







2022年11月14日1時0分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事が画像の写真付きでネット配信されていた。
西武鉄道は、遮断機が下りた踏切内に取り残された人を検知するため、AI(人工知能)や3D画像解析による「踏切異常検知システム」を開発し、14日から本格的な運用を始めました。
西武鉄道沿線の約7割の踏切には「踏切支障検知装置」が設置されています。
この装置は自動車の検知がメインとなっているため、人が踏切内に取り残された場合、誰かが非常ボタンを押して列車に異常を知らせる必要がありました。
西武鉄道では、人が鉄道と衝突する事故を防ぐため、踏切監視カメラ映像をAIで画像処理したり、3Dカメラ映像を解析したりして線路内に取り残された人を検知し、接近する列車に知らせる踏切異常検知システムを開発しました。
14日から池袋線や新宿線の踏切、合わせて3カ所で本格的な運用が始まりました。
AIは人を骨格で検知しますが、このシステムでは雨の日などに傘を差して骨格が隠れている場合でも検知できるということです。
今後、車が通れない踏切を中心に設置される予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be23bf7dc6888cbe19fc5f93742fa64fb375fb07
2022年11月14日20時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が地振波の伝わり方イメージ図付きでネット配信されていた。
14日午後5時9分ごろ、三重県南東沖の深さ350キロを震源とするマグニチュード(M)6・1の地震が発生した。
震源に近い三重県などで震度が観測されなかった一方、遠く離れた福島県、茨城県で最大震度4を観測した。
なぜだろうか。
東京大地震研究所の古村孝志教授によると、今回の地震は沈み込む太平洋プレート内で発生した、震源が深い「深発地震」と呼ばれるタイプと考えられるという。
プレート内を揺れが伝わったため、プレートの沈み込み口に近い関東・東北地方を中心に揺れが観測された。
一方、震源の真上にある「マントル」は軟らかく、プレート部分に比べて揺れが伝わりにくいため、三重県などでは人が感じる揺れはなかったとみられるという。
こうした、震源の近くより遠くの地域で大きく揺れる現象は「異常震域」と呼ばれる。
三重県南東沖では数年に1度、M6クラスの地震が発生しており、いずれも今回のように異常震域が生じたという。
深発地震は、震源が浅い地震に比べると、一般的に余震は少ないという。
古村さんは「深発地震であってもマグニチュードが大きくなれば、震度5以上となることもある。今回の地震を機に、備えを再点検してほしい」と話している。
https://www.asahi.com/articles/ASQCG6JYQQCGULBH00L.html
11月14日21時9分に毎日新聞からは、太平洋プレートは本州付近では東にいくほど浅くなっている(それに伴いマントル層は薄くなっている)ので東日本のほうが大きく揺れたなど、下記趣旨の記事が、同じようなイメージ図ならびに震度分布図付きでネット配信されていた。
なぜ震源から遠く離れた東日本で揺れたのか。
「異常震域」と呼ばれる現象が起きたことが、その理由だ。
政府の地震調査委員会の平田直委員長によると、メカニズムはこうだ。
震源付近では陸のプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込み、さらにその下に太平洋プレートが沈み込んでいる。
今回の地震は震源が非常に深く、太平洋プレートの内部で発生したとみられる。
地震波は、プレートの中では伝わりやすいが、他の部分では減衰しやすい特徴がある。
太平洋プレートは本州付近では東に行くほど浅くなっており、太平洋プレートと接する陸のプレートに地震波が伝わりやすかった。
このため、震源に近い中部地方よりも、東日本の方が大きく揺れたとみられる。
異常震域のあった地震は過去にも起きている。
2019年7月には三重県南東沖の深さ約390キロでM6・6の地震があり、宮城県で震度4を観測した。
東海から日向灘に至る海域では、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で起こるM8~9の「南海トラフ地震」の発生が想定されているが、今回の地震はその境界面よりもかなり深い場所で、直接の関係はないという。
平田さんは「異常震域の地震は時々起こるもの。一般的に深いところで起こる地震は余震が少ないが、まれに、続いて同規模の地震が起こることがある。強い揺れを感じた場所では、引き続き強い揺れになることに気を付けた方がよい」と話す。
https://mainichi.jp/articles/20221114/k00/00m/040/226000c
2022年11月13日7時2分にYAHOOニュース(WEB CARTOP)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
駐車場と道路の段差を解消する「段差スロープ」(段差プレート)。
ホームセンターなどで手軽に購入できるので、自宅の駐車場の出口に並べて重宝している人も多いだろう。
しかし、駐車場前の道路部分や側溝の上に「段差スロープ」を接地するのは、道路交通法に抵触する恐れもある。
ネックになるのは次の条文。
道路法第43条【道路に関する禁止行為】
何人も道路に関し、左に掲げる行為をしてはならない。
(1) みだりに道路を損傷し、又は汚損すること。
(2)みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼす虞(おそれのある行為をすること。
つまり、道路上にみだりにモノを置いては行けないという規定があるわけだ。
しかし、ここには「みだりに」という言葉が入っている。
「みだりに」とは、一般に「正当な理由なく」の意味で解釈されているので、段差を解消するという「段差スロープ」の目的が「正当な理由」かどうかは、法律的に解釈が分かれるところだろう。
違法か合法化は、かなりグレーなゾーンで、現実的に「段差スロープ」を警察が摘発した例は非常に稀なはず。
ただし以前、大阪で、段差スロープにミニバイクが接触・転倒し、その後、クルマにはねられて死亡する事故があり、段差スロープを設置していた飲食店経営者が道路法違反(道路での禁止行為)容疑で書類送検されたケースもあったので、万が一、設置した「段差スロープ」に人や自転車、バイクなどが躓いて、誰かが転んだり、怪我をした場合は、責任を問われる可能性は否めない。
理想をいえば、自治体に許可を取った上で、道路との段差を低くする「切り下げ工事」を行なうのがベスト。
とはいえ、「切り下げ工事」は非常にコストがかかるので、「段差スロープ」を置くかどうかは、地域性や交通量、そしてコストとリスクなどをよく考えて、自己責任で行なうしかない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52e884c41048925673a0c4184314c5a50ae997bb
(ブログ者コメント)
ブログ者も以前、車庫前の渡溝板が破損した際、ホームセンターに売られているものとはサイズが違ったので、どこで買えるか市役所の道路維持課に聞きに行ったところ、「側溝に蓋を置いてはいけません、いつから置いているのですか?」と聞き返されたことがあった。
「分譲地に住んでいて、購入時には既にあった。周囲、皆同じです。」と答えると、それ以上は聞いてこなかったが・・・。
その蓋の上を通学中の小学生が、ガタガタいうのが面白いのか、ときどき歩いている。
万一、躓いたり割れて落ちたりすると、責任問題になるのかもしれないので、今後は見かけたら注意することにする。
2023年12月6日14時12分にYAHOOニュース(乗りものニュース)からは、西東京市では歩行者&自転車などの通行や雨水排水に支障が出る恐れありなどの理由で段差解消ステップを置かないよう注意喚起しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【道路法に根拠あり】
