







2024年10月18日11時40分にYAHOOニュース(東日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前8時45ごろ、宮城野区日の出町の産業廃棄物の処理施設で「ドラム缶が爆発した」と工場関係者から消防に通報がありました。
この事故で、ドラム缶を切断していた60代男性がけがをして仙台市の病院に搬送されました。
命に別状は無いということです。
男性はバーナーで切断作業をしていて、バーナーの火がドラム缶内のアセチレンガスに引火したとみられています。
警察は、労災事故とみて当時の状況を調べています。
https://www.khb-tv.co.jp/news/15470624
10月18日17時57分にYAHOOニュース(東北放送)からは、ドラム缶の中に残っていたアルコールに引火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前8時40分過ぎ、仙台市宮城野区日の出町2丁目のリサイクル会社「S商店」の工場で「切断作業中のドラム缶が爆発した」と従業員から消防に通報がありました。
この事故で、ドラム缶を切断していた従業員の60代の男性が爆発の衝撃で転倒して病院に運ばれましたが、目立った外傷はなく、会話は可能だということです。
警察によりますと、男性が廃棄物として回収されたドラム缶をガスバーナーで切断していたところ、ドラム缶の中に残っていた少量のアルコールに引火し爆発したということです。
事故当時、男性は1人で作業していました。
「S商店」によりますと、男性は、ドラム缶の中身を確認せずに切断していた可能性があるということです。
【写真を見る】「中身を確認せずに作業か」リサイクル工場でガスバーナーで切断中のドラム缶が爆発 60代男性作業員がけが ドラム缶に残っていたアルコールに引火 仙台
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1adcf65679bf076117bd67d90299a70fa33d50
10月18日17時43分にNHK東北からは、ドラム缶にはアルコールと記載されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前8時40分すぎ、仙台市宮城野区にある産業廃棄物などを回収するリサイクル工場でドラム缶が爆発し、工場の作業員から「男性1人がけがをしている」と消防に通報がありました。
警察によりますと、当時、60代の作業員の男性が1人でドラム缶をバーナーで切断する作業をしていて、爆発の勢いでドラム缶が吹き飛び、男性は頭を打つなどのけがをして市内の病院に搬送されたということです。
ドラム缶の外側には「アルコール」という記載があったということで、警察は、ドラム缶の内部にあった少量のアルコールに引火して爆発した可能性もあるとみて、当時の状況や原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20241018/6000029125.html
2024年10月17日13時24分に産経新聞から下記趣旨の記事が、吹き飛ばされた屋根の写真付きでネット配信されていた。
9日に米フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「ミルトン」は、同州にある大リーグ、レイズの本拠地ドーム球場「トロピカーナ・フィールド」の屋根を大破させた。
15日の地元紙によると、来季の開幕までに復旧が間に合わない見通しで、被害は甚大だ。
球場の屋根は最大115マイル(約185・1キロ)の風にも耐えられるよう設計されていたというが、なぜ吹き飛ばされたのだろうか。
■中から吹き飛ばされたか
1990年に開場した同球場は、世界最大のケーブルで支えられたドーム形屋根を備えた密閉式ドーム球場だ。
レイズのガイドなどによると、ドーム状の屋根は「半透明の(軽量で強度の高い)テフロン加工グラスファイバーで作られ、支柱でつながれた180マイルのケーブルで支えられている」という。
傾斜した屋根は最大時速115マイルの風にも耐えられるように作られているが、京都大学防災研究所の森信人教授は、「ワイヤでドームの幕を上に引っ張っている構造で、ドーム球場の中に風が吹き込んだことにより中から外に吹き飛ばす力が働き、屋根が飛ばされたケースが考えられる」と分析する。
球場内に風が吹き込んだ原因については、「暴風でドームの幕がめくれた部分から風が入り込んだ可能性と、暴風で破壊された壁面やドアなどから入り込んだ可能性がある」という。
■東京ドームは大丈夫だが…
東京ドームをはじめ、日本にもトロピカーナ・フィールドのような密閉式ドーム球場は点在しているが、ハリケーンのような暴風で屋根が吹き飛ばされる可能性はあるのか。
森氏は「東京ドームは球場内の気圧を上げてドームの生地を膨らます形式で、建物の気密性が高く、外の風が入り込むことへの防御レベルが高い」ため、吹き飛ばされる可能性は低いと説明する。
ただ、「絶対に吹き飛ばされないとも断言できず、日本は安全と思い込むのは危険だ」と警鐘を鳴らす。
特に1988年に国内初のドーム球場として誕生した東京ドームは、耐用年数とされる約30年を超えて運用されており、老朽化が懸念されている。
森氏は「今回のフロリダの被害を参考に、一度点検することが大事だ」と指摘する。
https://www.sankei.com/article/20241017-GNWQGPVKB5GUZMCU4GIEXXIAE4/
2024年10月18日12時17分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
二本松市で電柱の切断作業を監視していた会社員が左目に鉄筋の破片が当たり重傷を負いました。
労災事故が起きたのは二本松市木幡の道路です。 1
0月17日の午後5時頃、電設会社の39歳の会社員が、左目に鉄筋の破片が当たり大けがをしました。
警察によりますと、男性は電柱の鉄筋切除作業を監視をしていていたもので、飛散した鉄筋の破片が左目に当たったと言うことです。
二本松警察署は重傷労災事故として事故の原因などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7574e655ee543a4763f7bf4728f90794f380c79
2024年10月17日12時1分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前8時半ごろ、東京・江戸川区東小松川のボートレース場で「爆発音が聞こえた。火や煙がでている」と、付近の住民から通報がありました。
警視庁や東京消防庁によりますと、ボートレース場内の7階建ての建物の2階にある燃料保管庫から火が出て、ポンプ車などおよそ60台が出て消火にあたりました。
一時、黒煙が上がるなど激しく燃えましたが、現在、火はおよそ2時間後に消し止められ、けが人はいませんでした。
出火当時、ボートレース場の関係者数人がモーターボート用の混合ガソリンを給油する作業をしていたところ引火して火が出たということで、警視庁などが詳しい状況を調べています。
ボートレース場のホームページによりますと、この火事の影響で予定していたレースを中止したということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20241017/1000110064.html
(ブログ者コメント)
混合ガソリンとは、いかなるものか?
