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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202431380分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

兵庫県西宮市立西宮東高校(同市古川町)の正門前にそびえ立つ3本のヤシの木が15日に伐採されることになった。

60年にわたり地域に愛されてきたが、大きく育ちすぎたため、強風であおられた落葉が県道に達することもあり、同校が危険と判断した。

同校は、米軍から返還されたキャンプ地跡に1963(昭和38)年開校。

1回生が卒業する際に、正門前のロータリーにワシントンヤシを植樹した。

その後、長年の風雨に耐え、人の背丈ほどだった樹高は、校舎の高さも超えて約15メートルに。

卒業時にヤシの木をバックに記念撮影をするのが恒例となっており、これまで2万人を超える卒業生の巣立ちを見守ってきた。

一方で、長さ1メートルを超える枯れ葉対策が教職員を悩ませてきた。

隣接する県道や歩道に落ちれば事故につながる可能性もある。

枯れ葉の処理も試みたが、丈夫な葉は通常の枝切りばさみでは歯が立たなかった。

このため安全管理上、伐採は避けられないとの結論に達したという。

伐採後はロータリーを緊急車両が通行しやすいよう再整備し、新たなシンボルツリーを植樹する計画だ。

自身も第25回生の牛谷教頭(52)は、「私が生徒だったころよりもかなり大きくなった」とヤシの成長に驚く。

「寂しいですが、地域や校内の安全のため。今度はそう大きくなり過ぎず、長く愛される新たなシンボルツリーを在校生と一緒に考えたい」としている。

https://www.asahi.com/articles/ASS3D6RLMS38PIHB024.html

 

 

 

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2024314751分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午後3時45分ごろ、岐阜県飛騨市宮川町落合の宮川右岸の水力発電所建設工事現場で、掘削穴の中にある重さ1・8トンの鋼材が2メートル落下し、下で作業していた建設作業員の男性(56)が下敷きとなった。

男性は高山市内の病院に搬送されたが、約1時間後に死亡した。

鋼材の上にいた50代の男性作業員は転落して足を骨折したもよう。

飛騨署によると、男性らは深さ20メートルの穴の下で掘削作業をしていた。

鋼材は長さ9メートルの「H鋼」と呼ばれるもので、穴の補強をするため、鋼材を複数本使ってはしご状に組み立てていたところ、横向きにしてボルトで固定しようとしていた1本が、何らかの原因で落下した。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/360449

 

3132312分に中京テレビからは、土留め鉄板の設置中だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、13日午後3時54分ごろ、掘った穴に土留めの鉄板を設置する作業で、鉄板を固定するための重量鉄骨が落下し、飛騨市に住む中塲さん(56)が、下敷きになったということです。

https://www.ctv.co.jp/news/article/?69e4286db97c45f2b1143de85a653326

 

3141952分にYAHOOニュース(ぎふチャンDISITAL)からは、掘削した箇所を鉄骨や鉄板で固定していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、現場では掘削した箇所を鉄骨や鉄板で固定する作業が行われていましたが、重さ1.8トンの鉄骨が2メートル落下し、男性作業員2人が巻き込まれました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/64abba9b0623ed9367afa99b07f44f3f0678a144

 

 

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20243131427分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日の昼ごろ、兵庫県小野市粟生町で、神戸電鉄の陸橋ののり面がおよそ7メートル四方にわたって崩れ、工事にあたっていた土木作業員の山本さん(男性、52歳)が死亡しました。

また、62歳の土木作業員も足に軽いけがをしました。

警察によりますと、当時、現場では3人の作業員で、のり面のコンクリートのひび割れを補修する工事を行っていたとうことです。

その後の警察の調べで、作業員たちは、工事の途中に雨の影響でのり面の一部が崩れそうになったため、木の板で止めようとしていたところ、土砂が一気に崩れて巻き込まれたとみられることがわかりました。

警察は13日、現場検証を行い、土砂崩れが起きた状況や原因について、詳しく調べることにしています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20240313/2020024731.html  

 

 

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2024311846分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

インドネシアで、乗客153人を乗せて飛行機を運航していた機長と副機長が同時に居眠りをして飛行機が航路を一時離脱するという出来事があった。

9日(現地時間)、AFP通信や現地経済メディア「ビスニス・インドネシア」などによると、インドネシア国家運輸安全委員会(KNKT)はジャカルタに向かっていたバティック・エア(Batik Air)A320機でこのような事故が発生したと報告した。

KNKTの報告書によると、バティック・エアA320機は今年1月25日午前3時15分ごろ、首都ジャカルタからスラウェシ島南東部のハル・オレオ・コナウェ空港に向かって離陸し、2時間余りの飛行後に目的地に到着した。

その後、飛行機は空港で点検を終え、乗客153人と乗員4人を乗せて午前7時5分ごろ、再びジャカルタに戻るために同空港を離陸した。

離陸30分後、機長は休息を取るとして副機長に操縦を任せた後に仮眠に入った。

しかし操縦を任された副機長も居眠りをしてしまい、航路を離脱してしまった。

機長と副機長が同時に眠ると、飛行機の航空経路が正規のルートから外れ始めた。

バティック・エア側が繰り返し交信を試みたが、副機長は最後の交信以降、28分間応答しなかった。

ちょうど目が覚めた操縦士が居眠りしていた副操縦士を見つけ、交信に応答した後に、飛行ルートを修正した。

機長と副機長が30分近く睡眠運転をした格好だ。

幸いにも航空機はその後、無事目的地に到着した。

報告書によると、2人のパイロットはともにインドネシア人であり、機長は32歳、副機長は28歳だった。

また、副機長には生まれて1カ月の双子の子どもがおり、育児で飛行前に十分な休息を取ることができなかったことが調査を通じて分かった。

KNKTはバティック・エアに、適切で定期的な操縦席の点検を行い、パイロットや乗務員が飛行前に十分な休息を取れるように細部の手続きを用意するよう求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd341647c437762d672b204069f02cfefb54f61a

 

 

 

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202431180分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

夏休みの宿題で提出した自由研究を学校が紛失したか廃棄したとして、兵庫県内の公立中学校に通っていた、きょうだい2人らが学校側に損害賠償を求める訴訟を起こした。

「特選」に選ばれるほど渾身(こんしん)の力を込めた作品。

争点は作品の所有権が作った生徒にあるのか、それとも学校か。

司法判断は揺れ動き、提訴から約3年半がたっても決着はついていない。

 

【価値ある作品】

「自分の中では永遠に価値のある作品。ぞんざいに扱われ、(学校への)信用を失ってしまうような悲しみがある」。

原告のきょうだいの一人は法廷で悔しさをにじませた。

訴訟資料によると、きょうだいは夏休みの課題として、光合成やバイオマスエネルギー、免震構造などをテーマに選定。

実験道具もそろえて課題に取り組んだ結果、計6点の作品は市の「特選」となり、商業施設でも展示された。

作品がなくなっていることが判明したのは卒業後。

両親の返還請求を受けて学校が調査した結果、6作品のうち5作品が所在不明となっていた。

きょうだいは両親とともに学校が無断で処分するなどしたことによって精神的な苦痛を受けたとして、令和2年秋、神戸地裁に提訴した。

 

【1審は「本人(生徒)に帰属」】

学校側は「作品は破棄したものと思われると推測している」としつつ、法的責任については真っ向から反論した。

まず、教育施設である以上、「学校と生徒を対等な当事者と位置付けるべきではなく、民法は適用されない」と主張。

自由研究を「生徒から学校に無償提供されたもの」と位置付け、「返却するか否かは担当教員の裁量に委ねられている」と違法性を否定した。

神戸地裁は昨年2月、家族の主張を認め、自由研究の所有権は作成した本人に帰属しており、「学校への提出を無償提供と解釈する法的根拠はない」と判断。

学校側の過失を認め、2万円の賠償を命じた。

この判決に双方が控訴。

大阪高裁の審理で学校側は、複数の理科教員に聞き取った結果、自由研究を返却していない教員が大半で、「返還請求をしたのはこの家族が初めて」と強調。

「教員には返却しなければならないとの認識がなかった」と訴えた。

大阪高裁は今年1月、1審とは全く異なる判断を示した。

作品の返却を前提としない運用がされてきたことは、学校側に所有権があることを裏付けているとして、「提出後の課題をどのように取り扱うかは教員が指導上の見地から決めるべきもの」と認定。