「道路上に段差解消用のステップ等を置かないでください」
西東京市が2023年12月頭、市のウェブサイトでこう注意喚起しました。
段差解消用のステップとは、自宅車庫と道路との出入りをしやすくするために置かれた、傾斜のついたステップのこと。
街なかでよく見かける光景かもしれません。
しかし、ステップの設置は道路法第43条で禁止されています。
条文は以下の通りです。
「みだりに道路を損傷し、又は汚損すること。」
「みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼすおそれのある行為をすること。」
さらに第76条にも、以下の規定があります。
「何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない。」
つまり、ステップは「土石、竹木等の物件」に該当し、その設置は「道路の構造又は交通に支障を及ぼすおそれのある行為」、あるいは「交通の妨害となるような方法」に該当すると解釈できます。
前出の西東京市は「歩行者がつまずくなどの危険が生じたり、自転車やバイクなどの事故の原因となったりし、事故の発生時には設置者の責任が問われることがあります」としたうえで、「雨水の排水にも支障が生じる可能性があり、生活環境の悪化につながるため、速やかに撤去してください」と呼び掛けます。
【でも実際に段差が… どうすればよい?】
とはいえ、道路と車庫のあいだに段差があるせいで生活に支障をきたしている場合はどうすればよいのでしょうか。
ある道路管理者は、以下のように話します。
「まず、その段差が家の敷地のものである場合、敷地側で切り下げるなどしてください。
家から歩道を経て車道に下りる形の場合は、縁石と歩道をそこだけ自費で切り下げ、段差を無くすという方法があります」
これは道路法第24条に基づく工事(24条工事)であり、道路管理者の持ち物である道路構造物を、道路管理者以外が手を加える行為です。
勝手に工事はできず、あらかじめ道路管理者(県道なら県の土木事務所、市道なら市役所など)に、24条工事の承認申請を行う必要があります。
ちなみに、ステップを置くなどし前出の道路法に違反した場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
また、その行為によって実際に事故が発生した場合は、ステップを置いた本人はその責任を問われることとなるでしょう。
実際、1999(平成11)年に大阪府堺市で発生した死亡事故は、原付バイクの大学生が段差解消用のステップに乗り上げて転倒し、他車にはねられたことが原因でした。
一件では、ステップ設置者が有罪判決を受け、書類送検されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/711b557594fa895cddb0c99bd349d980afc8cee7
2022年11月13日6時12分にYAHOOニュース(乗りものニュース;東京とびもの学会の寄稿文?)から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
【19年ぶりとなった「イプシロン」6号機の指令破壊】
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が2022年10月12日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げたイプシロンロケット6号機は、発射から6分28秒後に「成功の見込みなし」として地上から破壊信号が送られ、空中で爆破されました。
これは、日本国内の人工衛星打ち上げ失敗事例としては2017(平成29)年1月27日の「SS-520-4」、指令破壊としては2003(平成15)年11月29日のH-IIAロケット6号機以来、19年ぶりの出来事です。
当初、一部報道などでは「打上失敗」「多額の費用が無駄に」といった論調が先行し、失敗=悪のようなイメージがあったことは否めません。
しかし、これはロケットの打ち上げには必ず必要なプロセスです。
そこで、聞きなれない「指令破壊」という言葉とともに、なぜそのような措置が必要なのか、そして、どのようなときに、どのような手順で行われるのかを見てみましょう。
そもそも「指令破壊」は、ロケット発射に関して成功の見込みがなくなった際に、地上からの電波による「指令」で機体を「破壊」し、安全確実に落とすための仕組みです。
ロケットは、大きく分類すると液体燃料式と固体燃料式の2種類に分かれますが、いずれも大きく重い物体を大量の燃料を燃やして飛ばしている、という点では同じです。
飛行中、故障などで機体が制御不能になって、万一地上に落ちてしまうと、落下地点によっては大きな被害が出ることが予想されます。
これを防ぐため、あらかじめ設定した安全区域の中に落とそうと、飛行を強制的に終わらせるための措置になります。
ロケット本体や積荷の人工衛星などと引き替えに地上の安全を確保する、ひいては日本国民の生命と財産を守るための、究極の安全対策だと言えるでしょう。
【指令破壊の判断に至る3ステップ】
とはいえ、指令破壊の判断を下すまでは、3つのステップがあります。
・ステップ1:飛行中のロケットが予定外の動きをする
・ステップ2:これ以上飛行しても成功の見込みがないと判断される
・ステップ3:指令破壊コマンドを送信する
JAXAの場合、一連の流れは全て専門の訓練を積んだ職員が担っています。
飛行コースが安全限界を超えた場合、あるいは決められた時点で計画通りの姿勢にならなかった場合など、飛行を続けるのが危険な状態となった際に、指令破壊コマンドを送信します。
なお、具体的なコマンドの中身や周波数は、高度な機密性から、公開されていません。
こうした、飛んでいる際の安全確保の仕組みを「飛行安全」といいます。
これを司る施設は、かつては種子島宇宙センター、内之浦宇宙空間観測所、それぞれに置かれていましたが、現在は種子島宇宙センター内の総合指令棟(RCC)に統合されています。
指令破壊コマンドがロケットに届くと、機体に搭載された指令破壊装置が起動します。
ただ、この過程、まるで自爆スイッチを押して燃料に火を点けて爆破するかのように語られがちですが、実際はかなり違います。
指令破壊の目的は、ロケットを安全に落とすため、飛行を強制中断させる点にあります。
そのために必要なのは、推力を断つこと。
具体的には、火薬で燃料タンクを割るのです。
これは日本のロケットに共通する仕組みです。
火薬は使いますが、燃料タンクを割るためであって、搭載された燃料に火をつけ爆破するのが目的ではありません。
【炭酸入りペットボトルをロケットに見立てると…】
「H-IIAロケット」などの液体燃料ロケットでは、タンクを割れば推進剤の供給がなくなってエンジンが止まり、飛行も終了します。
一方、「イプシロン」などの固体燃料ロケットの場合は、燃料タンクがエンジンの燃焼室も兼ねていることから、そこを割れば心臓部を破壊したことになるので、やはり飛行は終わります。
「イプシロン」の1段目と2段目には、縦方向に、紐のように細長く形を整えた火薬が取り付けられています。
断面がV字に見えるよう形を整えているので、正式名称を「V型成形爆破線」といいます。
なお、確実に作動させるため、2系統がそれぞれ180度離れた位置に置かれています。
地上から指令破壊コマンドが届くと、ただちにこの火薬が起爆し、竹を割るように機体を縦に割ります。
中の圧力を一気に逃し、推進力を断って機体を落下させるのです。
身近なもので例えるなら、よく振った炭酸飲料入りのペットボトルにカッターで切り込みを入れると、炭酸の圧力で中の飲み物が吹き出す、というのに近いといえるでしょう。
ペットボトルをタンク、カッターを成形爆破線、炭酸を燃焼ガス、飲み物を燃料、と置き換えると、指令破壊の仕組みになります。
【指令破壊後のロケットはどうなるのか】
指令破壊後のロケットは、地球上に落下します。
この際、安全な場所に落ちるように事前に計画が立てられています。
ロケットの飛行コースは、人工衛星の目的とする軌道によって事前に決まります。
また、ロケット各段を分離するタイミングも、事前に計画が立てられています。