調べたところ、以下の情報が見つかった。
燃焼性イコール着火性だと考えれば、普通のガソリン以上に静電気着火危険性が高い・・・そんなことも考えられる。
【ボートレース用
(ボートレース)
ボートに取り付けられるモーターは、ある意味ではボートレースの主役ともいえる存在。
約400ccの2サイクル2気筒で、燃料はガソリンにオイルを加えた混合燃料を使用している。
https://www.boatrace.jp/owpc/pc/extra/enjoy/guide/jiten/35/y_273.html
【レーシングカー用】
(2021/06/21 モーターファン)
・・・
レーシングガソリンとはどんなガソリンなのだろうか?
簡単に言うと、ハイオクよりもオクタン価が高く、燃焼に効く成分が配合されているので、ハイオクよりも高出力が狙えるというもの。
実際のレースではレギュレーションに盛り込まれていて、制限はあるが、使用は前提になっているカテゴリーもある。
このレーシングガソリンは成分の関係から基本的に公道使用はできないためガソリンスタンドでは購入できないが、サーキットなどで使用する場合はチューニングショップなどで注文すれば入手可能。
そのレーシングガソリンをテストした!!
・・・
https://car.motor-fan.jp/article/10019727
2024年10月16日9時10分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
最近、外国人による悲惨な事故の報道が見受けられます。
そうした中で、SNSなどを中心に「外国人が日本のホテルの住所で日本の運転免許証を取得している」という話が話題となっています。
これは「外国免許切替(以下:外免切替)」というルールによるものですが、なぜ日本のホテルの住所で運転免許証が取得できるのでしょうか。
また、それ故のトラブルは起こっていないのでしょうか。
日本を訪れる外国人観光客の中にはレンタカーを使って移動する人達も多くいます。
コロナ前ですでに年間100万人以上がレンタカーを利用していました。
観光庁の最新調査によると、観光目的で来日した外国人の7-8%、人数にすると1年間で約250-280万人がレンタカー利用をしている計算になります。
外国人観光客が日本で運転する場合、一般的には国際免許が必須となります。
国際免許にはパリ条約、ウィーン条約、ワシントン条約、ジュネーブ条約の各様式がありますが、日本で有効なのはジュネーブ条約(1949年)様式だけです。
なお、ジュネーブ条約締約国であっても、ロシアやセルビアなどで発行される国際免許は、ジュネーブ様式ではないため日本では「無効(=無免許と同じ扱い)」となり、レンタカーの貸し出しもできません。
しかし、中国やベトナムなどジュネーブ以外の国の人々が運転している情報は常日頃、よく目にします。
死亡ひき逃げ事故を起こしたり、自動車窃盗に関わっていたり、彼らはどのような免許で運転しているのでしょうか。
筆者がそのことに関心を持ち始めた2024年7月頃、たまたま中国籍の知人から「日本の免許を取得しようと思う」と相談を受けました。
「え?そんなことできるの?」と思ったのですが、彼らの話を聞いていると、国際免許ではなく、日本の免許を取得する方法があるとのこと。
それは「外国免許からの切替」(以下、外免切替)という制度で、日本で住民登録しているかどうかは関係なく、ビザは観光ビザでOKだと言います。
宿泊したホテルに「一時帰国(滞在)証明書」を出してもらい、それを免許センターに提出して試験に合格すれば、免許証の住所にもホテルの住所と名前が掲載されるとのことでした。
知人の話では、筆記試験は簡単ですぐに受けられて合格したものの、技能試験は予約がいっぱいで、受験できるまで3か月ほど待ったそうです。
他の人から聞いた話も同様に、筆記試験はすぐだったけど、技能試験を受けるために2か月待って1回不合格になり、再び受けてやっと4か月後に免許が入手できたといっていました。
※ ※ ※
そんな外免切替で日本の免許を取得しようとする外国人は2024年に入ってから急増しているようです。
前述の知人の話のように技能試験を受けるまで数か月待ちも当たり前です。
また、筆記試験の申込をするためにまだ暗いうちから鮫洲や府中の試験場のゲート前から長い行列ができている話もよく聞きます。
そのような現状について、外免切替に必要な「一時帰国(滞在)証明書」を出している東京都内のホテルは次のように話してくれました。
「(2024年)8月終わり頃から急に増えました。
中国の人がとても多いですが、ベトナムやフィリピン、マレーシア、インドネシアなど東南アジアの人もいらっしゃいます。
中国の人は観光で来日される方々がほとんどですが、東南アジアの人は日本で仕事をするために来日している人が多いです。
『すぐにでも免許がないと仕事ができないから』とおっしゃる人もいます」
■急増する外免切替希望者…何が起こっているのか? 日本人としては納得し難いことも…!
なお、外免切替の手順は国によって異なっており、ジュネーブ条約締約国を中心に約30の国では筆記試験も技能試験も免除。
書類のやりとりだけの簡単な手続きで切替が終了します。
いっぽう、中国やベトナムなど、ジュネーブ以外の国では筆記+技能試験が科せられます。
筆記は問題が10問出され7問以上正解で合格。
その後、技能試験を受けて合格すれば、晴れて日本の免許証が取得できるというわけです。
なお、技能試験もそれほど難しい内容ではなく、実際に受けた人の話では「暴走や信号無視、一時停止忘れなどがなく、ゆっくり走れば合格」という声が大半でした。
おもな必要書類は以下となります。
1. 有効な外国の運転免許証
2. 上記運転免許証の日本語による翻訳文
※この翻訳文は当該国の駐日大使館で取得してくるか、日本で取得する場合はJAFの他にジップラス株式会社での翻訳が指定される国々もあります。
3.本籍(国籍等)が記載された住民票の写し(コピー不可)(住民基本台帳法の適用を受ける方)
4.パスポート、外務省など権限のある機関が発行する身分証明書(住民基本台帳法の適用を受けない方)
5.国籍が記載された日本の住民票または一時帰国(滞在)証明書
※こちらは免許申請上の住所に関し、居住地に滞在していることを証明する書類となります。
知人や友人、親戚などの家の他、宿泊しているホテルに書いてもらう証明書でもOK。
なお、話題になっている「ホテルの住所でOK」というのは上記5.の書類です。
ほとんどのホテルでは無償で書いてくれますが、必要な書類は免許を取得した国や居住していた国によっても細かい部分が異なります。
さて、1度日本の免許を取得すると同時にジュネーブ様式の国際免許証も取得できることになります。
また、本国の免許もそのまま、次回の更新を行えばずっと有効となりますが、もし日本に長く居住して本国の免許が更新できずに期限切れとなった場合でも、日本の免許には影響しません。
つまり、本国の免許が無効となっても日本の免許を更新していれば有効であり続け、国際免許も取得できるということです。
例えば、たびたびニュースになるような事故や事件が多く報道されているクルド人(トルコ国籍)の場合も、観光ビザ(3か月有効)で日本に来て3か月以内に外免切替を行えば、日本での運転が可能になるのです。
日本では運転免許の取得にほとんどの人が20万円から30万円もの高額な費用を支払って、少なくとも平均して1-2か月程度は教習所に通います。
免許取得のための費用や教習内容の厳しさ、期間の長さなどは世界でもトップクラスといえるでしょう。
いっぽう、世界の国々の中には日本とは比べ物にならない簡単なテストと安価な費用で運転免許を取得できるところも少なくありません。
外免切替は国際的なルールや日本の免許制度で認められた合法的な手段とはいえ、日本語がほとんどわからなくても道交法の知識が不十分でも外免切替という制度を使えばどんな国の人でも日本の免許が取得できてしまうことに、納得がいかない人も少なくないでしょう。
外国籍ドライバーによる事故も急増しています。
私たち、日本のドライバーが事故の被害者にならないことを祈るばかりです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4ba835aa65770dae66846429f6f986c45fcc72
(ブログ者コメント)
標識の意味を始めとして交通ルールをほとんど知らない外国人が、教習所で高い費用と時間をかけ、100点満点中90点以上でなければ合格できない日本人と同じ免許を取得できるとは・・・。
なんという不条理。
交通安全よりも外国人の利便性を重視している?
