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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年10月19日付で、朝日新聞備後版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午前9時10分ごろ、三原市の印刷関連工場で、会社員男性(59)がフォークリフトに頭を挟まれ、搬送先の病院で約1時間後に死亡した。
警察によると、男性は印刷機械の鉄板を運ぶためフォークリフトを運転中、フォークリフトの天井とレール部分に頭を挟まれたという。




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2011年10月19日に、朝日新聞長野東北信版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。また当該JAのホームページにも顛末が報告されていた。

昨年10月3日、須高農協高山市所ライスセンターで籾搬送中のフォークリフトが横転し、運転手(当時36)が下敷きになって死亡する事故があり、中野労基署は18日、必要な作業計画を定めず危険を防止する措置をとらなかったとして、同農協と支所長代理(51)を労安法違反の疑いで書類送検した。

同署によると、事故はフォークリフトのハンドル運転誤操作によって約20cmのコンクリート製籾殻排出塔の基礎に乗り上げて起きた。
同署は、農協側が作業計画で安全な運行経路を定め、運転手に示さなかった点を違反とした。


出典URL■■■


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2011年10月15日付の朝日新聞島根版(聞蔵)と14日付の山陰中央新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年9月に松江市の新ごみ処理施設「エコクリーン松江」で、3つの溶融炉のうち2号炉、3号炉の炉を覆う鉄板に亀裂やふくらみが相次いで見つかり運転停止した問題で、施工した新日鉄エンジニアリングは、14日、炉の温度が想定以上に上昇し、厚さ10mmの鉄板が破損・変形した、と市などに伝えた。
職員の作業環境を改善するため炉に保温材を取り付けた結果、炉内が高温になったとみられる。

同社によれば、炉内ではごみによって通常時を超える最高1300℃の高温になることがあるが、その状態が続くのが3時間程度と過小に評価したため、基準以上の熱で断熱材が収縮。
さらに鉄板表面の保温材が熱を下げにくくし、鉄板に亀裂や変形が起きたと認めた。

同型の炉は全国に28基あるが、保温材を導入したのは今回が初めて。炉を覆う鉄板に亀裂が起きた事例はないという。
応急処置として保温材を撤去し、耐火物の一部を高密度のものに変えると説明した。
市は、第三者にも炉の状況を評価してもらうという。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

想定不足はさておき、記事の文面からすると、保温材は炉の完成後に取り付けられた可能性がある。
もしそうだとすれば、当然、設計時の放熱計算に保温材は入っていない。
これも、変更管理が適切に行われなかったために起きた事例かもしれない。




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2011年10月20日13時37分に読売新聞から、また20日付の毎日新聞東京版(夕刊)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前9時20分頃、台東区のマンション建設現場で、10階部分(高さ約20m)の足場の解体作業中、鉄パイプ18本が落下し、地面で跳ね返った鉄パイプ(長さ2.2m、重さ約4kg)が通行人の男性(62)の頭にあたった。
男性は右側頭部を約20cm切る重傷を負ったが、命に別条はないという。

警察は、鉄パイプを地上に下ろす際の固定が不十分だったのが原因とみて、業務上過失傷害の疑いで工事関係者から事情を聞いている。

警察によると、現場では当時、足場に使われていた鉄パイプ18本を縦に束ね、直径約35cm、深さ約30cmの袋に入れて、作業員3人が手作業で下ろそうとしていた。
数m下ろしたところで解体途中の鉄骨に当たってバランスが崩れ、ばらばらに落下したという。


出典URL■■■
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2011年10月20日14時33分にNHK鹿児島から、また20日付で鹿児島テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前7時半過ぎ、鹿児島市の鹿児島本港でトラックの荷台から冷凍食品の入った重さ300kgのコンテナが落下し、作業をしていた男性(54)が地面との間に挟まれて死亡した。

警察によると、男性はコンテナをトラックで港まで運ぶ作業を担当していた。
コンテナは、運送中には倒れないようにベルトで固定されているということだが、事故当時、ベルトは外れていた。

警察は、男性が荷降ろしの準備作業をしている際に、底に滑車のついたコンテナがトラックの荷台から落下したのではないかとみて、詳しい状況を調べている。
一緒に作業していた男性は、現場を離れていた。


