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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202092474分に秋田魁新報から下記趣旨の記事が、件数棒グラフと比較検証写真付きでネット配信されていた。

 

2015~19年の5年間に秋田県内で発生した夜間の交通事故で、死亡した歩行者の約9割が反射材を着けていなかったことが、県警への取材で分かった。

 

反射材の着用は、運転手がいち早く歩行者を認識する上で有効だが、「着けるのが面倒くさい」といった理由から定着していない実態もうかがえる。

県警交通企画課によると、15~19年に夜間の交通事故で亡くなった歩行者は51人で、反射材を着用していたのは11・8%に当たる6人だった。

 

一方、日中の事故で亡くなった歩行者は20人で、死亡のリスクは夜間の方がはるかに高い。

県警は、夜間の事故防止に反射材が有効だとして、県内各地で着用を呼び掛ける活動に力を入れている。

 

秋田臨港署は先月6日、反射材普及に関する協定を結ぶ秋田市寺内の東京靴流通センター新国道店でキャンペーンを行った。

店内には反射材付きの靴を陳列した特設コーナーが設けられ、反射材の効果を説明した同署作製のポスターを掲示してPR。

来店者には反射材を無料で配り、着用を呼び掛けた。

同署の米沢交通課長は、「反射材を着けていれば、運転手に遠くからでも早く発見してもらえ、事故防止に役立つ」と強調する。

県警交通企画課によると、車のヘッドライトが下向き照射の場合、運転手が歩行者を視認できる限界の距離は、歩行者の服が暗い色だと約26メートル、明るい色では約38メートル。

 

これが、反射材を着用した場合は約57メートルまで伸びる。

全日本交通安全協会発行の交通教本によると、乾燥した路面を時速60キロで走行した場合、運転手が危険を認知してからブレーキをかけて止まるまでの距離は約44メートルとされる。

 

歩行者が反射材を身に着けている場合、歩行者に気付いてからブレーキをかけても、歩行者にぶつからずに車を止められる計算になる。

事故防止に有効な反射材だが、着用が定着しているとは言い難い。

 

同協会が2010年に行ったアンケート調査では、反射材を実際に使用している人は全体の約2割にとどまった。

 

着用しない理由では「身に着けるのは面倒くさい」が最も多く、次いで「自動車などがライトを点灯しており、歩行者を簡単に見つけられるので必要ない」が多かった。

夜間にウオーキングする際には欠かさず反射材を着けているという秋田市土崎港の女性(51)は、「暗い道で車に姿を認識してもらえず、怖い思いをしたことがあった。反射材を着けていれば、車も自転車も早めに気付いてよけてくれる」と話した。

 

 

【反射材着用・非着用で大きな差 記者が検証】

 

反射材を着用した場合と着用しなかった場合とで、視認性にどの程度差があるのか、記者が夜間に秋田市内で検証した。

9月上旬の午後9時ごろ、横断歩道から約50メートル離れた位置で車のヘッドライトを下向きに照射。

上下黒っぽい服を着た記者が横断歩道を渡る際にどのように見えるか比べた。

反射材を着けていない場合、記者の姿は背景の闇に溶け込み、人影と認識するのは困難だった。

両手にリストバンドタイプ、上半身にたすきタイプの反射材を着用すると、ヘッドライトに反射した光が体の動きに合わせて動くのが見て取れた。

県警交通企画課は、「反射材を着用することで運転手が歩行者を見つけやすくなり、回避行動を素早く取れる。万一ぶつかったとしても被害の軽減につながる」と指摘。

 

反射材とともに白っぽく明るい服を着ると視認性が高まり、より効果的という。

 

また、家族が夜間に外出する際は、着用するよう声を掛けてほしいとしている

 

https://www.sakigake.jp/news/article/20200924AK0002/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇上記記事の6日前にも、福井県では夜間に外出する高齢者の3割しか反射材を身に着けていないなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20209181816分にYAHOOニュース;福井放送)

 

9月に入り、日没時間が日に日に早くなる中、夜間の外出の際に反射材を身に付けている高齢者は全体の3割にとどまっていて、県警では反射材の無料配布も含め、一層の普及を目指すことにしている。

 

(9月18日) 県警は65歳以上の高齢者を対象に、反射材についてのアンケートを行い、およそ1200人が回答した。

 

反射材は靴に貼るものやリストバンドなど様々な種類が対象で、「夜間の外出の際に身に付けている」と答えた人は全体の3割にとどまった。

 

県警によると、今年に入ってから先月末までに4人が夜間の歩行中に事故にあい死亡したが、いずれも反射材を付けていなかった。

 

また、アンケートでは全体の8割の人が「無料配布があれば着用する」と答えていて、県警では、今後、反射材の無料配布を含め、一層の普及を目指すことにしている。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea1706eae9607a18a78579d6c3a92f102213d767

 

〇「無料配布なら身に着ける」という回答が8割もあった点が
 気にかかる。

 それでは、まるで自分の安全は他人まかせだ。


「無料」という点に関しては、100円ショップに行けば、
 様々な反射材を売っているので、それほど経済的負担には
 ならないはず。

「配布」という点から考えるに、買いに行くのが面倒という
 理由のほうが強いのだろうか?

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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