なぜ、こんな制度がまかりとおっているのだろうか?
2024年6月6日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13911/
(2024年10月24日 修正3 ;追記)
2024年10月16日8時2分にYAHOOニュース(東洋経済オンライン:軍事ジャーナリストの寄稿文)からは、ヘルメットの頭頂部を爆発方向に向けるよう指導していなかったのではないか、今もって旧式の手榴弾を使っていることも問題だなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
7月に出た報告書では、2曹が手榴弾の破片が飛び散る際の軌道や防護の体勢を正しく認識しておらず、指揮官も指導していなかったことが原因と結論づけた。
だが、述べられている対策ではさらなる事故が起こる可能性がある。
・・・
報告書には触れていない事実が存在する。
掩体壕に隠れても、破片は放物線を描いて飛んでくるので被弾する。
このため他国の軍隊では手榴弾の投擲訓練では掩体壕に隠れるだけではなく、退避壕の中でもヘルメットの頭頂部を手榴弾の爆発する方向に向けることによって頭部、顔面、頸部を保護する。
これを行っていれば、件の2曹の被弾は顔面と頸部だったので防げたはずだ。
これは必ずしも遮蔽物がない実戦でも有用な防御方法だ。
だが、このような指導を陸自では行ってこなかった。
陸自では教範を見直すといっているが、現状どうなるは不明だ。
この事故で使用されたのは、米軍でも使用されていたM26破片型手榴弾だ。
M26は50年代に開発され米軍で採用された。
陸自では昭和62年度から豊和工業が製造したものを調達しているが、現在では調達されていない。
米軍はすでに、その後継のM67手榴弾を採用して、M26は現在では使用されていない。
M26は全方位に、一定範囲で均一に軽量な破片が飛び散るように設計されている。
軽量な破片は空気抵抗で急速に速度低下するので、投擲者は爆発から充分な距離を保つことができて安全が確保されるように設計されている。
これは、その前に使用されていたMk2に問題があったから改良された結果だ。
だが陸自ではそのもっと旧式なMk2を大量に保有し、訓練でも使用している。
これは極めて危険だ。
Mk2手榴弾は陸自では「MK2破片手榴弾」の名称で採用され、その形状から通常パイナップルと呼ばれている。
一般の人間がイメージする手榴弾だ。
アメリカ軍では第1次世界大戦の直後に採用されて、第2次世界大戦でも使用された。
1950年代にM26手榴弾が開発された後もベトナム戦争でも使用されたが、危険であるために米軍ではベトナム戦争後に使用を停止した。
・・・
ところが先述のように、陸自ではその危険な手榴弾を大量に保有し、現役に留めている。
しかも製造は60年以上は前であり、炸薬や信管も劣化している可能性がある。
その意味でも危険であり、本来処分すべき代物だ。
今後、手榴弾投擲訓練でこれを使用し続けるならば、さらなる被害者が出る可能性がある。
また掩体壕がない実戦において隊員が死傷する可能性も高くなる。
・・・
しかも面妖なのは、陸幕広報によるとMk2は米国製だけでなく国内でも製造されたが、ライセンス生産かどうか、わからず、M26もライセンス生産ではないという。
ライセンス生産とはメーカーの同意を得て、設計図や仕様書を得、使用料を払って生産するものだ。
陸自のMk2やM26は単にコピーしたものである可能性がある。
そうであればオリジナルより劣っている可能性がある。
それが今回の事故の原因に影響している可能性も否定できない。
Mk2は全部廃棄処分にして、新型の手榴弾を導入し、米軍や諸外国の教範を研究して安全対策を抜本的に見直す必要がある。
同様にM26も廃棄し、相互運用互換性の面からは米軍と同じM67破片手榴弾、あるいは同等のものの採用が求められる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa22b9fd8e9a4c9b57164ebd3d405cade658e5ee
2024年10月16日8時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「強盗だ!」ではなく、「Go to a door(ドアに向かえ)!」だったのか-。
金品を奪おうと民家に忍び込み、住人にけがをさせたとして、住居侵入や強盗致傷罪に問われたオーストラリア国籍の男の公判が、東京地裁で開かれている。
被害者に発したとされる「脅し文句」について、被告側は「英語を聞き間違えたものだ」として無罪を主張。
空耳〟が争点となるのは極めて異例で、裁判員の判断が注目される。
■あの名物コーナー
「『空耳』をテーマにした番組を、知っている方もいらっしゃるのではないでしょうか」
今月2日、弁護人が冒頭陳述でこう述べると、裁判員や裁判官の顔に、小さく笑みが浮かんだように見えた。
番組とは、テレビ朝日系列でかつて放送されていた深夜番組「タモリ倶楽部」の名物コーナー「空耳アワー」。
洋楽の歌詞が、なぜか、まったく別の意味の日本語に聞こえる-。
そんなテーマで視聴者が投稿した曲を聴き、その妙を楽しむ趣向で、根強い人気があった。
弁護人がわざわざ言及したのは、豪州国籍のマシュー被告(32)の行為が強盗だったのかどうか、カギを握るのは「空耳」だと主張しているからだ。
起訴状や検察側の冒頭陳述によると、事件は令和5年6月23日午後11時半ごろに発生。
被告は東京都新宿区にある2階建て一軒家の2階ベランダに侵入し、住人の70代男性と鉢合わせてもみあいになり負傷させ、そのまま逃走したとされる。
■「パルクールしながら帰宅中」
だが弁護側の冒頭陳述などによると、その夜の出来事はこうなる。
被告は近場で酒を飲んだ帰り道、建物の階段を上ったり壁を蹴って飛んだりするフランス発の都市型スポーツ「パルクール」をしながら、住宅街の建物と建物の間を抜けるように進んでいた。
男性宅の脇を通ったとき、「かすかにガソリンのような匂いがした」ため、火災の危険を住民に知らせようと思い、男性宅の2階によじ登った。ベランダには灯油のタンクがあった。
2階の室内から明かりが漏れ、テレビの音も聞こえたため、中に人がいると確信。
火災の危険を伝えようと、ベランダに落ちていた小型スコップを手に、窓を開けようとしたり、手でたたいたりした。
すると、不審に思った男性が、ベランダに出てきた。
■「火災から逃がそうと」
検察、弁護側双方の食い違いが最高潮に達するのは、ここからだ。
検察側は、男性と鉢合わせた被告は「強盗だ!」「金はどこだ!」と、強盗事件で使われる典型的なフレーズを発した、と主張。
男性も証人尋問でその旨を証言し、聞こえた言葉は「日本語で、英語ではなかった」と振り返った。
一方、弁護側は、被告は4年3月に来日しており、「強盗」という日本語すら知らなかったと主張。
