忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(09/25)
(09/24)
(09/23)
(09/22)
(09/21)
(09/20)
(09/19)
(09/18)
(09/17)
(09/17)
(09/16)
(09/16)
(09/15)
(09/14)
(09/13)
(09/12)
(09/11)
(09/10)
(09/09)
(09/08)
(09/07)
(09/06)
(09/05)
(09/04)
(09/04)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[77]  [78]  [79]  [80]  [81]  [82]  [83]  [84]  [85]  [86]  [87

2023281847分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新名神高速道路の三重県―滋賀県間で1月下旬、積雪の影響で多数の車両が立ち往生した問題で、中日本高速道路などは8日、「車の滞留が一時的と判断し、通行止めのタイミングが遅れた」とする検証結果をまとめた。

立ち往生は最長で655キロに上ったことも判明。

今後は、大規模滞留が予想される場合、ちゅうちょなく通行止めを実施するとした。

同社によると、124日時点では、降雪予測から「除雪で交通が確保できる」と判断していたが、同日夕から予想を上回る雪が降り、渋滞が悪化。

25日午前0時過ぎには除雪車が滞留に巻き込まれて作業できなくなり、同午前350分に規制を始めた。

状況の見極めが甘かったことに加え、名神高速道路や名阪国道が既に通行止めとなっていたため、「東西の大動脈確保」の観点から規制をためらったと分析した。

今後は、除雪能力を超える降雪が予測されていなくても、「人命最優先」の考え方に基づき、気象状況や道路状況を関係機関と共有して通行止めを実施するとした。

通行止めは126日午後11時半に約44時間ぶりに全面解除された。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20230208/k00/00m/040/199000c

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

2023262126分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

全国の地下鉄駅で最も深い所にある都営大江戸線六本木駅(東京都港区)で、故障したエレベーターを修理できず、1カ月以上運転停止が続いている。

納入した海外メーカーが日本から撤退し、部品調達に時間がかかっていることが原因だ。

都交通局は6日、2月末に再開するめどが立ったと明らかにしたが、停止期間は2カ月超に及ぶことになる。

利用者からは困惑する声が上がり、専門家は「都のリスクへの備えは不十分だ」と指摘している。

 

【メーカー撤退、部品付け替え】

故障は20221217日夜に発生。

地下1階と地下5階を結ぶ「2号機」が突然、停止した。

8日前に定期点検したばかりで、その際に異常はなかった。

都が保守・管理を委託している「東芝エレベータ」(川崎市)が原因を調べたところ、駆動装置に異常があり、部品の交換が必要と判明した。

だが、製造元の「コネ社」はフィンランドに本拠地を置き、日本からは既に撤退。

部品を調達できなかった。

構内には、新宿・光が丘方面のホームがある地下5階と、門前仲町・蔵前方面に向かうホームがある地下7階の間を行き来する「3号機」があり、故障した2号機と同型だった。

そのため、都交通局は3号機を停止させ、その部品を2号機に付け替える応急処置を実施。

1223日以降は2号機が稼働し、3号機が停止している。

六本木駅は地表から最深部の地下7階まで約42メートルある。
乗降客は1日約6万人で、ベビーカーの親子連れや車椅子利用者なども行き交う。

しかし、地下7階と地下5階の間はエレベーターが使えず、エスカレーターや階段で行き来しなくてはならない。

栃木市の男性会社員(33)は買い物のため妻と06歳の3人の子どもと一緒に六本木を訪れたが、エレベーターが使えないと知って驚いていた。
男性は0歳児を抱っこし、妻が押す3歳児を乗せたベビーカーには複数の荷物がぶら下がっていた。
「この状態でベビーカーを畳んでエスカレーターに乗るのは危険。エレベーターを必要としている人のことをもっと考えてほしい」と言う。

このエレベーターは、大江戸線が全線開通した00年に設置された。

交通局の担当者は、「20年以上前のことで、詳しい契約条件は定かではないが、少なくとも(コネ社の)国内撤退は想定していなかった」と説明する。

国内に代替となる部品はなく、コネ社は当初、納入時期や在庫も明らかにしなかった。

都は、東芝エレベータを通じ、再三、部品の納入を要請。

最近になって、ようやくコネ社側から調達のめどが立ったとの連絡があったという。

他の駅にあったコネ社製のエレベーターは、既に他社製品に更新されている。

六本木駅では19年度に更新工事の入札が不調に終わったため、コネ社製のままだった。

都は、コネ社製を導入した際、国内で他に導入例があるかどうかを確認していなかったが、今は国内で施工実績を重ねている事業者のエレベーターを使うようにしているといい、担当者は「今後はこうしたトラブルは発生しにくいのではないか」と説明する。

 

【事業者の将来リスクも点検を】

インフラの老朽化に詳しい東洋大の根本祐二教授(公共政策)は、「金属製の設備は耐用年数が短い。部品交換の計画をしっかりと立てていなかったのなら、都の対応は不十分だ」と指摘する。

海外メーカーの撤退に限らず、国内メーカーでも、倒産すれば同様のトラブルが生じかねないとして、「都は技術的な設備点検だけでなく、事業者が将来的なリスクに対応できるのかも入札や契約の段階で点検し、(リスク対応が)不十分なら対処すべきだ」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20230206/k00/00m/040/222000c

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023271254分にYAHOOニュース(テレビ金沢)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日夜、石川県七尾市内で工場を焼く火事があり、およそ14時間後の7日朝、消し止められた。
けが人はいなかった。

記者リポート:
「大きな炎で煙が赤く染まっています。消防が放水していますが、炎の勢いは弱まりません」

火事があったのは、七尾市千野町の鶏卵加工業「M食品」の七尾第2工場だ。

6日夜7時半前、工場内の自動火災報知設備が作動したため、駆け付けた警備会社のスタッフから119番通報があった。

火は鉄骨と木造の工場に加え、隣接する住宅1棟を焼き、およそ14時間後の7日朝に消し止められた。

警察によると、出火当時、工場内は業務時間が終了し、無人となっていて、けが人は確認されなかった。

消防と警察では実況見分を行い、詳しい火事の原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d710b28e929682458be415d83b5785e93bf5d721

 

271851分にYAHOOニュース(北陸放送)からは、稼働中の衣類乾燥機に接続されていた延長コードが火元だった模様など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場は七尾市南部、能越自動車道の七尾インターチェンジ近くで、大部分が焼け落ちた第二工場の周辺には、住宅地も広がっています。

近所に住む男性は、「プロパンみたいなのが何十発かドーンドーンと爆発する音がすごかった。火の勢いの強く、見たことない火だった」と話しました。

M食品の担当者によりますと、第二工場では茶わん蒸しやプリンなどを製造しています。

当時、工場は無人でしたが、従業員の話では、衣類乾燥機が稼働していたということです。

警察と消防が実況見分を行った結果、衣類乾燥機に接続されている延長コードが火元とみられ、電気トラブルが火事につながった可能性があるということです。

M食品は七尾市や新潟県などに工場を持つ従業員およそ500人の食品加工会社で、卵焼きや茶わん蒸しなど、卵を使った商品を製造しています。

M食品は「近隣住民の方にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。細心の注意を払うとともに、出荷に影響が出ないよう調整してまいります」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60f4664d5d2d9a0f89b10fe7ca938e80ae1bc9d5

 

281830分にYAHOOニュース(石川テレビ)からは、火元は多くの洗濯機や乾燥機が置かれている洗濯場付近だった、コード同士が擦れて被膜が破れショートしらたしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察と消防が7日、実況見分を行った結果、火元は工場の洗濯場付近とみられることがわかりました。

