2019年8月27日19時0分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、大洲市のJA愛媛たいきの出張所が、劇物を含む農薬を屋外に放置したあと紛失していたことがわかり、県は27日付けでこの出張所におよそ1か月の業務停止命令を出した。
県によると、ことし5月下旬、大洲市長浜町にあるJA愛媛たいき櫛生出張所の職員が、農薬を組合員の自宅に配達した際、不在だったため屋外に放置した結果、紛失したという。
紛失した農薬のうち、畑や果樹園の防虫に使われるDMTPを含む農薬1500gとシペルメトリンを含む農薬2000mℓは劇物に指定されていて、警察は窃盗事件として捜査を進めている。
また県は、出張所が必要な盗難対策をとっていなかったことや、配達先から農薬を譲り受けたことを示す書面の提出を受けていなかったことは毒物及び劇物取締法違反にあたるとして、27日から9月29日までの間、毒劇物に指定された農薬の販売について業務停止命令を出した。
JA愛媛たいきでは、毒劇物に指定された農薬を販売するすべての店舗責任者に対し、研修を実施したという。
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A愛媛たいきは、「事態の重さを感じている。地域の信頼を裏切ることになり、深くお詫び申し上げます。再発防止策に取り組んでまいります」とコメントしている。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190827/8000004452.html
8月27日17時0分にFNN PRIME(テレビ愛媛)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
農薬を適切に管理せず紛失したとして、県は27日、JA愛媛たいきに農薬などの販売業務を停止する命令を出した。
県によると、JA愛媛たいきは今年5月、7種類28本の農薬を組合員の自宅に配達したが、留守だったため、屋外へ放置したまま帰った。
その約3週間後、受け取り確認の書類にはんこをもらうため訪ねたところ、組合員はこの農薬を受け取っていなかった。
JAは、盗まれた可能性が高いとして県と警察に届けを出したが、これまでのところ農薬は見つかっていない。
県は毒劇物法に違反するとして、JA愛媛たいきに27日から来月29日までの34日間、農薬などの販売を停止する命令を出した。
JA愛媛たいきは、担当者の研修を行うなどして、再発防止に努めるとしている。
https://www.fnn.jp/posts/2019082700000006EBC
(ブログ者コメント)
以下はテレビ愛媛映像の4コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。