







2015年5月19日11時1分に朝日新聞から、『洗濯機「カビ臭い」、原因はカビじゃなかった ライオン』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
洗濯機の「かび臭い」においの原因はかびではなく、細菌がつくる硫黄化合物であることが、日用品大手ライオンの分析でわかった。
家庭で2~15年使われた洗濯機14台の内部の空気を袋に集め、かび臭いにおいの成分を調べると、生ごみに含まれる硫黄化合物だと判明した。
においがするのにかびの生えていない洗濯機が2台あったため、洗濯槽の裏側にあるネバネバした汚れを採取、遺伝子解析したところ、マイコバクテリウムという土壌や河川に広く存在する細菌の仲間だとわかった。
この細菌は14台すべての洗濯機で見つかり、細菌を増殖させる実験では、硫黄化合物が増えるのを確認できた。
かびの生えた洗濯槽もあったが、においにはそれほど関係していないという。
同社で洗濯の研究をする「お洗濯マイスター」の山縣さんによると、この細菌は、洗濯機の内部が約30℃、湿度が90%以上になると増殖しやすくなる。
洗濯機を使った後はふたを開けて湿気を逃がすのが予防につながるという。
山縣さんは、「細菌はかびより増殖が早く、日ごろの手入れが大切」と話している。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH5L3HP6H5LULBJ007.html?iref=com_rnavi_arank_nr04
2015年5月21日付で読売新聞愛知版から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
5月21日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、5月20日19時29分にNHK東海NEWS WEBから、5月20日8時58分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大治町の大治西小学校の体育館で18日から19日にかけて、天井の吹き付け材の一部が2度にわたり落下した。
落下時に利用者らがいたが、けが人はなかった。
町では、第三者委員会を設置して原因を調べる。
町によると、最初の落下は18日午後8時過ぎで、町内のバレーボール団体が使っていた。
職員が調べたところ、高さ約10mの天井から、断熱や防音のためのウレタン製の吹き付け材がはがれて、床に落ちていたという。
その後、立ち入り禁止としていたが、19日午後2時過ぎに、町の職員が施工業者らとともに現場を調べていたところ、別の場所の吹き付け材が落下した。
はがれたのは、2m四方ほどと、1m四方ほどの2カ所で、床に落ちた際にバラバラになったという。
約50cm四方で、重さが約3kgほどある。
いずれも、けが人はなかった。
この体育館では、以前は断熱や吸音を吊り天井が担ったが、東日本大震災で各地の体育館で落下が相次いだため、町は昨夏に名古屋市の建設会社に発注し撤去、吹き付け材に変えた。
町立の学校で、他に同様の工事をした体育館はないという。
同社も、こうした工事は、この体育館のみ。担当者は、「設計図に基づき施工したつもり。落下の原因がわからないため、問題がどこにあったかも、今のところ、わからない」と話した。
工事に、下請け約10社も関わったという。
文部科学省は2013年に各都道府県教委に通知を出し、学校でのつり天井の原則撤去を求めた。
文科省の担当者は、「吹き付け材が落下したという事例は、知る限りでは聞いたことはない」と話している
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20150520-OYTNT50110.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150520/4899921.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015052090085857.html
(2015年9月21日 修正1 ;追記)
2015年9月18日付で中日新聞から、施工業者、設計会社、部材メーカーそれぞれに言い分は違うものの施工不良が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町の調査委員会(委員長・伊藤副町長)は17日、工事が適切な施工方法で実施されず、天井と吹き付け材の間にすき間が生じたことが落下の原因とする最終報告書をまとめ、公表した。
施工業者、設計会社と部材メーカーそれぞれに過失があると断定、町は3者に損害賠償請求すべきだと結論付けた。
町によると、工事は昨年6月末~8月末に実施。
体育館の天井板を撤去後、もとあった天井吹き付け材に新たに吹き付けをし、吹き付け材同士を接着するために固化剤を注入した。
落下は、5月18日から複数回あった。
報告書では、いずれも名古屋市の施工業者、設計会社と部材メーカーとの間に十分な打ち合わせがなく、施工方法や使用する用具などで食い違いが生じたと指摘。
固化剤が十分に天井全体に浸透せず、接着力が足りない所から吹き付け材が落ちてきたと推定した。
調査委はこの日、町役場で最終会合を開き、報告書を村上町長に答申した。
伊藤委員長は取材に、「この調査報告を踏まえて、安心安全な施設になってほしい」と語った。
大治西小学校は、夏休み中に体育館の天井材をはがす工事を行い、9月から授業で使用している。
現時点で断熱や防音措置が施されていないため、町は今後、改修工事を実施していく予定だ。
大治町は17日、工事に関わった施工業者、設計会社と部材メーカーの3者に総額529万円の損害賠償を求めたと正式に発表した。
3者からの支払いがない場合、町は提訴も検討する。
『3者の言い分(最終報告書などから)』
「施工業者」
固化剤の注入は設計会社の了承を得て噴霧器で行った。
体育館は折板屋根だったが、平面の場合と同じ方法で注入し、余った分は気になった所に追加した。
「設計会社」
折板屋根だから、山、傾斜、谷の各部分に固化剤を注入するよう、施工業者には口頭で伝えた。
噴霧器で注入してよいと了承した事実はない。
「部材メーカー」
固化剤の注入は、注射器のような器具で行うように伝えた。