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19日14時11分に、毎日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午前11時20分ごろ、新日鉄大分製鉄所から、「男性従業員2人が集じん機の下にあるピットで倒れている」と119番があり、駆け付けた消防がピット(深さ約7m)に埋まっていた2人を救出し、病院に搬送した。
2人は協力会社の社員で、58歳の男性が死亡し、もう1人はろっ骨を折る重傷という。 警察は、労災事故の可能性もあるとみて調べている。

新日鉄大分によると、事故は鉄鉱石を焼き固める焼結工場で起きた。
製鉄過程で出るちりやごみなどをピットにためておき、定期的に専用の機械で除去するほか、従業員が中に入って清掃している。
19日は定期検査日で、集じん機を止め、2人が朝からその作業をしていた。


出典URL■■■


19日17時56分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所から「集塵機付近で2人が倒れている」と119番通報があった。
同製鉄所によると、2人は協力会社「A建設」(姫路市)の社員で、工程で出たダストを集める集塵機の中で清掃作業をしていた。

死亡した1人はダストをためるホッパーの中に埋まっており、死因は窒息死だった。 警察は、2人の上に大量のダストが落ちてきたとみて調べている。


出典URL■■■


2011年10月19日18時00分に、テレビ大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所の鉄鉱石を加工する工場で、19日午前11時ごろ、2人の男性作業員が工場で出たチリなどを集める集じん機の中でチリに埋もれた状態で発見された。
2人が埋もれていたのは集じん機の底にあるホッパーと呼ばれる部分で、2人は当時、3ヶ月に一度の清掃のため、19日朝から作業をしていたという。

発見当時、Aさんはチリに全身が埋まっていて、Bさんは体の一部が埋まっていた。 警察の調べでは、集塵機の壁の一部が壊れていたという。
このため、警察は2人がホッパーの中に入り作業を行っていたところ、壊れた壁から鉄のチリがなだれのように落ちてきて事故に遭ったとみている。

新日鉄によると、ホッパーの清掃作業にはマニュアルがあり、通常は外の扉からホースを入れチリなどを吸い出すため、中に人が入ることはないという。また作業を管理する立場の人も居るという。
このため、警察などは事故の原因を調べると共に、安全管理に問題はなかったかなども詳しく調べている。


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19日22時5分に、西日本新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日本製鉄大分製鉄所で、製鉄工程で出るほこりを集める集じん機の貯留槽(深さ5.6m)の中に、作業員2人が倒れているのを、別の作業員が見つけた。
2人は新日鉄の孫請け会社の社員。この日は3カ月に1度の定期検査日で、集じん機内の清掃作業をしていた。

集じん機下部にはV字状の貯留槽が三つあり、2人はこのうち一つの中で、Aさんは全身が、Bさんは上半身の一部が、鉄のほこりにそれぞれ埋まった状態で発見されたという。

警察は、実況見分で貯留槽上部の鉄板の一部が壊れているのを確認。壊れた部分から入り込んできたほこりなどに2人が巻き込まれた可能性があるとみている。


出典URL■■■


19日23時9分に、NHK大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新日鉄大分製鉄所で、鉄鉱石を加工するときに出るちりを集める「電気集じん機」の中の清掃作業をしていた協力会社の従業員2人がちりに埋まった。

新日鉄大分製鉄所によると、電気集じん機は、縦と横がおよそ18m、高さがおよそ27mあり、事故当時は定期修理のため停止していた。
2人は、ほかの従業員と一緒に電気集じん機の一番下にあるコンベアの清掃作業をしていたという。

警察によると、死亡したAさんは大量のちりの中に埋まった状態で見つかっていて、警察は、何らかの原因で機械の上部にこびりついていたちりが2人の上に落ちたとみて、事故の詳しい原因を調べている。


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19日13時44分に、大分合同新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

意識不明だった男性作業員1人の死亡が確認された。

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(ブログ者コメント)

 各メディアの報道内容にかなりバラツキがあるので、今回は一つの記事に集約することなく、原則、報道時間順に各記事を掲載した。(ダブっている記述は割愛)



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2011年10月19日21時42分に、msn産経ニュース宮城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県は19日、加美町の漆沢ダムで18日、ボートを格納する際に昇降用の架台ごと湖面に落下し、職員2人がけがをしたと発表した。
県によると、負傷したのは漆沢ダム管理事務所技術次長(57)と、同技術主査(39)で、次長は首に軽傷、主査は左ひじ骨折などで重傷を負った。