すると、分離した各段が落ちる場所が計算でわかります。
イプシロン6号機の場合、1段目の落下予想区域が沖縄東方沖、2段目の落下予想区域がフィリピンのミンダナオ島東方沖で、打ち上げ時はこの中に船などが立ち入らないように調整されています。
空中も同じように安全区域が設定され、飛行機などはその区域を避けて飛ぶことになっています。
機体は落下中に空気抵抗で、ある程度バラバラになりますが、宇宙空間から再突入するわけではないため、燃え尽きることはありません。
海面衝突時のショックで更に細かく破壊されたロケットの破片は、そのまま太平洋に沈みます。
ちなみに、海底に沈んだ残骸の引き上げの可能性についてJAXAに話を聞いたところ、2000(平成12)年には事故原因究明のために「H-IIロケット」の第1段エンジンを海底から引き揚げたことがあったものの、今回の「イプシロン」6号機については、回収することは考えていないとの回答でした。
2022年11月3日現在、「イプシロン」6号機の打ち上げ失敗について、原因は第2段の姿勢制御装置の一部がうまく働かなかったため、というところまで絞り込まれています。
なお、「イプシロン」シリーズは次号機から「イプシロンS」と呼ばれる能力増強型になりますが、これに影響する部分なのかが気になるところです。
衛星打ち上げロケットの成功率は、世界的に見て90~95%が標準です。
失敗は残念ですが、決して珍しいことではありません。
ですが、積荷である衛星の関係者にとっては、貴重な実験や事業機会が失われることになりますから、より打ち上げ成功率の高いロケットが求められるのは言うまでもありません。
筆者(東京とびもの学会)としては、イプシロンには今回の失敗を糧としてさらなる改良を行い、信頼性の高い機体に育って欲しいと願っています。
また、打ち上げに失敗してしまった衛星にも、再打ち上げの機会が早く訪れるように祈ります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d7010c8514cfb8df9ffaa66c1dc7f894a405e88
2022年11月15日21時34分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森県八戸市で13日夜、4歳の男の子が亡くなりました。
15日午前、市営住宅の前にはお菓子やジュースとともに花が供えられていました。
近隣住民 「どうして……。まさかって感じ」
「びっくりしました。本当にもうお気の毒ですね」
現場は11階建ての市営住宅で、男の子は、10階の自宅ベランダから誤って転落したとみられています。
男の子は、40代の母親と2人で暮らしていました。
事故が起きた当時の状況が明らかになりました。
男の子の母親は、「子どもが玄関に鍵をかけ、入れなくなった」と話しているといいます。
警察によると、13日午後11時前、母親はゴミ捨てに向かったということです。
この時、男の子は寝ていて、母親はゴミ以外のものは持たず、玄関の鍵は開けたままで部屋を出て行ったといいます。
しかし、母親が戻ると、玄関の鍵は閉まっていました。
男の子が起きて、鍵をかけてしまったとみられます。
母親はドア越しに男の子と話し、鍵を開けようとしましたが、うまくいかなかったということです。
この住宅で鍵をかけるのは簡単ですが、開けるのは簡単でないといいます。
同じ住宅の住民 :
「ちょっと子供はわからんかもね。つかまないと、(鍵)回せない感じなんだよね」
つまみの上下にあるボタンを押しながら回さないと開かない仕組みになっていました。
午後11時10分ごろ、母親は近くの交番に相談へ。
警察官を連れて、10分ほどで戻りましたが、敷地内で倒れている男の子を発見し、その後、死亡が確認されました。
自宅ベランダの手すり近くには、男の子が普段使っていたパイプ椅子が置いてあったといいます。
母親を探そうとしたのでしょうか。
男の子は部屋の中から、自分で椅子を持ち出したとみられています。
各地で子供の転落事故が相次ぐ中、防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
子どもの安全研究グループ・技術士 森山哲さん:
「子供は親がいなくなると、とても不安になります。
不安になって親を探します。
いなかったら、玄関から開けるんでしょうね」
子どもは、3~4歳くらいになると、親のまねをして鍵の開け閉めが可能になります。
そのため、少しの時間でも鍵を持ち歩くことが大切だということです。
また、ベランダについては、足場になりそうな物を置かないことが重要だといいます。
子どもの安全研究グループ 技術士 森山哲さん:
「(親が)家の中にいなければ、ベランダから外をのぞこうとします。
窓から外をのぞこうとします。
その時に転落事故が相当あります。
本当に数分間の事故なんですが」
産業技術総合研究所が行った、ベランダ柵のよじ登り検証では、4歳児の7人中5人は、自分の背より高さがあっても、手すりや足場を使えば乗り越えることができていました。
また、2歳児の7人中1人でも、手をかけられる場所があれば、乗り越えられる子もいました。
さらに、子どもだけでベランダに出られないよう、窓の上に補助錠をつけることも大切だということです。
転落事故が起きた八戸市では、中高層の市営住宅に注意喚起のチラシを配布し、再発防止を呼びかけるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b3036b8500c66f0c6a7b296a858839d1aecfa6f
(ブログ者コメント)
産総研の実験については、過去に本ブログでも紹介スミ。
2018年4月14日掲載
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8242/
2022年11月16日6時12分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【静岡で17年ぶり2度目の開催】
2022年11月12日と13日、静岡県において「第6回緊急消防援助隊全国合同訓練」が行われました。
これは、1995(平成7)年に発生した阪神・淡路大震災を契機として創設された緊急消防援助隊、通称「緊援隊(または緊消隊)」の消火や救助技術、そして指揮や連携活動などの能力を向上させるため、おおむね5年に1度のペースで行われている大規模な実動訓練です。
とはいえ、新型コロナの影響などから実施が延期されたことで、前回(第5回)から7年空いての開催となりました。
6回目となった今大会は、発生が危惧されている南海トラフ地震を想定した内容で、静岡県内で開催されるのは2005(平成17)年以来、17年ぶり2回目とのこと。
すべての都道府県から約700隊、計3000人超の隊員が参加したほか、消防団や警察、自衛隊、海上保安庁、そしてDMAT(災害派遣医療チーム)などの機関も参加するなど、過去最大の規模で実施されました。
また、今回は土砂災害や風水害の機動支援を行う消防部隊や、化学剤や生物剤、放射能汚染といった、NBC災害に対応した特殊部隊なども多く参加していたのが特徴です。
なぜ、全国の消防機関が1か所に集まって、これだけ大規模な訓練を行う必要があるのか。
それは、近年多発する自然災害に対して、いかに迅速に行動することができるか、どれだけの部隊を一斉に投入できるのか、投入された部隊をいかにして効率的に稼働させ、迅速な人命救助に繋げるのか、こういった点を演練し、問題の洗い出しを行うのが目的だからです。
ほかにも今大会では、会場に訪れることができない市民にも消防の救助活動を知ってもらえるよう、消防の全国訓練では初となるYouTubeでのライブ配信が行われるなど、新たな取り組みも行われていました。
まず12日のサブ会場となった遠州灘海浜公園では、想定上の津波被害にあった静岡県磐田市を舞台にした訓練が行われました。
その内容は救助だけではなく、化学系の部隊まで投入され、かなり臨場感のあるものでした。
【津波災害なのに有毒ガスを想定 なぜ?】
ここでは、想定する発災から24時間が経過し、海水が引いたという状況から訓練が開始されます。
まずは、地元の磐田市消防による有毒ガスなどの検知活動です。