折板屋根だから、平面屋根と違い、各部分に注入するよう口頭で施工業者に伝えた。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150918/CK2015091802000053.html
9月17日19時48分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
町では調査委員会をつくって原因を調べたところ、工事を行った業者が天井表面の凹凸に合わせた方法で吹き付けをしていなかったため、接着面にむらができて落下したと結論づけた。
町は、大治西小学校以外の学校は吹きつけ材の工事をしておらず、問題はないとしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150917/4923681.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、天井部の「折板」とは、三角状の山と谷とが繰り返されている板のこと。
2015年5月16日20時41分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後1時10分ごろ、長野県伊那市東春近の砂利採取場で人が乗った重機が水没した、と採取場運営会社から119番があった。
地元消防などが水たまり(深さ約5m)に水没していたショベルカーをつり上げ、乗っていた同社社員の70代男性を救助したが、死亡が確認された。
警察によると、男性は1人で水たまりの砂利を掘る作業をしていた。
水たまりは東西約18m、南北約80mの大きさ。採取場が天竜川の河川敷付近にあるため、採掘時に水が湧出、採掘のたびに大きくなっていたという。
警察が、事故の状況や原因を調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150516/afr1505160021-n1.html
5月16日22時27分に信越放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午後、伊那市の砂利の採取場で、水がたまっていた穴にショベルカーが転落し、運転していた74歳の男性が死亡した。
警察の調べによると、男性は、午後1時ごろ、伊那市の天竜川にある砂利の採取場で、ショベルカーを使って砂利を掘っていた際、水がたまっていた穴に機械ごと転落した。
水の深さは5mほどあり、会社の関係者が大型クレーンを使ってショベルカーを引き上げたが、男性は搬送された病院で死亡が確認された。
出典URL
http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20150516&id=0253396&action=details
2015年5月21日18時15分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月21日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
各務原市の県営公園で、今月16日、ゴムひもとトランポリンを使って飛び上がる遊具で遊んでいた小学生がけがをした事故で、ことし3月に遊具を設置して以降、体を支えるゴムひもがたびたび切れていたことが、公園側への取材で分かった。
けが人が出たのは今回が初めてだということで、警察は、事故の原因を調べている。
今月16日、各務原市の県営公園「世界淡水魚園」で、愛知県の小学生の10代の女の子が、ゴムひもとトランポリンを使って飛び上がる遊具で遊んでいたところ、4本のゴムひものうちの1本が突然切れて、女の子がバランスを崩し、金属製の支柱にぶつかって、顔などにおよそ2週間のけがをした。
警察は21日、事故の原因を究明するため、遊具を詳しく調べた。
公園側によると、ゴムひもの交換の目安は1年だが、この公園ではことし3月に設置して以降、たびたび切れることがあったという。
ただ、けが人が出たのは、今回が初めてだという。
警察は、公園側から当時の状況を詳しく聞くなどして、事故の原因を調べている。
公園側は、この遊具について、事故の2日後の今月18日以降、使用中止としてきたが、営業を取りやめることを決めた。
公園の管理をしているオアシスパークの森川社長は、「楽しく遊べるはずの公園で事故を起こし、申し訳ありません。今回の事故では、情報共有ができておらず、事故の重大性に関する認識が甘かったと反省しています。今後は事故の大小にかかわらず情報共有を徹底していきます」と話していた。
岐阜県によると、この遊具は、トランポリンの反動と体に付けたゴム4本の伸縮で高くジャンプできる。
一方、今回の事故では、発生から公表まで4日間もかかった。
これについて保護者からは、不安などを訴える声が聞かれた。
事故があった遊具は、『バンジートランポリン』と呼ばれる、主に子どもを対象にした仮設のアトラクション。
5分1000円の料金で、体重が9kgから80kgまで制限されている。
この公園では、ことし3月から7月まで、設置する予定だった。
事故が起きたのは、今月16日、土曜日の昼前だったが、公園側は、女の子に出血がなく、その後も遊び続けたことなどから重大な事故とせず、県に報告しなかった。
また、使用中止などの措置もとらなかった。
2日後の18日、女の子の保護者がけがの程度が2週間だったと伝えたため、公園側が県に報告した。
これを受けて翌日、県は公園側と現地調査を行い、さらに事故を公表したのは、発生から4日がたった20日の夜だった。
世界淡水魚園に子どもを連れて遊びに来ていた愛知県の32歳の母親は、「子どもが楽しみに来る場所で、こうした事故が起こると心配です。自分の子どもが事故に遭ってからでは遅いので、遊具での事故はすぐに公表して欲しい」と話していた。
公園を管理する岐阜県都市公園課の三浦課長は、「指定管理者には県への報告を迅速に行うよう指導するとともに、県としても事故に関する情報提供を早めるよう努力していく」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084933521.html?t=1432243089823
(ブログ者コメント)
過去にたびたび切れた際、どのように考えて対応したのだろうか?
