない社会」を

 

 

三峡ダムが決壊すれば3億~6億人に被害!?

 

世界最大のダムとは、もちろん中国「三峡ダム」のことだ。

 

今年の雨の時期、中国ではすでにいくつかのダムが決壊、もしくは「放流」が行われている。

そのせいで、すでに宜昌などの地域の水害被災者は数千万人に上った。

 

避難指示が出されている人々の数は1600万人に上る。

これだけでもすごい数だが、万が一ダムが決壊したなら下流域の3億~6億人に被害が及ぶという。

 

・・・・・

 

 

ダムの上流に堆積した土砂が洪水を引き起こしている

 

10年と持たないだろう」

しかも三峡ダムは無理に早く作られたので、設計・施工とも欠陥建設である可能性が高い。

 

その証拠に、このダムを建設したがっていた人たちは、竣工式には顔を出していない。

建設時にすでに数千か所のひび割れが起きていたからだ。

顔を出すことで、その後の責任を追及されたら困ると考えたのだろう。  

 

中国の水文学・河川工学者で清華大学水利系教授だった故・黄万里(こう・ばんり)氏は、三峡ダム建設時からと述べていた。  

 

ダムは1993年に着工、2009年に完成したのだから10年は持った。

しかしそれから先はどうなるのだろうか。

 

どうも早急に造ったせいで、コンクリートに溜まる熱を十分に冷やすことができていなくて、ひび割れたのではないだろうか。  

 

このダムはものすごい大きさで、ダム堤から水の溜り始める位置まで約500kmある。

東京から500kmと言えば京都の手前まで、もしくは東北新幹線なら東京から新花巻駅付近までになる。

そこまでがダムのバックウォーターの範囲になるのだ。

 

貯水容量は222億トン(日本最大容量の奥只見ダムの37倍)もある。  

 

そして考えてもらいたいのが、ダムのために溜まる土砂はどこに溜まるかということだ。

 

たいてい土砂は流れが止まったところに溜まるから、ダム堤の反対側500km先に堆積する。

その堆積した土砂を取り除くのも大変だ。

 

しかし、たいていの世界中のダムはそんなことは考えてもいない。

 

・・・・・

 

 

三峡ダムがこのまま土砂を貯め続ければ、取り返しのつかないことになる

 

現在の時点で、ダム貯水湖に堆積している土砂は19億トンと推定されている。

 

大河である長江の水流は、今ならこれらを海まで運ぶ力を持っている。

 

しかしこのままダムが土砂を貯め続ければ、30年後には土砂の堆積量は40億トンを超えるとみられる。  

 

・・・・・

 

 

中国・河南省で起きた「世界最大」のダム決壊事故

 

近代からのダム建設はせいぜい100年程度しか歴史がない。

 

しかもその歴史の中で、すでにたくさんのダム決壊の記録がある。

 

・・・・・

 

 

水深の深いダム湖が引き起こす「ダム誘発地震」

 

イタリアのバイオントダムの事故は日本に示唆的だ。

 

これは切り立った山を利用して建てられ、水位が400mを超すような深いダムだ。

 

ところがダム湖に水を入れ始めると、地域に群発地震が起きた。  

 

施主の電力会社は政府や御用学者に相談したが、「水位とは関係ない」との答えだった。

 

そのため、さらに水を貯水していった。

 

そして水位をさらに上げると、周囲の山が地滑りを起こし、湖面に崩れ落ちた。

 

落ちた山は「山津波」を起こし、山津波はダム堤を150mも高く超え、麓の村を人口約2000人以上とともにすべて流し去った。  

 

ダム湖の深さが100mを超えると、湖底には11気圧を超える圧力がかかる。

それによって地震を引き起こしたり、逆に水の接着効果で安定させたりする。

 

このような地震のことを「ダム誘発地震」と言い、国際的には常識になっている。  

 

しかし、日本でだけは、さまざまな「ダム誘発地震」を認めていない。

 

他国と比べると超巨大な貯水量を持つダムが少なく、他の地震の要因もあり区別が明瞭でなく、他の要因の地震と区別しにくい点もあって、ごまかしたままだ。  

 

意外なのは、日本でダム誘発地震の可能性が高いのが「黒部ダム」で起きた群発地震であることだ。

 

黒部ダムは1963年に完成した総貯水量2億トン、高さ186mあるダムだが、20168月末から400回を超える群発地震を起こした。  

 

ダムと地震との関係では、深さが100mを超えるダムで水深を上下させた時に起こることが多く、ダム湖底の地盤につながる浅い地層で起こることが多い。

 

総貯水量よりも水の気圧に大きく関係するのが水深であり、大きなダムであることよりも、水深の深いダムであることが影響する。  

 

中国で起きた8万人の犠牲者を出した四川大地震も、また、「紫坪鋪(しへいほ)ダム」により地震が誘発されたのではないかと疑われている。

位置的に長江に近い。

 

そして紫坪鋪ダムの堤高は堤高156mで、三峡ダムは146mとなっている。

地質も変わりなく、同様のダム誘発地震の危険がある。

 

 

地震によって、八ッ場ダムが貯めた大量の水が都心部へと流れ落ちる!?

 

バイオントダムのような事故は日本でも起こり得る。

 

例えば八ッ場ダムの周囲は同じ高さの山に囲まれている。

 

これは浅間山の噴火による土砂が積もった地域を、長年の間に水が渓谷を刻んだからだ。

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5369c588ec55128bf44211916767dc5c6d47c645 

 

 

 

 

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202078140分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国土交通省の社会資本整備審議会は8日、横浜市の遊園地「横浜・八景島シーパラダイス」で昨年8月、停車中のジェットコースターに後続車両が追突し、乗客2人が軽傷を負った事故の調査報告書を公表した。

 

レールと車体それぞれにあるブレーキ部品が一部でかみ合わず、制動力が低下したのが原因としている。

 

報告書によると、コースターは、レールに設置された金属製の2本の板の間を、車両の底の部分にある板が押し広げながら通過して摩擦を起こし、ブレーキがかかる仕組みになっている。

 

運営会社は、レール側にある2本の板の間隔について、メーカーの仕様では67ミリに設定することになっているのに、14ミリ以下と基準を広げて管理していた。

 

過去にけが人を出した事故を踏まえ、ブレーキの衝撃を緩和する目的だったという。

 

一方、車両側の板に関し、保守点検業者が決めたルールでは、厚みがレール側の板の間隔より狭くなる可能性があり、事故車両では13.114.7ミリだった。

 

レールの板同士の間隔は1014ミリで、一部に隙間が発生し、ブレーキがかかりにくい状態になった。

 

事故は昨年84日午前1115分ごろ発生。

23人が乗ったコースターが、停止していた別の車両に追突し、1列目の2人がけがをした。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61278030Y0A700C2000000/

 

 

※以下は、当時の報道。

 

2019842314分 朝日新聞)

 

4日午前11時15分ごろ、横浜市金沢区の横浜・八景島シーパラダイス内のジェットコースター「サーフコースター」の車両(6両編成)が、止まっていた無人の車両に追突した。

 

先頭車両の30~40代くらいの男女2人が安全バーで太ももを打つ軽傷を負った。

 

運営会社の横浜八景島によると、追突したのはコースターの降車場付近。

 

降車場に車両が止まっている場合、後続車両は約21メートル手前で停車する仕組みだが、減速はしたものの、何らかの原因で止まらずに追突した。

 

軽傷を負った2人は施設内で手当てを受けた後、帰宅したという。

 

コースターは1回の所要時間が約3分。

全長1271メートルで最高時速75キロ、4人乗りの車両が6両連なり定員は24人。

事故当時は23人が乗っていたという。

 

同社はコースターの営業を中止し、原因を調べる。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM847H5CM84ULOB00C.html

 

 

 

(2020年8月5日 修正1 ;追記)

 

2020841225分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、事故の前に何度もオーバーランしていた、支配人らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、ブレーキの部品が摩擦ですり減って利きが悪くなっていたことなどが事故の原因でした。

 

事故の前にも何度もオーバーランが発生していたことから、警察は適切な安全管理を怠ったとして、47歳の支配人と46歳の整備責任者の2人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d21e60d2e1483747a52280e8d2b6a532c31f9c 

 

 

841150分にNHK神奈川からは、整備責任者はブレーキの利きが悪くなっているとの報告を受けていたが大丈夫だと思って甘んじていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、ブレーキの部品が摩耗するなどして停止するまでの距離が長くなっていましたが、その後の調べで、事故の前に従業員がブレーキの利きが悪くなっていることに気づき、整備の責任者らに報告していたことがわかったということです。