なぜ、有毒ガス検知から開始されるのかといえば、多くの家屋が津波に流された場合、可燃性のガスやその他の有毒物質も漏洩している可能性があるからです。
この危険な環境に部隊を投入することは、二次災害を発生させる可能性があるため、まずは救助隊の安全を確保するという観点から訓練が始まりました。
説明によると、仮にこの有毒ガス検知作業中に要救助者を発見しても、検知作業に係る隊員は少数であるため、要救助者の情報を本部に伝達するのみで、彼らが直接救助活動にあたることは稀だそうです。
これは要救助者を見捨てているワケではなく、増援に来る多くの部隊を受け入れ、一斉に救助活動に当たる方が、より効率的で安全に多くの要救助者に対処することが可能であると考えられているからです。
とはいえ、緊急を要する場合には、ガス検知作業を中断して人命救助にあたる場合もあるとのハナシでした。
こうした検知作業と平行して行われているのが、ドローンによる局地的な被害状況の確認と、増援部隊の受け入れです。
発災から既に24時間以上経過しているため、続々と現地に到着する遠方の部隊を、次々と指定された駐車スペースへと誘導します。
遠方から集まった救助隊の隊長などに対して行われるのが、その段階での被害状況の報告と、担当する救助作業の割り振りです。
これは想定上の被害地域である磐田市消防が音頭を取って行われます。
ここでポイントとなるのは、たとえ上位組織である総務省消防庁の職員が駆け付けたとしても、指揮を執るのは地元消防だという点です。
総務省消防庁の職員は、あくまでも地元消防のサポートに徹するそうです。
各救助隊に必要な指示が与えられると、各隊はそれぞれの救助活動場所へと向かっていきます。
ただ、近年の地震災害を受けての想定といえたのが、救助活動中に2度目の地震を検知するという点でした。
次々と搬出される想定上の被災者たちを救急車に乗せ、病院などへと後送している最中に新たな地震を検知、これにより二次災害の恐れがあるとして、全救助隊へ一時退避命令が発令されたところで、初日の訓練を終えました。
【あえて遠方部隊同士でチーム組ませる意義とは?】
他方で、この津波被害への対応訓練を行っている会場の隣では、地震によって発生した大規模な火災への対応訓練も行われていました。
想定上、次々と延焼する住宅火災。
取り残された住民を助け出しますが、トリアージの結果、助けるのが難しいと判断されることも。
それでも、住民基本台帳に基づいて、残る全ての住民を探し出します。
時を同じくして、住宅の延焼火災とは異なる原因で、大規模な工場からも火が出ます。
出火を確認した磐田市消防は、地上からの放水に加え、ヘリコプターからの空中消火を要請。
静岡空港を仮の拠点としていた各地の防災・消防ヘリコプターが次々と燃え上がる工場へと放水し、大ごとになる前に鎮火させていました。
2日目となる13日は、静岡空港の西側にある県有地において、南海トラフ地震で発生した「多重衝突事故」「地下施設での火災」「列車の脱線事故」「土砂災害」など多くのシナリオが想定され、これらに対処するための救助活動が一斉に行われました。
全国から集結した緊急消防援助隊は、このように指定された現場での救助活動に従事したのですが、今回の訓練の肝ともいえる「連携」に関して興味深い調整がされていました。
それが「遠方の救助隊同士でチームを組ませて救助に当たらせる」ということです。
たとえば、近隣の救助隊同士であれば、日頃の訓練でも連携しやすいため、大きな問題は発生しません。
それに対して、たとえば北海道の部隊と九州の部隊は、普段接する機会がありません。
そのため、今回の訓練では、あえて遠方の部隊をワンチームにすることで、お互いに連携方法を模索させていたのです。
ちなみに、これだけ大規模な訓練が行われるということから、静岡県に設置された訓練会場付近には多くの市民が集まっていました。
なかには遠方から駆け付けたと思われるファンの姿も。
なにせ、全国の緊急車両が一堂に会するため、これ以上の撮影機会はないでしょう。
また、将来の消防士になるかもしれないチビッ子たちも多く見に来ており、老若男女問わず、普段はなかなか見ることができない消防士らの活動に目を輝かせていたのが、印象的でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6507a61a31766c4be2bbdcdcb556448c94267ab2
(ブログ者コメント)
4ケ月前、この訓練が行われることになった経緯や今回の訓練計画などが消防庁からユーチューブにアップされていた。(13分)
https://www.youtube.com/watch?v=hv59fwnHpIY
2022年11月14日13時23分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府岸和田市の市立保育所の駐車場で12日午後5時過ぎ、同市の女児(2)が車の中で意識不明の状態で見つかり、間もなく搬送先の病院で死亡が確認された。
府警によると、女児を見つけた父親(33)は「この日朝、保育所に送るため娘3人を車に乗せたが、一人だけ預けるのを忘れて帰った」と説明したという。
府警は、父親が女児を保育所に預けず、約9時間にわたり車内に置き去りにした後、迎えに行った際に発見したとみている。
熱中症で死亡した可能性があり、経緯を慎重に調べる。
岸和田市は14日、次女が登園する予定だった市立保育所が欠席に気づきながら、親に確認の電話をしていなかったことを明らかにした。
市子育て施設課によると、園児の出欠については
▽保護者が登園時にチェックカードに記入する
▽保育士が園児の顔を見る
▽登園予定の園児がいない場合は親らに連絡する
といった方法で確認するのが基本的な対応だった。
保育所は12日、次女の欠席に気づいていたが、担当の保育士が母親に電話をかけようとした際、別の保護者に対応しなければならなくなり、その間に電話をかけたつもりになっていたという。
これまで、欠席した園児への対応を明文化したものはなく、市は13日に臨時所長会を開き、具体的に文書にして配布した。
また、各家庭に連絡した日時や対応した職員、やり取りの内容などを記入する連絡記録簿を新たに作成。
職員間で情報を共有し、緊急連絡先に連絡がつかない場合、複数回連絡するよう改めた。
同課の溝端課長は「大変重い事案だと受け止めている。今後、このようなことがないよう努めていきたい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221114-OYT1T50066/
11月14日19時29分にmBS NEWSからは、死因は熱中症だった、3列目のチャイルドシートに座っていた、後部座席の窓はスモーク加工されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月14日、警察は司法解剖の結果、亡くなった惺愛ちゃん(2)の死因は熱中症で、死亡推定時刻は発見される約1時間前の11月12日午後4時ごろだったと発表しました。
また警察によりますと、長女と三女は同じ「認定こども園」に通っていたということですが、そこに2歳児の空き枠が無かったことから、次女の惺愛ちゃんだけ別の保育所に通っていたということです。
惺愛ちゃんは事件当日、車の3列目に座りチャイルドシートにベルトで固定された状態でした。
車は施錠されていて、窓は閉められていたということです。
さらに、後部座席の窓はスモーク加工がされていたため、外から中の様子が見えにくい状況だったことも明らかになりました。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20221114/GE00046840.shtml
11月14日17時45分に産経新聞からは、気温23℃でも室内温度は38℃になる、車内に子供だけが残されているのを見た人のうち87%はそのまま通り過ぎたという調査があるなど、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府岸和田市で2歳の保育園児の女児が、約9時間にわたって車内に置き去りにされ、熱中症で死亡した。
11月は過ごしやすい気候が続くが、日が差すと車内の温度は急上昇する。秋や春でも熱中症への注意を忘れてはならない。
