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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016912125分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前10時ごろ、岐阜県飛騨市神岡町で開かれていた「第18回山の村だいこんマラソン大会」ハーフの部を走っていたランナー115人が、蜂に刺された。

市教育委員会によると、いずれも軽症だった。

 

ランナーは、7km地点の打保橋付近を通ったところ、次々に蜂に刺された。

橋げたの下にキイロスズメバチの巣が見つかった。

大勢のランナーが一度に橋を通った振動で蜂が驚き、巣から出て刺した可能性があるという。

 

市教委の調べでは、刺された115人は17〜70歳の男女で、一部の選手は大会本部で氷で冷やすなどの手当てを受け、8人は市内の病院で受診した。

入院した人はいなかった。

 

ハーフの部は21.0975kmで、午前9時半にスタートした。

697人が走り、完走者は631人だった。

驚いた人も多く、30〜40人が蜂に刺された影響で途中棄権したとみられる。

 

大会はハーフと10km、5km、3kmの部があり、計1539人が走った。

打保橋は長さ14mで、ハーフの部の参加者だけが走る場所だった。

 

大会は実行委員会が主催し、事務局の市教委生涯学習課は、「大会前日の試走では蜂の巣に気付かなかった。来年の大会前にはコース上の蜂の巣についても念入りにチェックしたい。刺された方には、今後、お見舞いの文書を送りたい」と説明している。

 

大会は、高原を走り、参加賞として地元産のダイコンとホウレンソウが贈られ、人気を集めている。

 

出典

マラソン大会 次々に115人がハチに刺される 岐阜

http://mainichi.jp/articles/20160912/k00/00m/040/037000c

 

 

9121116分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岐阜県飛驒市神岡町の山之村地区で、11日、地元などの実行委員会が主催する「第18回山の村だいこんマラソン」のレース中に、参加者ら115人が蜂に刺された。

同市消防本部の救急車が現場で待機したが、いずれも軽傷。

救急搬送はなかったが、8人が同市民病院で手当てを受けた。

レースはそのまま行われた。

 

消防や担当者によると、11日午前10時20分ごろ、ハーフマラソンのスタートから約7km地点にある林道の橋の上を走っていた参加者らが、キイロスズメバチとみられる蜂に刺された。

橋の下には蜂の巣があったといい、主催者は、蜂に刺された参加者の一部をバスで救護テントに運び、患部を冷やすなどの処置をした。

 

大会は5km、10kmなど計4コースがあり、計約1700人が参加。

高校生以上の男女697人が参加したハーフマラソンは午前9時半にスタートした。

コースは毎年ほぼ同じで、主催者は橋の下を確認していなかったという。

 

担当者は朝日新聞の取材に対し、「こんなことは初めて。今年は気温が高く、『蜂がいるかもしれないので気をつけてください』と声をかけた。刺された方を早急に特定して、おわびしたい」と話した。

     

 

[名和昆虫博物館(岐阜市)の名和哲夫館長の話]

 

キイロスズメバチは攻撃性が高く、巣に対する防御反応を強く示す。

ランナーの走行による振動が橋の下の巣に伝わり、警戒が強まったため、巣を守るためにハチが飛び出して人を刺したと考えられる。

この時期は巣が成熟するピークに近い。

巣の大きさにもよるが、400~1400匹のはたらきバチが一つの巣にいるとされている。

刺された場合、ほとんどの人は重症にならないが、まれにアレルギー体質の人がショックを起こし、最悪、死に至る場合もある。

マラソン大会のように多くの人が通る催しでは、事前に木の枝や橋の下などに巣ができていないか確認をしておくこと、参加者がハチに攻撃されにくい白っぽい服装をしておくことが大切だ。

 

出典

マラソン中に115人が蜂に刺される 岐阜、橋の下に巣

http://www.asahi.com/articles/ASJ9C5CXMJ9COHGB002.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○今回トラブルの教訓は、産業現場にも通じるところがある。

一つは、橋の下に、去年はなかったであろう蜂の巣が、今年はできていたこと。

産業現場でも、現場の状況は時々刻々と変化している。

前回は安全に作業できたからと、安全確認することなく作業すると危険な場合があるかもしれない。
 
 

もう一つは、前日の、おそらくは少人数での試走時には問題がなかったこと。

事前にテストなど行う場合は、できるだけ本番に近い状態で行うにこしたことはない。

 

○名和館長の話に出ている服装の件、テレビのインタビューに対し、参加者の方が「私は首の後ろを刺された。刺された人はほとんどが黒っぽい服装だった。黄色などの蛍光色の服を着た人は刺されていなかった」と答えていた。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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