2人は18日午前10時20分ごろ、ボートを使った月例の水質検査を終え、ボートをダムの堤体上部にある格納庫に収納するため、昇降用の架台にボートを乗せ、自分たちも乗って上昇させたが、最上部に達したところで金属製の架台ごと、約17m下の湖面に落下した。
架台は別の職員の操作により、昇降用の斜路(傾斜45度)に沿ってウインチでワイヤを巻き、引き上げていた。架台は湖底に沈み、ワイヤも切れた。2人は救急車で病院に搬送された。

ボートの昇降施設は昭和54年に設置され、年に1回点検しているという。
県は20日に潜水して調べることにしている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

ボートだけを昇降させるよう設計された設備に2人も乗ったためにワイヤーが切れた・・・そんな事情はなかったのだろうか?
設置当初は設計思想を皆が知っていたが、時が経ち、人が変わるにつれ、いつの間にか忘れ去られ、それが事故の原因となる・・・そういった事例はしばしば見聞きするところなので、フト、そう思った。





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2011年10月22日2時38分に、msn産経ニュース佐賀から下記趣旨の記事がネット配信されていた。また九電ホームページにプレスリリースが公開されていた。

九州電力は21日、玄海原発4号機で今月4日、真空状態の復水器に空気が入り原子炉が自動停止したトラブルについて、補修作業の手順書にミスがあり、手順書通りに作業を行った結果、自動停止に至ったと発表した。
運転再開のめどについて九電は「国の判断が示されてから」と言及を避けたが、再開できないまま12月の定期検査に入る可能性が高い。

九電によると、今回のトラブルは、復水器の真空を維持する系統にあるタービングランド蒸気元弁の補修作業において、トルクスイッチという部品を交換するため、作業員が電源コネクタを作業手順書に従って引き抜いたところ、復水器内に空気が入ったことを知らせる信号が発せられ、原子炉が自動停止したという。
本来は、電気の流れを迂回させてから作業にあたるべきだったが、手順書にそうした記述はなかった。

手順書は、九電のグループ会社が9月29日に原案をまとめ、10月3日に玄海原発の担当課長が承認した。
平成20年の定期検査時にも同じトルクスイッチの点検作業を行っており、今回もそれにならって手順書を作成したが、今回は原子炉運転中の作業だったため、自動停止につながったという。
手順書を作成する際に制御回路図面でシミュレーションをしていれば、今回のような異常信号が発せられることは予測できたという。

九電は会見で「原子炉を停止させ住民にご心配をおかけし、申し訳なく思っている」と陳謝。今後、手順書を作成する際は、他の機器への影響評価を確実に行うなどし、再発防止に努めるという。


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2011年10月20日付の毎日新聞東京版と21日付の茨城新聞から、また20日0時36分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構作物研究所」(つくば市)が、法令で決められた実験室の扉を閉めるなどの措置をせずに大豆の遺伝子組み換え実験を行っていたことが19日分かった。
8月に内部調査で把握し文部科学省に報告したが、外部には公表していなかった。

遺伝子組み換え実験は、法律で、閉めきった室内で行う拡散防止措置などが義務づけられている。

同研究所によると、実験は07年1月~今年5月に実施。 大豆のDNA塩基配列を読み取るため、実験室外の廊下に置いた培養器に収納した試験管やシャーレを使って、大豆の遺伝子を大腸菌に導入して培養した。
機器の破損はなく、外部に影響はないという。

同研究所では、研究員の法令順守や安全管理のための教育訓練の徹底と実験の監視体制の強化を行ったという。 つくば市には18日になって報告した。
文科省は同研究所を厳重注意した。
市は「判明後2カ月が過ぎるまで報告されず、市民の不安を招き大変遺憾だ。同研究所と文科省に再発防止を申し入れる」としている。


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(ブログ者コメント)

遺伝子組み換え実験なるもの、素人目にはおどろおどろしく感じられ、何重ものガードがかけられた、もっと厳重な管理下で行われているかと思っていたが、法規制ともども、案外とユルユルのようだ。

まあ、実験のレベルによっても違うのではあろうが、今回培養したものは大豆の遺伝子を組み込んだ大腸菌。まったく自然界には存在しないものだ。それを、実験室の扉を閉めるぐらいの対策で本当に大丈夫なのだろうか





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2011年10月19日12時19分に、NHK山口から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県内にあるおよそ800の橋を管理している国交省山口河川国道事務所が19日、橋の安全性を確認する調査を報道陣に公開した。
山口市の第1下郷高架橋で行われた調査には、同事務所の職員などおよそ20人があたった。