そこにあったのは洗濯機や衣類乾燥機などの多くの機械。

したがって、多数のコードが集中していました。

警察によりますと、コード同士がこすれて皮膜が破れ、ショートしたことで出火したのではないかとみているということです。

M食品は「事故対策本部を設置し、原因調査等を全力で進めてまいります」などとコメントを発表しています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/e49baac19812e46af139d5eec85583ee356409dd

 

(ブログ者コメント)

多数のコードが集中していたと報じられている点から考えると、重なり合った部分でコードの熱が蓄積されて・・・という可能性も考えられる。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023271836分にYAHOOニュース(テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日 静岡県御前崎市のバイオマス発電所で事故があり、11人が体調不良に、うち1人が死亡しました。

現場付近からは許容濃度の6倍の一酸化炭素が検出されており、警察が当時の状況を調べています。

鈴木記者:
「警察が厚労省などと一緒に現場の見分を行っています。あちら赤茶色の建物の内部を覗いているように見えます」

7日 御前崎港にある建設中のバイオマス発電所で、設計や施工をしたメーカー立ち会いのもと、警察が見分を行いました。

この発電所では6日 溶接作業中の作業員など11人が体調不良になり、このうち70歳の男性が心肺停止の状態で搬送され、その後 死亡が確認されました。

11人全員に一酸化炭素中毒の症状があったということです。

御前崎港バイオマスエナジー・若狭発電所長:
「この度はご迷惑・ご心配をかけ申し訳ありません。溶接作業をしていた作業員が最初に倒れ、その後 おそらくはっきり確定ではないが、救護にあたった人も同じく一酸化炭素中毒で倒れたと」

これまでに、事故は、排気ガスを浄化する装置の溶接作業中に起きたことが分かっています。

また、消防が現場に駆け付けた際には、許容濃度の6倍の一酸化炭素が検出された場所もあったということです。

警察は、当時の状況や事故の原因を調べています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/3feb3499c5fd3bed9e07fb0263afd08aeb4d4d1f

 

271227分にNHK静岡からは、大型ダクトの中で溶接していた、突然倒れた2人を助けようとして複数の人が巻き込まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

会社の説明によりますと、6日は午後2時半ごろから、ばいじんをろ過する「バグフィルター」につながる大型のダクトの中で、溶接作業をしていた作業員2人が突然、倒れたということです。

「バグフィルター」の周辺では、複数の作業員が工事にあたっていて、2人を助けようとして複数の人が巻き込まれたとみられるということです。

この発電所は、木質のバイオマス燃料をボイラーで燃やして蒸気で発電する仕組みで、ことし7月の運転開始を予定していますが、事故を受けて工事を中止しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230207/3030019166.html

 

272014分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、通報時に測定した酸素濃度は17%だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

<野田記者>:
「事故は茶色い建物の中、バグフィルター設備内で起こりました」

「バグフィルター」とは、発電設備から出た粉じんなどを集める装置です。

死亡した作業員ともう一人の作業員は、このバグフィルターの上部で溶接作業をしていたところ、一酸化炭素中毒になったものとみられています。

関係者によりますと、通報時にバグフィルター上部で測定した酸素濃度は、一時17%だったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a9c1e03cc79308c293464e992e54d3e5d17d9ec


 

(2025年1月22日 修正1 ;追記)

20251211139分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、つながった場所で実施した乾燥焚きと溶接の作業調整を怠っていたとして現場責任者らが書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)

磐田労働基準監督署は120日、労働安全衛生法違反の疑いで工事の元請け業者と現場責任者だった男性を書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで、静岡地方検察庁浜松支部に書類送致されたのは、工事の元請け業者と当時の現場責任者だった男性(49)です。

この事故は20232月、御前崎市で建設が進むバイオマス発電所で合わせて11人が一酸化炭素中毒となり、このうちバグフィルター内で溶接作業をしていた男性作業員(70)が死亡しました。

磐田労働基準監督署によりますと、元請け業者と現場責任者の男性は、事故があった当日、ボイラーの内部で一酸化炭素が発生する恐れがある「乾燥焚き」の作業が行われていたにもかかわらず、別の下請け業者に対して作業の調整や連絡を怠った疑いが持たれています。

死亡した作業員の男性は、「乾燥焚き」をしていたボイラーとつながるバグフィルターで溶接作業をしていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/196388827c6079da62a42644bcca033fa653b545 

 

1201548分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、乾燥焚き作業によって一酸化炭素が発生したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2023年、御前崎市で建設中のバイオマス発電所で、作業員1人が死亡した事故。

下請け業者の間で必要な連絡や調整をしていなかったとして、千葉市の会社と現場の代理人が書類送検されました。  

この事故は2023年2月、静岡県御前崎市のバイオマス発電所建設工事現場で、溶接作業をしていた下請け業者の男性作業員(70)が一酸化炭素中毒で死亡したものです。  

事故発生時、近くでは別の下請け業者の作業員が乾燥焚き作業を行っていて、一酸化炭素などが発生していたということです。  

磐田労働基準監督署は、作業員が一酸化炭素中毒になる恐れがあるにも関わらず、作業を止めさせるなどの連絡や調整をしていなかったとして、元請け会社の東洋エンジニアリングと現場代理人を労働安全衛生法違反の疑いで、静岡地方検察庁浜松支部に書類送検しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f878c92bb5653d7a0f8c9c43c52366c62d44cfa

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023262057分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午前1150分ごろ、大阪府岸和田市臨海町で、金属加工工場の作業員から「鉄板に数人の従業員が挟まれた」と119番通報があった。

大阪府警によると、工場内で作業していた男性7人が負傷し、5人が病院に運ばれた。

うち会社員の紺野さん(58=三重県名張市赤目町檀=が死亡し、3040代の計2人が意識不明、2人は命に別条はないという。

他の2人は軽傷を負い、府警は業務上過失致死傷の疑いも視野に調べを進めている。

岸和田署によると、工場内では事故当時、19人が作業していた。

工場内には、印刷関連部品の加工に使われる重さ約2トンの金属製の板が13枚、1列に並べられていた。

板は縦約23メートル、横約93メートル、厚さ数十センチで、13枚それぞれが立った状態で置かれていた。

だが、同署の調べでは、板が何らかの原因で倒れ、次々に隣り合う板が倒れたとみられる。

最終的には13枚全てが地面に面する形で倒れたり、隣の板に引っかかる形になったりしたという。

搬送された作業員の中には、板のそばにいて、倒れてきた板の下敷きになったケースがあったとされる。

現場は南海岸和田駅の北西約2キロにある、大阪湾に面した工場地帯。

事故直後から、岸和田市消防本部の消防車や救急車、府警の捜査車両が出動し、一時、騒然とした。

工場周辺では、「板をどうやって動かそうか」などと救急隊や警察官が大声を掛け合い、倒れた板に巻き込まれ、負傷した作業員たちの救助に当たる様子が見られた。

現場近くの鉄鋼会社の社屋にいた男性従業員は、「工場地帯なので普段から大きな音はしているが、いつも以上に大きな音が聞こえた」と振り返った。

複数のものが倒れたり、落ちたりするような音だったといい、「驚いて外に出てみると、様子を見ようとする人たちが集まっていた」と話した。

男性の勤務先は現場となった工場と関係があり、男性は前日も工場内部の様子を見ていた。

整然と並んでいたはずの金属の板は事故後、出入り口に向かって折り重なるようにして倒れていたという。

男性は「板は大きいうえ重いため、人間の力で倒れるようなものじゃない」と説明する。

工場の天井にはクレーンが設置され、作業に使われていた。

「何らかの弾みで板が次々に倒れてしまうことがあったのかもしれない」と語った。

https://www.asahi.com/articles/ASR264KG0R26PTIL00C.html 

 

