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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20114171820分にmsn産経ニュースから、また18157分に同広島版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後0時20分ごろ、広島市環境局の中工場で、ごみ焼却灰を高温で溶かして固めリサイクルする溶融炉の底が損傷し、約1300℃の液状溶融物が構内に流出した。
工場は運転を停止し、消防の放水で流出は止まった。けが人なし。
炉は直径3・3m、高さ3mの円柱形で鉄製。今年2~3月の定期検査では異常はなかった。作業員が流出に気付き119番した。市が原因を調べている。

 

(2011年11月4日 修正1 ;追記)

2011年10月5日付で、中国新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

発生前日に灰溶融炉の内部の温度が上昇し、異常を知らせる警報が出ていたことが4日、分かった。
2003年の稼働後、初の事態だったが、運転管理を請け負う業者は炉の運転停止や点検をせず、市にも報告していなかった。

市は炉の製造元の三菱重工環境・化学エンジニアリングと合同調査を進めてきた。 運転管理を委託する重環オペレーション(同)の対応に落ち度はなかったかを含めて原因を特定。その上で市は炉の存廃を年内に判断する方針だ。

灰溶融炉は家庭ごみの焼却灰を1500℃で溶かし、舗装などに使うスラグに再資源化する。炉壁は鉄製で内部は耐火れんがを敷き詰めてある。 4月の火災では炉の底に穴が空き、液体状の灰が流れ出して床などを焼いた。劣化したれんがの隙間を高温の灰が通り抜け、炉壁を溶かしたとみられる。

れんがの温度は常時計測され、運転中は約500℃。市の調査によると同16日、安全管理上の上限の600℃を越え警報ブザーが鳴った。灰の投入を中断すると約5時間後に600℃を下回ったため運転を続けたという。


出典URL■■■



(2011年11月10日 修正2 ;追記)

2011年11月5日付の毎日新聞広島版から、「市、委託会社に賠償請求へ」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、同趣旨の記事が朝日新聞広島版(聞蔵)からもネット配信されていた。

広島市は4日、事故の調査報告書をまとめた。
市が運転管理を委託した会社が、メーカーの定める適切な管理値を順守しなかったなど、あまりにもずさんな運転管理をした結果、異常事態の発見や適切な対応が遅れ、溶融物の流出に至ったと考えられるとして、この会社に損害賠償を求める方向で検討中としている。

同市によると、火災は4月17日午後0時20分ごろ、溶融炉室内で発生。内壁や配管など約74m2を焼いた。
溶融炉底部に開いた6カ所の穴から、高温で溶け出した1300℃の金属や焼却灰が飛び散り引火したという。
報告書によると、同14~17日に炉底面の耐火れんがが消失し、溶融物が炉底を破って流出。この間、溶融の停止をしなかった。

メーカー「三菱重工環境・化学エンジニアリング」は、溶融物の厚さや焼却灰を熱で溶かすプラズマ電圧の高さなどの管理値を定めていたが、運転管理をしていた会社「重環オペレーション」は「運転操作要領書」に管理値を定めていなかったり、メーカーと異なる管理値を設けたりしていた。

14日午後11時には溶融物の厚さが異常値を示しており、報告書は「流出事故までの約60時間、電圧や音頭など各種の運転データに異常サインが現れており、適切な対応を行っていれば事故は免れたと推定される」としている。

溶融炉は同工場内に2基あり、火災後は2基とも停止している。
運転再開について同市は「管理運営に年間約8億円かかる。今年度中に廃炉にするかどうか判断したい」と話している。


出典URL■■■

以下は、市の報告書。
      ■■■



 

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20114162227分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午後7時45分ごろ、東京電力柏崎刈羽原発の水処理建屋で煙が発生し、火災報知機が作動。煙はすぐに収まり、けが人はなかった。
煙が出たのは、水道水の不純物をろ過する装置の電源操作盤。作業員数人が操作盤を点検作業中、スイッチを入れたり切ったりしている際、操作盤から火花が発生し、煙が上がった。
東電が発煙の原因を詳しく調べている。
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2011416日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年4月1531分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。 
航空や鉄道の重大事故をめぐり、運輸安全委員会と警察庁が、事故原因の調査と警察の捜査との関係を見直す方向で合意した。