1審判決を取り消し、家族の請求を棄却した。

家族は大阪高裁の判決を不服として最高裁に上告した。

 

【学校運営とのバランス】

こうした司法判断について、学校現場のコンプライアンスに詳しい日本女子大の坂田仰(たかし)教授は、法律論としては「妥当」とみる。

自由研究は、確かに生徒側が費用を負担している。

ただ、例えば給食費を生徒側が負担していたとしても、残った給食を処分するたびに許可が必要なわけではない。

生徒が作ったり費用を負担したりした全てのものを「生徒の所有物」とみなすと、教員の判断で対処できる幅が狭まり、学校運営に支障が出るおそれがあるという。

一方、今回の学校の対応については「当然すべき配慮に欠けていた。事前の説明や生徒への同意をとっておけば事態を防げた。その一手間を省いた結果だ」と苦言も呈した。

この自治体では、問題が生じて以降、自由研究を原則返却する方針に変更したという。

https://www.sankei.com/article/20240311-FOVSS7FFUZKR7JVOUXJ4DBJ25E/

 

 

 

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20243121159分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午後10時40分ごろ、富士市中之郷のK化学工業静岡工場で、「爆発音がした」と工場の関係者から消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、工場の屋外にあるダクトパイプを通る引火性のガスが、何らかの原因で発火したということです。

この爆発で直径30cmほどのダクトパイプ1本が破損しました。

建物への延焼はなく、けが人もいませんでした。

この工場は化学肥料などの農薬を扱っているということです。  

警察と消防が原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b00152b3e9b74ca2bd68bd52372c3035b2838544

 

 

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20243111910分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

広島県福山市の工場で有害物質の中に猫が落下。

そのまま逃げたとみられ、市は絶対に触らないよう呼びかけています。

防犯カメラに映っていたのは、猛スピードで走る一匹の猫。猫が通ったあとを見てみると、赤褐色の足跡のようなものが、残っています。

広島県福山市によりますと、11日午前7時ごろ、めっき加工をする工場で従業員が有害物質「六価クロム」をためた槽から猫のものと思われる足跡を発見。

防犯カメラを確認したところ、10日夜、工場の外へ逃げる猫の姿が…。

猫が「六価クロム」の槽に落ち、はい上がって逃げたとみられているのです。

有害物質の六価クロムは、触ると皮膚や粘膜に炎症を起こしたり、触った手で目をこすると失明したりする可能性もあるということです。

近くの住民:
「害がないうちに(猫が)早く捕まってほしい」

福山市は、異常のある猫を見つけた場合は絶対に触らず、市や警察に速やかに連絡してほしいと呼びかけています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/5ba0c50be818b839d3b7fff694cf514f786ed798

 

3111810分に山陽新聞からは、処理槽にはシートをかぶせていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

市によると、N鍍金福山工場内で11日午前7時ごろ、従業員が猫とみられる黄色の足跡を発見。

防犯カメラで確認したところ、10日午後9時半ごろ、処理槽に落ちた猫が工場外に逃げる様子が写っていた。

処理槽は縦横各2メートル、深さ3・4メートルで、シートをかぶせていた。

六価クロムは黄色や赤褐色で、猫も同様の色になっているとみられる。

強酸性で、触れると皮膚や粘膜に炎症を起こし、呼吸器系などにも悪影響を及ぼす恐れがある。

https://www.sanyonews.jp/article/1525815

 

3111715分にFNN PRIME(テレビ新広島)からは、六価クロム槽の近くで足跡を発見した、ネコが落ちた衝撃でカバーが傾き、液体に体がつかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

福山市によりますと11日朝、福山市柳津町のN鍍金福山工場で、従業員が六価クロム槽の近くにネコの足跡があるのを発見しました。

監視カメラを確認したところ、前日の夜にネコが工場から逃げ出す様子が捉えられていたということです。

N鍍金福山工場によりますと、六価クロム槽にはカバーがかけられていましたが、ネコが落ちた衝撃でカバーが傾き、六価クロムの液体に体がつかったものとみられています。

https://www.fnn.jp/articles/-/669434

 

3111935分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、ネコは小走りで走って行ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

11日午前7時ごろ、六価クロム槽からネコと思われる足跡を発見。

監視カメラで確認したところ、10日夜9時半ごろ、工場の外へ逃げるネコの姿が撮影されていました。

ネコが小走りで横切っていきます。

濡れているのでしょうか、足跡が付いています。

別の映像でもネコが走る様子が映し出されています。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/50e51163674a7c2df302b852a7bbaa56445db4bf

 

3121715分にYAHOOニュース(女性自身)からは、ネコは槽の上に被せていた厚いシートの端のほうに温かいからと乗ってしまい、そのままずり落ちたのではないか?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

「猫は六価クロムの槽に落ちた後、這い上がって逃げたと見られています」
(社会部記者)

この事件がニュースサイトで報じられると、コメント欄に2000件近いコメントが。

SNSでも様々な意見が上がるなど、世間の高い関心を集めた。

《管理体制が緩すぎないか》《管理体制どうなってるの?》との声が上がるいっぽうで、特に目立ったのが猫を心配する声だ。

《猫が可哀想…》
《猫が心配です そんな危険な場所に猫がはいれる状況をつくらないでください》
《猫ちゃん。苦しんでなければいいのだけれど。》

報道から一夜明けた12日、本誌は現在の状況などを同市の環境保全課に聞いた

担当者は原因について、「工場内に猫が勝手に入ってしまい、金属メッキ槽の上が暖かいから乗ってしまったんだと思います。メッキ槽の上には通常厚いシートが被せてあるのですが、端の方に乗ってしまいそのままずり落ちてしまったのではないかと言われています」と説明。

現在の状況は、「住民への被害報告は特になく、猫の目撃情報も特に入っておりません」とのこと(1213時現在)。

なお、市役所ではパトロールを行っているといい、担当者は「ゴミの収集に合わせて町内を巡回し、その際にそういった猫がいないかを見て回っております」と語った。

また、ネットやSNSで「猫が可哀相」との声が上がっているように、同市にも苦情の電話が10件~20件ほど入っているという。

担当者は「ご自身でも猫を飼われている方が多いようで、『事業者に対してこうした事故が起こらないような指導や対策を徹底してください』という風な意見が入っています」と明かした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f2668889ef24e21f89c02cd60cf02e230d356822

 

 (2024年5月1日 修正1 ;追記)

20244301939分に朝日新聞からは、別事業所の敷地内でネコが死んでいた、槽にかぶせていたシートの一部がめくれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

市は430日、この猫とみられる死骸が工場近くで見つかったと発表した。

市が猫の付着物を簡易測定したところ、六価クロムの陽性反応が出た。

死骸は工場が処理するという。

猫の死骸が見つかったのは、液体槽があった「N鍍金(めっき)福山工場」(同市柳津町3丁目)から約260メートル離れた、別事業所敷地内のプレハブ建物の隙間。

この事業所の従業員の話から、3週間ほど前から同じ場所にあった可能性があるという。

この猫に水をかけて採取したものを簡易測定したところ、六価クロムが付着していたことがわかった。

市によると、猫が槽に落ちたとみられるのは310日夜。

11日朝に工場の従業員が槽の近くに足跡があるのを見つけ、防犯カメラを確認したところ、10日午後9時半ごろに足跡を残しながら工場の外へ向かう猫が映っていた。

槽にシートをかぶせていたが、一部がめくれていたという。

https://www.asahi.com/articles/ASS4Z3D3CS4ZPITB00QM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

 

 

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20243112032分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ソラシドエア(宮崎市)は11日、午前715分出発予定の羽田発熊本行き11便で、乗客34人を乗せないまま駐機場を出発するトラブルがあったと明らかにした。

滑走路へ向かう途中に気付いて引き返し、残されていた乗客を乗せて32分遅れで出発した。

同社は出発前の確認が不十分だったとして、乗務員らへの聞き取りを進める。

同社によると、搭乗手続きをした乗客は計105人で、ターミナルからバス3台に分かれて駐機場に向かった。

そのうち、34人を乗せた2台目だけが誤った駐機場に向かった。

3台目のバスが先に着いて乗客が搭乗後の同17分に出発した。

直後にバス会社から連絡があり、一部の乗客が乗っていないことが分かった。

同社によると、バスの出発前、運転手には駐機場の場所や航空機の機材番号が記された紙が渡されていた。

駐機場の場所として「502」、機材番号として「805X」と記されていたが、運転手は誤って「805」の駐機場に向かったという。

トラブルを受け、国土交通省は同日、同社に再発防止策の提出を指示した。

同社は「ご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます。再発防止策を実施し、信頼回復に取り組んでまいります」とコメントしている。

https://mainichi.jp/articles/20240311/k00/00m/040/253000c

 

(ブログ者コメント)

CAに乗客数は連絡されていると思うのだが、なぜCAは105人の乗客で塞がっているはずの座席が34人分も空席であることに気が付かなかったのだろう?