警察は、こうした状況を把握しながらブレーキの補修を怠るなど、安全管理に問題があったとして、46歳の整備の責任者と47歳のテーマパークの責任者を4日、業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。


調べに対し、いずれも容疑を認め、このうち整備の責任者は「大きな事故が起きていなかったので、大丈夫だと甘んじていた」と話しているということです。


書類送検について、運営する『横浜八景島』は、「今回の事故を重く受け止め、万全の再発防止策を講じたうえで運転を再開しており、今後も引き続き、安全安心の徹底を図ってまいります」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200804/1050011009.html 

 

 

 

 

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2020781010分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

【路線バスのための信号制御システムとは? どれほどの地域で導入されている?】

 

日本の公共交通機関は、世界中においても時間に正確だといわれています。

 

とくに路線バスの場合は、他車や信号の有無を含める交通状況によって時間が左右されがちですが、比較的に時刻表通りに運行しています。

 

なぜ、路線バスはスムーズな運行が可能なのでしょうか。

 

実は、交通量の多い一部の路線バスには、利便性を高めて利用者を増やすための「PTPS(公共車両運転システム)」が採用されており、大幅な遅れが出ないようにコントロールされています。

 

PTPSとは、バスなどの公共車両が優先的に通行できるよう、バス専用・優先レーンの設置や、違法走行車両への警告、優先信号制御などをおこなうシステムです。  

 

システムの仕組みは、地上設備である光学式車両感知器と、バスに搭載されている専用装置が相互に通信し、「青信号の延長」や「赤信号の短縮」といった、バス優先の信号制御をおこなうものとなっています。  

 

あくまで「交通状況に応じて信号を制御する」システムであるため、常に青信号でバスを通過させるという性質のものではありませんが、交差点での停車時間を短くする効果もあるため、「スムーズな運行」には大きく貢献するシステムです。  

 

現在、PTPSはどれほどのエリアで導入されているのでしょうか。

 

首都圏を中心に路線バスを展開する、小田急バス株式会社の担当者は次のように話します。

 

「現在、東京都では三鷹駅や吉祥寺駅周辺を通っている『新川
 通り』で導入されています。

 

当初は、車載装置は一部の車両にしか搭載されていませんでしたが、2019年にほぼすべての車両に装備が完了しています。

 

導入について、そもそもPTPSは、対応した信号機が無ければ意味がありません。

 

そして、信号機の導入はあくまで行政側が主導なため、我々はシステムに対応した車両を揃えたということになります。  

 

また、今後の導入に関しては、行政側が対応した信号機を導入すれば、検討する可能性はあります。

 

しかし、予算的な問題から、信号ができたからすぐに対応というわけにはいかないでしょう」

 

信号機を管理する警察(交通課職員)はPTPSについて、次のように話します。

 

・・・・・

 

PTPS以外にもある、交通管理システムとは?】

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7341b84872f56ca7a56b968cce38a8f730b43e 

 

 

 

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2020782134分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日朝、岐阜市の市道で道路に埋められた貯留槽の重さ2トンもある巨大なふたが外れて走行中の車が乗り上げる事故があり、車に乗っていた1人が病院で手当てを受けました。

 

市は、大雨が影響した可能性もあるとみて、詳しい原因を調べています。

 

岐阜市によりますと、8日午前640分ごろ、岐阜市松ケ枝町の市道で、雨水をためるために道路に埋められている貯留槽のふたが外れ、走行中の車が乗り上げたということです。

ふたは縦1.2メートル、横2.4メートル、厚さが26センチある鉄筋コンクリート製で、重さはおよそ2トンあり、車に乗っていた3人のうち1人が病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。

事故当時、岐阜市には1時間に30ミリを超える激しい雨が降っていて、市はこの雨が影響した可能性もあるとみて、貯留槽のふたが外れた原因を詳しく調べることにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012505271000.html

 

 

7977分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前6時半過ぎ、岐阜市松ケ枝町の市道で「車で走っていたら何かに乗り上げて車が破損した」などと警察に通報がありました。  

 

市の職員が確認したところ、道路の下に設置された貯留槽の床版が壊れ道路上にとび出ていて、それに乗用車が乗り上げたということで、車に乗っていた3人のうち1人がけがをしました。

 

岐阜市は、大雨で貯留槽にためた雨水がいっぱいになり、壊れた可能性もあるとして調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d15828d696cd0ed4ca5c677c18b87b8cfec6416c 

 

 

791624分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、はしごのようなものが飛び出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前640分ごろ、岐阜市の金華山近くを走る車のドライブレコーダーがとらえた映像には、車の下から突然白い水しぶきが上がる様子が記録されていました。

 

あまりの水圧に車が大きく持ち上げられ、地面からは、はしごのようなものが飛び出す様子も。

 

車の前方が大きく変形しているのもわかります。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9e4b56be82c736fa236f11a585da18e5a85ad74 

 

 

792251分にNHK NEWS WEBからは、槽内の空気が圧縮されて圧力が高くなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市によりますと、この貯留槽は平成26年に浸水被害を防止するために地下7メートルの深さに整備されたもので、25メートルのプールおよそ20杯分にあたる6200立方メートルの雨水をためられるということです。

市のこれまでの調査で、大量の雨水が短時間に貯留槽に流れ込み、貯留槽の中にあった空気が圧縮されて、貯留槽内の気圧が極めて高くなり、およそ2トンのふたを一気に押し上げたとみられるということです。

事故当時、岐阜市では1時間に36ミリの激しい雨が降っていて、市は、貯留槽に流れ込んだ雨水の量やスピードなどをさらに詳しく調べるとともに、構造に問題がないかや再発防止策などについて検討することにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200709/k10012507221000.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、CBCテレビ映像の1コマ。

 事故直後の様子が映っている。

 

 

 

〇事故発生時の後続車ドラレコ映像が「かいと」さんのツイッターから公開されている。

以下は、当該映像の4コマ。

3コマ目では、飛び出してきたアルミハシゴのようなものに車が突き上げられている様子が、4コマ目では、そのハシゴが車の左後方に落下している様子が映っている。
タイミングから考えると、そのハシゴ、昇降口に立てかけられていたものかもしれない。

 





 

 
 
 https://twitter.com/GD104_No11/status/1280881426561265665?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1280881426561265665%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Fniconews55.com%2Fgouuholljiko

 

〇大雨時に水圧でマンホールの蓋が外れたという事例はたまに聞くことがあるが、このように大きな蓋が外れた事例は珍しい。

 

以下はマンホールの蓋が外れた1例。

201394日掲載

2013830日 福岡市の市道で夜間歩行中、大雨で蓋が外れていたマンホールに腰まで落ちてけが、冠水はしていなかった

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3201/

 

 


(2020年7月19日 修正1 ;追記)

 

20207181319分にNHK岐阜からは、当時の雨量は想定の1.5倍だった、蓋は金属製の網目タイプに変更するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日、現場でふたを取り替える工事が今後11日間の日程で始まり、作業員たちが測量をした後、専用のカッターを使ってアスファルトに切れ目を入れるなどしていました。


市によりますと、事故が起きる直前の7月8日午前6時半から40分の10分間に降った雨の量は24.5ミリで、貯留槽を整備した際に想定していた雨量の約1.5倍にあたることから、市は想定を超える量の雨が大量に流れ込み、貯留槽の内部の圧力が異常に高まったことが事故の原因と見ています。


今回の工事ではコンクリート製だったふたを網目状の金属製のものに取り替えることにしていて、市は、空気が外に抜けやすくすることで、再発を防ぐことにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20200718/3080004293.html

 

 

 

 

 

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月日は流れ、あの事故から48年が経過した。


当時の関係者の、おそらくは全員が会社を去り、鬼籍に入った人も、ブログ者が知る限り3人いる。

 

そのような現状、事故のきっかけとなったバルブ誤操作のいきさつ・・・こんな些細なことから、あのような大事故が起きてしまったと書き残しておくことが、産業安全をテーマにブログを書いているブログ者にとって残された最後の課題ではないのか?