271130分に産経新聞からは、板は2方向に分かれて倒れた、板を3枚ずつ組み合わせて機械部品を作っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府岸和田市の金属加工会社の工場で、重さ約2トンの金属製の板13枚が倒れて作業員7人が死傷した事故で、発生当時にクレーンを使った作業が行われていたことが7日、捜査関係者への取材でわかった。

板は2方向に分かれて相次ぎ倒れたことも判明。

大阪府警岸和田署は、倒れた原因とクレーン作業との関連を調べている。

【写真】金属板が倒れる事故が起きた現場

事故は6日午前11時50分ごろに発生。

作業員19人が板を3枚ずつ組み合わせて機械部品を作る際、13枚の板が相次いで倒れ、一部の作業員が下敷きになった。

同署によると、男性5人が病院に搬送され、うち三重県名張市の作業員、紺野さん(58)が死亡、30代と40代の2人が意識不明の重体となった。

搬送された5人のほかに、2人が軽傷を負った。

現場は複数の会社が借りて使用しており、工場を所有する金属加工会社によると、事故当時は、この会社とは別の会社が作業していたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b589654c18ff1728bd145fcb5218609e07ee4c88

 

292023分に産経新聞からは、クレーンで吊り上げた部品を板に接着する作業中、操作ミスでクレーンの一部が板に接触したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府警は9日、現場検証の結果、操作ミスによってクレーンの一部と接触した板が、相次いで倒れた可能性があると明らかにした。

府警は業務上過失致死傷容疑で経緯を詳しく調べている。

府警によると、当時はクレーンを天井付近からつり下げ、板に別の部品を接着する作業が行われていた。

クレーンの一部は、一列に並べられた13枚の板の中央部分に接触し、板が2方向に分かれてドミノ倒しになったとみられる。

https://www.sankei.com/article/20230209-25AJBF27A5LTJMI27WEFOZMUCM/  

 

292146分にYAHOOニュース(共同通信)からは、板に取付けた部品をクレーンで引き上げた際に、浮き上がった板がバランスを崩したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

板に取り付けた部品をクレーンで引き上げた結果、浮き上がった板がバランスを崩し、ドミノ倒しになった可能性があることが9日、府警への取材で分かった。

当時は天井に設置されたクレーンを使い、板に部品を取り付ける作業中だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac2791f17dd7592278aa3c1a92e1434b6d384376  

 

(2023年2月23日 修正1 ;追記)

20232211123分に産経新聞からは、部品を装着したまま板を引き上げたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府警岸和田署は20日、業務上過失致死傷の疑いで、工場内の倉庫を借りて作業していた京都府亀岡市の産業機器メーカー「C工業」の本社を家宅捜索した。

署は書類などを押収し、安全管理に問題がなかったか調べる。

署によると、板は縦約2・4メートル、横約9・4メートル、重さ約2トン。

当時、倉庫では、約1・5メートル間隔に並べた板にクレーンで部品を取り付ける作業をしていた。

現場検証の結果、クレーンに部品を装着したまま板を引き上げたため、板が前後の板に接触して倒れた可能性があることが判明した。

事故は6日午前に発生。

別の会社から現場に派遣されていた男性7人が下敷きになり、三重県名張市の紺野さん(58)が死亡。
2人が意識不明の重体だったが、その後、意識が戻ったという。

https://www.sankei.com/article/20230221-3W6LYZPYBVO5HDRSY7NTZPHKXY/

 

(2023年10月29日 修正2 ;追記)

20231026122分にNHK関西からは、転倒防止器具を発注していたが届くまで待ってると納期に間に合わないと思い器具のないまま作業したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

鉄製の板は本来、倒れるのを防ぐための器具を取り付けることになっていましたが、警察が捜査した結果、器具はなく、当時の現場の責任者で京都府の産業機械メーカー「C工業」の社員2人が、そのことを知りながら作業を続けていたことが分かりました。

2人は任意の事情聴取に対し、「器具を発注していたが、届くまで待っていると納期に間に合わないと思い、作業を続けた」と話しているということです。

また、クレーンを操作していたのは中国人の技能実習生で、操作に必要な資格がなかったことも分かったということです。

このため警察は、安全管理を怠ったことが事故につながったとして、当時の現場の責任者2人と技能実習生のあわせて3人を26日、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231026/2000079014.html  


10
261850分に朝日新聞からは、板と板を器具でつなぐ必要があった、板に取付けられた部品をクレーンで持ち上げようとした際に板ごと持ち上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岸和田署によると、板は等間隔で平行に立てられ、それぞれを器具でつないで倒れないようにする必要があった。

社員が板に取り付けられた部品をクレーンで持ち上げようとしたところ、板ごと持ち上がり、両隣の板に接触し、板が将棋倒しになったという。

https://www.asahi.com/articles/ASRBV5HSRRBVPTIL00G.html

 

10261214分に産経新聞からは、転倒防止器具はあったが取り付ける工具がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

当時の安全管理責任者の男性社員は、「金属板を固定する器具はあったが、取り付ける工具がなく、納期を優先させた」と供述しているという。

中国人男性はクレーン操作の免許を取得していなかったが、社員らの指示で動かしていたという。

https://www.sankei.com/article/20231026-6GDXAZBJPBPABGPNATUWKUL27Q/ 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023271753分にYAHOOニュース(佐賀テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日、武雄市の公園で園内に設置されていた石像が崩れ、近くにいた2歳の女の子が足の骨を折る事故がありました。

事故を受け、武雄市は他の公園も緊急点検しています。

この事故は5日、武雄市にある丸山公園の展望台近くの広場で、家族と来ていた2歳の女の子がかくれんぼをしながら石の仏像に触れたところ、上半身が崩れ、右足に落下したものです。

落下した部分は40センチ程で、女の子は右足の甲や指など4カ所を骨折するなどのケガをしたということです。

公園の仏像は大正時代に設置されたとの記述もあり、すでに亀裂が入っていた可能性もあるとみられ、市は落下の原因や設置時期、管理状況などを確認しています。

また、安全が確認されるまで、丸山公園の一部の立ち入りを禁止するとともに、7日から市が管理する34カ所の公園で石像や石碑を緊急点検しています。

【武雄市環境部公園課 真崎課長】:
「まず、ひび割れがないかということと台座に載っているような銅像(仏像)ですねこのようなものがずれが無いかということをですね。点検を行っているところでございます。これを期に大きさなども把握していきたいと考えています」

これまでのところ、亀裂などは確認されなかったということです。

点検は210日まで予定されています。









https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b8022b68514aed755ecf9dd382625f012ab68d

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023252330分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

アメリカ国防総省は4日、戦闘機がサウスカロライナ州の沖合で気球の撃墜に成功したと発表しました。

国防総省高官によれば、バージニア州の空軍基地を飛び立ったF22ステルス戦闘機がミサイルを発射。
1
発で気球を撃ち落としたといいます。

・・・

(中国外務省の声明)
「当該の飛行船は民間のもので、不可抗力でアメリカに入ったと何度も説明してきた。武力行使にこだわるのは明らかに過剰反応で国際慣行に違反する」

・・・

気になるのは3年前の2020年、宮城県上空で目撃された“謎の白い球体”との類似性です。

・・・

今回、アメリカで目撃された気球と比べると、たしかに見た目は似ています。

3年前の“白い球体”を研究 服部誠氏)
「気球の構造がほぼ一緒。さらに(気球が)つるしているものがフレームを組んで必要な物を付けていく構造は共通ですよね。」

こう話すのは、宮城県上空に現れた球体を分析してきた東北大学の服部誠准教授です。

Q.(つるされている物は)太陽光パネル?
(服部准教授)
「だと思います。こういうものをこういうところに付けるのは電力供給ぐらいしかありえない」

Q. 球体の大きさは?
「宮城の物に関しては直径33m

Q.アメリカのものは「バス3台」と言われるが?
「同じような規模感ではないか」

分析の結果、3年前に宮城県上空に現れた“球体”も中国から来ていた可能性が高いと見ています。

・・・

(服部誠准教授)
「大連の気球打ち上げの基地ですね。なので、私自身がなんで中国って思っているかというもう一つの根拠が、ここにちゃんとした設備があって、打ち上げる能力を持った人がいて、打ち上げることができる設備があるから。」