警察は、これまで安全委の調査結果を捜査に活用してきたが、今後は警察が独自に事故原因を調べる手法を試行する。

警察の捜査は、遺族の処罰感情も考慮して個人の刑事責任追及に重きを置いてきた。
一方、航空関係者らは、個人の責任を追及すると原因調査と再発防止に悪影響を与えるとして異議を唱えてきた。

警察はこれまで、安全委がまとめた事故調査報告書を鑑定書として刑事訴追の証拠に使ってきた。
今後も求めがあれば報告書を警察に渡すが、警察はそのまま証拠としては扱わないという。

欧米では、機長らの刑事責任を免責した上で原因調査に協力させるケースが主流だ。
国際条約も、原因調査の目的を「再発防止」に限り、捜査に使わないよう求めている。

だが、安全委の調査では対象者に黙秘権がないため、外国の航空会社などが報告書を元に警察から刑事責任を追及されることをおそれ、安全委の調査に協力しない可能性がある。

前原誠司国土交通相(当時)が昨年8月、日航機墜落事故の追悼慰霊式で「調査が優先されるような話し合いを行っていきたい」と表明。安全委は警察庁側と協議してきた。


http://www.asahi.com/national/update/0414/TKY201104140494.html


(ブログ者コメント)
 
個人の責任を追及し過ぎると、責任を逃れようとして真実がネジ曲げられる恐れがある。ネジ曲げられた真実では、事故の再発防止につながらない。
この点、ブログ者は、この決定にもろ手を挙げて賛成する。
望むらくは、産業事故にもこの考えを取り入れていただきたいものだ。
 


(2011年4月22日 修正1; 追記)
 
20114211618分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
中野国家公安委員長は21日、運輸安全委員会が、調査と捜査を独立させる取り組みの試行を警察庁と検討しているとした点について、「安全委と協議した事実はない」と否定した。

一方で委員長は、安全委と支障なく協力関係を築いてきたことを強調。「協議の申し入れがあれば、必要な意見を述べる」とした。
 
(ブログ者コメント)
 
「オレは聞いてない」的な発言なのだろうか?せっかくの動きが後退しそうなのは残念だ。
 

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2011415日 旧ブログ掲載記事)
 
20114132114分に、毎日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午後2時半ごろ、天理市の化学薬品メーカー、大東化成の工場から出火。爆発を繰り返しながら鉄骨平屋建て工場と倉庫計約550m2を全焼した。男性従業員(44)が顔面にやけど。近隣の宿泊施設の利用者らが避難するなど、現場は一時騒然となった。
警察の調べでは、工場では廃油から揮発性の有機溶剤を精製。男性従業員が1人で溶剤をバケツからドラム缶に移す作業をしていたところ、突然発火したという。警察は、溶剤などの保管方法や保管量に問題がなかったか調べている。

 
(ブログ者コメント)
 
おそらくは接地不良。静電気対策が不十分だったことによる典型的な静電気火災だと思われる。
 
 

(2011年6月15日 修正1; 追記)
 
20116141215分に読売新聞から、同日1854分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
警察は、14日、トルエン約1000ℓを無届けで保管していたとして、元経営者(75)と元従役員の次男(44)を消防法違反容疑で逮捕した。危険物として保管する際に届け出が必要なトルエンを、無許可で工場に貯蔵していた疑い。
同社は、大阪府内の精密機械工場などで溶剤として使われたトルエン化合物を回収し、工場内で薬剤を使って水などとトルエンに分離。製品として同府内の業者に納品していたという。
ちなみに、顔面に火傷を負ったのは元役員の次男だった。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110614-OYT1T00491.htm
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2053506082.html
   

(ブログ者コメント)
 
□安全管理以前の問題がある会社だったようだ。
□msn産経ニュース奈良には、ファイヤーボールの写真が掲載されている。思ったより大規模な事故だった。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110614/nar11061416350006-n1.htm



 
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2011415日 旧ブログ掲載記事)
 