 

ここ数年、そのようなことを考えるようになっていた。

 

 

そして、事故発生50年の節目にあたる再来年あたりにでも本ブログに書いてみるか・・・現在、当該装置を運転している見知らぬ後輩たちにも伝承しておいたほうがよいかもしれないし・・・・。

そのようにも思い始めていた。

 

 

そういった状況下、今回の新型コロナ騒動。

 

外出を自粛しているとはいえ、ブログ者もいつ感染するかわからない。

とすれば、ブログに書くなら、今がその時か・・・。

 

とまあ、そのような考えに至ったので、節目の年ではないが、ブログ者が記憶している範囲のことを、本ブログに掲載することにした。

(一部、記憶違いがあるかもしれないが)

 

 〇一度で覚えられないようなことならメモしておく、あるいは
 先輩の模範作業をただ見ているだけでなく自分で実際に作業
 して身体に覚え込ませておけばいいものを、それをしなかっ
 た、仕事に対する真摯な姿勢の欠如。


〇どうせ分からなくても、その時は他人に聞けばいいやという
 考えの甘さ。

〇あるいはまた、通常作業時の何気ない一言。


〇プライドが邪魔をして、知らないことを知らないと言えない
  こと。


〇そして、自分でもなぜそうしたか分からない一瞬の魔。

 

そういった、日ごろ作業していて遭遇するかもしれない些細な場面が、場合によっては大事故につながることがある。

 

その一つの事例として知っておいていただければ幸いである。

 

 

【第2エチレン装置の運転体制】

 

コンビナートの装置ゆえ24時間稼働。

4直3交替制をとっていた。

 

直の編成は、たしか直長1名、直長補佐1名、計器室から遠隔操作するボードマン2名、現場作業全般を見る担当者ならびに見習い者を含めた現場担当者が計8名、それに定員外の新入社員を加えた13名だった。

 

 

【ブログ者の経歴】

 

ブログ者は前年4月の入社後、半年間、研究所で実習教育を受け、10月から工場勤務となった。

 

工場では、工場勤務に必要な教育を受けた後、第2エチレン装置に配属され、そこでも教育を受けた後、直勤務となった。

 

直では、先輩社員にくっついて各部門担当者としてのOJT教育を受けた後、一人立ちし、他の部門を経て分解炉部門を担当したばかりだった。

 

 

【バルブ誤操作に至る経緯】

 

当日は16時から24時までの勤務。

 

前述の失敗100選記載内容から逆算すると、18時半ごろだっただろうか、ブログ者はボードマンから、分解炉チューブのデコーキングのため空気配管のバルブを切り替えるよう、指示を受けた。 

※デコーキングとは

分解炉のチューブ内にはコークスが付着する。

そのため定期的に、何カ所かのバルブを切り替えた上でチューブ内に空気を送り、コークスを燃焼除去している。

 

この空気配管バルブ切り替え操作は過去に1度、先輩につれられて実施したことがあるが、その時は先輩が操作するのを見ていただけで、実際に自分で操作はしなかった。

一人でやるのは初めてで、ちょっと自信がない。

 

そこで、他の部門を担当していた先輩のIM氏に助成をお願いした。

というのは、この先輩とは何故かウマが合い、なんでもザックバランに話せる間柄だったからだ。

 

お願いした際にIM氏が放った言葉。

たしか、こんな感じだった。

「ワシも、あまりやったことがないんじゃ」

 

それに対しブログ者、たしか「またまたー、先輩がやってないことはないでしょう・・・」的なことを言った覚えがある。

 

今、思えば、この何気ない一言が、全ての始まりだった。

 

若干、気の弱いところもあったIM氏、先輩のメンツにかけて、それ以上、できないとは言えなかったのかもしれない。

後日、英会話の教材を持っているのに、また別の教材を買わされたりしていたことだし・・・。

 

その後のやりとりは覚えていないが、結局、2人してバルブ切り替えに行った。

 

切り替えバルブは、地上5~6m?の配管ラック上にある。

バルブ操作は、またしても自分でやらず、IM氏にお任せだ。

 

IM氏、1つバルブを開けた後、離れた位置にあった、もう1つのバルブを閉めにかかる。

 

その際、ブログ者は何か違和感。

以前、別の先輩が操作していたバルブと、なにか違う場所のような気がしたのだ。

 

そこで、「そのバルブは違うのでは?」的なことを言うと、IM氏からは「これでええんじゃあ」的な、そんな返事が返ってきた。

 

当該バルブ閉止で一連のバルブ操作を終え、2人してラックを降り、復命のため計器室に戻っていくと、大変なことになっていた。

 

 

(次回は7月21日 予定)

 

 

 

 

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2020710933分に西日本新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

大分県は9日、同県日田市天瀬町のJAおおいた天瀬支店の倉庫が7日午後に損壊し、保管していた農薬674キロが流出していたと発表した。

 

すぐ脇にある玖珠川などに流れた可能性があり、県は下流域の福岡、佐賀両県の関係漁協などに注意を呼び掛けた。

 

大分県によると、農薬は殺菌や消毒用。

 

うち、魚への毒性があるものは約415キロだが、県は雨で希釈されている可能性が高いとみている。

現在、被害の報告はないという。

 

JAによると、玖珠川の対岸の崖から岩が川に落ち、その衝撃で川底にあった岩がはねて倉庫に突っ込んだとみている。

 

岩は大きいもので直径約1メートル。

倉庫の壁は大きく破損し、内部には数個散乱していた。

 

関係者は、「想像もしていなくて驚くしかない。真摯(しんし)に対応したい」と話した。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/624813/ 

 

 

 

 

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2020772312分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後325分ごろ、神戸市長田区川西通1丁目の路上で、「車の中で男性2人がぐったりしている」と通行人から110番通報があった。

 

兵庫県警によると、軽ワゴン車から6070代ぐらいの男性2人が意識不明の状態で病院に運ばれた。

 

車内に計約300キロのドライアイスが積まれていたといい、県警は二酸化炭素中毒と低体温症になったとみて調べている。

 

長田署によると、2人は市内の製氷会社の関係者で、ドライアイスを業務で運んでいたとみられる。

それぞれ運転席と助手席に座り、車の窓は閉まった状態だったという。

 

ドライアイスは数十個に分けられ、それぞれ紙に包まれていた。

 

長田署はドライアイスの安全管理に問題がなかったかなど、業務上過失致傷容疑を視野に状況を調べている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN777K4DN77PIHB024.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ドライアイスによる酸欠事故は過去にもあった。
それも、同じ神戸市で。

 

2012725日 神戸市の路上で保冷車の積荷整理中、気化したドライアイスで酸欠となり死亡

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2091/

 

 

 

 

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2020761735分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし5月、千葉県銚子市で、大型犬の「アメリカン・ピット・ブル・テリア」が住宅から逃げ出し、近所の女性にかみついてけがをさせ、警察は飼い主がふだんから鎖でつなぐなどせず注意を怠ったとして、過失傷害などの疑いで書類送検しました。

 

警察によりますと、ことし5月、千葉県銚子市の住宅で飼われていた大型犬、「アメリカン・ピット・ブル・テリア」が逃げ出し、近所の60代の女性や女性が飼っていたトイプードルにかみつきました。

女性は両腕や腹などに全治およそ40日の大けがを負い、トイプードルは死んだということです。

警察は、大型犬の男性の飼い主(53)が、ふだんから家で鎖でつなぐなどせず注意を怠ったほか、逃走した時も警察に通報しなかったなどとして、過失傷害などの疑いで書類送検しました。

また、去年6月に知り合いのブリーダーから大型犬を譲り受けたあと、法律に基づく狂犬病の予防接種を受けさせていなかった疑いでも書類送検しました。

かまれた女性に狂犬病の症状はなく、大型犬はブリーダーのもとに返されたということです。

警察の調べに対し容疑を認め、「申し訳ないことをしてしまった」と話しているということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200706/k10012499581000.html 

 

 

761638分に産経新聞からは、飼い主が買い物に行くため玄関を開けたところ逃げ出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

飼育していた闘犬のアメリカンピットブルテリア(ピットブル)を放し飼いにし、近隣住民に重傷を負わせたなどとして、千葉県警銚子署は6日、県動物愛護条例違反や過失傷害などの疑いで同県銚子市の無職の男(53)を書類送検した。

男は容疑を認めている。

 

同署によると、男は1年ほど前から自宅で雄のピットブル1頭を飼育しており、自宅の敷地内で放し飼いにしていた。

 

5月15日午前6時半ごろ、男が買い物に出ようと自宅の玄関を開けたところ、当時1歳のピットブルが逃げ出し、11時半ごろに約200メートル離れた民家の敷地に侵入。

住人の女性=当時(66)=と抱いていた飼い犬にかみつき、女性は腕や腹に全治約40日の重傷を負い、かまれた犬は死んだ。

 

女性の夫が119番通報し、消防から連絡を受けた同署が保健所に連絡。

駆けつけた動物愛護センターの職員が、その場でピットブルを捕獲した。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200706/afr2007060020-n1.html

 

 

※本事例に鑑み、日本で飼われている凶暴な犬に関する女性獣医師の寄稿文?(犬の写真付き)が下記趣旨でネット配信されていた。

 

闘犬に襲われて女性が重傷の日本はどんなヤバい犬も飼い放題…最も凶暴な種類
 とは?