2015年5月16日18時52分にNHK 四国 NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月17日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時ごろ、西条市小松町新屋敷の製材会社で社員の男性から、「おがくずをトラックに積み込む作業をしていた男性が荷台でおがくずに埋まっていて呼びかけても反応がない」と消防に通報があった。
消防や警察が駆けつけたところ、運送会社社員の清水さん(30)が10トントラックの荷台に積まれたおがくずの中から見つかり、病院に運ばれて手当てを受けたが、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、おがくずは深さ2m以上積もり、清水さんは全身が埋まった状態という。
警察によると、清水さんは以前からこの製材会社から出たおがくずを運び出す仕事を担当していて、朝から1人でサイロにたまったおがくずをトラックの荷台に落として積み込む作業をしていたという。
警察は、事故の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20150516/4816611.html
(2015年6月19日 修正1 ;追記)
2015年5月17日付の愛媛新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
製材会社「S社」から、「(協力会社の)会社員がおがくずの中に埋まったので助けた」と119番があった。
S社によると、通常収集を終える時間を過ぎてもトラックが移動しないため、不審に思った同社社員が清水さんを捜していた。
2015年5月16日11時49分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後10時半ごろ、川崎市川崎区東扇島の東京湾にあるタンカー係留施設「京浜川崎シーバース」で、陸上に輸送中の原油が漏れたと施設の管理会社から118番があった。
海保によると、タンカーから北東約6.5km、南西約1.8kmにわたって油が流れているのを確認。
既に流出は止まり、オイルフェンスを設置して拡散を防ぐ処理をした。
海中の輸送パイプから原油が漏れた可能性もあるとみて,原因を調べている。
当時、係留施設からパイプを通して陸上のタンクに原油を送っていた。
現場から北東約6.5kmにある羽田空港の運航に影響はないという。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150516/afr1505160011-n1.html
5月16日18時4分にNHK横浜からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日夜、川崎市の東京湾に係留していたタンカーから、原油が海に流出する事故があり、海保などが原油の拡散防止と回収作業を進めている。
原油が流出した範囲は比較的狭く、今のところ大きな影響は出ていないという。
15日午後10時半ごろ、川崎市沖の東京湾にあるタンカーの係留施設「京浜川崎シーバース」で、陸上に原油を送っていたタンカー、「TAKAMINE」から原油が流出していると、管理会社から海保に通報があった。
海保によると、原油は、16日早くにはおよそ6kmあまり離れた羽田空港近くまで流れているのが確認されたという。
原油の流出はすでに止まっているが、巡視船などが原油の拡散防止と回収作業にあたった結果、午後5時現在では、原油の流出範囲はほぼ半分程度の範囲に縮小し、周辺の環境に大きな影響は出ていないという。
海保は、17日以降も作業を続けるとともに、タンカーや施設の管理会社の関係者から話を聞くなどして、原油が流出した原因を調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056832041.html?t=1431806374574
5月20日20時26分にNHK横浜から、海底パイプラインから漏れた可能性が高いという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原油は、石油精製会社が管理する海底のパイプラインに引き込まれたあと、漏れ出した可能性が高いことが分かった。
当初は、タンカーから原油が流出したという通報だったが、海保や原油の供給を受けた川崎市の石油精製会社が調べたところ、原油はタンカーから係留施設付近の海底にあるパイプラインに引き込まれたあと、海に漏れ出た可能性が高いことが分かった。
海保は、石油精製会社の担当者から話を聞くなどして、パイプラインから原油が漏れ出した原因をくわしく調べている。
海保によると、流出した原油はすでに巡視船などによって取り除かれ、周辺の環境への影響は確認されていないという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1054923961.html?t=1432158429073
2015年5月17日12時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
15日午後7時半頃、金沢市入江の県道交差点付近で、「道路から水が噴き出ている」と通行人の男性から警察に通報があった。
