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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20225121512分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。

名古屋市千種(ちくさ)区にある公園に、驚きの光景が広がっていました。

 【画像】先端だけ見えた重機 “沈む公園”の理由は

 

【重機3台が次々土に… 先端部分しか見えないものも】

ディレクター:
1台、そして2台、土の中に埋まっています」

先端部分だけが見えた状態の重機。
半分は茶色く濁った水に浸かり、身動きが取れなくなっています。

なぜこのような事態になってしまったのか、担当者を取材しました。

千種土木事務所 担当者:
413日に1台目が、2台目が56日に…それで救助に向かって3台目を動かしたところ、それも傾いて自走不能になったという報告を受けております」

はじめに、1台の重機が池にはまって走行不能に。

続いて、別の場所で作業していた2台目の重機も池に。

さらに、助けに向かった3台目の重機まで、ぬかるみにはまって身動きが取れなくなってしまったというのです。

 

【地盤の緩みが原因か 1台引き上げも 2台は沈んだまま…】

原因はなんだったのか。
担当者は…

千種土木事務所 担当者:
「浚渫(しゅんせつ)工事で池の中ということもありまして、地盤が緩くなったっていうことは考えられると思います」

池では、溜まったヘドロや土砂を取り除く「しゅんせつ工事」が行われていましたが、その最中に事故は起きました。

緩んだ地盤の上で重機を使う場合、地面に鉄板を敷いてから作業するのが一般的だといいます。

千種土木事務所 担当者:
「(地面が)軟らかいときによくやるものとしては、鉄板をひいて接地圧を減らすということはやりますけど、(1台目と2台目の)その下には鉄板はなかったということですね」

接地圧を軽減する鉄板を敷かなかったため、重機の重みで泥の中に沈み込んでしまった可能性があるというのです。

510日、ようやく1台の引き揚げに成功しました。

幸い、エンジンは水に浸かっていなかったため、その日から作業に復帰したということです。

この重機の水没によるけが人はいませんでした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a68f967b4dba43f8b1ef2a41e32af9359bdca5d0

 

5102023分にYAHOOニュース(J-CASTニュース)からは、雨水などが徐々に入り込んで土砂が柔らかくなったことも考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

深い水溜りのようなところに、黄色いパワーショベルが運転席まで水に浸かり、車体の半分ぐらいが水没している。

さらに、別の水溜りには、アーム部分だけ浮き出て水没したパワーショベルがあった。

その近くに、水溜りに一部が浸かって傾いたパワーショベルもあり、悲惨な状況だ。

これらの写真は、202258日にツイッターに投稿された。

視覚的なインパクトがあるだけに、「どうしてこうなったのか」などの声が相次ぎ、リツイートされて拡散している。

桜の名所として知られる平和公園内にある猫ヶ洞(ねこがほら)池でのことだ。

この池は、ヘラブナ釣りなどでも親しまれており、名古屋市が、202111月上旬から、たまった池底の土砂やゴミを除去する浚渫(しゅんせつ)工事をしている。

池の水位を下げていった結果、池底の一部が露出しており、3台はその部分にあった。

一体なぜパワーショベル3台が水没するなどしてしまったのだろうか。

工事を発注した名古屋市の千種土木事務所では10日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。

「土砂などに水が入ってきて、土砂が水を含んで軟らかくなり、その上に乗っているパワーショベルが土砂の中に沈下し、さらに周辺の水が入り込んできて水没したと考えています。なぜ水が入ったのかは分かりませんが、地下水位が高いところなので、雨水が徐々に染み込むなどして地下水が入り込んだ可能性もあるでしょう」

千種土木事務所によると、1台は、4月中ごろに水没し、もう1台は、56日ごろに水没した。

3台目は、後者のパワーショベルを水溜りから引き上げようとして、傾いてしまったという。

 

【重機引き上げなどの追加費用は、業者に負担してもらう考え】

3台目については、510日の午前中に、同じ大きさのパワーショベルで引き上げ、エンジンがかかったため自走して脱出したことを明らかにした。

水没した2台のうち1台は、クレーン車で引き上げるよう工事の施工業者に指示したとした。

この業者は、クレーン会社と打ち合わせ中だという。

もう1台は、水溜りの水をポンプでくみ出し、水位を下げたうえで、電装系を交換して自走できるようにしたいそうだ。

パワーショベルは、業者がリースしたものではないかとした。

いつまで引き上げなどの作業がかかり、いくらぐらいの費用になるのかは、分からないという。

浚渫工事は、名古屋市が約2億円の費用で発注しているが、パワーショベルの引き上げ作業の追加費用は、業者に負担してもらうという。

市では、施工業者に事故がないように工事を行うことを依頼しており、今回の事故が起きても市の費用負担はないとしている。

工事については、当初は3月末で終わる予定だったが、5月末まで延長された。

当初は、土砂を処分する想定をしていたものの、プラスチックゴミが大量に見つかり、産廃として処分する必要が出てきたからだという。

周辺に墓地が多いことから、花を包むフィルムや買い物用のビニール袋などが風に飛ばされたりして、数十年かけてたまった可能性があるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/998b5e041d75715de18ed6495d182cf0485df278 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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