20207980分 YAHOOニュース)

 

千葉県で、自宅の敷地にいた女性が闘犬に襲われ重傷を負い、彼女が抱いていた飼い犬は亡くなりました。

 

このような悲惨な事件は、たまたまなのか、それとも起こるべくして起こったのでしょうか。

 

日本にいる凶暴な犬種を見ながら、今回の事件の問題点を探りましょう。

 

 

 

【最も凶暴な犬とは】

 

アメリカン・ピット・ブル・テリア(ピットブル)

 

今回の事件の犬です。

筋肉質で下顎の骨がしっかりしています。

 

牛と戦うために作られた品種であるため、攻撃性が高いです。

闘うように改良されているので、人や犬を襲うのは、当然といえますね。

 

飼い主には従順ですが、それ以外の人には危害を与える可能性は高いです。

 

私も診察をしていましたが、犬や猫がいないときに来院してもらい、飼い主にしっかり持ってもらいました。

 

実際に、アメリカではピットブル犬による死亡事故が多く起こっています。

 

以前、筆者がアメリカに行ったとき、飼いきれなくなったのか、この犬とこの犬のミックスの犬が保護施設に多くいました。

 

土佐犬

 

土佐犬は、体重が6090kgにも達する巨大な犬種です。

闘犬として改良されたため、凶暴な性格ですね。

 

ヨーロッパの一部の諸国では、土佐犬を飼うことを規制されています。

 

20142月、北海道の白老で土佐犬襲撃事件が起きています。

海岸で、近くに住む主婦が土佐犬に襲われて溺死し、飼い主は救護もせずその場から逃走したため、重過失致死容疑で逮捕されました。

 

筆者が診察していた土佐犬も、お手伝いさんを襲う事件を起こしていました。

 

チャウチャウ

 

中国原産であり、体重は2030kgほど。

その外見からライオンドッグとも呼ばれています。

 

30年前ぐらいの日本では、多く目にしました。

顔が平坦なので、口輪などできず、その上、大型で力強いので診察がしにくい犬でした。

 

この犬種は、不審者を見分ける識別能力が高く、飼い主の言うことはきくのですが、しっかりしつけないと、時には狂暴になることもあります。

 

アラスカン・マラミュート

 

漫画『動物のお医者さん』で人気になったシベリアン・ハスキーと同系統の犬種です。

アラスカ・マラミュートは体重が3045kgほどで、牛を追いかけたり、犬ぞり、自転車やスキーを牽引させるために改良した犬です。

 

この犬種は、毎日運動が十分でないと、飼い主の言うことさえ聞かなくなり、破壊的な行動を起こすこともあります。

 

筆者が診察していたアラスカン・マラミュートも、自宅の門を抜け出し、近所の柴犬を噛み殺すという事件を起こしました。

 

【ヤバい犬は日本で簡単に飼えるのか?】

 

わが国では、犬の飼い方やその規制について明確に規定した法律はないです。

 

動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)では、静岡県で逃げているサーバルキャットなどは、特定動物として飼育を規制されています。

 

一方、犬は、種全体としても、そのうちの一部の犬種としても、特定動物として指定されていません。

 

つまり、どんなヤバい犬でも飼いたい放題です。

 

各都道府県および市町村においては、条例によって規制している例があります。

 

例えば、茨城県の「茨城県動物の愛護及び管理に関する条例」および施行規則では、以下の要件を満たす犬を「特定犬」として指定しています。

 

【茨城県の特定犬】

 

1、人に危害を加えるおそれがあるものとして規則で定める8犬種に属する犬

・秋田犬

・土佐犬

・ジャーマン・シェパード

・紀州犬

・ドーベルマン

・グレート・デーン

・セント・バーナード

・アメリカン・ピットブル・テリア

 

2、上記以外でその体高及び体長が人に危害を加えるおそれるがある犬

・体高60cm以上、かつ体長70cm以上の犬

 

312以外の犬で、人に危害を加えるおそれがあると認め、知事が指定したもの

 

【まとめ】

 

人は、凶暴な闘犬を作り出しました。

事件を起こすと犬が悪いように感じますが、犬には何の罪もないです。

 

大型犬は、やはり力があるので、十分な運動をさせることが大切です。

大型犬を飼う場合は、運動ができる人が飼ってくださいね。


散歩の時間が適切に取れてないと、犬は、ストレスがたまり、言うことをきかなくなる場合もあります。

 

人は、様々な犬種を作り出したため、凶暴な犬はいますが、そのことをよく理解して、犬を正しく飼うべきですね。

 

どんな犬でも、飼い方によっては凶暴になります。

犬の特性を知って、丁寧に世話をしてあげてください。

 

犬は、いまのところ国としての規制はないですが、このような事件が起こっているので、やはり茨城県のように、特定犬などのような規制を作るべきではないでしょうか。

 

もちろん、どんな小さい犬でも人や犬を噛むことがあるので、散歩をするときは、リードをすることは常識ですね。

 

犬にも人にも危害がなく、安全な社会になりますように。

 

犬は、私たちに癒しや優しさを教えてくれる動物でもありますから。

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiimasumi/20200709-00187021/

 

 

 

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2020761427分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

発達した積乱雲のもとで起きる、雷。

雷は、高いところに落ちるという性質があります。

 

高いところへ直接落ちるのが、「直撃雷」。  

実験でも、コンクリートが砕け散る破壊力です。

木材からは炎が上がり、これが火災の原因になることもあります。  

 

また、木の近くに人が立っていると、木に落ちた雷が人に飛び移る「側撃雷」が起きることがあります。

 

木のそばは、極めて危険です。  

 

2012年、大阪では、野外コンサートの開演を待っていた、20代の女性2人が、木の下で落雷に遭い、死亡する事故が起きました。

 

落雷による死傷者のほとんどが、この「側撃雷」によるもので、毎年のように全国で発生しています。  

 

雷は、金属を着けていなくても、落ちます。

金属のアクセサリーを着けた人形と、金属を着けていない人形の2つを並べて、雷を落とす実験をすると…  どちらにも、同じくらい雷は落ちるのです。

金属や、電気を通しづらいゴム製品などを身に着けていても、雷には、関係ないのです。  

 

一方、意外にも、電線の下に立っていれば、落雷の危険性は低くなります。  

「電線自体が避雷針の役割をするため、電線の下の歩道などは落雷からの保護範囲となります」(記者リポート)  

周りに避難する建物がない場合などには、有効な手段となります。  

 

温暖化や気候変動で、今後激しい雨とともに、落雷の頻度が増えるという予測もあります。

 

本格的な雨の季節を前に、雷から身を守る方法を確認しておきましょう。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3ec450b5f001649db674cd83b5bca0ef666ee6

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

他の情報も確認したところ、45°の保護角以内にいれば大丈夫とのことだった。

 

 

 

 

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2020762114分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日正午ごろ、仁淀川町で、近くに住む鎌倉さん(男性、89歳)が車の下敷きになっていると近所の人から消防に通報がありました。


駆けつけた消防が確認したところ、鎌倉さんが軽乗用車の下敷きになっているのが見つかり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。


警察が近所の人から聞いた話によりますと、鎌倉さんは、町道に通じる坂道を軽乗用車でバックしていましたが、後ろのタイヤが道から外れ、アクセルを踏み込んでいたところ、そのまま15メートル離れた畑に突っ込んだということです。


警察は、軽乗用車が畑に突っ込んだ際に鎌倉さんが車の外に投げ出されて下敷きになったとみて、事故の原因を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200706/8010008704.html

 

 

761840分にFNN PRIME(高知さんさんテレビ)からは、知人宅からバックで町道に出る際に50㎝の段差で脱輪したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

仁淀川町名野川大平の町道で6日正午ごろ、軽乗用車を運転していた鎌倉さん(89)が車の下敷きになり死亡しました。

 

鎌倉さんは知人の家から帰るところで、バックで町道に出ようとしていました。

 

町道は知人の家の前の道より50センチ程度低くなっていて、この段差で車が脱輪しました。

 

アクセルを踏んだところ勢いあまり、町道の縁石に衝突、この衝撃で鎌倉さんは車外に投げ出されたと見られます。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/59992

