2020年9月24日7時9分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知県内の警察署で6月、逮捕・勾留された男が留置場内にスマートフォンを持ち込み、「自撮り」した留置場内の画像を複数の知人に送信していたことが、県警への取材でわかった。
男は下着の中にスマホを隠しており、勾留前の身体検査で金属探知機が鳴ったが、署の当直責任者ら5人は近くの金属製の机に反応していると思い込んで見過ごしており、県警は5人を本部長注意などの処分とした。
スマホなどの携帯電話は証拠隠滅などを防ぐために留置場への持ち込みは禁止されている。
県警によると、男は6月、署内の留置場で勾留された際、持ち込んだスマホで自分の姿やトイレの小窓などを撮影し、複数の知人に無料通信アプリ「LINE」などを使って画像を送信。
男がトイレに長時間いることを不審に思った署員が確認し、スマホの持ち込みが判明した。
県警によると、送信された画像は県警の要請で知人が削除しており、拡散はないとしている。
県警は、留置業務が不適切だったとして、今月7日付で当直責任者だった50歳代の男性警部を本部長注意、留置管理課員4人を所属長注意の処分とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200924-OYT1T50104/
9月24日14時35分に高知新聞からは、机の金属部品に反応したと思ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知県内の警察署で6月、逮捕された男が留置場にスマートフォンを持ち込み、撮影した画像を知人らに送信していたことが24日、分かった。
男はパンツにスマホを隠していたが、身体検査をした署員は気付かなかったといい、県警は立ち会った警部ら5人を本部長注意などの処分にした。
監察課によると、署員5人(当直責任者1人、留置管理課員4人)で留置する際、下着姿の男を手持ち型の金属探知機で検査。
探知機が鳴ったが、近くにあった机の金属部品に反応したと思い、確認しなかったという。
https://www.kochinews.co.jp/article/399937/
(ブログ者コメント)
1人や2人ならともかく、5人が5人、全員が思い込むとは、どうしたことだろうか?
しょっちゅう、机の金属部品に反応していたからだろうか?
それとも、上司の思い込みに他の人が従ったということだったのだろうか?
キーワード;ヒューマンエラー
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。