金沢市などによると、道路の地中にある下水管に亀裂が入り、汚水が地中に漏れ出て、次第に道路が崩れたという。
陥没部分は、長さ約8m、幅約5m。陥没による事故やけが人などはなく、周辺の住宅や商業施設にも影響は出ていないという。
市企業局によると、破損した下水管は直径50cm。周辺住宅などから集められた下水を、圧力ポンプで上流の処理場へ送るための配管。
耐用年数は50年で、設置から40年以内に内視鏡で点検を行ってきた。今回の下水管は約30年経過したもので、点検対象ではなかった。
同局維持管理課の北野課長補佐は、「このような事態が頻発するなら、点検の間隔を見直すなど検討しなければならない。今後、再発防止に全力を尽くしたい」と話していた。
警察では、15日午後9時半から、片側2車線道路のうち、陥没部付近約150mを通行止めにするなどして、市などでは復旧工事を進めた。
16日、縦方向に亀裂の入った下水管を交換したものの、同日夕には、別の箇所の下水管にも亀裂があることがわかり、復旧は17日以降になる見通しという。
このため警察では、18日午後1時20分から30分間予定されていた植樹祭に関わる交通規制区域から、同交差点を外した。
近くの自営業の男性(59)は、「陥没直後に現場を見に行ったが、大勢の人が集まっていた。異臭もすごかった」と振り返った。近くの主婦(62)は「道路が陥没するなんて怖い。これを機に、市内の下水管などをもう一度徹底的に点検してくれたら」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150517-OYT1T50035.html
2015年5月13日17時34分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年11月、埼玉県草加市のメッキ処理会社で、高温の薬品が入ったタンクに中国人の技能実習生が転落して死亡する事故があり、春日部労基署は、タンクの周りに転落防止の柵を設置していなかったとして、労安法違反の疑いで会社と社長を書類送検した。
書類送検されたのは、草加市のメッキ処理会社と43歳の社長。
去年11月、技能実習生の35歳の中国人の男性が、作業中に高温の薬品が入ったタンクに誤って転落し、全身にやけどをして3日後に死亡した。
同署の調べによると、実習生はメッキ処理をする金属をタンクの薬品の中に出し入れする作業を行っていたが、タンクの周りには柵などがなかったという。
このため同署は、転落防止の措置がとられていなかったとして、労安法違反の疑いで会社と社長を書類送検した。
調べに対し社長は、「危険性は感じていたが、会社の業務を優先させていた」と話し、容疑を認めているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106831011.html?t=1431550303838
2015年5月15日18時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後4時35分頃、奈良県大和高田市のプラスチック加工会社「L社」で、ボトルを作る成型機に潤滑油を差す作業を行っていた工場長の男性(64)が、この機械に頭部を挟まれ、頭の骨を折るなどして死亡した。
警察が、原因を調べている。
警察の発表では、男性は1人で作業をしていた。
成型機は左右からプレスするタイプで、機械を収めた扉を開けると自動的に止まる仕組みだが、何らかの原因で停止しなかったという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150515-OYT1T50082.html
2015年5月13日10時34分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月12日21時10分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県立蓮沼海浜公園(山武市蓮沼)の遊具「スカイパイレーツ」で2日、レールとゴンドラをつなぐ鉄製のつり下げ支柱が折れてゴンドラが落下し、母子がけがを負った事故で、運営会社の県レクリエーション都市開発は12日、破断したつり下げ支柱について、4月に亀裂が見つかり修理していたことを明らかにした。
亀裂部分と破断部分は同じ場所という。
同社は、事故直後の会見で、これまでの点検で異常は見つかっていなかったとしており、社内の情報管理のずさんさが浮かび上がった。
同社は事故後、国土交通省から修理記録の提出を求められて調査。
今月5日、アルバイトの引き継ぎノートに亀裂と修理の記録があるのに気づいた。
同社の幹部は、「(修理をした製造メーカーから)見積もりも請求書も届かず、修理したことを知らなかった。社員教育と情報管理を強化したい」と述べた。
担当社員は、「メーカーが修理して問題ないと判断した」と話しているという。
今後、修理と破断の関係や修理手順が適正だったかなどを調査する。
同社によると、亀裂が見つかったのは、事故の約3週間前の4月12日。
始業前の点検で、アルバイトスタッフ2人が、つり下げ支柱のクランクの溶接部分に約3cmの亀裂があることを発見した。
報告を受けた60代の修理担当社員は、ゴンドラの使用を中止するとともに、同市の製造メーカーに連絡。
メーカーは同16日、独自の判断で、亀裂部分の溶接や補強板の装着などの修理を行った。
