2019年7月31日17時34分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月19日、東京・多摩市の京王電鉄永山駅付近にある変電所で火災が発生し、京王線や京王・井の頭線、それに小田急・多摩線など複数の路線が一時、全線で運転を見合わせ、多くの通勤・通学客に影響が出た。
京王電鉄によると、火災のあとの社内調査の結果、変電所内にある電気が通る金属板の近くに工具が置き忘れられ、ショートしていたことがわかったという。
工具は長さ20cmほどの「モンキレンチ」という、変電所の設備を点検する際に使われるもので、金属板から工具に電気が流れ、ショートしたとみられるという。
変電所が最後に点検されたのはことし5月下旬で、作業員などに話を聞くなどして調査を進めたが、いつ置き忘れられたかは判明しなかったという。
京王電鉄は、ショートが火災につながった可能性もあるとみて、さらに詳しい原因を調べている。
京王電鉄は、「今後は工具の管理を徹底し、再発防止に努めたい」と話している。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190731/1000033524.html
7月31日20時24分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京王電鉄は31日、変電所内の設備に金属製の工具が置き忘れられ、周辺にショートした痕跡があったと発表した。
同社は火災につながった可能性があるとみて、さらに詳しく調べる。
同社によると、火災後の調査で、電気を架線に供給する機械の一つに、長さ約20cmの点検用工具1本が放置されているのを発見。
工具に電気が流れ、ショートしたとみられる。
変電所が最後に点検されたのは今年5月下旬で、同社は作業員への聞き取りを進める。
火災が原因で京王各線は最大約11時間運転を見合わせ、約18万人に影響した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190731-OYT1T50200/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。