2011414日付で、毎日新聞鳥取版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午前10時50分ごろ、鳥取市の工場だった建物内で作業員2人が倒れていると110番通報があった。救急隊員らが駆けつけたところ、30歳と20歳の男性作業員2人が気を失って倒れていた。1人は軽症、もう一人も1週ほどで回復する見込みという。
警察の調べでは、2人は同日午前8時半ごろから発電機を使って床に溝を掘る作業をしていた。発電機の排気ガスが充満して、一酸化炭素中毒になったらしい。
 
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2011415日 旧ブログ掲載記事)
 
20114131359分に、中日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午前8時55分ごろ、名古屋市のキリンビール港輸送センター解体工事現場で、取り壊し中の建物の壁が高さ4m、幅20mにわたって倒れ、隣接のマンション駐車場の車3台を押しつぶした。別の車2台もフロントガラスが割れたり、車体が傷ついたりした。けが人はなかった。
警察によると、重機で壁を内側に引き倒す作業をしていたところ、壁がマンション側に倒れたという。解体工事は6日からで、この日は14人が作業にあたっていた。
マンション住人の男性(49)は「メリメリとワイヤの切れるような音がした後、突き上げるような地響きがした。ベランダに出ると、車がペシャンコになっていた」と話した。
 
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2011414日 旧ブログ掲載記事)
 
20114121841分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
茨城労働局は12日、東日本大震災の復興工事中に高所から転落して死傷するなどの労災事故が県内で10件に上ったと明らかにした。工事の集中で技量や防止措置が不十分なまま作業させたのが原因とみられる。

震災のあった先月11日~今月8日に発生し、職場復帰に4日以上かかった負傷事例を県内の労基署を通じ集計。その結果、4日につくば市で住宅の屋根瓦を修繕していた男性作業員(73)が約6mの高さから転落して死亡したほか、計9人が骨折などのけが。いずれも高所で作業中に足を滑らせたり、ヘルメットを着用しなかったりしたケースが目立つという。

一方、県警によると、今月11日には牛久市の店舗新築工事現場で男性作業員(57)が福島、茨城両県で震度6弱の余震のあった直後に高さ約3mの足場から落ち頭を強打。12日に死亡した。

 

(2011年8月3日 修正1 ;追記)

2011年8月3日1時48分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

つくば市で4月、震災で損壊した民家の屋根の復旧工事中に男性作業員(73)が転落死した事故で、土浦労基署は,2日、労安法違反の疑いで、つくば市内の設計事務所と同社社長(62)ら3人を書類送検したと発表した。

東日本大震災の復旧工事では1日までに60件の労災事故が発生。書類送検は県内で初めてという。

警察によると、男性は4月4日、2階建て住宅の屋根瓦の撤去後に防水シートをかける作業中、高さ約6mの屋根から転落、頭などを強く打ち死亡した。同社などは手すりの設置など転落防止に必要な措置を講じないまま作業させていた。


出典URL■■■

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2011414日 旧ブログ掲載記事)
 
2011411194分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11日午後5時半ごろ、福島県いわき市の第一三共プロファーマ小名浜工場のLNGタンクから出火。消防が消火活動を行い、同日午後6時40分ごろ鎮火した。出火は落雷によるものとみられる。
同工場は医薬品原料の生産拠点だが、東日本大震災による設備損傷で操業を停止している。


(ブログ者コメント)
 
雷が落ちてタンクベント排ガスに着火したものと思われる。文献で読んだことはあるが、報道を目にすることは珍しい。
 

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2011414日 旧ブログ掲載記事)
 
2011410日付の朝日新聞と毎日新聞の青森版ならびに1026分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
□7日深夜の余震時、2系統あった外部からの送電が停止した。

□非常用ディーゼル発電機は3台あったが、2台は定期検査中。

□運転可能な1台が地震直後に起動し、原子炉などの冷却機能は維持できた。

□8日未明に外部電源1系統が復旧。

□そして8日午後2時に、起動して運転中だったディーゼル発電機から油が漏れたため、同発電機を停止した。

□結果、非常用ディーゼル発電機が1台も運転できない空白時間が生じてしまった。油漏れが外部電源復旧前であれば、原子炉などの冷却は電源車に頼るしかない状態だった。

□油漏れは、燃料循環ポンプの軸封部で発生。定期検査後、3月9日に組み立て直した際、作業員がパッキンを逆向きに取り付けたため、パッキンに軸がぶつかって一部が欠け、そこから油が漏れたという。

http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001104100005


http://mainichi.jp/area/aomori/news/20110410ddlk02040025000c.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201104090114.html
 