一方、バスの運行ルートは決まっていると思うのだが、なぜ3号車の運転手は1台しか戻ってきていないことに気が付かなかったのだろう?

そういった情報がないか調べてみたが、見つからなかった。

 

 

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2024310915分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「自然が相手」に重きをおくか、時代に沿った安全管理重視か――。

小鹿野町の二子山(1166メートル)で起きた岩場墜落事故で重傷を負った男性が、町と小鹿野クライミング協会に慰謝料などの支払いを求めた訴訟は、クライミングを巡る「自己責任の原則」が最大の争点となっている。

原告、被告双方から3通ずつ出された意見書は、最大の争点に関わる安全性を巡る主張が真っ向から対立している。

「岩場を管理すると宣言した団体が整備した場所で起きた事故。整備した側には一定の責任はある。すべてが利用サイドの自己責任ですむものではない」。

原告男性のためにまとめた意見書にそうつづったのは、アイスクライミング界をリードし、スポーツクライミングルート開拓も手掛けた、東京都山岳連盟会長の廣川さん(64)だ。

意見書は「自己責任の世界として巻き込んだ側が免責されることは、安全への配慮や注意をおろそかにすることになりかねない」とする。

「岩場の安全確保のために、議論すべきタイミング」「司法の判断に委ねる前に、クライマー、登山者がいまの時代の倫理観として作り上げていくべきもの」と提案した。

廣川さんは毎日新聞の取材に、

「(事故は)公園を囲む塀に寄りかかったら、塀がくずれて転落したようなもの。
塀の設置者に責任がないと考える人はいないでしょう。
協会が『自己責任』という形で、事故に向き合わない姿勢を残念に思う」

と話した。

クライミング歴40年、自らルート開発の経験がある男性が書いた意見書は、

「クライミングは五輪競技種目にもなり、幅広い人がスポーツとして楽しんでいる。
昭和時代は冒険や危険を伴うものだったが、今は安全性確保が重要」

と指摘。

「すべてを『自己責任』で終わらせる時代ではなく、安全への意識の変革が必要な時期。
ルート開拓者や整備者は安全意識をより高め、技術やスキルを上げることで、今回のような事故がなくなることを期待したい」

と結んだ。

一方、「クライミング文化にとって危機的状況になる」と考え、被告のクライミング協会側の意見書をまとめたと話したのは、山岳ライターで元クライミングジャーナル編集長の菊地さん(63)。

意見書では、

「自然を相手にしたスポーツまたは野外活動をする場合、イベントなどと違い、個人的な活動では、大前提としなければならないのは安全管理責任はすべてその行為者本人にあるということ。
(その前提が守られなくなると)自然の中で行われる活動、スポーツは成り立たなくなる」

と警鐘を鳴らす。

更に、クライミングは「『ルート』を個人が開発し、その後のプレーヤーに提供しており、そこに安全責任まで要求されたら、新たなルート開拓に挑む者はいなくなる」と危機感をあらわにし、「クライマーは自らの責任でルートの安全性を確認しなければならない」とした。

クライミングジム経営で、フリークライミングインストラクター協会代表の奥村さん(54)の意見書も同様だ。

クライミングを「非社会的環境で行う冒険」とし、「自然と向き合い危険を察知して、知識や経験と技術で、それを乗り越えていくもの」と位置付ける。

訴訟が与える影響については、「賠償が認められれば日本のクライミング文化は萎縮し、衰退するとともに、ともすると崩壊する危険すらある」と結んでいる。

事故は、20229月に二子山西岳で岩場のボルトが外れて、クライミング中の男性(当時59歳)が落下して起きた。

236月に町と協会を相手取り、さいたま地裁川越支部に起こした訴訟は、同年8月の第1回口頭弁論以降、非公開の弁論準備手続きが続く。

次回は417日に4回目の同手続きが行われる予定だ。


https://mainichi.jp/articles/20240310/k00/00m/040/015000c

 

(ブログ者コメント)

今回の事案と直接の関係はないが、本ブログでは過去に同じ二子山で起きた滑落事故についても紹介している。

2018119日報道 埼玉県は小鹿野町の二子山で滑落し重傷を負った男性に対し、救助ヘリの燃料費5万5千円を条例に基づき請求した、救助ヘリ費用の請求は全国初』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7984/

 

 

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2024391758分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午後120分ごろ、東京都瑞穂町箱根ケ崎の物流会社「Tロジテック」の倉庫で、同社の従業員から火事を伝える119番通報があった。

東京消防庁によると、約28時間後の10日午後55分ごろに鎮圧し、2階建ての倉庫約7500平方メートルが全焼した。

警視庁福生署によると、逃げ遅れやけが人は確認されていない。

倉庫ではインターネット通販商品などが保管されているという。

10日午前540分ごろ、現場近くの国道ではスリップ事故が2件起きた。

走行中のトラックが急停止し、後続のトラックが追突。
バイクの単独での転倒事故も発生した。
けが人は確認されていないという。

署は、いずれも消化のための長時間の放水による路面凍結が原因とみて調べている。

現場はJR箱根ケ崎駅から北に約15キロの工場などが立ち並ぶ地域。

https://www.asahi.com/articles/ASS395WFNS39UTIL00S.html

 

3101832分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、交通事故は3件起きていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日昼過ぎから東京都瑞穂町にある物流会社の倉庫で火災が発生していましたが、27時間半ほどたってほぼ消し止められました。

東京消防庁などによりますと、9日午後1時半ごろ、瑞穂町の物流会社「Tロジテック」の倉庫で火災発生の119番通報がありました。

この火事で2階建ての倉庫7500平方メートルが全焼し、火は10日午後5時すぎ、ほぼ消し止められました。

この火事によるケガ人はいませんが、10日朝早くには、付近の道路で放水された水が凍り、交通事故が3件起きたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/576445c37bcf9b212fe3ae106571164504b2331d

 

 

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202439166分にYAHOOニュース(信越放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長野県茅野市のスキー場で9日、雪かきをしていた男性がリフトに巻き込まれ大けがをしました。

事故があったのは茅野市北山のTスキー場で、午前8時半すぎ、65歳の契約社員の男性がリフト降り場で雪かきをしていたところ、リフトに巻き込まれました。

警察によりますと、男性は宙づり状態になったあと、およそ5メートル下に転落し、背中の骨を折るなどして重傷とみられます。

スキー場によりますと、事故が起きたのは営業時間前で、客はおらず、リフトの試運転をしていたということです。

警察で詳しい状況を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed86fef9a7a2e015ea0315be8933ff805cd5a3eb

 

 

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202438530分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

自動車の安全性を確認する衝突試験の「男性目線」が、女性の死傷率の高さにつながっているのではないか。

そんな疑問が海外で広がり、見直しに向けた議論が始まっている。

試験にはこれまで主に、成人男性の体格を基準としたダミー人形が使われてきた。

そこで何が見落とされてきたのか。

「運転中の事故によるけがのしやすさは、男性より女性が1.45倍高いことが、毎日新聞の分析で浮かび上がりました。
ハッキリとした原因は分かりませんが、背景には長年「男性目線」で行われてきた衝突試験が影響しているようです。
(全2回の第1回))」