メーカーの担当者は、毎日新聞の取材に、「事故が起きて請求書を送ろうにも送れなかった。現地で修理したが、工場に持ち帰るべきだったかもしれない。大変申し訳ない」と陳謝した。
メーカーの従業員男性(70)は、12日、千葉日報社の取材に、「珍しくない、他の業者でも行う修理」としながら、「現場で熔接作業を行ったのが不安」と漏らした。
また、「修理でなく廃棄という判断もできたが、3月に細かい点検をしており、廃棄する感覚はなかった」とし、「けがをされた方、遊具を楽しみにされている方々に申し訳ない」と謝罪した。
ゴンドラは同18日から利用を再開。
その後の試運転や目視による点検では、問題はなかったという。
12日会見した同社蓮沼海浜公園管理運営部の川嶋次長は、「メーカー側はゴールデンウイークを前に遊具を止めたらまずいと思い、独自に修理したようだ。連絡体制の不備を重く受け止めている。今後、安全に関する社員教育や情報管理の徹底などを強化する」と述べた。
遊具営業再開のめどは立っていないとした。
会見に同席した県公園緑地課の高田課長は、「徹底した安全管理が確認できるまでは再開を認められない」とコメントした。
事故では、4mの高さを運行していたゴンドラに乗っていた母子が地面に落下し、母親が肋骨を折り、女児もけがを負った。
警察は、不十分な修理が原因になった可能性もあるとみて、業務上過失傷害容疑で調べている。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/255954
http://mainichi.jp/select/news/20150513k0000m040070000c.html
関連URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086830031.html?t=1431464683511
http://mainichi.jp/select/news/20150503k0000m040026000c.html
http://www.asahi.com/articles/ASH525RCNH52UDCB00C.html
(2015年7月9日 修正1 ;追記)
2015年7月8日付で毎日新聞千葉版から、事故が起きた遊具が危険性を排除できないとして廃止されるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設を運営する県レクリエーション都市開発は7日、事故が起きたゴンドラ「スカイパイレーツ」を廃止すると発表した。
また、遊具の事故の再発防止のため、管理態勢と安全点検を強化し、ゴーカートなど6遊具の運行を18日から再開する。
県庁で記者会見した池田社長は、「事故を二度と起こさぬよう、社員一丸で努力していく」と、改めて陳謝した。
同社によると、スカイパイレーツは「危険性を排除できない」と判断して廃止を決めた。
安全管理を徹底するため、こどものひろばの責任者とアルバイトを10人増やして25人態勢にし、危機管理担当役員1人を新たに置いた。
遊具の不具合を見つけた場合、上司に報告書を出すことを義務付けたほか、遊具の運用などを定めた「管理要項」を改定。
安全意識向上のための社員研修を今月から始め、事故対応訓練も毎月行う。
また、従来の遊具メーカーによる点検に加え、遊具の製造に関与していない昇降機資格者ら第三者の点検も3カ月に1回実施する。
事故が起きた5月2日を「安全の日」として、毎年、危機管理の講習会を開く。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20150708ddlk12040152000c.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083161771.html?t=1436300889864
2015年5月13日23時27分にTBS News iから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月14日付で朝日新聞東京東部版(聞蔵)から、5月15日0時0分に毎日新聞都内版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後、墨田区東向島の向島労基署の旧庁舎の解体工事現場で、鉄筋を運んでいた重機(ショベルカー)がバランスを崩して横転し、およそ1m下に落下した。
救急隊が駆けつけたところ、操縦していた58歳とみられる作業員の男性が操縦席に閉じこめられていて、病院に運ばれたが、その後、死亡した。
男性は、がれきの上に敷いた鉄板の上で重機を操縦していたという。
「ドスンという音だった。消防車とかが来て、見たら重機が前に倒れていた」(近所の人)
重機は、鉄筋を挟んだアームを振った際にバランスを崩し、横転したとみられている。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、工事の責任者などから事情を聴いて事故の原因を調べている。
当時、現場は男性を含め4~5人が作業をしていた。
出典URL
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2491652.html
http://sp.mainichi.jp/area/tokyo/news/20150515ddlk13040210000c.html