調査では、始めに手順を確認したあと、リフトのついた作業車を使って橋の腐食具合を見たり、コンクリートの中の様子などを確認するためにハンマーで橋脚をたたいて音を確認したりしていた。
若手の職員が現場で橋の状況を確認する機会はあまりないということで、職員たちは、ベテランの職員から方法を教わりながら調査にあたっていた。

国内にある橋は、昭和30年から40年代に架けられたものが多く、老朽化が懸念されているため、国交省では5年に1度、国が管理する橋の老朽化の進み具合をチェックしている。
同事務所では管理している800余りの橋のうち、今年度はおよそ140の橋を調査することにしているという。




(ブログ者コメント)

報道陣に現場を知ってもらうことはいいことだが、単にそれだけのことで公開したのだろうか?
公開する旨、同事務所から10月17日付でプレスリリースされていたが、単なる自主活動の一環?
 
   ■■■
それとも16日に起きた広島緑化センターの欄干腐食事故対応?それにしては素早過ぎるし・・・。
とまあ、そんなことを考えた情報につき、ここに紹介する。




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2011年10月20日に、毎日新聞東京版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国土交通省は19日、以下の事故が起きていたと発表した。

  ①3月6日午後6時ごろ鎌ケ谷市のマルエツ鎌ケ谷大仏店で、女性従業員(65)が2階で荷物用エレベーターのドアを開けたところ、籠が1階にあり、籠の天井まで約2.7m落下し、尾てい骨にひびが入る通院20日間のけがをした。

   ②10月15日午前11時40分ごろ松戸市のマルエツ上本郷店で、男性従業員(49)が1階で扉を開けて乗ろうとして、籠が中2階にあったため、約1.2m下の床に転落し、右肋骨を折る全治約1カ月の重傷を負った。

事故機は同型で最大積載量は450kg。製造した「新日本リフト」によると、両店には76~77年に設置された。
倉庫や工場などの業務向けで、首都圏15カ所に設置されている。扉が手動式なのはマルエツの2カ所と、足立区の倉庫のみだという。

利用者が自らのフロアへの呼び出しボタンを押して籠が到着するまでは、重りで外扉にロックがかかる構造だが、何らかの理由でロックが作動しなかったという。

3月の事故後、新日本リフトはマルエツ側に上本郷店のロックの部品交換を勧め、見積もりを出していたという。
マルエツも上本郷店のエレベーターに「人は絶対に乗らない」と張り紙をして注意を促していた。

千葉県は、マルエツから鎌ケ谷大仏店の事故報告を5月に受け、同店に立ち入り調査。制御装置の不具合の可能性があるとの報告書を6月に国交省に提出した。
その後の調査で同型機が上本郷店にもあることが分かり、県などが8月に立ち入り調査したが「異常なし」と判断していた。

県は「上本郷店は松戸市に事故の調査権限があるが、県も調査しており、2カ月たたないうちに事故が起きてしまい、チェックが甘かったと言われても仕方ない」としている。

国交省は3月の事故を公表しなかった理由について「把握したのが3カ月後で、一般の人も利用しないため緊急性がないと判断した。2件続いたので発表した」としている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

全く同じ事故が2009年2月に新宿区の帝都典礼ビルで起きたことは、既掲載のとおり。この時、転落した人は死亡している。




(2012年9月11日 修正1 ;追記)

2012年9月4日付の毎日新聞千葉版紙面に、事故原因に関する下記趣旨の記事が掲載されていた。

県内のスーパー2店舗で昨年起きた荷物用エレベーターの転落事故に関し、3日、国交相の諮問機関の社会資本整備審議会が調査報告書を公表した。

報告書によると、問題のエレベーター2台は「新日本リフト」製の同型。
手動で扉を閉めると施錠装置で扉が内側からロックされ、「ドアスイッチ」が作動して昇降する仕組みだという。

鎌ヶ谷の事故では、ドアスイッチの取り付け位置が不適切だったため、扉がロックされていないのにドアスイッチが作動して、かごが2階から1階に移動。2階の扉を開けた従業員が転落した。

松戸の事故では、中2階にかごがある状態なのに、1階の扉が開き、従業員が床に転落した。
報告書は、8~9年前に施錠装置を修理した際、正規の部品を使わなかったため、同装置がうまく作動しなくなった可能性があるなどとしている。