(ブログ者コメント)
 
□些細なミス、単純なミスであっても、それが大事故につながる可能性を持つことがある。そういった警鐘を鳴らしてくれている事例だ。
□3台ある非常用発電機の、なぜ2台を同時に定期検査したのだろうか?集中検査で費用低減?
 
 
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2011413日 旧ブログ掲載記事)
 
201148日付で、毎日新聞鳥取版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午前10時ごろ、米子市のJR西日本後藤総合車両所で、塗装装置の点検をしていた輸送機械メーカーの社員(51)が、スライドしてきたクレーンと塗装機械の間にはさまれた。重体。

警察の調べでは、被災者は高さ約5mの塗装装置に登って定期点検をしていたという。警察で事故原因を調べている。

 


(2012年3月28日 修正1 ;追記)
 
2012年3月23日19時45分にNHK鳥取から、合図不統一が事故原因だったという記事がネット配信されていた。

労基署は、クレーンを動かす際の合図が統一されておらず事故を防ぐ必要な措置をとっていなかったとして、JR西日本と車両所の当時の所長を労安法違反の疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、会社としてのJR西日本と、車両所の47歳の当時の所長。
この事故は、去年4月7日、米子市のJR西日本の後藤総合車両所で、列車の車輪を塗装する装置を点検していた下請け会社の当時51歳の男性作業員が、装置とクレーンの操縦席の間に挟まれて死亡したもの。


米子労基署が調べたところ、現場ではJR西日本とその下請け会社の作業員が混在していたのに、クレーンを動かす際の合図が統一されていなかったという。

労基署は、事故を防ぐ必要な措置をとっていなかったとして、労安法違反の疑いでJR西日本と、車両所の当時の所長を書類送検した。
JR西日本米子支社は、「書類送検されたことを厳粛に受けとめ、引き続き事故の再発防止に万全を期していく」としている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tottori/4043915701.html
 


(2012年11月29日 修正2 ;追記)

2012年11月27日付で毎日新聞鳥取版と朝日新聞鳥取全県版(聞蔵) から、安全確認しないままクレーンを動かしたことが原因など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故で、米子署は26日、クレーンを操作していたJR西日本社員の男(51)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
容疑は、昨年4月7日午前10時10分ごろ、列車の修繕作業をした際、リモコンを使ってクレーンを操作。近くの塗装装置の点検作業をしていた男性をクレーンの運転室と塗装装置ではさみ、死亡させたとしている。

警察によると、男は安全確認をしないままクレーンを動かした疑いがある。


出典URL
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20121127ddlk31040487000c.html

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2011413日 旧ブログ掲載記事)
 
201148232分に、msn産経ニュース福井から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
 関西電力は7日、高浜原発3号機の補助建屋で3月8日に手すりの取りつけ工事のために壁面用の金属板の搬入作業をしていた協力会社の男性作業員が、倒れた板に当たり、右足を骨折する重傷を負ったと発表した。
 関電によると、事故は同日午前11時15分ごろ発生。金属板59枚(総重量720kg)をトラックからクレーンで下ろし、台車に立てかけた後、つり下げ用の吊り具を取り外した際、板のバランスが崩れて作業員側に倒れたとしている。
 関電は再発防止のため、荷下ろしの際、転倒防止処置を行うことを社内規定に明記し、協力会社に周知徹底した。

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2011413日 旧ブログ掲載記事)
 
201147217分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
 6日午前9時35分ごろ、京都市の電子機器製造会社「大日本スクリーン」の工場で、解体作業をしていた建設作業員(24)が足場から約10m下に転落し、頭などを強く打って間もなく死亡した。
警察は関係者から事情を聴くなどして、安全管理が適切だったかどうかについて調べている。

 
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2011413日 旧ブログ掲載記事)
 