実は2021年にも岩手県や小笠原諸島の上空で同じような球体が目撃されています。

(服部誠准教授)
「今回、目撃されているものだけでなく、もっとたくさん打ち上げているはずです。そのうちの氷山の一角がこうやって見えているということ」

・・・

その性能については…

(アメリカ政府高官の話 CNN
「通常の気象観測や民間研究では普通は使われない偵察装置を備えている。映像から見える小さなモーターとプロペラからして、中国は特定の場所の上空を飛ぶよう主体的に気球を操縦することができる」

・・・

25日『サンデーステーション』より























https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000286326.html 

 

241722分にYAHOOニュース(AFP)からは、カナダでは過去に同じような気球を機関砲1000発を撃ち込んでやっと撃墜したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
なぜミサイルで?戦闘機から数発撃ち込むだけで済んだのでは?と思っていたのだが、そう簡単な話しではなかったようだ。

米シンクタンク「マラソン・イニシアチブ(Marathon Initiative)」の偵察気球の専門家ウィリアム・キム(William Kim)氏は3日、米本土上空で確認された中国の「偵察気球」について、偵察手段として有益で撃墜も困難との見方を示した。

人工衛星は地上・宇宙から攻撃されやすくなったのに対し、気球には明確な利点があるとキム氏は言う。

まず、レーダーに映りにくい点だ。

「(気球の素材は)反射せず、金属でもない。大型の気球であっても探知するのは難しいだろう」  

さらに、搭載されている機器が小さければ、見落とされる可能性もある。

地球低軌道を回り続ける偵察衛星と比べれば、監視対象の上空に長くとどまっていられる利点もある。

キム氏は「こうした気球はヘリウムを使っている。(水素ガスを使い爆発事故を起こした飛行船)ヒンデンブルク(Hindenburg)とは違うので、撃っても炎上することはない」、「穴を開けたとしても、少しずつヘリウムが漏れていくだけだ」と述べた。

さらに、1998年にカナダ空軍のF18戦闘機が所属不明の気象観測気球を撃墜しようとした時の例を挙げ、「20ミリ機関砲を1000発撃ち込んだが、それでも地上に落ちるまで6日かかった。撃っても爆発したり破裂したりすることはない」と説明。

撃墜に地対空ミサイルを使用する選択肢については、誘導システムの対象として想定されているのが高速で移動するミサイルや航空機であるため、気球には有効かどうかは分からないと述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ec77c4a371d52abace52241110c3aa0f6658d69

 

27246分にYAHOOニュース(ライターの寄稿文)からは、特殊な巨大気球だった、気球の居場所を知らせるための電波は発信していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24日午後(アメリカ東部時間)、アメリカ軍は本土領空に侵入していた中国の高高度気球(高度2万メートル以上を飛べる特殊な気球)を、南東部サウスカロライナ州マートルビーチ沖の上空でF-22戦闘機のAIM-9X空対空ミサイルによって撃墜しました。

目標が巨大な気球で、吊り下げている機材も数十メートルもあったため、民間の被害が出ないように陸上の上空での撃墜を避けて、大西洋に出るまで待ってからの撃墜です。 

・・・

今回の気球はADS-Bを発信していませんでした。

ADS-BとはGPSなどの衛星測位システムを利用して、航空機が自らの位置を発信して外部からの追跡を可能にするシステムです。

航空関係者のみならず、「フライトレーダー24」などのアプリを使えば、民間の一般人でもチェックすることが可能です。

このシステムは気球にも搭載できます。

過去の民間の気球を使った実験だと、「Loon計画」という気球を用いたインターネット接続実験の高高度気球がADS-Bを発信していたことがあります。

一方で、撃墜された中国の気球は、一体なぜ、ADS-Bを発信していなかったのでしょうか? 

国際的にADS-Bを発信する義務があるわけではないので(国によっては既に義務化)、これをもって民間の気球ではないと言い切ることは出来ませんが、長距離を飛ぶ予定であるなら、追跡にも便利で安全も高まるので、民間の機材ならばADS-Bを搭載して発信していた方が自然です。

軍事目的の機材だったならば、隠密に作戦を行いたいので、ADS-Bの発信はされません。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20230207-00336004

 

271043分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、気球の全長は60m程度だったらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

米北方軍のグレン・バンハーク司令官は6日、米領空に侵入した中国の偵察用気球の全長が約60メートルに及び、重さは1トン超に上るとの見方を記者団に示した。

撃墜後の残骸は米東海岸の沖合1・5平方キロ・メートルの範囲に散乱しており、米軍が回収や分析を急いでいる。

バンハーク氏らによると、気球の積載物は小型ジェット機程度の大きさだったという。

海に散らばった残骸を艦艇や無人潜水艇などで回収しており、米軍は連邦捜査局(FBI)とともに分析を進める。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/a38e3a8da75cf57d343018b7b1cd9175affb0639 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202224日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後1時20分ごろ、秋田県能代市字大森山の東北電力能代火力発電所2号機(出力60万キロワット)内にある「微粉炭機」から出火しているのを、近くで作業していた関係会社の従業員が見つけた。

発電所の従業員が消火器で消し止めた。

電力供給に影響はない。
けが人はいなかった。

東北電力によると、微粉炭機は石炭を粉砕する装置。

6台あるうち1台の配管接続部から火が出ていた。
装置の内部から出火した可能性があるという。

装置の外部の被害は確認されていない。

2号機は、出力48万キロワットで運転していた。

出火した装置は非常停止。

復旧の見通しは立っていない。

残る5台のうち、点検中のものなどを除く3台は運転可能なため、2号機は出力36万キロワットに下げて運転している。

1、3号機は通常運転している。

現場には消防車両が出動したが、放水せず、出火から約25分後に鎮火を確認した。

https://www.sakigake.jp/news/article/20230204AK0019/

 

東北電力HPには24日付で、出火した微粉炭粉砕機の写真などが掲載されていた。


https://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1232339_2558.html 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023251155分にYAHOOニュース(TBS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きのう午前8時前、市原市荻作の畑の中で狩りをしていた男性の撃った弾が、近くを走るスクールバスに当たりました。

バスには登校中の東海大学付属市原望洋高校の12年生と運転手のあわせて25人が乗っていましたが、けがはありませんでした。

弾は前方の乗降口の窓ガラスを貫通し、車内に落ちたということです。

狩りをしていたのは千葉県佐倉市に住む自称会社員の52歳の男性で、警察に対し「空気銃をキジにむけて撃った」と説明しているということです。

現場には銃で撃たれて死んだキジがいたということで、警察は流れ弾がスクールバスに当たったとみて、男性から話を聞くなどして当時の状況を調べています。

東海大学付属市原望洋高校は、「絶対にあってはならないことだが、生徒にけががなかったことは一番安心している」とコメントしています。







 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e34f96ce988d835ced6c98a03f7681d03d3b49ff

 

(ブログ者コメント)

映像から場所を推定すると、下記の赤丸付近。
ブログ者も車で何回も通ったことがある道だ。
とても発砲できるような環境ではないと思うのだが・・・。


 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023231717分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大規模な災害の際、包帯や担架などの不足が指摘されるなか、草津市の企業が、いざという時に担架として使える看板を開発したところ、地域貢献を進めようとする企業からの注文が相次ぎ、話題となっています。