2015年5月13日19時18分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後1時45分ごろ、臼杵市野津町で道路の拡幅工事の作業にあたっていた会社員の中尾さん(男性、68歳)が、ショベルカーとダンプカーの間に挟まれた。
中尾さんは病院に搬送されたが、体を強く圧迫されていて、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、中尾さんはショベルカーの操作の担当で、ショベルカーから降りて前に立っていたところ、ダンプカーがバックしてきたため、2台の車両に挟まれたという。
ダンプカーを運転していたのは中尾さんの同僚の男性で、男性は「後ろに人がいることに気づかなかった」と話しているという。
警察は、事故の詳しい状況や原因について調べを進めている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074741541.html?t=1431551313913
2015年5月13日21時23分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後1時40分ごろ、大阪市此花区常吉2丁目のリサイクル会社「サニーメタル」の敷地内から出火、敷地内に積まれていた冷蔵庫約600m3が焼けた。けが人はなかった。
警察が、出火原因を調べている。
同社によると、約6600m2の敷地内に不良品の冷蔵庫約500台を運び入れ、約4mの高さに積み上がっていた。
出火当時は、冷蔵庫を金属部品などとして使えるよう、6人が圧縮処理に当たっていた。
消防によると、消防車37台とヘリ1機、消防艇2隻が出動した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH5F4V21H5FPTIL00P.html
5月13日15時26分に産経新聞westからも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
写真には、モクモクと立ち上る黒煙が写っている。
13日午後1時40分ごろ、大阪市此花区常吉の産業廃棄物処理会社「サニーメタル」大阪事業所で「屋外のごみ置き場のごみが燃えている」と男性社員から119番があった。
消防によると、ごみ置き場に並べたコンテナに入れていたプラスチックの産廃約600m3が燃えた。けが人はなかった。
現場は、米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の北西約1.5km。USJによると、営業に影響はなく、来場者の避難誘導もなかった。
また、現場近くには阪神高速湾岸線が通っているが、通行止めなどもなかった。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150513/wst1505130060-n1.html
関連URL
http://mainichi.jp/select/news/20150514k0000m040051000c.html
2015年5月13日18時31分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県などによると、県内では強風により、3人がけがをした。
このうち旭市では、12日午後2時半すぎ、台風に備えるため屋根に上って作業をしていた59歳の男性が風にあおられて転落し、ろっ骨を骨折するけがをした。
また八千代市では、13日午前0時ごろ、トラックの荷台にシートをかける作業をしていた41歳の男性が風にあおられて荷台から転落し、左のかかとを骨折したほか、浦安市で12日午後11時すぎ、61歳の女性が転倒し、左肩を打ってけがをした。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084723162.html?t=1431550668163
2015年5月12日18時11分に岩手放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月12日19時47分にNHK盛岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後、一関にあるセメント工場で爆発事故があり、作業員2人がけがをした。命に別状はなく、警察で原因を調べている。
事故があったのは、一関市東山町の三菱マテリアル岩手工場。
12日午後2時前、工場から、「やけどをしている人が2人いる」と119番通報があった。
警察によると、男性作業員2人が、高さ5m、直径3mの廃油タンク2つをつなげる足場を作るため、タンクの上で電流を流して熱を発生させる方法で溶接作業をしていたところ、爆発が起きたという。
会社の説明によると、けがをしたのは32歳と57歳の男性で、下請け会社の4人のチームで作業中、タンクの上にいた2人がけがをしたという。
2人の作業員はともに意識があり、命に別状はない。
作業中、タンクには廃油と水が混じった液体が入っていたという。
警察は、溶接作業の熱がなんらかの原因で廃油タンクの中にあるガスか廃油に引火した可能性があるとみて、詳しく調べている。
現場は、JR大船渡線の猊鼻渓駅から南西に500mほど離れた工業地帯。