「衝突試験のダミーは、女性や高齢者など多様な人々を適切に代表しているとは限らない」

米会計検査院は2023年、ダミーの不備をこう指摘し、適切な対策をとるよう運輸省に勧告した。

検査院が勧告の根拠としたのは、運輸省がまとめた男女の死傷リスクに関する二つの研究だ。

13年の研究では、197510年に同様の条件で発生した衝突事故を分析した。

運転席または助手席に座っていた人の死亡率を男女で比べたところ、女性の方が17%(推定値、以下同)高くなった。

負傷率も、女性が男性を胸で26%、首で45%、腕で58%、脚で80%上回った。

22年の研究では、1520年に製造された車での男女の死亡率を比較し、女性の方が29%高いと指摘している。

近年でも、女性の死傷リスクの高さは変わらない。

なぜ死傷率に性差が生じるのか。

検査院は運輸省の分析などを引用し、「男性に比べて女性は身長が低い。シート前方に座る必要があるため、車の前方に脚が近付くことになり、脚の負傷リスクを高めている」、「女性は男性に比べて骨が弱く、(頭の大きさに比例して)首が小さい」と、男女の違いに言及する。

一方で「研究が不足しており理由が分からない」とするメーカー関係者らの声も紹介している。

検査院は、ダミーの性能に着目した。

00年代に入り、運輸省が衝突試験の一部で運転席への女性ダミー使用を義務付けたところ、女性の負傷率が下がったとする研究があったためだ。

ダミーは50年代に誕生し、「男性優先」で開発が進められてきた。

長く、成人男性の平均的な体格に合わせたダミーが使われてきた。

80年代には一部の研究者が女性の平均的な体格を考慮したダミーを作ることを提唱したが、立ち消えになった。

米国では現在、運転席に男性と女性の計2種類のダミーが用いられているが、検査院は今も残る課題を報告書で指摘する。

一つ目はダミーの大きさ。

男性ダミーは成人の平均に合わせて作られているが、女性ダミーは平均よりもかなり小さい。

これは、二つのダミーの間に位置する体形の人を、広く保護できると考えられていたためだ。

だが、自動車安全の専門家で男女差研究の第一人者でもあるスウェーデン国立道路交通研究所のアストリッド・リンダー教授は、「女性の負傷リスクの方が高いことが分かった現在、男女ともに平均的なダミーをそろえれば、男女それぞれの安全性を詳細に見極められる」と語る。

二つ目は形状だ。

報告書は「女性ダミーは基本的に男性ダミーの縮小版。男性に比べて筋肉量は少ないほか、重心が低く、腰の幅も広いといった女性の一般的な生理学上の違いを反映していない」とする。

他にも、女性の負傷率が高い脚のデータを収集するセンサーがない、といった課題を挙げている。

ただ、より高性能なダミーの開発では、今も男性ダミーが先行している。

運輸省関係者は、検査院の調査に「死者の大多数を男性が占めていたから。小さな女性ダミーに合わせて、計器やセンサーを修正するのも難しい」と語ったという。

運輸省は、02年には女性が事故で脚を負傷しやすく、長期的な障害を負う危険性が高いことを把握していた。

検査院は「20年前に女性のリスクが高いことを認識していた運輸省の対応は不完全」と、改善を求めている。

見直しに向けた動きも進みつつある。

スウェーデンでは、国立道路交通研究所が大手自動車メーカー「ボルボ」などと共同で、これまで存在しなかった平均的な女性ダミーの開発を進めている。

既に試作品はできており、ボルボ社では実際に使った試験にも取り組んでいるという。

普及すれば、衝突試験と負傷リスクの性差に関連があるかどうかが見えてくるのか。

リンダー教授は「10年後のデータを見れば、説明できるでしょう」と話す。


https://mainichi.jp/articles/20240307/k00/00m/040/190000c

 

(2024年4月4日 修正1 ;追記)

2024431828分に毎日新聞からは、国内主要自動車メーカー8社のうち7社が「保安基準」では求められていない女性体形ダミーを衝突試験に使用しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

国内のメーカーは1994年以降、衝突試験を実施して、道路運送車両法に基づく「保安基準」をクリアすることが義務付けられている。

国連が定めた共通の国際基準に準じた内容で、欧州各国とも共通だ。

保安基準では、車の前面をぶつける試験の場合、運転席に平均的な成人男性を模したダミー(身長175センチ、体重78キロ)を使うよう指定されている。

 

【主要8社中7社が女性ダミーも使用】

一方、こうした最低限クリアすべき保安基準を超えて、独自の基準を設けているメーカーもある。

毎日新聞は2月、国内の主要メーカー8社(▽スズキ▽SUBARU(スバル)▽ダイハツ工業▽トヨタ自動車▽日産自動車▽ホンダ▽マツダ▽三菱自動車。50音順)にアンケートを実施し、全社から回答を得た。

「前面衝突試験の際、普通乗用車の運転席に女性体形のダミーを使用しているか」を尋ねると、保安基準では求められていないものの、マツダ以外の7社が「使用している」と回答した。

導入時期や理由については、トヨタは90年ごろから「小柄な女性乗員の安全性を評価するため」に乗せ始めたとした。

スズキは98年ごろから、ダイハツ工業は2013年、スバルは14年から、それぞれ使い始めたと答えた。

日産は244月に生産開始される国内専用車の開発から導入していると回答した。

ダミーの種類を問うと、三菱自動車とホンダ以外の5社が回答し、いずれも小柄な成人女性ダミー(身長145センチ、体重49キロ)だった。

これは、商品化されている成人女性ダミーでは唯一のサイズで、平均的な成人女性よりもかなり小さい。

男性ダミーは成人の平均に合わせている一方、女性ダミーが小柄な成人に合わせて作製・使用されている理由について、あるメーカーの担当者は、「(二つの体形の間に位置する)幅広い層をカバーできる」と説明した。

 

【ボルボは女性のデータ重視】

一方、こうした国内メーカーと少し異なる取り組みを進めるメーカーが海外にある。

スウェーデンに本社を置くボルボだ。

・・・

 

【女性の負傷率、2023年は男性の1.46倍】

・・・

https://mainichi.jp/articles/20240402/k00/00m/040/057000c

 

 

  

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2024371955分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本三景の1つに数えられる、天橋立で起きた転落事故。

再発防止策として行った注意喚起が、新たな波紋を呼んでいる。

観光客:
「ちょっと目立ちすぎますね、この黄色がね」

展望台にあったのは、絶景とはかけ離れた、巨大な黄色い注意書き。

そこには「この先危険」と書かれている。

そもそも「股のぞき」とは、台の上に立ち、股の間から眺めることで空と海が逆転する観覧スタイル。

天橋立が右上がりに勢いよく天へと昇る龍の姿に見えるという、明治時代から続く伝統的なもの。

日本有数の観光名所に設置された、危険を知らせる注意書き。

事の発端は、2月に起きた転落事故。

展望台で股のぞきをしていた男性が別の男性に押され、およそ15メートル下の崖下まで転落した。

この事故を受け、展望台がある傘松公園は、31日に看板などを設置した。

実際に、台の上から股のぞきをしてみると、絶景の中に、どうしても黄色い注意書きが映り込んでしまう。

観光客:
「色は変えた方がいいかもしれない。景観にマッチするような色」

さらに、こうした事案は過去にも...