日本自動車連盟(JAF)が過去に実施した車内温度の検証によると、10月で車外の気温が22・7度だった場合、車内の温度はすでに37・5度に。さらに車外が26・8度になると、車内は47・9度に達するなどし、夏以外でも熱中症のリスクが確認された。
40度の車内は大人であれば最初は我慢できるものの、20分程度が限界だったといい、幼い子供が耐えられないことは明らかだ。JAFの担当者は「秋は気温が落ち着いているが、車内に幼い子供を残すことは危険。数分であっても置き去りにしないようドライバーは気を付けてほしい」と話す。
一方、5人に1人が車内に子供を置き去りにした経験があるとの調査結果もある。子供の置き去り検知システムなどを扱う専門商社「三洋貿易」(東京)は今年5月、子供や孫を車に乗せたことがあるドライバーにオンラインで質問し、2652人が回答した。
直近1年間にあった車内置き去りに関する経験を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのが「子供を残したまま車を離れた」(22%)。「車に子供だけが残っているのを見た」(10・6%)、「子供が運転席に座っているのを見た」(5・8%)も続いた。
置き去りにする理由については「保護者としての意識が低い」(73%)が最多。次に「用事を済ませる間に子供を見てくれる人がいない」(32%)だった。
また車に子供だけが残されているのを見た人のうち、87%が「そのまま通り過ぎた」と回答。これに対し「警察に通報した」は1%、「店員や警備員らに知らせた」は8%にとどまった。
https://www.sankei.com/article/20221114-CIUMSKTSPBNZTBXFYGPNXMAJL4/
2022年11月11日19時38分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
今、大阪市では「街路樹」の伐採が進んでいます。
季節の移ろいを感じるきっかけにもなる街路樹ですが、3年後までにおよそ3000本が伐採される予定です。
なぜ、伐採が必要なのでしょうか。
【ちょっと寂しい】
11月11日、伐採が行われていたのは大阪市の長居公園通。
午前中から作業員がチェーンソーを使って、カエデの木の枝や幹の一部を切っていました。
伐採した木はトラックの荷台に積まれていました。
残された根元の部分は、今後、引き抜いて撤去するということです。
近くの道路の別の街路樹にも、この先、伐採されることを知らせる貼り紙が張られていました。
近所に住む87歳の女性:
「街には緑が少なく夏の暑い日には日陰がなくてつらいので、伐採しないでほしい」
道路を利用する80代の女性:
「紅葉シーズンが終わると枯れ葉で滑りやすくて嫌だと思うこともありしたが、伐採されて無くなるのはちょっと寂しいです」
【たくさん植えてきたけど】
なぜ、街路樹の伐採が進んでいるのでしょうか。
もともと緑が少なかった大阪市では、昭和39年に「緑化百年宣言」が行われて、以降、積極的に樹木が植えられてきました。
当時は、できるだけ早く緑を増やすために、ポプラやプラタナスなど成長が早くて大きくなりやすい木が選ばれたということです。
街路樹は道路の景観をよくして、季節感を演出するだけでなく、強い日ざしを遮ったり、火災の延焼を防いだりという効果もあります。
ところが、植樹から50年以上が経過すると▽老木となって倒れるおそれがある木や、▽大きくなりすぎて信号や道路標識が見えにくくなり道路交通に影響が出る木も増えていたということです。
また、2018年の台風21号では、市が管理するおよそ1650本の街路樹が倒れるなど、災害のリスクも顕在化しました。
そこで市は、去年3月までの3年間で、およそ9000本の街路樹を撤去して背の低い木に植え替えるなどの対策を進めました。
【安全のため 理解を】
さらに、この夏以降は、近い将来、道路に影響が出る可能性がある街路樹の撤去も進めています。
特に着目しているのは、大きく張った根で舗装が持ち上げられて路面が悪くなる「根上がり」という現象。
車いすやベビーカーが通りにくくなるケースなど、交通に影響が出る可能性があるということです。
市では、2025年3月までに、合わせて3000本を撤去する予定だということです。
大阪市は、「道路を安全に使ってもらうために必要な措置だと考えているので ご理解とご協力をいただきたい。樹木を撤去した場所には、生長の緩やかな木や低木を植えるなどの対応で景観を守っていきたい」とコメントしています。
【景観も 安全も】
取材をすると、現場では伐採を惜しむ声が聞かれました。
確かに、伐採されてトラックに積み込まれる木を見ると、なんとも寂しい気持ちになります。
一方で、街路樹が倒れて被害が出るケースが全国的に相次いでいるのも事実です。
子どもからお年寄りまで多くの人が使う道路だからこそ、景観を大切にしつつも、安全な道路をどうやって守っていくのか、考えるきっかけにしたいと思いました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221111/k10013888701000.html
街路樹による事故トラブルは本ブログでも多数紹介スミ。
2022年11月11日13時53分に南日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし4月、国内最大級の巡視船「あかつき」の機関室で火災が発生していたことが分かりました。
第十管区海上保安本部は、巡視船の火元責任者だった2人を書類送検しました。
十管によりますと、業務上失火の疑いで書類送検されたのは、鹿児島海上保安部の巡視船あかつきに勤務する海上保安官で、業務管理官の男性(60)と機関長の男性(51)です。
ことし4月26日午後11時ごろ、屋久島の西およそ35キロをパトロール中の巡視船あかつきで、機関室内の煙突で火災が発生しました。
火は乗組員が消火し、けが人や油の流出はなく、巡視船の航行に大きな支障はなかったということです。
火災の原因は、機関室の煙突近くにあった木製の軸にまかれた電源ケーブルが、船が動いている間に、長時間煙突に触れた状態になり、高温になって出火したということです。
十管は業務上失火の疑いで、11日、火元責任者だった業務管理官(60)と機関長(51)を鹿児島地検に書類送検しました。
国内最大級の巡視船、あかつきはおよそ6500トン、全長150メートル、建造費234億円で、尖閣諸島の警備強化などを目的に去年2月に就役しました。
鹿児島海上保安部の有馬部長は、「巡視船内で火災が発生したことは遺憾。各責任者を指導し再発防止に努める」とコメントしています。
https://www.mbc.co.jp/news/article/2022111100060761.html
11月11日19時26分にNHK鹿児島からは、船の揺れで電源ケーブルが移動し煙突内で出火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
第10管区海上保安本部によりますと、ことし4月に屋久島沖を航行していた際、高温になる場所で保管してはいけない電源ケーブルが船の揺れで排気管の近くに移動して機関室の煙突内で出火したということで、火元責任者だった2人は注意義務を怠ったとする業務上失火の疑いが持たれています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20221111/5050021094.html
11月12日15時0分にYAHOOニュース(南日本新聞)からは、排気管に接触し続けて発火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
10管によると、4月26日午後11時すぎ、煙突近くに置いていた電源ケーブルが航行による振動で、煙を外に出す高温の排気管に接触し続け発火。
煙突の壁がわずかに変形したという。
乗組員が消火し、約50分後に鎮火した。
けが人や油の流出はなかった。
火災の発表をしていなかったことに、10管は「規模が小さく、業務への大きな影響もなかったため」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59ff88693ea02aadf87facbe9e7e6ebfbe9422fa