出典URL
http://news.ibc.co.jp/item_24410.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044702531.html?t=1431464419365
(2015年6月20日 修正1 ;追記)
2015年5月13日付の岩手日報紙面に、上記情報とは異なり、タンクは空だったなどという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
(こちらのほうがありそうな話しなので、タイトルは、こちらの情報に基づき書き直した)
高さ5.2m、直径3.2mの円筒タンク2基の上部に点検用足場を電気溶接中、1基から爆発が2度起きた。
作業員4人のうち、上部にいた2人が負傷した。
タンク内には、通常、セメント製造の中で焼却する廃油をためているが、今回は点検のため、空だった。
タンク内の微量の残留物の影響などで引火した可能性もあり、警察が原因を調査している。
2015年5月11日16時46分に朝日新聞から、「高層エレベーター、火災で停止せず・・・避難に使用」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都千代田区の25階建て区営住宅で今年3月に起きた火災で、本来は火災発生時に停止するはずの乗用エレベーターが動き続け、住民の3割以上が避難に使っていたことがわかった。
制御装置の故障が原因で、東京消防庁は、住民がエレベーターに閉じ込められる恐れがあったとして、当時の避難状況を詳しく調べている。
火災が起きたのは3月2日朝。
千代田区西神田の区営住宅「西神田コスモス館」(25階建て)の20階の一室から出火し、住民3人が負傷、380人以上が避難した。
警察は3月30日、この部屋に火をつけたとして、住民の男(29)を現住建造物等放火容疑で逮捕。現在、男の精神状態を調べるための鑑定留置が行われている。
建築基準法は31m(11階相当)を超える建築物に非常用エレベーターの設置を義務付けており、同館にも、非常用1基と乗用3基が設置されている。
非常用は防火性が高い構造で、火災時にも止まらず、消防隊の消火活動などに利用される。
一方、乗用には「火災時管制運転装置(火災管制)」が導入されており、火災報知機が鳴るのに連動して1階に移動し、その後は停止する仕組みになっていた。
しかし、今回の火災で停止した乗用は1基だけで、残る2基は、報知機が鳴った後も動き続けた。
同館の自治会が行ったアンケート調査によると、回答した住民64人のうち3割を超える22人が避難にエレベーターを利用。高層階(19階以上)の住民については、利用が4割以上に上った。
同館を管理する区によると、原因は同館地下1階の防災センターにある制御板の故障。昨年10月の定期点検では異常はなかったという。
区は火災後、制御板の部品を交換し、現在は正常に作動している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150511-OYT1T50059.html
2015年5月11日10時9分に毎日新聞から、「回転遊具:各地で撤去の動き 行政、リスク恐れ」というタイトルの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
回転するジャングルジム(グローブジャングル)など、動きのある遊具が公園などから姿を消し、幼い子どもが回転感覚を養う機会が減っている。
安全性を確保した遊具をアピールするメーカーもあるが、維持管理コストやけがなどのリスクを嫌う行政の姿勢もあり、定着していない。
動きのある遊具が公園から消えたのは2000年代初め。
きっかけは、箱型ブランコで子どもが挟まれて死傷する事故が起きていることが明らかになったり、老朽化し部品の脱落したグローブジャングルで子どもが指を切断するなどの事故が問題になったりしたことだ。
公園遊具は、1970年代の第2次ベビーブームのころに設置されたものが多く、事故を受けて、老朽化した遊具が一斉に撤去された。
NPO法人「日本冒険遊び場づくり協会」理事でもある天野秀昭・大正大人間学部特命教授は、「93年の都市公園法施行令の改正で『児童公園』の名称が消えた影響もある」とみる。
主に児童向けに整備すべき公園がなくなったことで、リスクのある遊具を置くべき法的根拠がなくなり、遊具の撤去後、行政が新たな設置に後ろ向きになったというのだ。
横浜市では07年、遊具で子どもが軽傷を負った2件の事故を受けて、担当の一般職員2人が書類送検された。
同市ではその後、動く遊具はブランコ程度で、動く部分の重い遊具は新たに置かなくなったという。
大型遊具を輸入販売するボーネルンド(本社・東京)の池上・開発事業部長も、「動く遊具は、限りなく撤去の方向に向かっている」と明かす。
同社では安全な回転遊具の売り込みにも力を注ぐが、「止まっている遊具の方が圧倒的に売りやすい状況」。動きのある遊具は静止した遊具より必然的に維持管理費がかかることも、敬遠される理由だという。
池上さんは、「欧米では00年ごろまで、遊具への規制が一時強まったが、揺らぎの感覚は子どもに必要として、再び出回っている。今の状況は私たちには日本独特に見えます」と話す。
子どもの成長にとって、回転感覚はどのような意味があるか。