 

 

 

 

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202078184分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大分県は8日、同県臼杵市の高齢者福祉施設でやかんに入れた酸性のスポーツドリンクを飲んだ7796歳の男女13人が食中毒となったと発表した。

 

県によると、やかんに付着した銅がドリンクで溶け出たとみられる。

 

13人は施設のデイサービスを利用。

6日午前、施設が市販の粉で作ったドリンクを飲んだ後、約1時間後に吐き気や下痢などの症状が出た。

重症者はいなかった。

 

県がドリンクを調べたところ、1リットル当たり200ミリグラムの銅を検出し、やかんからも微量が見つかった。

 

県によると、酸性のスポーツドリンクを金属製のやかんや水筒に入れると、金属が溶け出ることがある。

 

今回のやかんはステンレス製だが、底にたまった水あかに含まれる銅が溶けたとみられ、「珍しいケース」という。

 

スポーツドリンクのほか、炭酸飲料や果汁飲料などでも容器の金属が溶ける可能性があるとして、県は「これから暑くなり、熱中症対策でスポーツドリンクを飲む人が増える。気をつけてほしい」と呼び掛けている。

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/624278/

 

 

781943分に大分放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

保健所では、酸性の飲み物を作る際には金属製の容器に長期間、保管しないことや、保存容器を定期的に新しいものに交換するよう、注意を呼びかけています。

 

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=07080049453&day=20200708

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

水あかに銅が含まれていた?

 

どういうことかと調べてみると、給水管などに銅製品が使われている場合、そこから銅イオンとなって溶出することがあるということらしい。

 

浴槽では銅石鹸なるものも、しばしば話題になる模様。

 

情報は多々あったが、以下の下関市の解説が解り易かった。

 

上下水道 Q&A

http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/water/icity/watertalk/vol44/html/qanda/index.html

 

 

 

(2020年8月30日 修正1 ;追記)

 

2020829110分に朝日新聞からは、12年前には東京で破損水筒に入れたスポドリを飲んで中毒した事例があったなど、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

 

厳しい暑さが続く中、熱中症予防にスポーツドリンク(スポドリ)を水筒に入れて持ち歩く人もいる。

 

ところが、こうした使い方をすると「金属が溶け出すこと」があると、厚生労働省が呼びかけた。

 

はたして本当なのか、全国魔法瓶工業組合(大阪市)やメーカー、専門家に聞いてみた。

 

 

【過去の腹痛事故、実は…】

 

厚生労働省は78日、食品安全情報の公式ツイッターで「金属製の容器(ヤカンや水筒)は酸性の飲み物と反応し、金属が溶け出すことがあります。金属製の容器にジュースやスポーツ飲料を入れる時は、注意書きをよく確認しましょう!」と発信した。

 

担当者は、「容器の中に傷やサビがあると、スポドリや果汁飲料、乳酸菌飲料、炭酸飲料などによって金属が溶け出す可能性がある。長時間の保管は避けてほしい」という。

 

あるメーカーの水筒の説明書を読むと「スポーツ飲料を入れた場合は、使用後、すぐにお手入れをする」、「カビの発生やサビや穴があくなど、故障の原因」などとある。

 

今年7月には、大分県臼杵市の高齢者施設で、やかんに入ったスポドリを飲んだ高齢者13人が、吐き気や下痢などに苦しんだ。

飲料から高濃度の銅が検出された。

 

やかんで水道水を沸騰させた後、スポドリの粉末を入れて提供していた。

スポドリは酸性の飲料だが、ステンレス製のやかんが溶けたのか。

 

実は県は、やかんが直接溶けたのではなく、水道水を繰り返し沸騰させる中、水にわずかに含まれる銅が、やかんの内側に蓄積し、スポドリと反応して溶け出たとみている。

 

県によれば、やかんは9年使用され、中が黒ずんでいた。

 

一方、東京都では2008年、水筒に6時間以上入っていたスポドリを飲んだ6人が頭痛や吐き気を訴え、飲料から高濃度の銅が検出された。

 

都の資料によれば、水筒は破損していたとみられる。

そのため、通常なら飲料と接しない部分に使われていた銅が、破損部分からしみこんだスポドリに溶け出たと考えられた。

 

こうした事故は、よく起きるのだろうか。

 

大手水筒メーカーなどでつくる全国魔法瓶工業組合によると、国内で流通する魔法瓶の水筒は、大半がステンレスでできている。

 

魔法瓶は、内びんと外びんの2重構造で、熱が伝わりにくい。

さらに、内びんの外側に銅などのメッキをしたり金属箔(はく)を巻きつけたりして、熱を反射させている。

 

そのため、銅が使われた製品で内部が破損すると、酸性飲料が入りこんで溶け出す可能性はある。

 

ただ、同組合加盟メーカーのステンレス製水筒の国内出荷本数は年間1800万~2千万本に上るといい、担当者は「事故の報告はほとんどなく、確率は極めて低い。製品の注意書きに従って使用後に手入れをすれば、金属中毒は起こらない」と強調する。

 

 

【ステンレスも腐食する?】

 

魔法瓶は、かつては割れやすいガラス製が主流で、ガラス職人が多かった大阪が製造の中心だった。

 

1978年に日本酸素(現サーモス)が、国産初の高真空のステンレス製魔法瓶を開発してから、ステンレス製が主流に。

割れにくく、運動用やアウトドア用などとして普及が進んだ。

 

主なメーカーも、スポドリを水筒に入れること自体は問題ないとしている。

 

象印マホービン(大阪市)の広報担当者は、「スポーツドリンク対応の商品を使用してほしい」と話す。

 

同社製の水筒の内側は、腐食を防ぐためフッ素でコーティングされているが、スポドリ対応の商品は2倍の量が使われている。

 

日頃の注意点として、

①飲み物はその日のうちに飲み切る

②使用後はよく洗う

③汚れが目立ってきた際は専用の洗浄剤で洗う

ことを呼びかける。

 

「常識的な使用をしている限りは金属中毒は起こりえないと考えております。これまでも弊社商品を使用中に金属中毒が起きた例はございません」

 

タイガー魔法瓶(大阪府門真市)の広報担当者は、ステンレス製の水筒の内側にはフッ素を使用していないが、表面の凹凸をできるだけなくした「スーパークリーン加工」がされているため、「ステンレスが腐食しづらく、スポーツ飲料を入れても基本的に問題ない」とする。

 

ホームページ上では、「スポーツ飲料の成分には塩分が含まれており、ステンレスが腐食する可能性がありますので、使用後はすぐにお手入れをしてください」と呼びかけている。

 

 

【サビや破損にご用心】

 

近畿大の北岡賢(さとし)准教授(有機化学)は、「金属の中でも銅はイオン化されにくく、溶液に溶け出しにくい性質を持っている。仮にスポーツ飲料が入った水筒の中に銅があったとしても、銅は溶け出しにくいと考えられる」と話す。

 

ただ、サビには注意が必要になる。

 

水筒に使われるステンレスは、さびにくいように鉄にクロム、ニッケルなどを混ぜた合金だが、劣化すると鉄が表面に出てきて酸化し、サビになる可能性があるという。

 

「そこに酸性の高い飲料が入れば、サビが溶け出す可能性がある。水筒を使う前に中をよく確認し、サビや破損がないかを確かめた方が良い。古くなったら買い替えることも考えた方が良い」

 

全国魔法瓶工業組合によれば、水筒内のサビを防ぐには、食器用洗剤で中をよく洗い、よく乾かすとよいという。

 

詳しい手入れの方法は、組合のホームページhttp://mahobin.org/care3.htmlで見られる。

 

また、夏場は細菌が増えやすく、水筒も使ったら放置せず、すぐに手入れすることが欠かせない。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASN8X33S8N8WPLBJ006.html?pn=7 

 

 

 

 

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202077134分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前10時40分ごろ、恵庭市中島松の市営のごみ焼却施設で、有毒な塩素ガスが発生し、ガスを吸った作業員5人が札幌市内の病院に搬送された。

いずれも軽症。

 

恵庭市によると、塩素ガスは施設内の地下水ろ過装置から発生し、周囲にいた作業員3人と、ガス発生後に対応に当たった作業員2人が搬送された。

 

装置に次亜塩素酸ソーダを補充する際、誤って塩酸を投入したのが原因。

 

施設外へのガス流出はなかったという。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/438059/ 

 

 

 

 

