2016年8月2日10時19分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『「ウィンカーの合図出さない」、岡山が全国ワースト』
http://www.asahi.com/articles/ASJ7G3DNCJ7GPPZB00F.html
日本自動車連盟(JAF)が行った交通マナーに関する調査で、岡山県は、右左折や車線変更の時に「方向指示器(ウィンカー)の合図を出さない車が最も多い都道府県」という、不名誉な結果が出た。
これまでも、県外ドライバーや観光客からの批判を受け、県警は合図の徹底を呼びかけてきたが、改善の必要性が裏付けられた形になった。
調査は6月に、JAFのホームページで実施。
全国約6万5千人から回答があり、県内居住者は970人が答えた。
「ウィンカーを出さずに車線変更や右左折する車が多い」との設問に対し、「とても思う」と答えた割合が53.2%、「やや思う」は37.8%で、合計した91.0%が全国でトップだった。
特に「とても思う」は、全国平均(29.4%)を大きく上回った。
県警は、ドライバーに合図を徹底しようと、2005年に「★合図」の路面表示を導入し、今年2月現在で県内28カ所にまで増えた。
春と秋の全国交通安全運動でも、「合図の徹底」を県の重点目標の一つに挙げて、取り締まりを強化している。
ただ、これらの取り組みは実を結んでいない状況だ。
アンケートの合図以外の項目でも、「運転中に携帯電話(スマホを含む)を使用しているドライバーが多い」89.9%、「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い」88.5%、「無理な割り込みをする車が多い」64.7%で、「とても思う」と「やや思う」と答えた割合の合計が、全国平均を上回った。
県の全般的な交通マナーについては、「とても悪いと思う」14.5%、「悪いと思う」44.1%。
特に、「とても悪いと思う」と答えた割合は、沖縄と並んで全国で4番目に高かった。
JAFの担当者は、「ウィンカーは車の動きを周囲の車や歩行者に伝えるためで、行わなければ違反になる。交通マナーの向上を県警とも協力して呼びかけていきたい」と話している。
ちょっと前、2016年7月13日10時55分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『交通マナー「悪い」最多は香川 JAF調査、2位は徳島』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13H0T_T10C16A7CR0000/
日本自動車連盟(JAF)が、自分が住む都道府県の交通マナーを聞いた結果、「悪い」「とても悪い」の割合が最も多かったのは香川で80%、続いて徳島(73.5%)、茨城(67.2%)の順だった。
全体では、「悪い」「とても悪い」が4割弱なのに対し、「とても良い」「良い」は1割強にとどまった。
担当者は、「実際の事故発生率との関係はない。結果を基にマナー向上キャンペーンを展開したい」と話している。
香川は、「ウインカーを出さずに車線変更や右左折する車が多い」に「とても思う」「やや思う」とした人の割合が9割を超え、「青信号になる前に発進する車が多い」も6割超だった。
「不要なクラクションを鳴らす車が多い」と感じる人は、大阪と京都が多く、4割超だった。
交通マナーが「とても良い」「良い」が多かったのは、岩手、長崎、島根、秋田の順で、2割を超えたのはこの4県だけだった。
アンケートは、6月15~30日にインターネットを通じて実施。約6万5千人が回答した。
結果は、JAFのホームページで閲覧できる。
(ブログ者コメント)
以下は、2016年7月11日付でJAFのHPに掲載されている調査結果。
http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2016_17.htm
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。