子どもの運動遊びに詳しい京都光華女子大こども教育学部の智原江美教授によると、空間認識能力は3〜6歳ごろ最も発達し、容易に身につくという。
日常生活では、頭が腰より下になることは少ないが、遊びなどを通して回転感覚や逆さ感覚を味わうと、自分の体が今どのような状態にあり、どうすれば通常の状態に戻るか、という感覚が得られる。
それが将来的にけがをしにくい体を作り、運動能力の発達にもつながる。
智原教授は、「多様な動きを経験しているかどうかで将来の身のこなしが変わる。最近は、少し高いところから飛び降りた経験のある子も少なくなってきているが、空間で体が動く感覚を身につけるのは大切」と話す。
回転遊具が子どもの発育にどう影響するかという学術的データはないが、智原教授は、「幼いうちは特定のスポーツより、たくさんの屋外遊びを経験させた方が子どものためになります」と強調する。
明星大教育学部の星山麻木教授は、「子どもは揺らすと笑うもの。赤ちゃんが泣けば揺すってあやし、成長に従って、揺りかご、木馬など、子どもの体を動かすことを、どこの文化でも無意識的に行っている。親が抱っこやおんぶができないくらい成長した後、同じ刺激を与えられるのが大型遊具だ」と指摘する。
発達障害児などの療育に使われる感覚統合療法でも、子どもを揺らしたり子どもに回転をかけたりする動きが取り入れられているという。
回転遊具の良さは、揺れや回転を経験できるのに加え、多くは動かすのに仲間の力を必要とすることにある。
「子どもは自ら動かなければ脳が育たない。遊具を撤去したまま代わりの環境を作らないのは、子どもの発達という観点から遊びの意義について大人が考えていないからだ」と憤る。
国土交通省の調べによると、13年に全国の都市公園などに置かれていた回転塔は01年の約半分の2265台、シーソーは約1400台少ない1万2505台に減少している。
天野教授は、「公園の遊具の設置基準も子どもの実態にあっておらず、活動を促すよりも抑制するものになっている。だから子どもは公園がつまらなくなり、外で遊ばない。遊具だけの問題ではないが、業界も逆境をはね返していく努力を重ねてほしい」と求める。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150511k0000e040125000c.html
2015年5月11日23時19分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月12日3時0分に神奈川新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時5分ごろ、横浜市港北区鳥山町の木造2階建てアパートから火が出ていると、近くの男性が119番した。
アパート(延べ約200m2)は全焼し、隣接する空き家の一部も焼いた。
火元とみられるアパート2階の部屋の玄関で焼死体が見つかり、警察は、この部屋に1人で住む女性(60歳)の可能性があるとみて、身元確認を急いでいる。
この火事について、横浜市消防局は同日夜に記者会見し、「通報を受けた指令管制員が、救急事案と判断して火災出動の指令を出さなかった」と説明、謝罪した。
同局によると、最初の通報は午前8時46分。
40代の男性指令管制員が女性から電話を受け、最初に「火事ですか、救急車ですか」と問い掛けたが、内容がはっきり聞き取れなかったため、「救急ですか」と尋ねると、女性は「はい」と返事した。
女性から住所と年齢を確認した上で、管制員は「どうしました」と質問したところ、「はじになっちゃった」と答えたように聞こえたという。
何度か聞き返した際に、「はじです」と話したため、「ハチ(蜂)ですか?」と尋ねると、女性は「はい」と答えたという。
「救急車は必要ですか」と聞くと「いらない」と返事があり、重ねて確認しても「はい」と答え、電話が切れた。
管制員は特に異変を感じず、救急車の出動指令も出さなかったという。
「はじ」は「火事」だった可能性がある。
女性の通報から14分後の同9時ごろ、近隣住民などから計9件の火災通報が相次ぎ、消防車22台が出動。同9時8分に到着し、同日午後0時35分ごろ鎮火した。
同局の説明では、女性からは、これまでたびたび救急車を要請する通報があり、2010年以降の約5年半で計143回出動。多くの場合は軽症で、病院に搬送したのは38回だったという。
会見した高坂警防部長は、「指令管制員が名前と住所を聞いて、経験則で救急と判断してしまった可能性も否定できない」と説明。「『ハチ』のやりとりの場面で、(管制員が)もっと疑問をもって聞くべきだった」と話した。
専門の委員会をつくって原因の究明に乗り出す。
県警港北署の宮村副署長は、消防の出動が遅れたことについて、「事実関係を確認し、捜査の必要性も含めて対応を検討したい」と話している。
火災に気付いて119番した女性方の隣に住む男性会社員(55)は、「女性の部屋から数mの火柱が上がり、『ボーン』と何かが破裂するような音が5回ほど聞こえた。火は5〜10分ほどで隣の部屋に燃え移った」と振り返った。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150512k0000m040092000c.html
http://www.kanaloco.jp/article/95628


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。