「強盗だ!」は「Go to a door(ゴー ツー ア ドア)!」、「金はどこだ?」は「Can you walk(キャン ユー ウォーク)?」だったと訴えた。
火災の危険から逃れさせるために「ドアに向かえ」と叫び、逃げられるかを確かめるために「歩けるか?」と尋ねた、という流れだ。
■「a」と「the」の違い
ただ、弁護側の主張には疑念も残る。
通常、「ドアに向かえ」と英語で言う場合、「一般的なドア」ではなく、「特定のドア」に向かうことを指す。
文法的に言えば、ドアに付く冠詞は「a」ではなく「the」だ。
弁護側は、その点も踏まえて被告に質問。
被告は「ドアの場所を把握しておらず、一般論としてドアの方へ行って、という意味だった」と説明した。
口にしたのは、あくまで「強盗だ」に聞こえる可能性があった「Go to 『a』 door」だった、との主張だ。
今月10日の被告人質問でも、〝空耳〟は主要なテーマとなった。
「何と言ったんですか」。
検察側が通訳を介して改めて被告に問いかけると、被告は英語で「Go to a door」と文言を再現。
ただ、記者が聞いた限り、その発音は日本語の「強盗だ」にそっくり、と言い切れるものでもなかった。
検察側は、被告が日本語を勉強しており、勤務先でも同僚と日本語を使っていたことを明らかにしたほか、当日の行動について「火災の危険を知らせたいなら、玄関のドアベルを鳴らすべきだったのでは」と追及。
被告は「当時は緊急事態だと思い、男性を助けることしか頭になかった。感謝してくれると思った」などと弁解した。
翌11日の論告で検察側は、男性が聞き違いをしたとは考えられないとして懲役6年を求刑。
これに対し弁護側は、被告は火災の危険を伝えるために男性宅に立ち入っただけで、「金品を強取する目的もなく、男性のけがと被告の行為との因果関係も不明だ」として無罪を主張した。
判決は18日に言い渡される。
https://www.sankei.com/article/20241016-K3KQC66G7BPGJDZOU5Y3TN7MEA/
10月18日17時32分に産経新聞からは、裁判長は被告の説明は信用できないと指摘したものの被害者が誤認識した可能性も否定できないとして強盗致傷罪は認めなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
裁判員裁判の判決公判が18日、東京地裁で開かれた。
島戸純裁判長は「金品を奪う意思があったと認めるには合理的疑いが残る」として強盗致傷罪の成立を認めず、傷害と住居侵入の罪で懲役2年(求刑同6年)の判決を言い渡した。
島戸裁判長は「Go to a door!」と発言したなどとする被告の説明は「信用できない」と指摘。
一方、相手が強盗だという先入観を持った男性が何らかの発言を誤まって認識した可能性も否定できないとした。
https://www.sankei.com/article/20241018-OAZKJRDUPNMYJM2CTQPJCQY6AQ/
(ブログ者コメント)
この情報で思い出したのが、1992年に米国ルイジアナ州で起きた日本人留学生射殺事件だ。
あの時は、ハロウイン仮装した留学生が訪問先を間違え、強盗と間違えた住人から「フリーズ(動くな)」と言われたのに、それを「プリーズ(どうぞ)」と聞き間違えて射殺された。
今回の状況も、仮に被告側の言い分が正だったとすれば、似ていると言えば似ているが、灯油の臭いだけで火災の危険性を感じ、それを知らせるため見知らぬ民家のベランダに上ったという説明には、裁判長の指摘どおり無理を感じる。
もしかして弁護人はルイジアナ州の事例を念頭に置いて弁護シナリオを構築した?・・・という気もチラっとした。
2024年10月17日12時19分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分県臼杵市の造船所で16日午後、建造中のタンカーの船内で爆発事故が発生して作業員2人が死傷し、大分海上保安部などが17日朝から現場の調査を再開しました。
【写真を見る】建造中のタンカー船内で爆発事故 2人死傷 海保や労基署が現場の調査再開 大分
爆発事故は16日午後4時頃おきたもので、臼杵市のS造船で建造中だったタンカーの機関室の下にあるタンク付近が爆発しました。
大分海上保安部などによりますと、この爆発でタンク内で塗装作業をしていた高齢の男性が全身にやけどを負って死亡しました。
また、近くにいた60代の別の男性作業員も手や顔にやけどを負いました。
大分海上保安部は大分労働基準監督署などと17日朝から調査を再開し、爆発があった船内の状況を確認するとともに、現場にいた他の作業員から話を聴くなどして事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c55382707f2c3eb73c9c687427cf0a5b98c0edc7
10月18日13時54分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは死傷した2人以外にも4人が耳鳴り等を訴えている、塗料から生じたガスに静電気か溶接の火の粉で引火した可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、大分県臼杵市の造船所で起きた男性作業員2人が死傷したタンカー内部での爆発事故について、塗装作業で生じるガスに引火した可能性があることが分かりました。
大分海上保安部によりますと、16日夕方、臼杵市のS造船で建造中のタンカー内部で爆発が起き、男性作業員2人が死傷しました。
また、S造船によりますと、ほかにも作業員4人が耳鳴りなどの体の不調を訴えているということです。
爆発の原因についてS造船は、亡くなった作業員は当時、タンク内で塗装作業をしていて、塗料から生じる可燃性ガスが充満し、静電気や溶接の火の粉で引火した可能性があるとしています。
S造船は「発生原因を究明して、再発防止に努めていきます」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/243b286c55754060fdee0821c48ee31bac295a02
10月22日20時47分にYAHOOニュース(大分朝日放送)からは、亡くなった人は機関室で塗装していた、4人が顔などに火傷したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分県臼杵市で船が爆発し5人が死傷した事故で、亡くなったのは73歳の男性作業員と分かりました。
大分海上保安部などによりますと、10月16日、臼杵市の下ノ江造船で建造中の船が爆発し1人が全身にやけどを負って死亡、4人が顔にやけどをするなどのけがをしました。