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2020762031分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前10時すぎ、札幌市豊平区平岸5条14丁目の札幌市平岸プールで、大阪・四條畷市の会社員、畝山さん(男性、51歳)が天井裏からおよそ10メートル下の床に転落しました。


畝山さんは病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。


警察などによりますと、畝山さんは天井裏で1人で照明器具の点検を行っていたということで、作業中に天井を突き破り、転落したということです。


天井裏には点検用の通路が設置されていたということで、警察は事故の原因とともに安全管理に問題がなかったか調べています。


平岸プールは6日は休館日で、当時、利用客はいませんでした。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200706/7000022738.html

 

 

762037分に北海道新聞からは、照明器具の温度上昇測定装置を取り外す作業をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前10時15分ごろ、札幌市豊平区平岸5の14、「札幌市平岸プール」の天井裏で、照明器具の点検をしていた大阪府四條畷(しじょうなわて)市、会社員畝山(うねやま)さん(51)が約10メートル下のプールサイドに転落、全身を強く打って間もなく死亡した。

 

札幌豊平署などによると、畝山さんは照明器具の発熱による温度の上昇を測る装置を取り外す作業をしていた。

 

天井に穴が空いていたことなどから、同署は畝山さんが誤って天井の床を踏み抜いたとみている。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/437832/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の2コマ。

 



 

 

 

 

 

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2020761335分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

6日午前910分ごろ、大阪市港区弁天6丁目の弁天埠頭(ふとう)に停泊中の船内で、清掃作業中に3人が倒れたと同僚から119番通報があった。

 

駆けつけた救急隊員が船内のタンク内から男性3人を救出したが、搬送先の病院で全員の死亡が確認された。

大阪府警が原因を調べている。

 

港署などによると、死亡した3人のうち1人がタンク内部に下りる途中に転落し、2人は様子を見に内部に入った後、倒れたとみられる。

タンク内は酸素が薄い状態だったという。

 

船内では午前8時ごろから、死亡した3人を含む6人がタンク内にたまった水をポンプで抜く作業をしていた。

船は砂利などを運ぶ運搬船という。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN764643N76PTIL00F.html

 

 

761720分にNHK関西からは、タンクの水面近くでは酸素濃度2%だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前9時すぎ、大阪・港区弁天の大阪港に停泊していた長さ60メートル、幅14メートルの砂利運搬船で、作業員が倒れたと消防に通報がありました。

消防が深さ数メートルの船内のタンクから救助しましたが、いずれも搬送先の病院で死亡が確認されました。


警察によりますと、午前8時ごろから6人の作業員で、タンクにたまった水をポンプで抜く作業をしていましたが、中に入った1人が倒れ、様子を見に行った2人も次々に倒れたということです。


消防や警察によりますと、現場で有毒ガスの発生は確認されませんでしたが、タンク内の水面に近いところでは、通常は20%ほどの酸素濃度が2%しかなかったということです。


警察は酸欠になった可能性もあるとみて、詳しい状況を調べています。


【タンクとは】。


造船会社などで作る日本作業船協会によりますと、砂利の運搬船などは浮力を得るため、船体の内部を鉄の板で仕切って、複数の空間=タンクを作っているということです。


タンクはふだん密閉された状態で、鉄の板が酸化して酸素濃度が低くなりやすいため、中に入る際には、濃度を測定したうえで換気する必要があるということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200706/2000031847.html

 

 

761440分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、確認しに行った同僚が3人が倒れているのを発見したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や消防によりますと、男性作業員3人が深さ4mのタンク内で倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。  

 

3人は6日朝からタンク内でポンプを使って中の水を外に汲み出す作業をしていましたが、あがってこないことから同僚が確認に向かい、発見したということです。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c7b09b04425852c2211754ec999c26aaeacd9f2f

 

 

761820分に日本経済新聞からは、最初の1人は誤って落下したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

作業員の1人がタンク内に誤って落下し、2人が順番に助けに行ったという。

3人ともタンク内で発見された。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61194080W0A700C2AC8000/ 

 

 

761918分に毎日新聞からは、最初の1人は様子見にタンク内に入ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1人が様子を見るためにタンク内に入ったが出てこず、後から入った2人も次々に倒れたという。

 

https://mainichi.jp/articles/20200706/k00/00m/040/185000c 

 

 

 

(2020年11月11日 修正1 ;追記)

 

20201110152分にNHK関西からは、鉄板が錆びて酸欠状態になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

大阪西労働基準監督署などによりますと、タンク内の鉄板がさびて酸素濃度が大幅に低下していましたが、作業員は酸素濃度の測定や換気などを行わず、中に入ったということです。


タンクの水抜きはポンプを使って行うことができ、中に入る必要はなかったということで、労働基準監督署は潮マリンが、酸欠で危険な場所への立ち入りを禁止したり、危険な場所に表示を出したりといった事故防止のための措置を怠ったとして、10日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201110/2000037085.html

 

 

 

(2022年3月26日 修正2 ;追記)

20223241019分にNHK関西からは、タンクは3年間、蓋が閉められたままだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国の運輸安全委員会は調査報告書を公表しました。

それによりますと、船のバランスを取るための鉄製のタンクの内部が腐食でさびていて、酸素濃度が低い状態だったにもかかわらず、作業員の1人が認識しないまま修理のため内部に入った可能性があるということです。

作業員ははしごを使って外に出ようとしましたが、登り切る前に落下し、助けようとした別の2人の作業員もタンク内で倒れ、窒息した可能性があるとしています。

タンクはおよそ3年間、ふたが閉められたままで、酸素濃度が6%以下になると人間は瞬時に倒れるとされる中、事故直後のタンク内の濃度は2.8%と、大きく下回っていたということです。

運輸安全委員会は、再発防止策として、酸素濃度が低い危険がある場所では、十分に換気して濃度を計測するなど安全を確認することを指摘しました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220324/2000059257.html 

 

 

 

 

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202075931分にYAHOOニュース(弁護士ドットコム)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

コロナがきっかけで、ワークスタイルや生活習慣を見直した人は多いだろう。

その影響だろうか、東京都心では自転車通勤に関心をもつ人が増えているようだ。

 

都内の会社員男性(通信・40代)は、満員電車での感染リスクを抑えるため、自宅(品川区)から会社(港区)まで自転車通勤を始めた。

 

男性は、「自転車のほうが若干、通勤時間を短くすることができました。電車の遅延がない分、自転車のほうが時間も読みやすいですし、いいですね」と話す。

 

しかし、気になるのは、男性の会社の就業規則で「自転車通勤は禁止」とされていることだ。

 

男性は、「以前から自転車通勤をしている社員は多いですし、黙認されている状況だと思います」と考えているが、万一の際に労災の対象となるかどうか気になっている。

 

男性は自転車のシェアサービスを利用中だ。

 

就業規則で禁じられている自転車通勤をし、事故にあった場合、労災は認められるのだろうか。

 

仲田誠一弁護士に聞いた。

 

 

【労災認定は?】

 

Q.そもそも就業規則で自転車通勤を禁止することはできます
  か

 

A.企業が就業規則で自転車通勤を禁止することは可能です。

施設管理面や安全面の要請から合理性が認められ得ます。

 

Q.禁止されている場合、事故になっても労災は認められないのでしょうか

 

A.いいえ、就業規則の定めは、労働基準監督署が行う労災判断には関係がありません。

質問のケースでは、労災認定される可能性が高いです。

 

労基署が、

1)住居と就業場所間の往復である

2)「合理的な経路および方法」である

と判断すれば、通勤災害として認定されます(経路を逸脱または中断した場合には認定が否定され得る点は注意)。

 

Q.安心する人は多そうですね

 

A.ただ、仮に労災が認められても、会社による就業規則違反を理由とする懲戒処分の可能性は残ります。

 

また、自転車通勤をしていたのにもかかわらず、電車代など不正に通勤手当を申請していたケースでは、処分のほか、不正受給分の返還請求もなされるでしょう。

悪質であれば詐欺罪での告訴もあり得ます。

 

Q.このほか、自転車通勤について注意点があれば教えてください

 

A.自転車は加害者ともなります。

「走る凶器」だと自覚し、交通規則を守り安全に運転してください。

 

賠償金高額化傾向は顕著ですし、重い刑事罰もあり得ます。

少なくとも1億円以上の賠償責任保険の加入が必要です(シェアサービスでは予め付保されているかもしれません)。

 

火災保険などの他保険の特約付保でも大丈夫です。

 

