2022年5月17日20時52分に読売新聞から下記趣旨の記事が、埋設送電線の写真付きでネット配信されていた。
13日夜に神奈川県内の約7万戸で発生した停電について、川崎市は17日、市が発注した水道管工事の作業ミスで東京電力の送電線を損傷させたことが原因だったと発表した。
市によると、停電が起きた13日午後10時半頃、同市麻生区の市道で、工事を請け負った土木建設業者が地盤固めの薬剤を注入するため、直径約4センチのパイプを地下約4メートルまで垂直に通した。
この時に誤って埋設管に穴を開けてしまい、中を通る送電線が損傷して停電が発生した。
業者は工事前、市から送電線の位置を確認するよう求められていたが、怠っていたという。
市上下水道局は業者の処分を検討しているが、担当者は「市側のチェックも十分ではなかった。管理体制を強化する」としている。
横浜市や川崎市を中心に発生した停電は、14日午前5時過ぎに全面復旧。
小田急線の一部区間で一時運転を見合わせるなどし、帰宅途中の乗客ら約1万9000人に影響が出た。
福田紀彦市長は、「市発注工事で多くの皆さまにご迷惑をかけ、深くおわびする。再発防止に努める」とコメントした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220517-OYT1T50208/
5月17日20時27分にNHK首都圏からは、ルールでは地下埋設物の所有者の指示を仰ぐようになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は工事に関する契約の中で、現場周辺に埋設物がある場合は所有者の指示を仰ぐことを義務づけていますが、今回、工事を担当した業者は東京電力と十分な協議を行っていなかったということです。
これについて川崎市は「ご迷惑をおかけしたことを、深くおわびします。受注者への指導と監督業務を担う職員への研修を徹底し、再発防止に努めます」としています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220517/1000079985.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。