201145226分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
太宰府市のだざいふ遊園地で3日午後1時20分ごろ、観覧車のゴンドラから女児(3)が地面に転落。頭にけがをしたが、命に別条はないという。係員が保護者の同伴を指示しなかったといい、警察は園側の安全管理に問題がなかったか、業務上過失致傷容疑で調べている。

警察などによると、女児は母親(34)らと来園し、一緒にいた男児(5)と2人で乗った。ゴンドラが一番高い所から下り、高さ約10mにさしかかった際、外側に約20cm開いた窓から女児の足が出ているのを母親が発見。女児は、そのまま下のゴンドラ2台にぶつかりながら落ちたという。

園では、4歳未満が観覧車に乗る際、保護者の同伴を求めているが、当時の係員(61)から母親らに指示はなかったという。社長は「従業員への指導が行き届かなかった。深く反省している」と話している。

園は太宰府天満宮の敷地内で1957年に開園。年間約11万人が来園している。


http://www.asahi.com/national/update/0405/SEB201104050037.html
 
 

(ブログ者コメント)
 
他所の事故を他山の石として自所の事故防止にいかに役立てるか?そういった永遠の命題について考えさせられる事例だ。
 
他所事例の活用については、本年3月10日、群馬で発生した集団食中毒について所見を述べたばかりだが、あの事例は、調理器具の消毒不足によるサルモネラ菌発生という、岩見沢事例と同じ原因の事故を、1ケ月も経たないうちに再発させた点に問題があった。
 
しかし、今回の事例は、チト様子が違う。もちろん他山の石となる事例は、本年1月31日に起きた東京ドーム遊園地での乗客死亡事故だ。
 
事故直後、国交省から各遊園地に安全確認の指示が出されたが、その指示は落下防止装置に特化したもの。つまり東京ドーム事故の直接原因にだけ対応するものであった。
よって、だざいふ遊園地に安全バーなどを必要とする施設があったなら、その点については安全確認を実施したことだろう。
 
しかし、国交省指示の方法だと、同じ事故の再発は防げても、類似事故は防げない。国交省の対応としては、ターゲットを明確にするという点で今回の方法しかなかったと思うが、乗客の生命に直接の責任を負う事業者側は、それだけでヨシとしてはいけなかった。
 
東京ドーム遊園地事故の本質は、現場に多くの人員を配置できない状況下、乗客の安全を確保するために、どこまでを社員が行い、どの部分を現場のアルバイトに任せるか?といった安全管理システムが構築されていなかったことにあると、ブログ者は考えている。
だざいふ遊園地の安全管理者には、このような観点から東京ドーム遊園地事故の教訓を読み取ってほしかった。そうすれば、国交省に指示された点だけでなく、安全管理上の注意点などを現場第一線のアルバイトに再教育せしめ、もって今回の事故は防げたかもしれない。
 
しかし、これも事故が起きた後だから言えること。間接原因への対応範囲は非常に広いので、どこに焦点を当てて対応するか、そこがズレると、また同じような事故が起きてしまうのだ。
 


(2011年12月22日 修正1 ;追記)

2011年12月21日付の朝日新聞福岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

業務上過失傷害で書類送検されていた従業員男性について、福岡地検は20日、不起訴処分とした。
地検は、けがの程度や被害者側の処罰感情、遊園地が再発防止策を講じたことを考慮したと説明した。




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2011412日 旧ブログ掲載記事)
 
201144225分に、msn産経ニュース京都から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前8時ごろ、京都市伏見区の研磨剤販売会社「松見」の事務所兼資材置き場で、従業員の松見大良さん(23)が作業中に昇降用のリフトに首を挟まれ、間もなく死亡した。警察が事故の原因を調べている。
松見さんは平成17年度の全国高校ラグビー大会で優勝した伏見工業高校チームのメンバー。卒業後は社会人クラブチーム「時計台クラブ」で活躍していた。


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2011412日 旧ブログ掲載記事)
 
