2017年8月22日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
薩摩川内市で10日、県道上にいた作業員2人が軽乗用車にはねられ、1人が死亡した事故で、警察や市などが21日、事故原因を考える「現場診断」を実施した。
運転手の前方不注意が原因とされるが、作業員の警備、車の誘導方法への意見や指摘が相次いだ。
現場は見通しのいい直線道路。
事故当時は片側1車線を通行止めにし、作業員2人が、補修した横断歩道の写真を撮影していた。
警察によると、2人から8m離れた路上で誘導員が車を止めようと赤旗を振ったが、車はそのまま突っ込み、2人を次々にはねたという。
現場を見た参加者からは、「車のスピードが出る場所。誘導員は、作業員からもっと離れていた方がよかっだのでは」の声が上がった。
市防災安全課の担当者は、「『合図をすれば止まってくれる』ではなく、突っ込んでくるという想定で備えることが重要」などと指摘した。
事故当時の状況は下記記事参照。
(2017年8月11日付 毎日新聞鹿児島版)
10日午前9時50分ごろ、薩摩川内市入来町浦之名の県道で軽乗用車が男性2人をはね、対向車と衝突する事故があり、1人が死亡、小中学生3人を含む6人が重軽傷を負った。
警察によると、介護福祉士のNさん(女性、43歳)運転の軽乗用車が、路上で作業中だった建設会社員のTさん(男性、61歳)と同僚の男性(46)をはねた。
その後、会社員Oさん(男性、59歳)運転の軽乗用車と衝突した。
Tさんが搬送先の病院で間もなく死亡。
Nさん、男性とOさんが胸などの骨を折る重傷を負った。
Oさんの車に同乗していた小中学生の息子3人(8~13歳)は軽い打撲だった。
Tさんらは、横断歩道の補修を終えた後の写真を撮影していた。
当時は交互通行の規制をしており、Nさん側に停止指示が出ていたという。
『路上の作業員はねられ死亡 6人が重軽傷 薩摩川内の県道』
https://mainichi.jp/articles/20170811/ddl/k46/040/234000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。