【取材協力弁護士】 仲田 誠一(なかた・せいいち)弁護士

銀行勤務を経て、弁護士登録。

破産・民事再生案件、相続、企業法務、MAなど幅広い案件に携わる。

ほかに、認定経営革新等支援機関(中小企業庁)、広島大学大学院客員准教授(税法、2015年度から各前期)、広島市消費生活紛争調停委員会委員など。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7908261f05f66631c2b1988a350dfe99f2d3e3c3

 

 

 

 

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2020619日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10771/

 

 

(2020年7月12日 修正2 ;追記)

 

20207551分にYAHOOニュース(東洋経済ONLINE)から、下記趣旨の詳細な解説記事がネット配信されていた。

 

最初の陥没が起きた612日は現場から約40m(新横浜寄り)を掘削しており、陥没現場付近を掘削したのは6日前の6日だった。

 

2度目の陥没現場は300mほど手前で、シールドマシンが通過したのは約2カ月前の430日だったという。  

 

トンネルの土かぶり(地表面からトンネル上までの深さ)は、最初の陥没現場付近が約18m2度目の現場付近が約19m

 

新横浜トンネルは深さが50m以上の区間もあるが、陥没現場付近はすでに地下にある首都高速道路横浜環状北線の上をまたぐため、同トンネルの中では比較的浅い場所を通っている。

 

 

【発生前に数mmの変位】  

 

同機構によると、工事中は地表面の測定を毎日行っており、12日の陥没現場付近では発生の3日前から数mmの「微少な変位」が見られたため、道路交通への影響を見極めるために、観測態勢を強化していた。

 

ただ、この地表面の変位は「シールドトンネルの掘進に伴う一般的なもの」(同機構)だったという。

 

30日の陥没現場付近では、事前に地表面の変位はなかった。  

 

12日の陥没事故を受け、同機構は専門家らによる「新横浜トンネルに係る地盤変状検討委員会」を設置。

24日に最初の会合を開き、原因についての調査検討を行った。

 

会合に先立つ22日には、陥没箇所の仮復旧も完了した。

2回目の陥没はその矢先に起きた。

 

2つの現場はバス停1つ分ほどの距離しか離れておらず、新横浜駅や横浜アリーナにも近い通行量の多い場所だ。

 

立て続けに発生した陥没に、30日に現場付近を歩いていた男性は「2回も続くと、やっぱりちょっと怖い」と話した。

 

現時点ではトンネル工事と陥没の関連はわかっていないが、地域住民らが不安視するのは陥没事故の再発だ。

 

612日以降、新横浜トンネルの工事は中断しているが、陥没は2カ所ともすでに掘削が完了した場所の上で起きた。

 

鉄道・運輸機構は対策について「シールドトンネルの工事による地表面の陥没は通常は起こらないが、当面の対策として詳細な地質調査を行うとともに、地表面の監視を強化している」と説明する。

 

調査を踏まえて検討委員会で審議し、原因の解明を進める方針だ。  

 

もう1つ懸念されるのは、トンネル工事の中断による相鉄・東急直通線の開業時期への影響だ。

同機構は、「今は(陥没の)原因究明を行っている段階で、現時点でお話しできることはない」とする。

 

同線は各区間で工事が進んでおり、今年2月には羽沢横浜国大駅―新横浜駅間の「羽沢トンネル」掘進が完了。

同機構のウェブサイトに掲載された「土木工事着手率」は100%だ。

新横浜駅の部分についても「地下の躯体の土木工事はおおむね完了している」という。

 

 

【過去に開業時期延期も】  

 

ただ、相鉄・東急直通線は過去に開業予定時期を延期した経緯がある。

 

同機構などは20168月、開業時期を当初予定の20194月から2022年度下期に変更すると発表。

延期の理由は、用地取得の遅れや新綱島地区の地質が想定よりも軟弱だったことなどだった。

 

相鉄・東急直通線の環境影響評価書には「計画路線周辺にはN(地盤の強度を表す指標の1)5以下を示す比較的軟らかい地盤を厚く確認できる地点もあり、特に新横浜駅及び綱島駅周辺で多く確認できます」との記述があり、綱島周辺とともに新横浜駅周辺の地盤の状況に言及している。  

 

工事中断による影響だけでなく、詳細な調査によって新横浜トンネル付近でも新たに地質の問題などが見つかれば、開業に影響する可能性がないとは言い切れないだろう。

 

相次いで発生したトンネル工事の上の道路陥没。

予定通りの開業はもちろん、再発防止のためにも、工事との関連を含めた早急な原因の解明が重要だ。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa63d00ece446ea960c8a6d0233b749f858ba842?page=1

 

 

 

(2020年7月25日 修正3 ;追記)

 

20207242140分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からは、トンネル工事が原因だと結論づけられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

原因を調べていた検討委員会は24日、地下で進められていたトンネル掘削工事の影響と結論付けた。

 

東京都内で開いた第3回会合後の会見で、龍岡文夫委員長(東京大学名誉教授)は「トンネル工事が陥没を誘発する空洞をつくったと考えられる」との見解を示した。

 

事故は6月12、30日に発生。

1回目は長さ約11メートル、幅約8メートル、2回目は約300メートル離れた場所で長さ約7メートル、幅約6メートルにわたり陥没した。  

 

直下では2022年開業を目指す相鉄・東急直通線の新横浜トンネルの掘削工事が行われており、工事発注主の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が設置した専門家らによる検討委が原因究明を進めていた。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/88b53bf09a60473673700f9cb4605aba35dd3b1e

 

 

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2020752215分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

5日午後4時15分ごろ、兵庫県たつの市神岡町沢田の皮革工場から出火。

鉄骨2階建て延べ約2500平方メートルのうち、2階のダクト周辺を焼いた。

けが人はなかった。

 

県警たつの署などによると、経営者の男性(60)らがダクトを清掃するため、工具で切削していたという。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202007/0013483913.shtml

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ダクト内にこびりついていた汚れを工具を使って切削除去していたということだろうか?

 

 

 

 

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2020751630分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前1時半過ぎ、吉田町川尻にある日用品メーカー「Ⅼ社静岡第二工場」の敷地内にある倉庫で火が出たと警備会社から消防に通報がありました。


消防や警察によりますと、現場に駆けつけた静岡市消防局の吉田消防署の52歳の指揮隊員と45歳と38歳の救助隊員、それに牧之原警察署の警察官1人の男性あわせて4人が、様子を調べに中に入りましたが、いずれも連絡がとれなくなっているということです。


消防によりますと3人の隊員は、午前2時ごろに防火服や防火帽を身に着けて中に入りましたが、その後、煙が立ちこめて姿が見えなくなり、無線にも応答がない状態が続いているということです。


倉庫は、延べ床面積がおよそ7000平方メートルの2階建てで、スポンジや重曹などが保管されていて、消防はホースで水をかけながら4人を捜していますが、煙が出続けているうえ、中が高温になっていて、捜索が難航しています。


東京都内にあるⅬ社本社によりますと、火事があった工場では、ふだん、重曹などの原材料を袋詰めする作業を行っているということですが、当時は稼働しておらず、中に人はいなかったということです。


会社では、「自然発火するようなものは保管していないが、詳しい状況は調査中で、原因はまだ分からない」としています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200705/3030007536.html

 

 

75180分に産経新聞からは、4人は当初は燃え方が激しくなかったので中の様子を見に入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火災は5日午前1時35分ごろに発生。

 

当初は燃え方が激しくなかったため、4人は中の様子を見に入ったが、同2時15分ごろから連絡が取れなくなっていた。

 

その後、濃い煙と高温のため、外部から入れない状態となったという。

 

この火事ではそのほか、消火活動中に吉田消防署の消防隊員2人が軽いやけどを負った。

 

また、近所の住民が消火活動中のホースによって転倒し、軽いけがをしたという。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200705/afr2007050024-n1.html

 

 

752056分に読売新聞からは、4人が中に入った後、爆発が起きた、内部はシャッターで区切られていたため消火は難航したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4人は警備会社からの通報を受け、午前2時頃に倉庫内に入ったが、15分ほど経過したところで連絡が取れなくなった。

 

当初は火が見えなかったが、その後、爆発音と共に大量の煙が出たといい、4人が巻き込まれたとみられるという。

 

倉庫は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積約7000平方メートル。

 

内部がシャッターで区切られており、放水が直接できなかったことなどから消火活動は難航、同日午後5時20分頃に鎮圧した。

 

Ⅼ社によると、倉庫には洗剤の材料となる重曹などを保管していたという。

 

2018年7月に原材料が周囲の熱で発火したとみられる火災があったが、現在は発火する可能性のあるものは置いていないという。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200705-OYT1T50046/ 

