2016年9月11日付で読売新聞鹿児島版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月10日18時28分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR九州は、9日深夜から10日未明にかけて、九州新幹線の車両を使った異常時の避難誘導訓練を薩摩川内市などで行った。
鹿児島、熊本、佐賀県などのJR九州支社や警察、消防、運輸局などから約150人が参加し、万一の事態に備えた連携を確認した。
JR川内~鹿児島中央駅間を走行中の新幹線で火災が起き、緊急停止したとの想定。
走行中の車内にブレーキがかかり、「非常ブザーが確認されました」との放送が流れ、緊急停止した。
鎮火したが運転再開はできないとの設定で、乗務員は訓練の具体的なシナリオを事前に知らされておらず、その場で話し合いながら誘導を進めた。
車両に煙が充満するなか、車外にはしごをかけ、乗客役の約100人を避難させた。
手足に重りを付けた高齢者や重傷者役の乗客に対しては、はしごや担架を使って車外に避難させた。
訓練の直前には、車両内に煙を充満させる「煙体感訓練」も実施。
火災時にどれだけ視界が悪くなるかを、実際に体験した。
2012年3月、九州新幹線が福岡県内で6時間半にわたって立ち往生し、乗客が車内に閉じこめられたトラブルが発生。
訓練は、それ以来、毎年行っているが、火災発生を想定した訓練は今回が初めて。
JR九州の古宮・鉄道事業本部長(53)は、「いろいろな条件で対応できた。乗客の安全確保を第一に考え、「様々な『想定外』に対応できるよう、今後も様々なことを想定した訓練を行いたい」と総括した。
出典
『新幹線で避難誘導訓練 火災想定』
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20160910-OYTNT50069.html
『九州新幹線で火災避難訓練、車内の煙体感も 鹿児島』
http://www.asahi.com/articles/ASJ9B113FJ99TLTB015.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。