草津市の企業が開発した看板は高さが2メートルほどで、災害のときには裏側の支えを取り外し、そのまま裏返しにすると担架としても使えます。

去年10月に、同じ大きさの通常の看板より5割ほど高い価格で販売を始めましたが、地域貢献を進めようとする企業からの注文が相次ぎ、関西各地の飲食店や工事現場などに設置されています。

また、この会社では看板を活用した防災教育にも力を入れていて、去年12月には地元の小学校に看板を寄付しました。

児童たちは早速、先生が乗った看板を6人で持ち上げ、担架としての使い方を学んでいました。

体験した女子児童は、「思ったより軽くて驚きました。近くで倒れている人を見かけたらすぐに助けられるようにしたいです」と話していました。

看板を開発した会社の和田さんは、「いざ担架をどこかから持ってきてほしいと言われても、どこにあるのか分からないのが現状だ。多くの場所に設置することで、万が一のときに使ってもらえるようにしたい」と話していました。

※7分にわたる報道中、開発動機について下記趣旨の説明があった。
3年前、地元の駅で転んでいた女の子の横を大人たちが通りすぎるのを見た和田氏は、困っている人を助ける社会の意識が薄れていると感じた。
もし身近に救助に使える道具があれば、そうした意識を変えていけるのではないかと考えたという。



























https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20230203/2060012614.html

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20191128日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10216/

 

(2023年2月10日 修正2 ;追記)

202323日付で静岡新聞からは、剥がした塗膜くずが密閉空間に大量に置かれていた、塗膜くずからアルコール系物質が気化して滞留していた、換気設備は稼働させていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県警が昨年12月、塗装工事に従事した当時の現場責任者の男ら4人を業務上過失致死傷容疑で静岡地検に書類送致したことが3日、捜査関係者への取材で分かった。

関係者によると、4人は19年11月21日、高架下の工事で火災を防ぐために必要な対応などを怠り、作業員11人を死傷させた疑い。

剝離剤で既設の塗膜を除去する作業中だった。

遺族らとの示談は済んでいるという。

火災後、工事を発注した中日本高速道路は再発防止委員会を設置した。

中間取りまとめ案などで、水性の塗膜剝離剤で剝がされて堆積した塗膜くずが、密閉性のある作業空間に一定期間置かれ、成分のアルコール系物質が気化して引火、延焼の原因になった可能性を指摘した。

出火当時、塗膜くずは上り側に約400キロ、下り側に約1150キロ堆積していた。

同社は、塗膜くずから可燃性ガスが発生することは想定していなかったとしている。

工事現場では塗膜くずの飛散を防ぐため、つり天井形式の足場に養生シートなどを3層にわたって敷設。

換気設備はあったが、当日は自然風があり、稼働させていなかったという。

空気より重いアルコールなどが可燃性ガスとして足場の底部に滞留して引火、燃え広がった可能性が高い。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1188250.html 

 

 

※以下は令和2年1月21日付の中間報告抜粋。(最終報告は見つからなかった)
塗膜に有害物質が含まれていたため飛散防止目的で養生シートの密閉度を上げていた、塗膜剥離剤そのものは引火しない性質だったため電気設備は非防爆だった、剥離剤が含侵した塗装くずから剥離剤の成分であるアルコール等が発生したなどと記されている。

・・・

4.想定される延焼メカニズム

【火災発生時の現場状況】

① 橋桁の既存の塗膜に、鉛やPCB等の有害物質が含まれるため、塗膜くずの足場外への飛散防止および確実な回収を図る観点から、足場上の防炎性能を有したシートの上に、隙間を塞ぐように養生シートを敷設することにより、塗膜くずの足場外への落下等による飛散の防止対策を行っていた。

② この養生シートは、防炎性能を有していないものであり、また、養生シートの上には、剥離した塗膜くずが堆積していた。
足場内からの塗膜くずの搬出は、週1回の頻度で行うこととしており、当日は、2日間の作業による塗膜く ずが足場内に堆積していた。

③ 水性の塗膜剥離剤を使用しており、剥離剤そのものは引火しない特性であったことから、含浸した塗膜くずから引火性や延焼性を有する濃度のガス(以下、可燃性ガス)が発生することは想定していなかった。
剥離作業時における 剥離剤に含まれるアルコールによる作業員の中毒を防止するため、換気設備は 設置されていたが、当日は足場内においても自然通風が一定程度確保されていたことから稼働させていなかった。

④ 照明、電動工具等の電気設備については、可燃性ガスの発生が想定されていなかったことから、防爆仕様を採用していなかった。

【延焼メカニズムの想定】

① 通常の作業環境であれば、水性の塗膜剥離材が含浸した塗膜くずから剥離剤の成分であるアルコール等が発生するものの、すぐに拡散し引火性や延焼性を有する濃度で滞留する可能性は非常に小さいが、本現場においては、鉛等の有害物質の飛散等を防ぐため、養生シートを敷設しており、結果的に足場内の密閉性を高めることとなり、また、当日、換気設備を稼働させていなかったことと相まって、気化成分が空気より重いアルコール等が可燃性ガスとなって足場内の底部に滞留し、なんらかの要因により引火した可能性がある。

② 実証実験の結果を踏まえると、足場に敷設した養生シートにも何らかの要因により引火した可能性があり、また、足場上に堆積した塗膜くずにもなんらかの要因により引火し、延焼した可能性がある。

③ 火災発生後、作業員は直ちに消火器で消火活動を行おうとするとともに、大声で火災発生を知らせたが、火のまわりが早く、養生シート、塗膜くず等に延焼し、消火困難な状況となった可能性がある。

④ 養生シート、塗膜くず、滞留した可燃性ガスやその他の機材資材等に延焼したことにより、大量の煙が発生し、火災発生箇所付近で1名が死亡し、火災発生箇所から離れた場所おいても、風下の作業場所において、作業員の避難が遅れ、10名という多数の負傷者が発生した。

5.暫定的な再発防止策

・・・

https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/accident_prevention/pdf/accident_prevention06.pdf

 

 (2023年3月8日 修正3 ;追記)

2023361916分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、書類送検されていた4人は不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察は、当時の現場責任者など4人について、必要な措置を怠ったとして業務上過失致死傷の疑いで書類送検していましたが、静岡地検は6日、 4人を不起訴処分としました。

理由は明らかにしていません。

当時 現場では古い塗装をはがす作業が行われていて、事故後に設置された再発防止委員会では「換気装置」を作動させていなかったことが問題点として指摘されていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/61a404a5286400867d54242d166cff9f9656b74f 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202327日付で毎日新聞和歌山版から下記趣旨の記事が、倒壊した吊り橋の全景写真付きでネット配信されていた。

白浜町が修繕工事をしていたつり橋が落ち、作業員ら2人がけがをする重傷事故が起きていたことが6日、町への取材で判明した。

町などによると、3日午後2時半ごろ、同町小房の日置川に架かる小房橋(長さ約120メートル、幅15メートル)が落ちた。

修繕をしていた大阪府の建設会社の男性(49)が56メートル下の河原に落ち、肋骨(ろっこつ)を折った。

また、この工事とは別に、対岸で測量作業をするため工事用の仮設足場を渡っていた町内の測量会社の男性(65)も転落し、ひじを骨折した。

橋は県道と現在は無住となっている地区とを結ぶ町道の一部で、地区内の畑などに行く際に使われているという。

1960年設置で老朽化しており、1月から着工。

事故当時は、人が歩く床板部分の撤去作業をしていた。

左岸側の橋脚が倒れたといい、町が原因を調べている。

https://mainichi.jp/articles/20230207/ddl/k30/040/310000c

 

261215分にNHK関西からは、コンクリート製の橋脚が倒れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今月3日午後2時半ごろ、白浜町小房の日置川にかかるつり橋「小房橋」が落ちました。

