2019年8月2日14時54分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後9時半すぎ、「油のにおいがする」と消防に通報があった。
調べたところ、出雲市国富町のしょうゆ工場のタンクから重油が漏れ出していて、県によると、重油の量はおよそ1200ℓで、用水路などをつたって、近くを流れる長通川、雲洲平田船川、平田船川の3つの川にも流れ込んだという。
このため県や出雲市などでは、オイルフェンスを設置して下流への流出を防ぐとともに、油を吸着するマットを使って重油を取り除く作業を進めているが、今のところ、流出範囲の拡大や環境への影響は確認されていないという。
県によると、タンクには1日の昼前後に重油が入れられたが、夜にはすべての重油が流出していたという。
また、重油の量を示す部品の一部が外れていたということで、県は、この外れた部分から重油が漏れ出したとみて詳しい原因を調べている。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20190802/4030003284.html
8月4日21時21分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根県や出雲市などは2日、同市国富町のT醤油本店の重油タンクから1000~1200ℓとみられる重油が周辺の河川に流出したと発表した。
健康被害や農業への影響は確認されていないが、流出量が多く、市は河川にオイルフェンスを設置し、吸着マットによる除去作業を続けている。
市の発表によると、1日午後9時40分頃、住民から消防に通報があり、同社のタンクが破損し、漏れていることが判明した。
重油は排水路から国富川や平田船川、長通川、雲洲平田船川に流れ込んだ。
消防などによると、同社は約30年前からタンクを使用していたという。
ただ、消防に届け出をしておらず、施設に通気口や防火扉がないなど、適切な措置もしていなかった。
同社は取材に対し、「申し訳ない。タンクについているホースが暑さで変形し、中から漏れたのではないか」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190804-OYT1T50128/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。