司法解剖の結果、亡くなったのは臼杵市に住む協力会社の作業員丹羽さん(73)と分かりました。
S造船によりますと、丹羽さんは当時、船の機関室で塗装作業をしていました。
塗料から出る可燃性のガスが機関室に充満し、外からの溶接の火の粉が引火した可能性が高いということです。
大分海上保安部が引き続き爆発の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c04bac604a70ab251261a1a2361904ab370612b7
2024年10月16日10時48分にYAHOOニュース(テレビ山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県警防府警察署は16日、山口県防府市江泊で除草などの作業をしていた宇部市に住む防府市職員の男性(72)が除草作業中に草刈り機に接触し死亡したと発表しました。
警察によると、15日午後1時半ごろ、男性は同僚3人とともに竹の伐採や除草などをしていました。
男性が伐採した竹を運んでいたところ、転倒し、その際、同僚が使用していた作動中の電動草刈り機に首が接触しました。
男性は市内の医療機関に運ばれましたが、事故発生からおよそ3時間半後に死亡が確認されました。
死因は首の裂傷による出血性ショックでした。
警察で事故の原因を捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f82aef13a83141a4adf55697bb3c1128dd1f3eb2
10月16日10時45分にNHK山口からは、市道で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後1時25分ごろ、防府市江泊の市道で道路脇の雑草を刈る作業にあたっていた市の会計年度任用職員、佐々木さん(男性、72歳)が何らかの原因で転倒し、同僚が使っていた作動中の草刈り機に接触しました。
・・・
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20241016/4060021454.html
2024年10月12日15時24分にYAHOOニュース(共同通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は、安全性向上に積極的な観光船事業者に「+ONE(プラスワン)マーク」を付与する制度を設ける。
26人が死亡した2022年の北海道・知床沖の沈没事故を教訓に、対策強化を促す狙い。
利用者は事業者の選択がしやすくなる。
審査する団体の公募を経て、24年度中の運用開始を目指している。
観光船には遊覧船や屋形船、水上タクシーなどが含まれ、全国に約600の事業者がある。
マーク付与は、法令で定まった対策を実行していることを前提に、それ以上の対策をプラスしているかどうかを審査して決める。
具体的には「海上保安部などと連携した海難防止訓練の実施」「法定数以上の救命胴衣を搭載」などとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a375dac0ac931debd7997dbae5fe64dcb68648a1
2024年10月11日15時0分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
公道カートを無免許の外国人観光客に貸し出したとして、警視庁麻布署が、東京都大田区のレンタル会社責任者の40歳代男を道路交通法違反(無免許運転車両提供)容疑で東京地検に書類送検していたことが、同署幹部への取材でわかった。
昨秋以降、同社が外国人約50人に無免許でカートを運転させていたとみている。
麻布署幹部によると、男は4月7日、日本で有効な国際運転免許証を所持していない外国人観光客2人に公道カートを1台ずつ貸し出し、港区の公道で運転させた疑い。
容疑を認めている。
書類送検は9月3日。
公道カートは道交法上「普通自動車」で、外国人が日本で運転するには、ジュネーブ条約に基づく国際運転免許証が必要となる。
2人は国際免許を持っていたが、条約の非加盟国が発行したものだった。
同社は客に免許証画像を送らせていたものの、従業員が免許の有効性を確認しなかったという。
2人のうち1人が当日、物損事故を起こして無免許運転が発覚。
麻布署は2人を道交法違反(無免許運転)容疑で現行犯逮捕し、レンタル会社への捜査も進めていた。
同署は男の書類送検に際し、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b06400aafec4511f701416bd3e3c5b60a76e818
2024年10月10日21時47分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
自衛隊基地などにある一部の給水管に汚水が混じり、飲み水などが汚染される危険性のあることが会計検査院の調べでわかった。
これらの給水管は、汚水排水管との間隔の確保などが不十分だった上、汚水排水管からの漏水に備えた保護措置も取られていなかった。
検査院の指摘を受け、防衛省は給水管の補修を行った。
防衛省は設計要領で、給水管は汚水排水管より上部に埋設して一定の間隔を確保するよう定めている。
この条件を満たさない場合には、給水管を保護する措置が必要となる。
ところが、検査院が2019~23年度の埋設工事を調べたところ、6防衛局管内にある基地などの給水管34か所は、いずれも汚水排水管と交差し、要領で定める条件を満たしていないのに保護措置が取られていなかった。
検査院は「条件を満たさない給水管をどう保護するのか、具体的な方法が定められていなかった」と指摘。
同省は8月、要領を改正し、ゴムシートなどで保護する方法を明記した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241010-OYT1T50174/
(ブログ者コメント)
ザット調べところ、国交省や地方自治体などの規定は見つからなかったが、以下の情報が見つかった。
間隔については、圧力がかかった給水管に腐食などで穴が開いても、サンドブラスト現象で隣接配管に穴を開けないための決まりかと思われる。
(2023-12-04 建築 知のインフラ)
・・・
建築には欠かせないライフラインである、給水設備と排水設備。
埋設配管の配置には決まりがあります。
そのポイントを要約すると、
1)給水管と排水管が並行して埋設される場合には、原則として両配管の水平実行間隔を500mm以上とし、かつ、給水管は排水管の上方に設置する。
2)給水管と排水管が交差する場合は、給水管を上方に配置する。
となります。