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2011年10月18日20時24分にNHK松山から、19日16時22分に南海放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、10月19日付の愛媛新聞紙面にも同趣旨の記事が掲載されていた。

18日午後5時すぎ、松山市にある三菱化学のポリエステル繊維の原料を作っていたプラントの蒸留塔内部から煙が出た。
消防によると、午後8時前に火は消し止められた。作業員が数人いたが、けがはなかった。

同社によると、このプラントは、平成22年に操業が停止され、今年5月から解体作業が進められていた。
18日は、午前8時半ごろから作業をしていた。
高さ46mの塔(直径約3.5m)を約15mに切断後、さらに細分化していた際、塔の中にあったチタンが燃えたらしい。
有害物質の発生はなかったという。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

チタンの発火点は250℃。燃えやすい金属だ。
特に粉末とか箔状になっていると爆発的に燃え、過去にも何件か粉じん爆発事例があるほどだ。
今回の事例は、三菱化学側が塔の中にチタン部品があることを確認せずに切断作業させた、あるいは場所を間違えていた、といったことが考えられる。




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2011年10月19日2時2分にmsn産経ニュース奈良から、19日付で毎日新聞奈良版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県は18日、台風12号による豪雨で土石流が発生した十津川村の国道168号線復旧工事現場で、資材運搬中の男性作業員(57)が斜面から転落し、左足かかとを骨折するなど全治2週間の軽傷を負う事故があったと発表した。

県道路建設課によると、17日正午ごろ、同村長殿の現場で、斜面を上がるモノレール(全長260m)に資材を乗せて運搬していたところ、モノレールのバランスが崩れ、作業員が高さ約3mの斜面から転落したという。
県などで事故原因を調べている。


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2011年10月18日11時53分にmsn産経ニュース埼玉から、同日同時刻に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午後5時10分ごろ、秩父市の自営業男性(68)方で、屋根瓦の修理をしていた男性の首にロープが絡まっているのを帰宅した妻が発見、近隣住民と男性を救助した後に119番通報した。
男性は病院に搬送されたが、まもなく死亡。死因は窒息死だった。

警察の調べでは、男性は17日午後4時ごろから、高さ約10mの自宅屋根で壊れた屋根瓦の修理をしていたという。
ロープの両端は屋根の上側と男性の胴体に結ばれ、命綱として使われていた。
警察では男性が何らかの原因で屋根から転落した際にロープが首にからんだ可能性があるとみて、詳しい事故原因を捜査している。


出典URL■■■     
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(ブログ者コメント)

msn産経ニュースでは「安全帯のロープ」という表現になっているが、1mくらいしかない安全帯のロープが首に絡まるとは考え難い。
読売新聞の記事どおり、「命綱としての単なるロープ」だったということだろうか?



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2011年10月18日付で、毎日新聞山口版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山陽小野田市のガス容器検査会社「S容器検査」で17日午前9時ごろ、爆発があった。
ガスボンベを再利用するため、塗装を乾燥させる部屋で作業中に爆発したとみられ、男性社員(26)が両ひざをすりむくけがをした。
警察は爆発の原因を調べている。

警察によると、同社はガスボンベの再利用のために検査し、塗装やバルブの取り付けをする会社。
当時、男性社員は同僚男性と2人で、屋内の検査場(約380m2)に設けられたプレハブ平屋(縦6.6m、横2.2m)の乾燥室内で、プロパンガスが抜かれ再塗装したボンベをバーナーで乾燥させたり、バルブの取り付け作業中だった。

ガスボンベは作業前、別の場所でガスを抜くという。
乾燥室内にはガスを抜いた一般家庭用の50kgガスボンベ約20本が置かれていた。
爆発の影響で窓ガラス5枚が割れ、鉄板製とコンクリート製の壁が損壊するなど被害がでた。
現場付近は工場が点在する場所。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

ボンベに残留していたガスあるいは蒸発した塗料溶剤が爆発したものと思われる。
着火源はガスバーナーだろうが、これは強力な着火源につき、可燃性ガス濃度が2~3%(一般的な可燃性ガスの爆発下限濃度)に達すれば、爆発し得る。
普段より乾燥室の気密性が高かったとか、いつもより多くのボンベを同時に乾燥させていたとか、そんな事情はなかったのだろうか?


