2019年8月2日11時10分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本県天草市の天草空港で1日、駐機していた天草エアラインの機体の燃料が高温になったため、午後の天草~熊本便と天草~福岡便の計3往復6便が欠航した。
空港周辺の気温は午前9時前に30℃を超えていた。
1日からのダイヤ変更で、駐機時間が従来の約30分から約3時間に延びたことなども影響したという。
同社によると、1日午後0時55分発熊本行きの201便(乗客13人)で、機体内の燃料が高温になっていることを示す警告灯が点灯。
消防車で放水したが、温度は下がらず、同日午後の全便を欠航し、計117人に影響が出た。
熊本地方気象台によると、空港周辺の気温は午前9時前には30℃を超え、午後1時の気温は32.7℃だった。
同社では、機長1人が体調不良のため欠航や運休が相次いでおり、1日から熊本~大阪(伊丹)便で日本航空の機体を使う共同運航を開始。
共同運航便との乗り継ぎをしやすくするため、201便のダイヤを変更。
空港での駐機時間が、従来の約30分から約3時間に延びていた。
天草空港は格納庫がなく、機体の日よけができない。
給油施設もないため、離陸直前に給油することもできない。
このため天草エアラインは、燃料の温度上昇を回避する対策として、2日から福岡発天草行きの102便が到着後、次の離陸前までに、乗客を乗せずに天草~熊本間を往復する「フェリー(回航)便」を運航する。
8月2日9時53分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
機体内の燃料が基準の51℃を超える高温になったことを知らせる警告灯が点灯。
消防車で放水したが温度は下がらず、運航を中止した。
この日の天草市の最高気温は34.4℃。
同社は、同日からのダイヤ変更で、同空港での駐機時間が従来の約40分から約3時間に延びたことが原因とみている。
この機体を使用する予定だった別の5便も運航を取りやめ、計117人に影響した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190802-OYT1T50178/
8月4日7時0分に産経新聞からは、同じ理由による欠航がう3日間続いているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
天草エアラインは3日、炎天下により機体の燃料が高温となったことの影響で機材繰りがつかなくなったとして、天草~福岡など、天草空港(熊本県天草市)発着の計3便を欠航とした。
暑さによる欠航は3日連続で、計247人に影響が出た。
https://www.sankei.com/region/news/190804/rgn1908040016-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。