地中内でのクロスコネクション防止の為の対策かと考えています。
それぞれの配管が漏れた状況となった場合、給水管が上にあれば、汚水が混入する危険性を下げられます。
・・・
以下の過去記事3件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2024年9月20日掲載
2024年9月12日 日野市の緑地でイチョウの大枝6本が連鎖的に落下し、下を歩いていた男性が下敷きになって死亡、7月末の樹木点検では異常なし、実り過ぎたギンナンの重さが原因(修1)
(新情報)
10本の枝が折れ、最も太い枝は重さ200kgあった、折れた箇所に腐食の様子はなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14137/
2024年8月18日掲載
2024年8月10日報道 博多~釜山間の高速旅客船に亀裂発生、浸水したが社長指示で隠蔽、排水しながら3ケ月以上運航したが浸水悪化で5月に報告、8月の抜き打ち検査で発覚した(修2)
(新情報)
・船長が「これ以上は厳しい」と会社に伝えたことが会社からの報告につながった可能性がある。
・5月の運輸局臨時検査時にはセンサー位置を元に戻していたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14067/
2024年4月21日掲載
2024年4月15日 仙台市のメガソーラー発電所でパネルの下草が燃え周囲に白煙、一般論として下草が生い茂っていると機器不良時時に発生した火花が燃え移るリスクあり (修正1)
(新情報)
電流変換装置のコンデンサーが劣化過熱して発火し一部が火が出た状態のまま地面に落ちたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13836/
2023年10月17日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13487/
(2024年10月18日 修正2 ;追記)
2024年10月9日19時0分に朝日新聞からは、社長である父親の指示で硫酸入りと硝酸入りのPETボトル2本を運んでいた、両名書類送検、座席の足元に置いていたボトルから硫酸が漏れたためデッキに移動させた、漏れ出た硫酸が硝酸入りボトルを溶かしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
東北新幹線車内で昨年10月、硫酸を漏らし、他の乗客にやけどをさせたとして、仙台中央署は9日、地質調査会社長の男性(42)=東京都台東区=と、父(81)=大分県=を業務上過失傷害の疑いで仙台地検に書類送検し、発表した。
起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
署によると、硫酸は男性が父の指示でペットボトルの容器に入れて運んでいたが、溶けて漏れ出した。
捜査関係者によると、男性は「容器が溶けるとは思っていなかった」旨の話をしているという。
送検容疑は昨年10月9日午前11時50分ごろ、JR仙台駅に停車直前だった東北新幹線新青森発東京行きはやぶさ52号(10両編成)の車内で、ペットボトルに入った硫酸を漏らし、乗客の親子3人にやけどをさせたというもの。ともに容疑を認めているという。
署によると、男性は父親からペットボトルを手渡され、薬品を運ぶようにと指示を受けた。
青森県内の関連施設から薬品を持ち出し、別の関連施設がある大分県に向かうため、1人で新幹線に乗車した。
硫酸と硝酸が入ったペットボトル2本を6号車の座席の足元に入れていたが、他の乗客から「液体が漏れている」との指摘を受け、デッキに移動していたところ、通路に硫酸が漏れ出た。
液体で滑って転んだ男児(6歳)が尻に1カ月のやけどをするなど、親子3人がけがをした。
社長も両手足にやけどをして入院した。
ペットボトルはキャップ以外が溶け、原形をとどめていなかったという。
当時のデッキ付近は白い煙で充満した。
捜査関係者によると、漏れ出た硫酸が硝酸の入ったペットボトルを溶かし、二つの液体が混ざり合った結果、煙が出たという。
https://www.asahi.com/articles/ASSB93285SB9UNHB003M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
10月9日22時8分に読売新聞からは、2.7ℓのPETボトルだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
硫酸は適正な容器に入れる義務があるのに、2・7リットルのペットボトルに入れて運び、原形をとどめないほど溶けていたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241009-OYT1T50215/
10月9日18時23分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、硫酸は鉱物精製研究などに使うものだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台中央署によると、硫酸は鉱物精製の研究などに使用するもので、青森県内の会社関連施設から大分県内に運搬途中だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/03da971de40daf48144519e3fb6625b18dc58d4a
2024年10月9日18時7分に高知新聞から下記趣旨の記事が、現場写真付きでネット配信されていた。
9日午前9時半ごろ、南国市領石の空き地で「工事の測量中に人が生き埋めになった」と、現場の男性作業員から119番通報があった。
この事故で土砂に埋まった高知市高須新町1丁目、会社経営の男性(57)が約50分後に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
南国署などによると、この日は、男性ら3人が同8時ごろから作業。
空き地を囲む擁壁の状態を調べるため、重機で深さ約2・8メートル付近まで穴を掘り、男性が1人で入り、作業していたという。
同9時20分すぎ、穴の内側の土砂が突然崩れ、男性は動けなくなった。
直後は「背中の土をのけてくれ」と言葉を発していたが、搬送時には意識がなかったという。
死因は窒息死だった。
男性は高知市内で土地家屋調査士事務所を経営し、現場の責任者だった。
南国署は業務上過失致死の疑いを視野に、事故原因を調べている。
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/793808
2024年10月8日5時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