 

 

752130分に産経新聞からは、4人は指揮隊員の判断で屋内に入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同日夜の市長記者会見に同席した市消防局幹部の説明によると、5日未明、消防隊員らが119番通報を受けて現場に到着した際、倉庫の入り口から出火や煙を確認できなかった。

 

このため、火の元を確認しようと、吉田消防署所属の指揮隊員の判断で屋内に入った。

 

その後、爆発に伴うとみられる黒煙が突然噴出し、消防隊員らは逃げ遅れたという。

 

市消防局側は倉庫火災の対応マニュアルに沿って訓練してきたといい、海野・市消防局長は倉庫内に入った判断について、現時点で「適正だった」と語った。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200705/afr2007050030-n1.html 

 

 

76646分に静岡新聞からは、4人とは爆発が起きた後も10分ほど無線でやりとりしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同日午後4時ごろ、建物2階で4人の遺体が発見された。

 

市消防局などによると、消防隊の到着時、建物は白煙が上がっている程度だった。

4人は火災の状況を確認するため建物内に入った。

 

午前2時5分すぎ、爆発音と爆風があり、大量の煙が発生。

4人は建物内に取り残された。

 

10分ほど無線でのやり取りがあった後、連絡が途絶えた。

 

火勢が爆発的に大きくなる「バックドラフト」または「フラッシュオーバー」という現象が起きた可能性があるという。


県警地域課は記者会見で、「火の確認はできなかったため、(工場内)で出火元の確認をしていた。急激に状況が変化したと思われる」と説明した。

5日午後5時半ごろに火勢はほぼ収まったが、午後9時現在も消火活動が続いている。

 

https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/783137.html 

 

 

771914分にNHK静岡からは、倉庫内に入った当時の様子など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「Ⅼ社」は7日、静岡市内で会見を開き、謝罪しました。

会見で会長は、倉庫では、スポンジや重曹などの原材料を貯蔵していて、一部に工場が設けられ機械で粉洗剤の原料を調合し、袋詰めにする作業が行われ、火が出る9時間ほど前まで稼働していましたが、出火当時は人はいなかったと説明しました。


その後、火災報知器が作動して防火シャッターが下りて、工場と倉庫の部分が隔てられ、消防と警察は、倉庫の部分で活動していた時に巻き込まれたとみられるということです。

※以下は音声情報。

 

現場1階は倉庫と袋詰め作業をする工場に分かれていた。

 

最初に警備員が到着し、図の下側の入り口から倉庫内に入った。

そこでは薄く白い煙が漂い、防火シャッターが閉まっていくのを見た。

 

その後、消防と警察が同じ入り口から入った。

火災かどうかを確かめるため、倉庫1階と、そこから階段を上がって2階部分を点検した。

 

会社の担当者も駆け付け、防火シャッターを開けるよう頼まれたが、開け方が分からず、午前2時4分、爆発音が聞こえる3分前に図の右下にある避難口を開けることにした。

 



 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200707/3030007582.html 

 

 

771952分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

会見に同席した工場の男性従業員が、工場1階から突然、爆発音とともに大量の煙が発生した当時の状況を明らかにした。

 

同社によると、2階建ての工場の1階は家庭用洗剤などを袋詰めする工場と、洗濯槽洗剤などの原料や商品を保管する倉庫に分かれている。

 

警報を受けて駆け付けた警備会社員が5日午前1時半ごろ、工場と倉庫を隔てる防火シャッターが閉まり始める中、「向こう(工場側)から煙が来るので慌てて逃げた」と証言している。

 

警備会社から連絡を受けた工場の男性従業員は午前2時2分に到着。

 

消防隊員からシャッターを開けるよう求められたが、開け方が分からず、代わりに屋外から工場の避難口を開けようとした際、工場内からバチバチという異音が聞こえ、熱気も感じた。

 

危険を察知して避難口を離れた直後、「バーン」という爆発音とともに大量の煙が噴き出し、燃え広がった。

 

男性従業員は倉庫1階側から消防隊員が退避する様子を目撃した。

 

だが、火元を確認するため、2階に上がった警察官1人と消防隊員とされる3人は退避できなかったとみられ、遺体で見つかった。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200707/afr2007070045-n1.html

 

 

771925分に読売新聞からは、遺体は階段から離れた場所で見つかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

延焼防止のための重量シャッターが下りて外部から火の状況が確認できなかったことから、消防署員ら4人が内部の様子を調べに倉庫内に入ったとみられることが、捜査関係者への取材でわかった。

 

4人が2階に行った後に1階で爆発的な炎が発生し、黒煙で視界を失って逃げられなくなった可能性があるという。

 

4人とみられる遺体は消防によって5日夕に発見された。

1階への階段から離れた場所で、逃げ道を見失った可能性がある。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200707-OYT1T50139/

 

 

(2/2へ続く)

 

 

 

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(1/2から続く)

 

7111921分にNHK静岡からは、火災直前の倉庫内の映像が公開されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

会社は11日、倉庫の2階に設置されていた防犯カメラの当時の映像を公開しました。


映像には、火災報知機が作動してから30分近くたった、午前1時43分ごろからの様子が記録されていて、警報音が鳴る中、煙が立ちこめる様子が映っています。


そして、爆発が起きたと見られる時間のおよそ3分前、午前2時4分ごろには、煙が充満する倉庫内をライトで照らしながら歩く人影が確認できます。


会社によりますと、このあとの映像はサーバーに記録されていなかったとしていて、確認できた映像はすべて警察に提出しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200711/3030007649.html 

 





 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ブログ者は現役時代、電気室火災対応方法をマニュアル化すべく、「室内にうっすら煙がある程度なら、内部に入って状況確認」などの案を持って東京消防庁まで相談に行ったことがある。

 

その際、応対してくれた方から「煙を甘く見てはいけない。我々のようなプロですら、煙に巻かれて死亡することがある」と言われた。

 

その時は、立場上、そう言わなければならないだけで、現実味は薄いのだろうなあ、程度にしか思わなかったが、それでも当該記述はアドバイス通りに削除した・・・そんなことがあったことを過去にも本ブログで書いたことがあるが、今回、その言葉の意味を痛烈に感じた。

 

 

 

(2020年8月6日 修正1 ;追記)

 

202086日付で毎日新聞東京版からは、4人は脱出用ロープを持たずに中に入った、2人は空気呼吸器を装着していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者らによると、出動した消防隊員らへの聞き取りなどで、4人は緊急脱出用のロープを身に着けず中に入ったことが判明した。

 

消火用ホースは携えていたが、2階へは持って行かず、消防隊員1人と警察官は、一酸化炭素中毒を防ぐ空気呼吸器も装着していなかった。

 

市が定める倉庫火災消火活動要領では、防火衣や耐熱服、空気呼吸器を完全着装し、確保ロープを設定させ、2人以上を1組とすることなどを基本行動と定めている。

 

市消防局幹部は、「4人の行動は、プロとして安全と判断できる状況があったからだ」との見方を示す。

 

東京理科大研究推進機構総合研究院の関沢愛教授(建築防災学)は、「現場では、濃い煙で逃げる方向が分からなくなることが最も怖い。ロープやホースが脱出の頼りになるはずだ」と語る。

 

坂口隆夫・市民防災研究所理事は、「倉庫火災は万全の対策を講じない限り、進入しないことが原則。活動要領が生かされなかった理由を検証すべきだ」と話している。

 

https://mainichi.jp/articles/20200806/ddm/041/040/100000c




(2020年8月28日 修正2 ;追記)

 

20208272010分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、1階にいた隊員が爆発の予兆を1分前に見つけ、拡声器で緊急避難を呼びかけていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

爆発的な延焼は、建物1階の南側で起きたとみられています。

 

当時、隊員たちは鉄骨2階建ての建物の2階部分で出火元を探していましたが、1階南側での爆発により、黒煙が建物全体に流れ込み、逃げ遅れたとみられています。

 

爆発は予見できなかったのか。

 

その後のSBSの取材で、別の隊員が直前にその異変に気付いていたことがわかりました。

 

建物1階北側で放水の準備をしていた別の隊員が、爆発の1分ほど前に南側とを区切る防火シャッターの下から薄い灰色の煙が立ち上がってきたことを確認していたということです。

 

隊員は危険性があると判断し、拡声器を使い「緊急避難」を呼びかけましたが、2階にいた隊員たちに声が届いていたのかはわかっていません。  

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d37597ce0b016be36c6174a5c6056bf4adc46f81 

 

 

 


 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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