2022年11月11日16時39分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
2022年11月11日(金)16時現在、圏央道内回りの八王子JCTを先頭に、青梅IC付近まで渋滞が発生しています。
一部で道路が狭くなっていることから、NEXCO中日本八王子支社がSNSで注意を呼びかけています。
八王子JCT手前のトンネルにて、上方に設置されていたJCTの案内標識にトラックの荷台の一部が接触、標識が破損してしまいました。
その撤去作業のため、車線規制が行われているのが原因です。
この前後区間はトンネルが多く、同様の標識は他にも存在。
しかし、破損したのはここだけです。
NEXCO中日本八王子支社によると、トラック側の予期せぬ事故だったといいます。
「当該のトラックは、荷台の側面全体が上方に開く“ウィングトラック”と呼ばれるものです。このウイングが何らかの原因で、走行中に開いてしまい、想定される建築限界を超えて標識に衝突しました」
標識は、走行車線側と追越車線側で分割されて一つの標識を構成していますが、破損したのは走行車線側だけです。
破損した走行車線側は撤去し、状況を確認のうえ、追越車線側は健全であれば残すといいます。
現在は鋭意、撤去作業を進めているといいますが、規制解除のめどは立っていないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8537419f3ce2b8a867e79c0839a2224aa9b0769
2022年11月12日10時9分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前8時50分頃、仙台市若林区荒井7丁目の市道で、乗用車が道路脇の住宅の敷地に立てかけられていた剪定用のはしごに衝突しました。
この事故で、はしごに登って作業をしていた若林区荒浜の造園業・幸谷さん(男性、67歳)がおよそ3メートル下の道路に転落し、頭などを強く打ち、12日未明に死亡しました。
現場は幅およそ5.5メートルの市道で、乗用車を運転していた40代の男性は「はしごに気付かなかった」と話しているということです。
警察が詳しい事故の原因を調べています。
【写真を見る】乗用車が道路脇のはしごに衝突 せんてい作業中の男性死亡 仙台
https://news.yahoo.co.jp/articles/73deedd566c9da2f551d80a139c149a37911f654
11月12日19時3分にYAHOOニュース(東日本放送)からは、はしごは市道に立て掛けられていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市若林区で11日、庭の剪定作業のため市道に立てかけてあったはしごに乗用車が衝突し、はしごにのって作業をしていた男性が死亡しました。
11日午前8時50分頃、若林区荒井の市道で、会社員の男性(48)が運転する乗用車が、剪定作業のため立てかけてあったはしごに衝突しました。
この事故で、はしごにのって作業をしていた若林区荒浜の造園業、幸谷さん(67)が約3mの高さから落下して頭を強く打ち、病院に運ばれました。
幸谷さんは、搬送時には意識がありましたが、12日未明、急性硬膜下血腫で死亡しました。
現場は見通しの良い直線道路で、警察で、事故の状況などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44f36df5b5b923beb9abf116d0f27358dc79ae62
2022年11月10日22時14分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
もんすけ調査隊の報道で地域が少しだけよくなりました。
すべては、この投稿から始まった・・・。
依頼人:
「通勤している道路に老朽化した街路灯があるのが気になっていて、風で倒れたりしないか…」
去年10月、もんすけ調査隊は、老朽化した札幌の危険な街路灯を放送した。
そして、その1か月後・・・。
調査員:
「街路灯が倒れたのは、この場所です。ここは国道36号線沿いで、人通りも多い場所です」
去年11月、高さ6m、重さ60キロの街路灯1本が倒れたのだ。
それだけではなく、去年6月には白石区でも街路灯が倒壊、おととしには南区でも倒れるなど続発している。
さらに静岡県では、2011年に男性が死亡する事故も。
依頼のあった街路灯も・・・。
調査員:
「ありましたありました。あちらに古い街路灯があります。ものすごく錆びています」
そこには、ポール全体が錆びつき、根元に大きな穴の空いた危険な街路灯が。
国が定める街路灯の寿命は、およそ25年ということだが、実は札幌には、設置から25年以上経過した街路灯がおよそ2万本もあることが明らかになった。
しかし・・・。
調査員:
「倒れそうになっても、札幌市は手が出せない?」
札幌市建設局土木部能代課長(当時):
「あくまで所有者の責任で維持管理することになっているので、札幌市は何ともし難い状況です」
実は街路灯には、札幌市などが設置した公共の街路灯と、町内会などが設置した私有の街路灯があり、札幌市は私有物には手を出せないのだ。
そこで秋元市長に直撃した。
札幌市 秋元市長 :
「札幌市が保有している街路灯は調査をして、取り換えなどを計画的に進めていきたい。
商店街や町内会で所有している街路灯も所有者と相談していかなければならない」
もんすけ調査隊の指摘によって、札幌市は街路灯問題に乗り出したのだ。
あれから1年・・・。
今年は記録的な大雪や大型台風にも襲われたが、あの危険な街路灯は今、どうなっているのか?
調査員:
「ありません!街路灯が無くなっています!
あそこに古びた街路灯があったはずなんですが、ありません!」
なんと!北3条東3丁目にあった危険な街路灯は、その姿を消していたのだ。
そして街路灯のあった場所には、何やら黒い跡だけが残されている。
これはいったい、どういうことなのか?
去年調査した札幌の危険な街路灯を再び訪れてみると、そこには街路灯の姿はなくなっていた。
残されているのは黒い跡だけ・・・。
これはいったい、どういうことなのか?
札幌市に詳しい話を聞いた。
調査員:
「以前うかがったときの街路灯、すでに無くなっていたがどうしたんですか?」
札幌市道路維持課 石川課長:
「昨年の取材後、町内会と現地立会し、単独注5基については、倒壊の恐れがあったことから、町内会が撤去しています」
なんと!もんすけ調査隊の指摘を受け、札幌市は町内会との協議をすみやかに開始、町内会も、すぐに老朽化した街路灯の撤去を行ったのだ。
老朽化の激しかった2本は12月に撤去、さらに4月には3本を撤去したというのだ。
また、札幌市が所有する街路灯は内部まで調べるなど徹底点検。
この1年間に倒れた街路灯はゼロとなった。
さらに撤去費の補助まで検討をはじめたという。
札幌市道路維持課 石川課長:
「撤去に関する補助については、これから関係部局と協議し検討していきたい」
私有物には手を出せないとした札幌市は、その方針を180度変えたのだ。
一方、もんすけ調査隊への投稿で、危険な街路灯があることが判明した恵庭の公園。
調査員:
「こちらの街路灯、根元に大きな穴が開いています。そして反対側にも大きな穴が開いています」
公園内の街路灯44本の内、ほどんどが老朽化していた。
恵庭市建設部管理課 髙野主幹:
「市内全体のポールを修繕する費用の捻出が、なかなか今難しい所です。来年の早期に対応したいという風に考えいてます」
もんすけ調査隊の指摘を受け、恵庭市は危険な街路灯3本を簡易的に補強した。
では、1年が経った今、街路灯は、どうなっているのか・・・。
調査員:
「ありました街路灯。
去年のまま支柱で支えられています。
そして支柱を支える針金は、既に錆びてしまっています。
これで大丈夫なのでしょうか」
なんと、危険な街路灯は去年と同様に支柱に支えられて立っていた。
むしろ、穴が大きくなっている様にも見える。
これは放ってはおけない!
恵庭市を直撃した!