派遣労働者が仕事中に死傷するケースが増えている。
経験が浅く短期間で職場が変わる分、労災が起こりやすいとされ、派遣先で死傷した人は昨年初めて5000人を超えた。
専門家は安全対策の強化が必要だと指摘している。
■4トンのタンク
「経験の浅い人に危険な業務を任せていたのではないか」。
派遣先での事故で長男(当時25歳)を亡くした母の蒔田(49)はそう話す。
遺族の話などによると、事故は今年2月29日、火力発電設備の製造・販売などを手がける「東芝エネルギーシステムズ」浜川崎工場(川崎市)で起きた。
蒔田さんが同社社員と2人1組で、設備に利用するタンク(幅約1メートル、高さ約3メートル、重さ約4トン)を台車に載せて移動させていたところ、タンクが台車ごと倒れ、挟まれたという。
病院に救急搬送され、治療を受けたが、意識を取り戻すことなく、約2週間後の3月13日に亡くなった。
死因は多発骨盤骨折による多臓器不全だった。
小学2年から野球一筋だった蒔田さん。
専門学校を出た後も練習に励み、プロ野球独立リーグのトライアウトを受けたこともあった。
交際していた女性との結婚を見据え、東京都内の大手派遣会社に採用されたのは昨年4月。
神奈川県内の自動車工場で勤務した後、同7月から浜川崎工場で働き始めた。
事故が起きたのは、その7か月後だった。
麻衣子さんが東芝側から受けた説明では、事故当時、蒔田さんと一緒に作業していた社員は、蒔田さんより数か月遅れてタンクの移動作業を担うようになり、この作業については経験が浅かったとみられる。
この社員は事故前日のタンクの様子について、「安定が悪そうな気がしていた」と話したという。
労働基準監督署は、蒔田さんの死亡について労災と認定した。
麻衣子さんは「安全管理が徹底されていたのか、疑問ばかりが残っている。同じ事故を二度と起こさないでほしい」と訴える。
神奈川県警は、工場での安全管理体制に問題がなかったか捜査している。
東芝側は取材に、これまでに同様の事故は起きていないとした上で、「警察の捜査に全面協力している。原因究明を進め、再発防止策の策定と徹底を進める」と回答した。
■死傷者5000人超す
厚生労働省によると、労災で死傷した派遣労働者(休業4日以上)は昨年、過去最多の6892人。
このうち派遣先で死傷したのは5379人に上り、初めて5000人を超えた。
2015年(3242人)の約1・6倍で、業種別では製造業が50%(2705人)を占めた。
厚労省が23年の労災による死傷者を分析したところ、経験年数が1年未満だったのは、全労働者で全体の約2割に当たる2万7628人だった一方、派遣労働者は5割超の2991人だった。
厚労省幹部は「仕事を始めてから間もない時期の労災発生率は高く、経験が浅いまま短期間で職場を変わる派遣労働者の労災は起きやすい」とみる。
■対策必要
労働者派遣法は、派遣元と派遣先に対し、派遣労働者の教育や訓練を行うよう義務づけている。
厚労省は、労災事故が突出している製造業に関して、安全衛生管理のマニュアルを作成し、派遣元と派遣先がそれぞれ取り組むべき対策を示している。
派遣先での労災死傷者が5000人を超えたことについて、厚労省の担当者は「重く受け止めている」とし、「マニュアルの活用など周知啓発を強め、新たな対策も検討したい」と話している。
■脇田滋・龍谷大名誉教授(労働法)の話
「コスト削減を進める企業側にとって、派遣労働者は非常に便利な存在となっているが、専門的なキャリアが短い労働者や高齢者が現場に派遣されるケースも多い。
職場での教育や訓練の徹底など事故防止策を強化する必要がある」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241007-OYT1T50261/
(ブログ者コメント)
反対意見を押し切って製造業までもが対象になった労働者派遣法。
当初懸念された安全面での不安が現実化している感がある。
2024年10月7日20時40分にYAHOOニュース(四国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(河野記者)
「私の後ろにある工場で爆発があったとみられています。現在は警察と消防が建物の中を調査しています」
爆発が起きたのは、徳島県鳴門市里浦町にある、O社の鳴門工場です。
警察や消防によりますと、10月7日午前8時半ごろ、工場で働く人から「建物内で爆発して、黒煙が上がっている」と、119番通報がありました。
(近くの企業の人) :
「ドーンっていう感じ。」
Q.どんな煙?
A.「真っ黒な煙、(煙の)量は結構出てたよ。建物が消えるぐらい出てた」
火は約1時間半後に消し止められましたが、O社に勤める上板町神宅の52歳の男性が全身にやけどなどを負い重体、43歳の男性作業員が軽傷を負いました。
爆発当時、現場では52歳の男性が液剤を入れるタンクを1人で洗浄しており、その際に何らかの原因で爆発が発生、出火して男性に燃え移ったとみられます。
43歳の男性作業員は、52歳の男性を助けようと消火活動をしていて、軽傷を負った模様です。
O社によりますと、鳴門工場では液体の農薬や肥料を製造していて、警察と消防が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd09ef15e0f56ace14b444ac658dc10b8fc5edc4
2024年10月7日0時52分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時40分頃、泉大津市で開かれた野外音楽イベントで、クレーンにカメラをつけた機材が客席側に倒れる事故がありました。
倒れた機材は、高さ約11.5メートル、重さ約240kgということです。
会場にいた20代から40代の女性客4人が頭から出血するなどのけがをして病院に運ばれましたが、全員意識はあるということです。
音楽イベントの主催者側は、スタッフの操作ミスでカメラ機材のバランスが崩れ、倒れたと説明し、謝罪しましたが、イベントは、事故の後も続けられました。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be370dbb7b0aa84c56b569e68feae11787d01a25
10月7日20時25分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、クレーンはベテランが操作していた、カメラを急激にクレーンアップした際に力に入れ過ぎで土台が浮いてしまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
■事故はなぜ起きたのか
多くの観客が集まるライブ中の事故。
一体、なぜ起きたのか?