千葉・袖ケ浦市にある人気の観光地“千葉フォルニア”。

路肩に違法駐車し、危険な撮影をする人が相次いだ。

対策として、ヤシの木に「路上駐車禁止」と書かれた垂れ幕を設置するも、「景観を損なう」と、ここでも批判が殺到。

観光地で起きた、転落事故や危険行為。

その対策をめぐっては、これまでも“景観”と“安全”の両立が課題になっていた。

この景観問題に、どう対処していくべきなのか。

専門家は、観光客側の意識改革が必要だと話す。

愛知東邦大学・宮本佳範教授:
「(今回のケースは)観光客の問題行為に起因しているので、観光客側のマナーを改善していかないことには、解決にはつながらない問題」

迷惑行為をする人は、わかったうえで行っているため、看板などの設置は効果が薄いという。

宮本教授:
「スポーツマンシップという言葉がある。
それと同じように、観光客も観光客なりの“ツーリストシップ”というのをもって、観光客の観光態度というのも見直していかなきゃいけない」







https://news.yahoo.co.jp/articles/e867882a19e4418d2210a129a781d60b23b54e02

 

38109分にYAHOOニュース(弁護士ドットコムニュース)からは、二度目の事故は起こすわけにいかない、事故後に現場を覗き込む観光客もいる、そういった理由で運営会社としては苦渋の決断で注意書きを設置したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「股のぞき」で知られる日本三景の一つ「天橋立」(京都府宮津市)で起きた観光客の転落事故を受けて、「のぞき台」の真下にイエローの警戒色を使用した大きな「注意書き」が今年3月から設置された。

事故の原因が悪ふざけだったとみられることだけでなく、海と空のパノラマを味わえる景観が醍醐味だったことから、SNSでは「景観を損なう」「過剰に反応すべきではない」といった声があがっている。

そうした声は、公園の運営会社にも届いているが、「行政や警察に注意されたわけではなく、社内で決めた。二度目の事故は起こすわけにはいかない」と、苦悩の末の対策だったという。

一つの事故をきっかけとして、多くの人の「楽しみ」が制限されることをどのように考えれば良いのだろうか。

・・・

運営会社の担当者は37日、弁護士ドットコムニュースの取材に対して「景観を損なうという声は届いています。自然のままで残すことが一番だとわかっているので、正直なところ、やりたくはありませんでした」と悩ましい心境をこぼした。

現在は、批判の矛先のほとんどが事故の当事者に向かっているものの、仮に転落事故が立て続けに起きれば、その批判が会社に向かってくるであろうことも予想される。

展望台へ向かうケーブルカーなどを運行しているだけに、「お客様を運ぶ仕事もしている以上、会社としては安全を考えなければなりません。何もしないわけにもいかず、会社の方針として注意書きを設置しました」と話す。

危険な前兆もすでに感じられているようで、事故が大々的に報じられたこともあって、現場を訪れた観光客が「ここかな」と落下場所を覗きこむことがあるそうだ。

そうした状況を踏まえれば、大きな注意書きも仕方ないことなのかもしれない。

「会社としては、どうしても、また事故が起きてほしくありません」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2dfdf35eb6d8402fea13aa3ec46e44fe08594fab

 

※事故発生当時の報道は下記参照。

2024216153分 YAHOOニュース;ABCニュース)

京都府宮津市にある日本三景の一つ、天橋立を股の間から逆さに見る「股のぞき」をしようとした男性が同僚から押されて展望台から転落し、入院しています。

15日午後2時すぎ、宮津市の天橋立を望む展望台で「男性が崖の下に落ちた。意識ははっきりしている」と消防に通報がありました。

消防が駆けつけると、50代の男性が展望台から約15メートル下の斜面に転落していました。

男性は病院へ搬送されましたが、胸や顔を打ち、現在入院しています。

警察によりますと、男性は会社の同僚数人と旅行中で、男性が天橋立を逆さに見る「股のぞき」をしようとしていたところ、同僚に押されて転落したということです。

管理している会社によりますと、男性が通常と逆方向を向いて股のぞきをしていて、前のめりで落ちることになったため勢いがついてしまい、斜面にある防護柵を越えて落ちたのではないかと話しています。

警察は、傷害の疑いもあるとみて、同僚らから事情を聴いています。

展望台の正面には天橋立が見えるように柵は設けられておらず、管理会社は横にある手すりを持つよう呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/725cbac27a3b091105a48f6a417de97dc156cdea

 

 

 

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2024371825分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午後4時ごろ、長崎市小ヶ倉町にある柳ふ頭の近くで、「3人乗りの作業船が転覆した」と別の船の乗組員から海上保安部に通報がありました。

長崎海上保安部によりますと、転覆したのは3人乗りのタグボートで、全員が海に投げ出されましたが、近くにいたボートに救助されたということです。

このうちの1人は船の燃料を飲み、体調不良を訴えて病院に搬送されたということです。

転覆した船は当時、別のもう1隻の船とともに、大型の船を出港させるため、けん引の作業をしていたということで、長崎海上保安部が詳しい状況を調べています。

現場からの映像によりますと、岸壁のそばで船が転覆し、赤い船底が海面から見える状態になっています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240307/5030020270.html

 

 

 

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2024361349分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都台東区のマンションで昨年3月、次女=当時(4)=を殺害したとして警視庁に殺人容疑で逮捕された父親のH健一容疑者(43)と母親の志保容疑者(37)が、今度は健一容疑者の次姉=当時(41)=への殺人容疑で再逮捕された。

2人の殺害に使われたとみられる「エチレングリコール」は、車の不凍液などに広く使用されている液体。

大人の場合は100グラム以上摂取すると死に至る恐れがあり、過去にも悪用された事例がある。

エチレングリコールは水に溶けやすく融点が低いことから、車の不凍液や保冷剤、また、ポリエステル繊維の原料などにも使われてきた。

人体には有害で、飲み込むと中枢神経や腎臓に障害を引き起こす。

甘い味がするため、ペットが誤ってなめてしまうこともある。

体内に取り込まれたエチレングリコールは、グリコール酸やシュウ酸という物質に変化。

この物質が神経障害や腎障害を引き起こす。

摂取後は数時間で血中濃度がピークとなり、その後に嘔吐やけいれんなどの症状がみられるという。

化学物質評価研究機構は過去の死亡例から、大人の致死量は体重1キロ当たり1・56グラム(体重71キロで111グラム)と推定。

また、東京動物病院24は「小型犬と猫は、スプーン2杯くらいを摂取しただけで致死量となる」とし、ペットが誤飲しないよう注意を促している。

一方で、ネット通販などでは、500ミリリットルで1000~1500円で販売されており、一般でも購入しやすい。

昨年7月には千葉地裁が、伯母にエチレングリコールを飲ませた上で階段から突き落として殺害したなどとして、無職の男に無期懲役の判決を宣告。

フィクションの世界では、石原さとみさんが主人公の法医学者を演じ、平成30年に放送されたドラマに登場したことがある。

https://www.sankei.com/article/20240306-UJIUQTUSVJAYJJMGUD2PE2QXME/

 

(ブログ者コメント)

エチレングリコールの毒性に関し、MSDSの記述を補完する情報だと感じたので紹介する。

 

 

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20243662分にYAHOOニュース(Wedge)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

フェイクニュースによく使われるトピックの一つに、農薬がある。

旧モンサント社が開発したグリホサート(製品名:ラウンドアップ)の発がん性が指摘されると、米国で訴訟が頻発した。

それはまさに「フェイクニュース・ビジネス」とも言えるほどの広がりを見せ、巨額の賠償金の支払いが命じられた。

日本にとっても、この訴訟は非常に重要な示唆となる。

『フェイクを見抜く』(唐木英明・小島正美、ウェッジ)では、その舞台裏を詳細に記している。

その一部を編集してお届けする。

 

【日本では考えられない訴訟経緯】

WHO(世界保健機関)の下部組織であるIARC(国際がん研究機関)による発がん性分類は、あまり一般に理解されているとは言い難い。

2023年には甘味料のアスパルテームがグループ2B(ヒトに対して発がん性がある可能性あり)に分類され、話題となったことを覚えている人も多いだろう。

ここでは、その詳細には触れないが、この「発がん性」を巧みに利用した裁判で、巨額の賠償金の支払いが命じられたことをご存じだろうか。

米国の旧モンサント社(現在はドイツのバイエル社が買収)が開発した農薬であるグリホサートは、15年に「グループ2A」(ヒトに対しておそらく発がん性あり)に分類された。

発がん性を考えるにおいて重要なのは、その物質をどれくらい体に取り込むかという「量」なのだが、いったん下した「グループ2A」というお墨付きは、グリホサートに反対する団体や弁護士にとっては、水戸黄門の印籠のような輝きをもって立ち現れた。