この事故で、つり橋の上で修繕工事をしていた、建設会社の49歳の男性が河原に落ちてろっ骨を折ったほか、別の工事のためつり橋を利用していた測量会社の65歳の男性も落下して肩やひじなどを骨折しました。

いずれも病院で治療を受け、このうち65歳の男性はいまも入院していますが、命に別状はないということです。

町によりますと、つり橋は長さがおよそ120メートル、幅が1.5メートル、川の表面からの高さはおよそ5メートルあります。

橋は昭和35年に設置され、事故当時、老朽化していた橋をつるすワイヤーや人が歩く床板を取り替える工事を行っていたということです。

事故はコンクリート製の橋脚が何らかの原因で倒れ、起きたということです。

この橋脚については6年前(平成29年)の町の検査では異常は見つからなかったということで、町が原因を調べています。

現場は紀伊山地の山あいにあり、いまは人が住んでいない地区と、県道をつなぐためにかけられた町が管理する橋で、ときおり地元の人たちが地区にある畑などを訪れる際に使っているということです。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230206/2000070789.html

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023231850分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日 午前、静岡・富士市の中学校の給食室が燃える火事があり、生徒など20人以上が病院に搬送された。

発表された火事の原因は調理員の単純なミスだった。

けたたましく鳴る、非常ベルの音。
3日、富士市の中学校は消防や救急隊が集まり、騒然としていた。

(片山記者):
「富士市、岳陽中学校前です、火事の影響で生徒らが運動場に避難しています」

火事があったのは、富士市立岳陽中学校の給食室。

校庭には、調理員や全校生徒が避難し、毛布にくるまるなどして寒さをしのいでいた。
中には体調不良を訴えた生徒も。
消防隊員や救急隊員に支えられながら消防車へと乗せられていた。

消防によると、3日午前9時ごろ、「給食室から黒煙が出ている」と消防に通報があった。

火は約1時間後に消し止められたが、生徒14人と、給食室で調理をしていた7人が煙を吸うなどして体調不良を訴え、病院に搬送され治療を受けている。

そのうち59歳と53歳の調理師2人は軽いやけどをしたという。

もくもくと立ち上る黒い煙。
これは、視聴者が撮影した火災発生当時の写真。
1階の給食室から立ち上る黒い煙は、校舎の4階部分にまで達している。

学校の近くにある店の人は…。

(近隣住民):
「黒煙が上がっていて、そんなに大きいとは思わなかった、学校の一部からもくもく上がってる感じだった」

(片山記者):
「こちら火元とみられる給食室です。現在、市の立ち合いのもと、消防による火災原因調査が進められています」

学校では午後1時半ごろ、調理員らが立ち合い消防による火災の原因調査が行われた。

給食室の窓は割れ、中も黒く焼け焦げていて、火事の激しさを物語っている。

避難した生徒によると、火元とみられる給食室は炎を上げ、激しく燃えていたという。

これはDaiichi-TVが入手した岳陽中学校の3日の給食のメニュー。

3日は節分にちなんで「いわしの蒲焼き」や「五目きんぴら」などがメニューが載っていた。

火が出た当時は、こうしたメニューの調理中だった。

一体いったい何が起きたのか。

午後、富士市教育委員会が会見を開き、火事の原因を説明した。

(江村教育次長):
「火災は調理上の過程で発生しました。生徒や保護者、地域の皆様に多大なる心配をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」

市教育委員会によると、調理員が揚げ物用の釜を煮沸消毒をした後、釜の水滴を取るために火をつけたが、火をつけていることを忘れたまま「いわしの蒲焼き」を作るために油を入れて蓋をし、そのまま放置したため発火したという。

岳陽中学校では、2月6日 月曜日から通常通りに授業を行うとのことだが、給食室の復旧には最低でも1か月以上かかり、各自弁当を持参してもらう予定だという。

給食室にいた7人の調理員は市の職員で、毎月、事故を防ぐための研修を行っていたという。

富士市教育委員会は、今後、火事が起きた検証をもとに再発防止策を講じる方針だ。






https://news.yahoo.co.jp/articles/ca7f26b1b7eb84de67513b62a9a438df8dfcc414

 

(2023年4月21日 修正1 ;追記)

20234201715分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、蓋を開けたことで油が気化し自然発火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

静岡県富士市の中学校の給食室で起きた火事で、教育委員会は、火事を招いたとして調理主任の男性を減給の懲戒処分としました。

20232月 富士市の岳陽中学校で給食室から火が出て調理員2人が軽いヤケドをしたほか、生徒と職員 計19人が体調不良を訴えました。

原因について教育委員会は、揚げ物をする釜の水分を飛ばすために空だきし、火を消し忘れたまま油を投入し、その後 ふたを開けたことで油が気化し自然発火したとしています。

そのうえで、火を消し忘れ釜のふたを開けた59歳の男性調理主任を、過失により火事を起こしたとして、減給処分(10分の11カ月)としました。

教育委員会は事故の後 再発防止策として、空だきの禁止や点火は2人以上で確認することにしているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c5f5a4b4b45ea731ae127788e66df204166f70d

 

  

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023221521分にYAHOOニュース(KOREA WAVE)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

厳しい寒さが数日間続いている韓国・釜山(プサン)で、海岸沿いの高層「オーシャンビュー」マンションを中心に「ビル風」が激しく吹き荒れている。

先月28日には午前から風が強くなって瞬間風速15メートル毎秒以上となり、遠い海を中心に1.54メートルで波が高い状態だ。

「ビル風」は高層ビル付近で吹きつける強風を指す。
風が高層ビルにぶつかったり、建物の間を通ったりして強くなる。
他の場所より3倍以上強くなるという。

一部の入居者らは、激しい風で生活に支障をきたしていると嘆いている。

釜山・松島(ソンド)海水浴場近くのマンション51階の住民によると、人が飛びそうなビル風が数日間吹き、幽霊の鳴き声のような騒音が長く聞こえたという。
この住民は「強風で耳が痛かった」と話している。

海雲台(ヘウンデ)海水浴場近くのマンション63階の入居者(40代)は、「台風の時、ビル風が激しく吹く。最近は特に不安だ。子供たちも外に出られないでいる」と心配した。

海雲台海水浴場近隣の超高層住商複合ビル・LCTで先月27日、強風で飛ばされた物体が63階と64階の間に窓ガラスに衝突し、割れる事故が発生した。
人命被害はなかったが、追加事故防止のため、警察は一帯の規制線を設置した。

釜山には海岸沿いに超高層マンションが並んでいる。

ここらを中心にビル風がますます強くなり、被害事例も相次ぎ、ビル風が「新種災難」として浮上している。

韓国国土交通省の建築物統計によると、昨年の市道面積に対する高層ビル密集度は釜山(419)が韓国1位だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a713c9a347f3591c438684d588984b99879a9202

 

(ブログ者コメント)

ネット調査結果、日本でも、台風時は部屋が揺れるとか風で洗濯物が吹き飛んだといった、高層マンションの住み難くさに関する情報が多数発信されていた。
まあ、ブログ者には関係のない世界ではあるが・・・。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202324650分に琉球新報から下記趣旨の記事が、写真や解説地図付きでネット配信されていた。

沖縄県伊是名村にあるJAおきなわの製糖工場から2日、サトウキビを搾って出る糖蜜が大量に海に流出しているのが確認された。

周辺には甘いにおいが漂い、アーサの養殖場も黒く染まるなど被害が及んでいる。

JAおきなわによると、今月12日にかけて工場のタンクで水が混ざってしまい、処分することになった糖蜜約300トン分を、敷地内の残さなどを保管する場所にまいたという。
近隣の畑にも約50トンを散布した。