調査員:
「中央公園の街路灯が去年のままだったが、どういうことですか?」
恵庭市建設部管理課 大林主幹:
「今年度、更新に向けた予算を計上し、今、工事を進めているところです。
恵み野中央公園については、今年度、14基の灯柱を更新する工事を予定していて、年末までに工事を完了する予定です」
なんと、恵庭市も問題の解決に向けて動き出していたのだ。
去年の放送後、多くの市民から街路灯への不安が寄せられたという。
そこで恵庭市は、街路灯の点検とメンテナンスを強化し、さらに今年度33本を更新し、今後も順次、更新していく予定だという。
恵庭市建設部管理課 大林主幹:
「私どもとしては、公園利用者の安全安心を守るのが責務なので、いろいろな方法を組み合わせて取り組んでいきたい」
11月10日(木)今日ドキッ!
https://news.yahoo.co.jp/articles/622d3881ed1f00c68969d8afbf8c056b42e340bf
(ブログ者コメント)
〇去年の放送については本ブログでも紹介スミ。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12075/
〇今回の放送についてはユーチューブでも公開されている。
https://www.youtube.com/watch?v=imjBf-Xqskk
2022年11月10日5時56分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海難事故から命を守る手助けにと、道東の標津町の建設会社が「意外な材料」を使って防災スーツを開発しています。
先月、道東の標津漁港で行われた実証試験の様子です。
水温13度の海に浮かぶ男性が着ているのは、防災スーツ。
荷作りなどで使われる「気泡緩衝材」を材料に、標津町の建設会社が作ったものです。
開発のきっかけとなったのは、知床沖で4月に起きた観光船の沈没事故でした。
救命胴衣を補助する、安くて浮力と保温効果がある衣服を作れないかと、8月から試作を始めました。
篠田興業 篠田社長 :
「中に気泡があるので、多少破れても、浮力効果は失われないので作ってみました」
実証試験では、ライフジャケットのみを着用した時に比べて、下半身にも浮力が生じていることがわかりました。
実証試験に参加した従業員 :
「仰向けになっていると(海水は)ほぼ入らない。保温性が全然(違う)、浮き方も着ている時の方がすぐ浮く」
スーツの素材は、業務用の丈夫な生地を使用し、1着の製造コストは3000円程度と言うことです。
篠田興業 篠田社長 :
「(救命用の)ドライスーツとかウェットスーツがあるが、それだと5万とか7万とかする。それを全員の分、船に用意するとなると、相当な投資が必要。安くて短期間であれ、それなりに救えるものであれば、緩衝材で作ってもいいのかなと」
来年3月の実用化をめざし、靴と手袋を一体化するなどの改良も重ねるということで、災害時の防寒グッズとしての活用にも期待しています。
※11月9日(水)「今日ドキッ!」午後6時台
https://news.yahoo.co.jp/articles/59b171db8adf821b53c39733b21ae8db2059323a
2022年11月11日にユーチューブ(CBCニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後、名古屋市中区で建て替えが進む中日ビルの工事現場で、ボルト1本が歩道に落下しました。
けが人はいませんでした。
(記者) :
「ビルの6階工事に使われていたボルトがこのあたりに落ちました」
10日午後1時15分ごろ、中日ビルの建て替え工事で、6階から7階の高さで鉄骨を取り付ける作業をしていたところ、長さ5センチ、重さおよそ230グラムのボルト1本が歩道に落下しました。
歩道に人はおらず、けが人はいませんでした。
工事を請け負っている竹中工務店によりますと、地上で組み立てた鉄骨を上層階に吊り上げて作業をしていましたが、落下したボルトは、組み立てた鉄骨かそのうえにかぶせられた飛散防止のシートに紛れ込んでいた可能性が高いということです。
竹中工務店は「安全対策のさらなる強化、徹底を図っていく所存です」とコメントしています。
中日ビルの工事をめぐっては、ことし7月に西側の歩道が陥没したほか、8月には鉄板が落下し男性が軽いけがをしました。
https://www.youtube.com/watch?v=y5vjhZU7RYE
11月11日17時9分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、ボルトは鉄骨の仮固定に使われるものだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後1時半ごろ、名古屋市中区栄の建て替え工事中の中日ビルで、地上6階から7階の間に鉄骨を取り付ける作業をしていた際、直径2センチ・長さ5センチのボルトが南側の歩道に落下しました。
ボルトは鉄骨の仮固定の際に使われるもので、地上で組み上げた鉄骨の中に紛れていたとみられています。
ケガ人はいませんでした。
中日ビルの建て替え工事を巡っては、2022年7月に付近の歩道が陥没したほか、8月には30階の高さから金属製の板が落下し、通行人の男性がケガをするなど事故が相次いでいました。
施工業者の竹中工務店は10日、名古屋市に事故の内容と再発防止策を報告したということで、「原因等の究明に努め、安全対策のさらなる強化・徹底を図っていく所存です」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d46f4011a0fd52acd89859e7286dad98de5419d
11月12日5時6分に中日新聞からは、警備員が落下したボルトに気づいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
同社名古屋支店によると、地上で仮組みした鉄骨をクレーンでつり上げて六、七階の間の外壁に取り付ける際、使用しないボルトが鉄骨上に残っていたとみられる。
警備員が落下したボルトに気付いた。
同社は名古屋市に事故の経緯を報告した。
同支店の担当者は「事故の原因究明に努め、安全対策のさらなる強化、徹底を図っていく」とコメント。
中部日本ビルディングの後藤取締役企画局長は「竹中工務店には、もう一度作業点検の見直しをさせる」と話した。
https://www.chunichi.co.jp/article/580985
(ブログ者コメント)
過去2回の事故は本ブログでも紹介スミ。
2022年11月9日16時50分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時ごろ、臼杵市稲田にある検査機器などの製造工場で、従業員の男性が鉄板に穴を開けるための作業中、倒れてきた鉄板と機械の間に挟まれました。
警察によりますと、挟まれたのは臼杵市福良の山口さん(25)で、山口さんは胸を強く打っていて、およそ2時間後に亡くなりました。
鉄板は重さが800キロあり、作業をする際にはクレーンを使って持ち上げ、台座に固定していましたが、何らかの原因で台座から外れ倒れたとみられるということです。
また、作業を行う際には同じフロアに複数人いることになっていましたが、事故当時、山口さん1人しかいなかったということです。
警察は、会社側から聞き取るなどして、当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20221109/5070014255.html
11月9日13時30分にテレビ大分からは、穴を開けるため鉄板の位置を調整していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、事故当時、山口さんは穴をあけるため、鉄板の位置を調整していて、その際に鉄板と機械に挟まれ死亡しました。
鉄板は縦1.5メートル、横2.5メートル、厚さ3センチで、重さはおよそ800キロあるということです。
山口さんは臼杵市内の病院に意識不明の重体で搬送されましたが、事故からおよそ2時間後に死亡しました。
この作業は、通常、複数人で行っていましたが、事故当時、周辺には山口さんしかいなかったということです。
https://tosonline.jp/news/20221109/00000003.html
11月9日15時51分にYAHOOニュース(大分放送)からは、背後にあった機器との間に挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前8時50分頃、臼杵市の自動車検査機器製造工場で作業をしていた男性に鉄板が倒れかかり、機器の間に挟まれたと消防に通報がありました。
下敷きになったのは臼杵市福良の会社員 山口さん(25)で、設計図に基づいて鉄板を加工する作業をしていたところ、前に立てかけていた鉄板が倒れ、山口さんは鉄板と背後にあった機器の間に挟まれました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9e93861b5ff70b68757be9a0462e67c88afb056
(2022年11月24日 修正1 ;追記)
2022年11月10日付で大分合同新聞の紙面には、穴開け機のある場所にスライドさせている際に倒れたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
臼杵津久見署によると、鉄板はクレーンで台座に運び、穴を開ける機器のある場所へスライドさせる際、倒れかかったとみられる。
2022年11月9日16時28分にYAHOOニュース(紀伊民報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は8日、飼育していた雄のアミメキリン(2歳)が死んだと発表した。
事故死とみられる。
施設によると、客が同日正午ごろ、高さ約3・2メートルの給餌台に何らかの原因で角が引っかかり、身動きが取れなくなっているのを発見。
連絡を受けて駆け付けたスタッフが救出処置をしたが、間もなく死んだという。
死んだキリンは体長約3・3メートルで、名前は「ナギ」。
2020年10月19日、同施設で誕生した。
施設は、今回キリンが死んだ飼育地区での展示を一時休止。
原因を究明して対策を講じ、動物の安全が確認できた上で、展示を再開するとしている。
なお、その他のキリン(8頭)は隣接した地区で展示し、フィーディング(おやつ体験)も実施する。
施設は「今後も安全、安心を第一に、ゲストの皆さま、スタッフ、動物たちが安心して過ごせるパークづくりに尽力してまいります」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6917f9f490db3248c99822dcee999a947e124af
(ブログ者コメント)
〇今年10月、旭山動物園でもキリンがえさ台の支柱に角をひっかけて死んだばかりだ。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12789/
今回の施設でも、その情報を知っていたと思うのだが、どう活用したのだろうか?