この「発がん性」という印籠をかざせば、グリホサートが人にがんを起こすという訴訟で勝てるとにらんだのだ。

15年を境に、米国では訴訟の嵐が吹き荒れることになった。  

訴訟の経緯を知ると、日本では考えられないような驚きの連続である。

なお、以下に出てくる「ラウンドアップ」という表記は、グリホサートを主成分とする除草剤の製品名である。

まず、度肝を抜かれるのは、IARCの評価が発表された直後に、米国の弁護士事務所が、ラウンドアップを使用したことがあるがん患者に対して、TVコマーシャルを使って訴訟に参加することを呼びかけたことだ。

実際、筆者(唐木)は米国で、このTVコマーシャルを何度も見た。

翌年の1610月、呼びかけに数万人が応募していた。

このため裁判所の対応が困難になり、裁判所は21地区37件の提訴をまとめて取り扱うことを決定した。

2年後183月、裁判所の判断を助けるために、判事は原告、被告双方の推薦する科学者の意見を聞いた。

その結果、原告側が主張する疫学調査を主な判断材料にして、がんとの関係は無視できないと判事は判断した。

この時点で原告側の優勢が見えていた。

同じ186月、なんとモンサント社はドイツのバイエル社に買収され、訴訟はバイエル社が引き継いだ。

ただ、バイエル社に代わっても形勢は変わらなかった。

そして、187月、双方の論争は重大な局面を迎えた。

最初の裁判は、カリフォルニア州に住む末期がん患者のジョンソン氏が「校庭に散布したラウンドアップががんの原因」として訴えた裁判だった。

原告ジョンソン氏は米国環境保護庁(EPA)の「発がん性はない」という判断は間違っていると主張した。

これに対し、被告バイエル社はIARCの「発がん性がある」という判断は間違っていると主張。

原告は発がん性について当時のモンサント社が知っていたことを示す内部資料を示し、またEPAの担当者はモンサント社と不適切な関係があったのでEPAの判断は信用できないと主張した。

 

【負け続けるバイエル社】

・・・

 

IARCに入り込んだ活動家たち】

IARCは世界保健機関の付属機関で、本部はフランス・リヨンにある。

日本を含む22カ国が加盟し、50カ国の約350人の研究者ががん対策のために発がん性物質の判定やがん予防指針の策定などに従事している。

例えば、福島第一原発事故後に子どもたちが甲状腺がんと判定された問題では「過剰診断が原因であり、甲状腺がんのスクリーニング検査を推奨しない」と勧告するなど、科学的な判断を基に一定の役割を果たしている。

しかし、グリホサートの評価をめぐる問題では、サスペンス映画のような暗躍が露呈した。

その闇の世界を世に知らせたのは、複数のジャーナリストだった。

ラウンドアップ裁判には多くの証人が出廷して、原告側と被告側からのさまざまな質問に答えたのだが、その質疑を丹念に追い、その真偽を確認することで真相にたどり着いたジャーナリストたちがいたのだ。

それがロイター通信のケイト・ケランド記者、世界的な経済誌であるForbesのジェフリー・コバット記者、そしてブロガーであるリスク・モンガー氏などだ。

以下に彼らの調査記事を要約して紹介しよう。

当初、疑惑の目が向けられたのは、米国政府で働いていた統計学者クリストファー・ポルティエ氏だった。

IARCが設置した科学委員会の委員長として14年にグリホサートの評価を行うことを提案し、グリホサート評価パネルで特別顧問を務めていた。

評価パネルが作った報告書の原案には「グリホサートに発がん性はない」と書かれていた。

ところがその後、この結論が削除され、逆の結論に置き換えられた。

ポルティエ氏がかかわったかどうかに関して、裁判でこの点を質問されたポルティエ氏は、結論が変更された事実を認めたものの、いつ、どのようにして変更されたのかは知らないと答えている。

評価パネルを動かしていたのは委員長であり、ポルティエ氏は特別顧問にすぎない。

そこで疑惑が浮上したのが、委員長を務めた米国の疫学者アーロン・ブレア氏だった。

彼は前述の米国国立がん研究所やEPAの研究者が参加する農業者健康調査(AHS)の担当者でもあった。

AHSの調査では、グリホサートとがんの関係が否定されていたことを、当然のことながらブレア氏はよく知っていた。

そして13年の初めに、ブレア氏らは調査結果を報告する論文の準備を開始した。

内部文書によれば、担当者からはグリホサートとがんの関係を否定するデータは極めて重要であり、「IARCの決定に間に合うように論文を出版しなければ無責任だ」との意見があった。

そして、この論文は14年に発表された。

ところが不思議なことに、最も重要なグリホサートのデータは除外されていた。

このことについて裁判で質問されたブレア氏は、論文の枚数が多すぎるためにグリホサートのデータを収録できなかったと答えている。

また、このがんとの関連を否定するデータが発表されていたら、IARCの評価が変わっていたのかと聞かれて、「イエス」と答えている。

IARCは発表された論文しか取り扱わないことにしている。

この規則に従えば、未発表のAHSのデータを無視したことに問題はない。

しかし、そのような規則のすき間を狙って、ブレア氏がAHSの調査結果の発表を故意に遅らせることで、事実とは逆の裁定をIARCに出させたことは容易に推測できる。

驚くべきことに、ブレア氏はラウンドアップに反対する環境団体である「環境防衛基金」(EDF))の上席研究員でもあった。

そのような人物がなぜIARCの評価パネルの委員長に就任したのか?
その利益相反をIARCはなぜ調査しなかったのか?

そうした多くの疑惑についてIARCは答えていない。

そして、IARCはあらかじめ決められた結論に合うように証拠を再編集したという、世界の研究者がもつ疑惑は晴れていない。

 

【法律事務所の思惑】

ここまでは科学者の話だが、さらに驚いたことに、これらの科学者を動かしていたのは米国大手弁護士事務所だったという疑惑が浮上したのだ。

闇に隠れていた統計学者のクリストファー・ポルティエ氏の存在があぶり出されたのである。

153月にIARCがグリホサートの評価を発表したが、その直後に弁護士事務所は訴訟希望者を募集している。

なんとその時期に、ポルティエ氏は二つの法律事務所の訴訟コンサルタントを務める契約を結んでいたのだ。

そして契約を結んだことを秘密にするという契約も交わされていた。

これについてポルティエ氏は、グリホサートに関する仕事で一セントも受け取ったことはないと主張してきた。

ところが、1710月に英国のタイムズ紙は、ポルティエ氏が法律事務所から2000万円を受け取っていたことを報道した。

さらに彼はグリホサート反対運動を展開している反科学的環境団体「環境防衛基金」からも支払いを受けていることが判明した。

こうしてポルティエ氏の明確な利益相反が明らかになった。

IARCの評価の直後に、これらの法律事務所がTVコマーシャルを開始して、数万人のがん患者を集めた手際の良さもまた驚くべきものだが、弁護士事務所がIARCの評価結果を予め知っていなければ、このような離れ業はできない。  

それでは、弁護士事務所はなぜ、この問題に加担したのだろうか。

米国には懲罰的賠償金という制度があり、驚くような高額の賠償金判決が出されることがある。

そしてそれが米国の弁護士事務所の大きな収入源になっていた。

例えば、14年には肺がんで死亡した男性の妻が米国大手タバコ会社R.J.レイノルズを訴えて、2兆円以上の懲罰的賠償金の支払いを命じられた。弁護士事務所には数千万円の収入になる。そのほかにも多くのたばこ訴訟が行われ、弁護士事務所の大きな収入源になった。

ところが、たばこ訴訟はそろそろ終わりに近づき、弁護士事務所は新たな収入源を探していた。

そのような事情から、次のような推測が行われている。

ポルティエ氏はブレア氏やその他の環境団体の息がかかった科学者と共にIARCに入り込み、弁護士事務所の訴訟キャンペーンの大きな手助けになる評価を出し、その功績を持って弁護士事務所とコンサルタント契約を結んだ。

こうして弁護士事務所もポルティエ氏も高額の収入を得ることができた。

また、ブレア氏などが所属する環境団体には多額の寄付金が集まった。

ポルティエ氏が批判されて失脚することは、環境団体にとっては大きな損失になる。

そこで環境団体は彼を弁護し、ケランド記者などを批判するキャンペーンを展開している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6077d24904202b6543d80a83db0c997b4ecb66c0?page=1