これらの一部が側溝を通じて海に流出したとみられる。

2日午後6時ごろ、住民から工場に連絡があり発覚した。

名護海上保安署によると、流出した糖蜜は3日午前11時ごろには沖合1.5キロ、最大200メートルの広さに及んでいる。

海面が黒く染まり養殖場に被害が出ているほか、原因は不明だが魚の死骸も複数見つかっている。

JAおきなわの前田理事長は3日、記者会見で「伊是名村の誇りであるきれいな海を汚し、漁業にも大きな影響を与え、関係者にご迷惑をおかけしている。深く反省し、原因究明と再発防止を図る」と謝罪した。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1657581.html  

 

23日付で沖縄テレビからは、畑と沈砂池に計348トン撒いた、沈砂池の側にある側溝から用水路を通じて海に流出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

JAおきなわによりますと、伊是名製糖工場では1月、水が混じって売り物にならなくなった糖蜜900トンの処分を決め、1日から2日にかけて所有する畑と沈砂池に合わせて348トンの糖蜜を撒きました。

ところが、何らかの理由で沈砂池の側にある側溝から糖蜜が流れ、用水路を通じて海に流れ出したとみられ、これまでに流出した糖蜜の量は分かっていません。

養殖されたアーサの被害の全容はいまだ把握できておらず、JAおきなわは漁業被害を調査するとともに、糖蜜が海に流出した原因などを調べています。

https://www.otv.co.jp/okitive/news/post/00007041/index.html

 

231844分にNHK沖縄からは、タンクに糖蜜を入れるためのパイプの流れをよくするため水を流したところ、タンクに水が入って売り物にならなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

JAおきなわによりますと、先月31日、工場で作った糖蜜をタンクに入れるためのパイプの流れをよくするため、水を流したということです。

ふだんはタンク内の糖蜜に水が混ざることはありませんが、初めて混ざってしまったため、販売することができなくなってしまい、処分することを決めたということです。

このため、1日から2日にかけて、JAおきなわが所有する近くにあるさとうきびのかすなどを処分する空き地に合わせておよそ300トンを、畑にも52トンの糖蜜を捨てました。

JAおきなわでは、その一部が用水路を通じて海に流れ出たとみています。

また、河口付近に設置されたアーサの養殖場に被害が出ていることは把握しているとして、補償する考えを示しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230203/5090021837.html
 

 

25644分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、廃棄した沈砂池は一定量がたまるとオーバーフローする仕組みだったが、職員にはその認識がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

流出元とされる場所に許容量を超える糖蜜が廃棄されていたことが分かった。

JAおきなわなどによると、工場のタンクで水が混ざってしまい、処分することになった糖蜜約300トン分を工場近くの「沈砂池」と呼ばれる用地に廃棄した。

沈砂池は一定量がたまると、水路などに流出する「オーバーフロー」の仕組みになっていた。

職員にはフローの仕組みになっているとの認識がなかったことも分かった。

人為ミスが流出につながった可能性がある。

糖蜜の回収方法はまだ決まっていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/584ba3877b80007613efcc8323b3b5639dbaa032 

 

261927分にYAHOOニュース(沖縄テレビ)からは、糖蜜について下記趣旨の記事がネット配信されていた。

伊是名島の海に流出した糖蜜とは、そもそも、どのようなものなのでしょうか。

うるま市の製糖工場を取材しました。

うるま市にある製糖工場ゆがふ製糖です。

永田記者:
「こちらが今回伊是名沖に流出した糖蜜と呼ばれるものです、どろっとしていて粘り気が強いのが特長です」

グラニュー糖や角砂糖などの原料になる粗糖を生産していて、その過程で出るのが糖蜜です。

糖蜜は工業用のアルコールや農業用の飼料や肥料などの原料になり、ゆがふ製糖では貯蔵タンク2基に保存して年間4000トンを県の内外へ出荷しています。

担当者によりますと、これまで糖蜜を廃棄処分したことは一度もなく、伊是名製糖の流出事故は稀なケースではないかと話しました。







https://news.yahoo.co.jp/articles/99fa754832f4a525ac06254895a8a29affcd2fa7 

 

(2023年2月15日 修正1 ;追記)

20232131811分にNHK沖縄からは、沈砂池は220トンを超えて液体が流入するとオーバーフローする設計だったが530トン捨てたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

JAおきなわは13日、那覇市内で記者会見を開き、伊是名村で運営する製糖工場が捨てたサトウキビの糖蜜が今月3日に海に流出した原因について、前田理事長が説明しました。

それによりますと、去年12月、糖蜜をタンクに流し入れようとした際、パイプ内の流れが悪かったことから、温水をパイプに流し入れたということです。

そのあと、バルブを閉め忘れて160トン以上の温水がタンク内に流れ込んで糖蜜に混じってしまい、水はポンプで抜いたものの、売り物にならないと判断し、廃棄を決めたということです。

その後、JAが所有する堆肥を作る工場内にある沈砂池に、およそ530トンの糖蜜をトラックで運んで捨てたということです。

ただ、この沈砂地は、220トンを超えて液体が流れ込むと、あふれて海につながる側溝に流れ出る設計になっていて、海に流れ出てしまったということです。

工場の担当者はこのことを把握しておらず、糖蜜を捨てたということです。

JAおきなわはプロジェクトチームを発足させ、環境への影響調査や、被害を受けたアーサの養殖業者への補償額の調整を行っているということです。

前田理事長は陳謝するともに、「人為的ミスにより、海洋に糖蜜が流出する事故を起こしてしまった。この事を摯に受け止めて、再発防止策を検討中だ」と話していました。





https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230213/5090021956.html

 

 

  

  

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023212016分にYAHOOニュース(岐阜新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前11時ごろ、高山市中山町の飛騨高山ビッグアリーナのメインアリーナで、遮光ロールスクリーンの修繕作業をしていた会社員男性(53=同市西之一色町=が、天井裏の点検用通路から約20メートル下の観客席通路に転落した。

男性は市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
死因は外傷性血気胸。

高山署などによると、男性は午前10時から1人で作業。

命綱などは付けておらず、天井板を突き破って落下した。

指定管理者の市体育協会によると、ロールスクリーンの一部が正常に作動しなかったことから、修繕を依頼していた。

署が詳しい事故原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c759dcf07bc883d610977c7802815c0fda13ee1

 

21192分にYAHOOニュース(ぎふチャンDIGITAL)からは、死亡したのは度々修繕依頼を受けていた人だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前11時ごろ、ロールスクリーンの修繕作業をしていた男性が転落しました。

転落したのは高山市内に住む男性会社員(53)で、病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡が確認されました。  

警察によりますと、男性は1人で作業していて、何らかの理由で、天井付近の点検用通路から約20メートル下の2階客席通路に転落したとみられます。

男性は過去にビルメンテナンス業に携わっていたことから、施設関係者から度々、修繕などの依頼を受けていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c41f8739c1638f8b1d02d64fb85db19a9027022f  

 

211730分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事本文は紹介省略)









https://news.yahoo.co.jp/articles/48d5937aea75739c34a8110c59b9949764cfbb16 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20231月31日15時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

JR西日本の近畿エリアで、線路のポイントに積もった雪をとかす装置の6割が現場で点火する旧式であることが、同社への取材でわかった。

ボタンで遠隔操作できる電気式への交換を豪雪地域から進めてきたが、予算の制約もあり、都市部では旧式が多く残る。

最強寒波で東海道線の列車が立ち往生した原因となったポイント故障を起こした場所も大半は旧式で、JR西は電気式への交換を急ぐ。

雪をとかす装置は、灯油入りタンクを線路下に設置して着火する旧式の点火式と、遠隔操作で作動させて電力で温める電気式がある。

JR西によると、近畿では2600か所に設置され、1500か所が点火式、1100か所が電気式という。

点火式は現場で作業員が火をつけるため、労力がかかる。

始発前など、列車の走っていない時間帯を見計らって作業するという制約もある。

一方、電気式は駅などでボタンを押せば、すぐに作動できる。

東海道線の高槻(大阪府)山科(京都市)間では24日夜~25日朝、最強寒波で雪がポイントに挟まるなどして故障し、駅間で15本が立ち往生。
約7000人が最長約10時間閉じ込められた。