ライブの参加者が撮影した事故前の映像を見てみると… 会場を走り回る観客をクレーンカメラが上下に動きながら撮影しているのがわかる。
クレーンを操作していたのは、20年近い経験のあるベテランのオペレーターだという。
撮影用クレーンを手配した会社の代表:
「クレーンカメラでお客様の席の方に突っ込みながら上下するにあたって、一番下の状態から急激にクレーンアップ、グッと上げる状態で力の入れすぎで土台が浮いてしまって、その反動で客席側に転倒してしまった。
激しいアーティストの曲だったので、激しい動きをというところで力を入れすぎてしまった。
あってはならないミスです。」
■イベントの主催者は、事故後もイベントを継続
イベントの主催者は、原因は操作ミスによるもので、事故後、残った観客の安全は確保できたとして、イベントの継続を判断した。
イベントの主催者:
「運営会社も含めて協議をした結果、同様の事故がクレーンのカメラを完全に撤去して使用しないという判断をしたうえで、イベントの継続を判断させていただいた次第でございます」
警察は、業務上過失致傷の疑いで捜査している。
■事故後もイベントを継続していたことは問題では
共同通信社編集委員 太田さん:
「まずは真相究明、再発防止なんですが、もう1つは、事故が起きたのにイベントを継続していた。
盛り上がってるからなかなか止められないんだけど、有事が起きた場合にブレーカーみたいな形で、少なくとも出演者がそれを認識して、1回皆さん止めましょうと、それで救護が必要な人がいらっしゃったら、みんなで助けるということをやらないと、助けられる命が助からないのは一番よくありませんからね。
是非、多くのイベント関係者は、今回のこの事態、教訓を学び取って再発防止に努めて欲しいと思います。」
関西テレビ・加藤報道デスク:
「業務上過失致傷の疑いで捜査が始まっていますけれども、結局、事故が予見できていたのに、注意を怠ったかどうかが問われるわけですよね。
今回、想定以上の激しい動きをしてしまったかもしれないですけれども、主催者側とそのオペレーターがどこまで詰められていたか、その意思疎通がちゃんと取れていたかというところも、これから捜査で詰められていくんじゃないかなと思いますね。」
(関西テレビ「newsランナー」 2024年10月7日放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9f4eb5971aacdb0d8c7daae1a9f30180d402c04
10月7日14時13分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、会場の遠景や浮き上がったクレーン土台のイメージ図などがネット配信されていた。(タイトル以外の記事本文は転載省略)
・・・
【イメージ画像】「力の入れすぎで土台が浮いてしまって、その反動で客席側に転倒してしまった」という転倒理由を画像で見る
「血まみれの人がいっぱいいたと」
・・・
「反動で客席側に転倒してしまった」
・・・
(「Mr.サンデー」 10月6日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/881e6b1605080a97d5876c3a28a25ba437dc3f1d
2024年10月4日19時40分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長年の射撃訓練で難聴を発症し、その後聴力が低下し続けたのは、国が適切な予防措置や指導を行わなかったためだとして、陸上自衛隊北部方面総監部(札幌市)所属の中村1等陸尉(男性、50歳)=北海道恵庭市=が4日、国に約9200万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こしたと明らかにした。
提訴は7月25日付。
訴状などによると、中村1尉は1993年の入隊後、2022年まで毎年射撃などの騒音を伴う業務に従事していた。
入隊時、聴力に異常はなかったが、97年から耳鳴りが始まり、21年9月には同僚の話が聞き取れないほど悪化したため、病院を受診。
国から公務災害と認定された。
記者会見した中村1尉は、公務災害と認定されていない21年より前の難聴症状について、陸自が聴力が低下した隊員に受診を促したり、十分な教育・啓発を行ったりしていなかったためだと主張。
「自覚症状が乏しい隊員も多い。訴訟を通じて若い隊員に(難聴になる危険性を)知ってほしい」と訴えた。
陸上幕僚監部広報室の話:
「係属中の訴訟に関することはお答えできない。」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024100400997&g=soc
10月4日20時32分に毎日新聞からは、原告は隊員に対する年2回の精密健診を求めている、騒音業務隊員に対し遮音率の高い耳栓が支給されていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日に札幌市内で記者会見した中村さんは、「周囲でも職業性難聴を患う隊員は多い。隊員が年2回の精密な健診を受け、適切な配慮を受けられるようになってほしい」と訴えた。
訴状などによると、中村さんは1993年に入隊後、射撃訓練の衝撃音で耳鳴りを覚えはじめ、2021年に後遺障害9級相当と診断され公務災害の認定を受けた。
現在は補聴器なしでは生活が難しいというが、陸自は射撃など騒音業務を行う隊員に対し必要な検査を怠り、遮音率の高い耳栓を支給せず、被害防止の教育も不十分だとしている。
https://mainichi.jp/articles/20241004/k00/00m/040/250000c
2024年10月8日6時50分に読売新聞から下記趣旨の記事が、現場付近の枕木劣化状況などの写真付きでネット配信されていた。
いすみ鉄道(千葉県大多喜町)の車両が脱線した問題で、同社は7日、大多喜町役場で記者会見を開いた。
事故現場付近で線路の枕木が腐食していたことを明らかにし、脱線の原因との見方を示した。
問題の枕木を強度の強いコンクリート製に交換するため、今月中に作業に着手する予定だったという。
古竹社長が記者会見し、「事故を重く受け止める」と陳謝した。
脱線については「車両の問題ではなく保線の問題」「断定はできないが、枕木の劣化が事故の一因」と述べた。
列車は事故当時、規定の速度(時速42キロ)を守っていたという。
同社によると、事故現場に近い国吉駅から苅谷踏切までの区間では、枕木の腐食が進み、交換が必要な状態だった。
事故現場付近のレール1本(約20メートル)が外向きに横倒しになっていたが、同社は、列車の脱線後、線路が劣化した枕木から外れたとみている。
事故現場付近の線路と枕木。線路は外側に横倒しになっている。
同社は2013年12月にも、西畑―上総中野駅間で脱線事故を起こしている。
この時の原因は枕木の経年劣化だった。
枕木とレールの接続が緩むと軌道間が拡大し、脱輪するリスクが高まるという。
同社は過去5年間で毎年約300本ずつ、木製からコンクリート製のPC枕木に入れ替えを進めてきた。
今回の脱線で問題になった枕木は、11月20日までの工期で交換する計画だった。
事故は4日午前8時8分、いすみ市苅谷の国吉―上総中川駅間で起きた。
大原発上総中野行き普通列車(2両編成)が脱線。
高校生などの乗客104人と運転士1人にけがはなかった。
運輸安全委員会の鉄道事故調査官が調査を進めている。
同社は9日、重機で列車2両を線路脇に移動させ、枕木と線路を交換する。
10日以降に車両を大多喜駅まで移動させる予定だ。
大原―上総中野駅間の全線(26・8キロ)で安全を確認し、今月末の運転再開を目指す。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241007-OYT1T50218/
(ブログ者コメント)
経営厳しいローカル線ゆえ、一挙に枕木交換というわけにはいかず、劣化度合いによって優先順位をつけて計画的に交換を進めていたものと推察するが、結果的には交換寸前に事故が起きてしまった。
優先順位のつけ方に反省すべき点はなかったのだろうか?
ちょっと気になった。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。