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2011年10月17日付で、朝日新聞新潟版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、10月16日付の新潟日報紙面にも同趣旨の記事が掲載されていた。

長岡市のU鋳造所で、15日午後8時45分ごろ、工場内から出火し、鉄筋2階建ての工場約660m2のうち、約130m2で壁や床の一部が焼損した。
当時9人が作業中だったが、けがはなかった。

警察によると、溶けた鉄を鋳型に流し込んでいる最中に爆発が起こったといい、警察は、溶けた鉄が水に触れて飛び散ったのではないかとみている。




(ブログ者コメント)

水蒸気爆発が起きたとすれば、どこにあった水に触れたのだろうか?
溶けた鉄を扱う作業場に水を置いていたなど、ちょっと考え難いのだが・・・。


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2011年10月9日付の山梨日日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

8日午前8時40分ごろ、昭和町の缶製造「K製缶」の工場で、作業していた男性社員(19)が誤って左手をプレス機に挟まれた。男性は左手の人差し指を切断する重傷。

警察によると、男性は一人で円柱状の缶詰め用の缶(直径10cm、高さ8cm)をプレス機で成形する作業をしていた。
缶を取り出そうとした際に誤って機械を作動させるペダルを踏んだため、缶と機械に左手を挟まれたという。



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2011年10月4日付の中日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

3日午後2時20分ごろ、名古屋市の「名古屋港木材倉庫」の屋外材木集積場から出火、燃料用の木材チップ置場800m2と材木置き場300m2、ショベルローダー1台を焼いて、午後11時ごろに鎮火した。けが人はなかった。

警察によると、出火当時、集積場では27人の従業員が作業しており、ショベルローダーを運転していた男性がエンジンを止めると間もなくエンジンから出火し、チップなどに燃え移ったという。
高さ8mのチップの山は全焼。風も強く、周辺の木材に火が移った。



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2011年10月16日付で、朝日新聞福岡版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日正午ごろ、博多ポートタワーで、地上80階の部屋にいた博多ポートラジオの職員が落下物を目撃したと、市港湾局に連絡があった。
タワー従業員らが周囲を探したが見つからず、けが人の情報もないという。
市港湾局は、点検のため、併設のミュージアムを含め、同日夕から当面休館とした。

タワーは高さ100m。目撃情報と同じ頃、1階にいたタワーの女性従業員も、何かがぶつかったような鈍い音を聞いたという。
タワーでは、今年6月、約67m高さにあった鋼製の部品が落下したため、11月から本格的な補修工事が予定されている。



ちなみに、6月の事故については、6月7日付と6月17日付で、朝日新聞福岡版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前10時ごろ、約67mの高さにある展望室付近の金網を固定する鋼製の細長い枠(長さ約165cm、幅3.5cm、厚さ0.6cm、重さ約1.8kg)が地上に落下した。けが人はなかった。腐食するなどして落ちたとみられる。
市は、ポートタワーと併設するミュージアムを当面の間、休館とし、補修工事する。

その後、6月16日、市は、補修が終わったため、17日から再オープンすると発表した。




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2011年10月16日付で、毎日新聞大分版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午後5時10分ごろ、大分市のJR豊肥線敷戸駅で、改札口付近の自動券売機上にある運賃表示板(幅約1.4m、高さ約45cm、厚さ4cm、重さ約10kg)が落下し、切符を買っていた40代の男性客の頭を直撃した。
男性は、頭にコブができる怪我だけで済んだが、JR九州大分支社は警察に届け出なかった。

同支社によると、表示板はアルミ枠のアクリル板で、天井から塩化ビニール製のバンド2本で地上から高さ約1.8mの所につり下げていた。
設置した04年以降、バンドは替えていないといい、うち1本が劣化して切れたらしい。8月中旬の目視点検時には異常は見つかっていなかった。

同駅管理を受託するJRのグループ会社社員が男性に病院に行くよう勧めたが、男性は「用事がある」と大分駅に向かったという。
同支社は「けがの責任は当方にある。大分駅でもおわびし、今後も誠実に対応すると伝えた」として警察に届け出なかったという。
ワイヤ製のバンドに替えて再固定。近く、表示板の下を固定する器具も取り付ける。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

事故とヒヤリは紙一重。
本ブログでは、タマタマ下に人がいなかった物品落下事例を紹介することが多いが、これは久しぶりの、下に人がいた事例だ。
ハインリッヒの法則は、ここでも適用できる。  
  ※ハインリッヒの法則
   1つの大きな事故の陰には29の小さな事故があり、
         またその陰には300のヒヤリハットがある。




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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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