同区間の装置は点火式が8割で、故障した21か所では20か所が点火式だった。

JR西は、予想降雪量が装置を使う社内基準以下だったとして、24日朝の段階では作動させなかった。

冷え込みを受けて午後2時以降に電気式を作動させたが、点火式は列車が運行中だったため着火できず、雪がポイントに付着して故障が相次いだ。

これを教訓に、JR西は、都市部でも電気式への置き換えを加速化する。

近畿の他の私鉄では、京阪は大半が電気式で、阪急は大半が点火式など、各社によって差がある。

ただし、24日の寒波では、京都周辺を通る各社は装置を早めに作動させ、ポイント故障はなかった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230131-OYT1T50149/ 

 

(ブログ者コメント)

24日夜から25日朝にかけてのトラブルは本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20231311136分にYAHOOニュース(琉球放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沖縄本島中部・うるま市の工事現場で、トラックに搭載されたクレーンのアームが折れ作業員の男性の上に落下する事故があり、男性は間もなく死亡しました。

死亡したのは、うるま市石川の58歳の建築作業員です。

【写真を見る】ブロック積み下ろし中にクレーンのアームが折れ、作業員の男性(58)が死亡 

警察などによりますと、きのう(30日)午前9時半ごろ、うるま市石川東恩納の新築工事現場で、クレーン付きトラックを使って大型のコンクリートブロックの積み下ろし作業をしていたところ、アームが根本から折れて、男性作業員の上に落下したということです。

男性作業員は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

事故当時、複数の同僚とブロックの積み下ろし作業をしていたということです。

警察が、クレーン付きトラックの点検が正しく行われていたかなども含め、当時の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f78bfb5f33876809376a57b0537bfabe169537f7

 

1311118分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、頭に当たったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午前935分ごろ、沖縄県うるま市石川の建築現場で「男性が車載クレーン車のクレーンで頭部を打った。意識なしで呼吸不明」と作業員から119番通報があった。

石川署やうるま市消防本部によると、作業中に何らかの原因で根元から折れたクレーンが同市石川の建築作業員の男性(58)に直撃。

男性は心肺停止の状態で病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。

署が死因や事故の経緯を調べている。  

署や工事関係者によると、現場は住宅を新築中で、男性は複数人で車載クレーン車の荷台から擁壁工事に使うトンブロックの積み降ろし作業をしていた。  

工事を依頼し、事故を目撃したという自動車部品販売店の経営者の60代男性は、「ガガガ、ゴゴゴみたいな大きな音がした。おかしいと思って外に出てみるとクレーンが倒れていた。当時は作業員3人が作業していた」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc58285710b7ecfc30ac653d38667ac2a278b80

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20231301950分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午前5時ごろ、札幌市内で発生した火災。
立ち上る炎や煙の様子から建物内も激しく燃えているのが確認できます。

消防車24台が出動し、火は約1時間後にほぼ消し止められましたが、木造2階建ての2世帯住宅1軒と車1台が全焼しました。

住んでいた家族7人は全員が逃げ出したものの、70代男女と40代男性の3人が病院に搬送。
やけどをしています。

70代男性:
「脱いだ服から家全体に燃え広がった」  

当時、札幌市の気温はマイナス12.3℃。

寒い日に家の中に潜む危険とは…。  

30日未明に発生した木造2階建て住宅1軒が全焼した火災。

搬送された70代の男性が警察に、このように話しています。

70代男性:
「ストーブに近付いて背を向けていたら着衣に火が付いた。脱いで家に火が付いた」

出火原因は、毎年100人前後が亡くなる事故「着衣着火」だったようです。

厚着になる冬場は、特に着衣着火に気付きにくいといいます。

電気ストーブでも、熱源の近くに長くいると衣服の繊維が高温になり、発火する場合があります。

NITE(製品評価技術基盤機構)は、熱源に近すぎないことと、衣服に着火した場合は直ちに水に付けること。
近くに水がない場合は、その場に倒れ、転がりながら消火するよう呼び掛けています。

















https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3e06eb648cd7b766cbf8dc567cbd02aad224e8

 

※着衣着火については、この事故の4日前、2023126日にNITEから『“だるだる”“もふもふ”衣服は着火の元! ~毎年100人前後が死亡している「着衣着火」の注意点~』というタイトルで注意喚起されている。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、製品使用時における着衣着火1の事故リスクの低減を目指すため、事故原因や事故防止のためのポイント、発生時の対処法をお知らせいたします。

「着衣着火」は、ガスこんろのように炎が出る機器だけでなく、電気ストーブ等の炎が出ない熱源を持つ機器に衣服が接触したりすることでも発生する可能性があり、やけどや火災、死亡事故が多く発生しています。

特に冬場は、卓上こんろや暖房器具を使う機会が増えることに加え、厚着によって着火に気付きにくくなるため一層の注意が必要です。

・・・

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2022fy/prs230126.html 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20231301348分にYAHOOニュース(RCC)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日、広島市にある産業廃棄物処理業者のリサイクル場で、廃材を粉砕する機械に男性が巻き込まれたとみられる事故がありました。

骨の一部が見つかっていることなどから、警察が死亡事故として調べています。

 【写真 事故現場】男性(37)が粉砕機に巻き込まれたか 骨の一部見つかり死亡事故として捜査 広島

事故があったのは、広島市安佐北区大林町にある産業廃棄物処理業者のリサイクル場です。

警察によりますと、29日午後5時すぎ、この業者から「作業員が1人いない、機械が動いたままになっている」と通報がありました。

警察が付近を調べたところ、廃材を粉砕する機械の周辺で、血痕や骨の一部などが見つかったということです。

ここで働く37歳の男性と連絡がとれていないことから、警察はこの男性が事故に巻き込まれた可能性が高いとみています。

現場は産業廃棄物を粉砕・圧縮して固形燃料を作るリサイクル場で、男性はブルドーザーを使って廃材をベルトコンベアーに搬入する作業をしていたということです。

場内のカメラには、29日午後2時ごろ、男性がブルドーザーを停めてベルトコンベア付近に近づいたあと、転倒してベルトコンベアに引っ張られる様子などが映っていたということです。

警察が事故のいきさつを調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/457cc92b24f3f515070e3fafbc6cc78c3e9e3d8b

 

1301557分にYAHOOニュース(広島テレビ)からは、コンベアーに流されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日、広島市安佐北区の産業廃棄物をリサイクルする工場で、廃材を粉砕する機械に人が巻き込まれる事故がありました。

警察は、従業員の男性が巻き込まれたとみて調べています。

事故があったのは、広島市安佐北区の産業廃棄物をリサイクルする工場です。

警察によると29日午後5時過ぎ、業者から「作業していたはずの関係者が見当たらず、工場内の機械が動いていた」と通報がありました。

工場内のカメラを確認したところ、男性がベルトコンベアに詰まったゴミをとろうして転倒し、ベルトコンベアに流される様子などが映っていたということです。

警察の調べによると、粉砕器の周辺には血痕や骨の一部も発見されたということです。

ベルトコンベアの作業をしていた37歳の男性と現在も連絡が取れておらず、警察は、この男性が事故に巻き込まれた可能性が高いとみて調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d942910e3d6e41027e7d06c24717e6ca410162a0

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]