 

(ブログ者コメント)

ブログ者は現役時代、IARCのクラス分けを金科玉条のように信じていた。
それが今回、真偽のほどは定かでないが、リスク評価がネジ曲げられていたかもしれないとのこと。
仮に、そんなことがあったとしても、数多くの評価物質の中の特異な例だとは思うのだが・・・。

こんなことがあったのかも・・・的な情報として紹介する。

 

 

 

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2024371319分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日夜、伊勢原市の農業用水路で塗装作業をしていた男性作業員6人が倒れ、このうち3人が意識不明となっています。

神奈川県警などによりますと、伊勢原市高森にあるトンネル状の農業用水路で6日午後7時頃、「作業員複数名が倒れている」と119番通報がありました。

県警などによりますと、現場にいた20代から70代の男性作業員6人が病院に搬送され、このうち3人の意識がありませんが呼吸は安定し、ただちに命の危険がある状態ではないということです。

県によりますと、この工事はトンネルの老朽化にともない去年12月から行われていて、内部の鉄の板を補強するため、シンナーや塗料などで塗装して、サビを防止する作業だったということです。

現場には空気を換気するため、直径300ミリのファンが6台置かれていました。

県警で事故の原因を調べています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/8be8d2f8dfe316300bfe5a7163ff5a7a9cfb431d

 

371322分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、手が土気色のような感じだった作業員もいたなどという近隣住民の目撃談などが、下記趣旨でネット配信されていた。

6日、神奈川県伊勢原市にあるトンネル状の農業用水路で補修作業をしていた、20代~70代の男性作業員6人が倒れ、搬送される事故が発生。

 【画像】入り口と出口に大型の換気装置が設置されていた…現場の様子を見る

搬送された6人のうち、3人が意識不明の状態です。

現場は、小田急・小田原線の愛甲石田駅から約1km離れた住宅街。

神奈川県によると、用水路のトンネルでは、202312月から老朽化に伴う補修工事が行われていました。

現場では今月から、トンネルの内側にある鉄の板にさびを防止するための塗装作業を行っていたといいます。

「めざまし8」は、倒れた作業員が次々に搬送されていく様子を目撃した、近隣住民を取材。

事故直後の緊迫した状況がわかってきました。

 

【目撃した近隣住民語る「運ばれる人の手が、土気色だった…」】

近隣住民:
「すごくいっぱい救急車も全部で合計して十何台ぐらい来てたんで、これ、ただごとじゃないなって。
作業をしていて事故っていうのは、ここに住んでまだ56年ぐらいですけど、ちょっと初めてでしたね。
結構早い感覚で、もう数分おき、5分おきぐらいには次々と運ばれて出てくるような。
ちょうどあのフェンスの左側から、斜面を登って担架で出てくるっていうような感じでしたね。
1
人目運ばれた方は、もう完全にもう担架から腕が垂れていて、全く意識がない。
手だけ見えたんですけど。完全に土気色をしているような感じで。
私が見た2人目の方は、意識はあったようで、上半身を起こした状態で運ばれて出てこられたんですけど。」

 

【専門家「シンナー中毒になる危険性がある」】 

作業の現場で、一体何が起きていたのでしょうか?

事故が起きた現場周辺を取材すると、用水路のすぐ脇には「第二種有機溶剤等」と書かれた看板があり、その下に一斗缶が複数詰まれていました。

さび防止の塗装作業には、シンナーや塗料が使われていたということで、警察は作業員が有機溶剤を吸った可能性があるとみて調べています。

元麻布消防署長で、数々の救急搬送を見てきた坂口氏は…。

坂口氏:
「長時間シンナーを吸っているとまひをしたり、命に関わるというような症状が出てくるんですね。
通常の場合にはめまいだとか、頭痛だとか、あるいはふらつきというような症状が現れるんですね。
シンナー中毒になる、そういう危険性があるということです。
(シンナーを使用する際は)風を送ったり、防毒用のマスクをしたりですね。そういう対策をしながら、工事をやるというのが一般的です。」

作業現場などで、長い時間、シンナーを吸った場合、命にかかわるケースもあるため、通常「換気」や「防毒マスク」など、十分な対策を行ったうえで、作業が行われるといいます。

作業員がいた用水路は全長約800m

県によると塗装作業は午前10時から行われており、現場には入り口と出口に大型の換気装置が設置されていたということですが、作業時の装備についてははっきり分かっていません。

(「めざまし837日放送より)

https://news.yahoo.co.jp/articles/df09a295dddc2a54a43b211e3013237523921702


3
71217分にNHK神奈川からは、作業員はマスクを着用していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日夜7時すぎ、伊勢原市高森の暗きょになっている用水路の工事現場で、20代から70代の男性作業員6人が倒れて病院に運ばれました。

このうち20代と40代、それに60代の3人は意識不明の状態で運ばれて治療を受けていますが、命に別状はないということです。

工事を発注する県によりますと、当時は用水路を補強するために設置した鉄板に、さび止めの塗装を行っていて、塗料の希釈にはシンナーを使っていたということです。

・・・

中毒を防ぐため、用水路の中には複数の送風機が設置されていたほか、作業員はマスクを着用していたということです。

県は「対策はとっていたが、結果として事故が起きてしまった。原因などを確認している」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20240307/1050020840.html

 

(2024年12月6日 修正1 ;追記)

20241231920分にNHK神奈川からは、換気装置が基準に適合していなかった疑いありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

平塚労働基準監督署が調べたところ現場の換気装置が有機溶剤などを使って塗装作業を行う際に定められている基準に適合していなかった疑いがあることが分かったということです。

このため労働基準監督署は3日、工事の元請け会社で東京・品川区の「Nエンジニアリング」と社員で工事現場の責任者、それに下請け会社とその社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20241203/1050022548.html

 

  

 

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2024371419分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日夕方、新潟市北区の塗装会社でクレーンと鉄枠をつなぐロープが切れて、下敷きになった男性作業員1人が死亡しました。

事故があったのは新潟市北区の「K塗装工業」の作業所です。

警察によりますと6日午後4時50分ごろ、作業員2人が塗装作業の準備をするため鉄枠をクレーンを使って立てようとしたところ、クレーンと鉄枠をつなぐロープが切れ、鉄枠が倒れました。

そばで作業していた前田さん(50)が鉄枠の下敷きになり、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

鉄枠は縦横3メートルで1.8トンの重さがありました。

警察は安全管理に問題がなかったかを含め、事故の原因を調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/2b19d498915695738bef92226c7af2cefdf31536

 

36215分に同じくYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、布製ロープが切れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午後5時前、前田さんは塗装作業の準備をしようと横になっていた重さ1.8トンの鉄枠(縦3メートル、横3メートル、奥行き1メートル)をクレーンを使って立てるため作業していたところ、クレーンと鉄枠をつないだ布製ロープが切れて、倒れてきた鉄枠が前田さんの体にぶつかりました。

作業は2人で行っていて、前田さんは地上で作業していたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb3a4cfe636830d98c32b269960fbf5200dba587

 

362314分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、鉄枠をクレーンで立たせ作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察の調べによりますと6日午後5時前、新潟市北区の塗装会社で働く男性作業員(50歳)が、縦3メートル、横3メートル、奥行き1メートル、重さ約1.8トンの鉄枠に色を塗るため鉄枠をクレーンで立たせ作業をしていたところ、クレーンと鉄枠をつなぐロープが切れ、男性作業員に倒れてきた鉄枠がぶつかったということです。

男性は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

男性の死因は外傷性窒息死だということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e4f387a7b7d0981681b8fc712d5b2da59600160

 

(ブログ者コメント)

鉄枠を「立たせる作業」をしていたのか、「立たせて作業していた」のか、イマイチ不明だ。

 

 

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2024352010分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

気づいていない人もいるかもしれませんが、フロントガラスの隅に小さな「▲」のマークが付いているクルマがあります。

この、意識しなければ目に入らないほどの小さなマーク。

実は、ドライバーの運転に大きなメリットをもたらしているといいます。

 【拡大画像】「えっ…!」 これがガラスの「▲マーク」です!(12枚)