201143142分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後7時55分ごろ、牧之原市の自動車部品メーカー「ミクニパーテック」の本社工場内で、男性従業員(27)が自動車部品を製造するための金型機械に頭を挟まれ、間もなく死亡した。
警察によると、事故当時、5人で作業していた。このうち3人が食事で作業場を離れ、残る1人は別の機械を担当し、誰も事故に気づかなかったという。作業員は「機械に不具合があり、時々止まることがあった。何度も様子をみながら作業していた」と話しているという。

 

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2011412日 旧ブログ掲載記事)
 
2011412111分付で、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月31日午後5時35分ごろ、熱海市の自動車修理業「角忠自動車工業」で、修理工(44)がドラム缶を切断していたところ、突然缶が破裂し、飛んできたふたが頭に直撃し間もなく死亡した。警察で爆発した原因などを調べている。
警察によると、被災者は畑で汚れた手を洗うために水をためるおけを作っており、切断時に発生した火花が、缶の中の物質に引火したとみられる。


(ブログ者コメント)
 
□使用済容器に火を入れる場合、中に何が入っていたか確認するのが鉄則のはずだが?
□破裂ということから考えると、キャップを閉めたまま切断したのではないか?キャップさえ開けていれば、そこから火が噴き出す程度で済んだかもしれない。ただ、ロケットのようにドラム缶が飛んで行った可能性はあるが・・・。
 
 
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2011412日 旧ブログ掲載記事)
 
2011330日付で、神奈川新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
29日午後4時45分ごろ、愛川町のコーヒー豆卸「ユニカフェ」で、同社社員の男性(26)が、コーヒー豆を洗浄する機械に巻き込まれ、死亡した。
警察によると、装置は深さ、幅、奥行きともに約80cmのおけ状で、豆をかき混ぜるための4枚羽のプロペラが動いていた。男性は、装置を清掃中に頭から羽に巻きこまれたとみられるという。

 
(ブログ者コメント)
 
このブログを開設して1年に満たないが、その間、同じような事例が数件あった。
普段、機械を停止するために使用しているスイッチは制御電源を切るためだけのスイッチ。機械を駆動する電気は、スイッチのすぐ上流まで来たままだ。
したがって、普段どおりにスイッチを切っただけでは、何かの拍子に機械が動きだす可能性がある。
動く機械に接近して作業する場合は、必ず元電源を切っておかねばならない。
 
 
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本ブログに掲載した2009年6月から2011年5月までの記事一覧表(エクセル)は、以下のURLに保存しています。
 
 
 
 ※エクセル表が添付できるブログはココログだけの模様につき。
 ※2011年6月以降は、エクセル作成を省略。
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本ブログは、当初、ココログに開設していました。
 
しかし、ココログでは、理由不明なまま、いきなりブログを閉鎖されることがあると分かりましたので、今後、安心して書き続けることはできず、よって、引っ越してきました。
 
引っ越しに当たり、ココログで書いていた2011年3月までの記事は、読者の利便性を考慮し、カテゴリー毎にまとめて掲載しました。
 
2011年4月以降の記事は、発生順あるいは報道順に掲載します。
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(2011年3月10日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年3月8日21時38分に、東京新聞から下記記事がネット配信されていた。
 
特定の周波数の電磁波を使い、火災現場などで発生する危険なガスを遠隔検知するシステムの開発に成功したと、NTTや産業技術総合研究所などが8日発表した。
救助に当たる消防士の二次災害の危険を、大幅に減らすことが期待できるとしている。
使用するのは、光と電波の間に位置する「テラヘルツ」という周波数の電磁波。すすや煙を通り抜け、どんな物質があるか調べることができるが、電磁波発生や検出のための技術開発は進んでいなかった。
NTTなどは、三つの光源から出る光の信号を組み合わせ、さまざまな周波数のテラヘルツ波を短時間でつくることに成功。幅広い範囲をカバーする受信器と組み合わせ、システムの試作機をつくった。
6畳ほどのスペースで、ソファやベッドに使われるウレタンを燃やす実験を行い、約5mの距離からテラヘルツ波を照射。反射して戻ってきた波を調べたところ、猛毒のシアン化水素ガスを検出した。
今回の試作機は高さが約180cm、稼働部分の重さも約80kgある。今後は現場に持ち運びしやすいよう小型化し、分析できるガスの種類も増やして実用化を目指す。
 
 
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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