調べてみたが、給餌台の構造を含め、それに関する情報は見つからなかった。
ただ、「時々、旅に出る」というサイトに、給餌台かもしれない設備の写真が掲載されていた。
それは、支柱の中ほどに取付けられたカゴのようなもの。
もしそうだったら、フレームの隙間に角を挟むことはあり得そうに見えた。
https://tokitabi.blog/themepark/wakayama1908-1/
〇それにしても、この施設、今月10日には鳥インフルエンザが発生し、防疫措置は完了したものの、15日現在も経過観察で休園中だ。
8日、10日と、連続しての動物死亡事故。
産業事故でもたまにあるが、続く時には続くものだ・・・。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20221114/2040013126.html
2022年11月8日20時17分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前8時半すぎ、東京・中野警察署の地下駐車場で、中野署の男性巡査部長が運転していたワンボックスカーが後退した際に、39歳の男性警部補が車と壁の間に挟まれました。
男性警部補は病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
警視庁などによりますと、巡査部長は車を地下駐車場の車止めのない場所に止めようとしていて、男性警部補が誘導していたとみられます。
警視庁は、過失運転致死容疑も視野に、運転していた巡査部長から話を聞いています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/634d75a8a577ebff7e97d546386fa382840ebeeb
(ブログ者コメント)
まさか、真後ろにいたとは思えないのだが・・・。
2022年11月7日17時10分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
津山市が整備した排水施設が、設計のミスで耐震性の基準を満たしていなかったことが、会計検査院の調査で分かりました。
市は補強工事を行うことにしていますが、工事にかかる費用の負担については、設計会社と協議して決めるということです。
問題があったのは、津山市が平成26年度から30年度にかけて、市内2か所に整備した「ポンプゲート」と呼ばれる、大雨の際に浸水を防ぐために水を川に排出する施設です。
この事業にかかった総額1億9200万円あまりの費用のうち、およそ8400万円が国からの補助でした。
補助金の使い道を検査する会計検査院が、去年1月から事業が適切に行われたかどうか調べたところ、ポンプを格納する鉄筋コンクリート製の構造部が、指針などで求められている耐震性を満たさない設計になっていることが分かりました。
会計検査院から連絡を受けた津山市が改めて耐震性を確認したところ、基準を下回っていたということです。
津山市によりますと、施設の設計を行ったのは市から委託を受けた県外の設計会社で、仕様書には要求される耐震性が書かれていましたが、会社側が見落として設計したということです。
津山市は7日、記者会見を開いて謝罪するとともに、「業者のミスに加え、市も設計書がしっかりと仕様を満たしているかどうか、確認できていなかった。今後は複数での確認を徹底したい」と、再発防止のための対策を講じる考えを示しました。
津山市では、速やかに耐震性を補強する工事を行うことにしていますが、工事にかかる費用の負担については、設計会社と協議して決めるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20221107/4020014670.html
(ブログ者コメント)
会計検査院はこういった点まで検査し、かつ不具合があれば指摘できるだけの技量を持っているとは・・・。
ちょっと驚いたので紹介する。
2022年16時57分にYAHOOニュース(中国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日、広島・大竹市の化学メーカー工場で発生した火災は、一夜明けた8日朝、火が消し止められました。
【写真を見る】ダイセル大竹工場 火災 一夜明け 鎮火 石炭に溶接火花が燃え移ったか【動画ニュース】
火事があったのは、大手化学メーカー「ダイセル」の大竹工場です。
7日午前11時半ごろ、工場の従業員からの「溶接の火花が石炭に着火した」との通報を受け、消防による消火活動が続いていましたが、火は8日午前9時ごろ、消し止められました。
工場や消防によりますと、石炭を運ぶエレベーターを補修するための溶接作業の火花が、エレベーターの中に残っていた石炭に燃え移った可能性が高いということです。
7日は、工場は稼働しておらず、年に1度の工場の定期修理中だったということです。
この火事によるけが人はいませんでした。
ダイセルは、「事故原因の究明を進め、適切な対策を実施する予定です」としていて、「今後の製造や製品供給に影響はありません」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a5bb88e17668d5d319dfae799bd511b458c61ec
2022年11月6日10時42分に読売新聞から、下記趣旨の記事が塩害発生自治体の分布地図や塩害発生メカニズムの模式図付きでネット配信されていた。
九州上陸前に観測史上最強級に発達した台風14号が西日本の日本海沿いを通過した9月19日前後の約10日間で、山陰地方の各地から「電線から火花や煙が上がった」との通報が約150件寄せられていたことが、電力会社などへの取材で分かった。
強風で巻き上げられて電線に付着した海水の塩分による「塩害」とみられ、停電した地域もあった。
電力会社は「通報は近年では記憶にないほど多かった」としている。
山陰地方の送配電を担う「中国電力ネットワーク」や地元の消防によると、通報は9月17~27日、鳥取、島根両県の18市町村であった。
約150件中、通過前は1件だけだった。
27日は松江市と島根県出雲市で各45件、鳥取市で5件など、特に多かった。
強風で巻き上げられた海水は、水分が飛んで塩分が電線に付着し、雨の日に溶け出す。
塩水は真水より電気を通しやすく、電線のカバーの傷から染みこむと漏電し、火花や煙が出る。
通報はいずれも雨の日だった。
電線が切れて停電することもある。
松江市では27日に約660軒停電した。
電線を丈夫なカバーで覆う塩害対策が十分に進んでいない内陸部からの通報が目立ったという。
同社は今後、内陸部でも順次、カバー交換を進める。
台風は9月19日午後に日本海沿いを進み、広範囲で強風が吹いた。
夕方に上陸した出雲市では、この日、観測史上5番目に強い最大風速22・4メートルを観測。
民家の屋根の一部がはがれた。
一方、1時間雨量の最大値は午後1~2時の7ミリだった。
四国電力送配電によると、四国でも台風通過後、同様の通報が数十件あった。
西村誠介・横浜国立大名誉教授(高電圧工学)は、
「風の強い台風では、波しぶきが広範囲に飛び、塩害が広がりやすい。
停電を防ぐため、電力会社は丈夫なカバーへの交換を急ぐべきだ。
カバーの傷は飛来物で生じることが多く、住民は屋外の飛びそうな物を固定したり、屋内にしまったりすることが大切だ」
と話す。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221106-OYT1T50080/
(ブログ者コメント)
電線の塩害については、これまでにも数多くの情報を紹介しているが、今回の記事は中でも分かりやすく感じた。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。