本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016年9月10日12時27分に和歌山放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月10日20時10分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう(9日)午後6時40分頃、御坊市の日高港沖およそ12.5kmを航行していた韓国船籍の小型タンカー「EIWA MARU3(エイワ・マル・スリー)」(740トン、全長およそ64m)で爆発が起き、「乗組員がヤケドを負っているので和歌山下津港に引き返している」と、船舶代理店から海南海上保安署に通報があった。
この事故で、韓国人の男性機関長がやけどを負い、搬送先の和歌山市内の病院で死亡が確認されたほか、インドネシア人の男性乗組員2人が膝の骨を折るなどのケガをした。
海南海保の調べによると、当該船は乗組員10人で、積み荷の潤滑油を有田市の東燃ゼネラル石油に降ろした後、三重県の四日市港に向かっていた。
事故当時、タンカーでは、空になったタンクのクリーニング作業と、甲板上での溶接作業を同時にしていたということで、潤滑油が揮発したガスに溶接の火が引火したと見て、海南海保が詳しい事故の原因を調べている。
また、国交省の運輸安全委員会は、船舶事故調査官2人を現地に派遣することを決めた。
出典
『日高港沖で小型タンカーの爆発事故 船長が死亡』
http://wbs.co.jp/news/2016/09/10/87321.html
『小型タンカーで爆発 3人死傷』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045577341.html?t=1473545012935
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プロフィール Profile
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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