実は、比較的新しいホンダ車には、フロントガラスの左右の端に先述した小さな▲マークが付いています。

一辺が45ミリほどの二等辺三角形で、矢印の先端が向かい合うよう、左右同じ高さになるよう、ドライバーの目線のやや上ほどの位置に描かれたもの。

フロントガラスの縁の黒い部分と同じ「セラミック素材」でできており、ステッカーのように剥がれることはありません。

そして、意識しなければ気づかないほどの大きさですが、2008年に発売された「フリード」で初めて採用されて以降、現在では、海外モデルも含めたすべてのホンダ車に採用されています。

そんな▲マークは、「ドライバーの視線の動きに関する研究」から考案されたものだといいます。

クルマ1台がやっと通れる程度の幅3メートルの道を左折する際のドライバーの視線移動をホンダが分析した結果、運転の上手いドライバーは視線の水平移動が多く、運転が未熟なドライバーは視線が上下左右に乱れていることが分かりました。

狭い道を曲がる時には、車幅を意識した繊細な運転操作が必要になりますが、中でもドライバーの視線の動きが走行軌道に影響を与えているというのです。

そこで、ドライバーの視線の動きを自然に補正する機能として、フロントガラスに▲マークを設置したところ、水平方向の視線の動きが安定する効果が確認されました。

さらに、年齢や性別、体格が異なる30人のホンダ社員に対して、▲マークがある状態と無い状態で狭い道を左折するテストを複数回実施したところ、▲マークがある場合は、未熟なドライバーでも視線の上下のぶれが減少したといいます。

具体的には、▲マークがない状態では左折時のクルマと壁との距離にばらつきが生じたのに対し、▲マークがある状態ではばらつきが減少し走行軌道が安定しました。

次に、▲マークを外して同じテストを行ったところ、再びクルマと壁との距離にばらつきが生じたことも分かっています。

この▲マークは運転の邪魔になるような大きさではないため、無意識に視線の動きを補正してくれる一方で、ドライバーの集中を大きく妨げるようなデメリットはありません。

また、年齢や性別はもちろん、体格や運転姿勢に関わらず、三角マークによる視線の安定には一定の効果が得られるといいます。

このように▲マークは、未熟なドライバーでも視線の水平移動が安定して行えるようになり、車幅を把握しやすくなることから、狭い道での左折時の接触事故を減少させる効果があると考えられ、以降、すべてのホンダ車に採用されることになったのです。

※ ※ ※

近年、運転をサポートする技術にはカメラやセンサーなど高性能な機能が多く開発されており、それらの運転支援システムを採用するクルマも増えています。

しかし、▲マークは大きなコストをかけずに安全運転に寄与するユニークな機能と言えるでしょう。

高級車やハイグレードモデルに限らず、安価なモデルやコンパクトカーや軽自動車を含めたすべてのホンダ車で採用されていますので、自分のクルマにも付いている場合、意識して活用してみてはいかがでしょうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/df4a1fa9952490575e374da69d3e8a269e7d3469

 

 

 

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2024371830分にYAHOOニュース(朝日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

奈良県立生駒高校(生駒市)で5日、剣道部顧問の男性講師(70)が部活で居合の指導中に日本刀で男子生徒にけがを負わせた問題で、県教育委員会は7日に会見を開き、けがは深さ約35センチに達し、全治23カ月の重傷と明らかにした。

歩くには松葉杖が必要という。

顧問は6日付で退職した。

県教委によると、居合道6段の顧問は5日午前9時半から、剣道部と空手道部の生徒28人を前に、日本刀の真剣(刃渡り約74センチ)での居合の演武を披露。

その後、空手道部員に模造刀をさやから抜いて構える体験をさせた際、防御の姿勢を教えようと向けた真剣の刃先が、生徒の太ももに刺さったという。

顧問は、教諭を定年退職後、2年前から同校で講師をしていた。

これまで他校で2回演武を披露したが、トラブルはなかったという。

顧問は「けがをさせると思っていなかった。反省している。刀は処分する」と話しているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d99b9c244ddf784dde8730961a6d7588db5ffe2 

 

371930分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、一般的に居合道5段以上の高段者は模擬刀ではなく真剣を使うなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

剣道部の顧問が本物の日本刀を使い、生徒の脚にけがをさせていたことが分かりました。

■深さ3センチ超 居合道の高段者

古くから伝わる武道「居合道」。
日本刀を使って仮想の敵を倒す「形」を修練する武道です。

その居合道を体験する高校の部活動で日本刀が使われ、生徒がけがをする事故が起きました。

奈良県教育委員会 吉田教育長 :
「常識的に『こんなん、あかんやん』と我々は思うんですけども、ところが(居合道の)高段者にとっては日本刀を使うことが逆に常識のようになっているので」  

5日、奈良県立生駒高校で剣道部の顧問を務める臨時講師が日本刀を使って居合道を体験する練習を行ったところ、誤って2年の男子生徒の太ももを突き刺す事故が起きました。

吉田教育長 :
「居合道というものを子どもたちに教えるということで、まずは演武をして、その後に講義しながら子どもたちに体験をしてもらう。
その時に対峙(たいじ)する形で間合いの取り方等を指導するなかで、誤って子どもの太ももに日本刀が刺さった、突き刺さった、刃先が刺さったということで。
子どものけがの状況でありますけど、特に神経や動脈への損傷はなく、現在、松葉杖をついて歩いているが全治23カ月であると聞いています」  

男子生徒は幅3センチ、深さ3.5センチの傷を負ったということです。

日本刀を使用した臨時講師は70歳の男性で、少なくとも15年の修練が必要とされる居合道6段の高段者。

一般的に5段以上は模擬刀ではなく真剣を使うとのことです。

今回、部活動で日本刀を使うことは学校に知らせていませんでした。

吉田教育長 :
「我々は日本刀を学校に持ってくるということは駄目やないかと当然、思っているんですけども、そしたらそれが禁止されているのかというと禁止規定はないと。
銃刀法所持違反ではなくて登録された美術品。
岐阜県で登録された日本刀を臨時講師が所持をしていて、そして高段者であるということで、その日本刀で演武をしたりすることに関しては認められていると。
彼は認められているので学校の中で日本刀を使用して演武をしていたと」

■真剣での指導必要?

様々な形がある居合道は1人で演武して技の正確さなどの技術を競いますが、今回、臨時講師は演武を見せる時だけでなく、生徒と向かい合って間合いの取り方を指導する時にも日本刀を使用し、生徒の右太ももを突き刺したということです。

奈良県立生駒高校 嶋岡校長 :
「(臨時講師は)当たるとは思っていなかったと。慢心というか…ではないかなと思います」

全日本剣道連盟の草間居合道委員長は、学校に日本刀を持ち込んだこと自体を疑問視しています。

草間委員長 :
「生徒に対して真剣を持って指導すること自体が違っているんだと思いますし、考えられないと思います。
間合いのことについてやるのであれば、模擬刀を使うとか、けがをしないような安全な木刀を使って指導します」

奈良県教育委員会は規程に不備があったとして、今後は学校には有資格者でも日本刀を持ち込むことを禁止するということです。

草間委員長 :
「未経験者に対しては、真剣を持たずに指導するのが指導者としての一番の大切な心得ではないでしょうか」

臨時講師は6日付で依願退職。

男子生徒側は警察に被害届を出さない意向を示しているということです。







https://news.yahoo.co.jp/articles/37b309e8ebe63edb2f9141bfe08ae6897115add6

 

372026分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、別の居合道指導者は手で指導するだけなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

別の道場で居合道を指導する人に話を聞きました。

勇進流刀技術「勇進舘」 瀬戸さん :
「おかしい。
指導するのは離れて、本人がやっているのを先生が近づいていくだけ。
私の場合は、手で指導する」

日本刀を使うことについては…

瀬戸さん :
「絶対使わない、真剣は。
日本刀の研いだよく切れる刀で相手を教えるというのは、ちょっと考えられない」

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bcbf5ddc44bb80ead7945e195d4411b8cfe6d68 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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