2017年12月13日20時28分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月13日18時51分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力福島第一原発事故の作業で被曝した後に白血病になった40代の東電社員に対し、厚労省は13日、白血病の発症と相当な因果関係があるとして労災を認定したと発表した。
事故対応にあたった作業員が被曝による「がん」で労災が認められたのは4人目。白血病では3人目。
男性は1994年4月から16年2月まで福島第一原発で働き、事故が起きた11年3月~12月には、原子炉格納容器の注水作業や津波被害の確認などの緊急作業に携わった。
被曝線量は計99ミリシーベルトで、うち、事故後に96ミリシーベルトを浴びた。
16年2月に白血病を発症し、富岡労基署(福島県)に労災を申請していた。
厚労省によると、原発作業員などが白血病になった場合、被曝を伴う作業をしていた期間の平均被曝量が年5ミリシーベルト以上で、作業開始から1年超を経て発症していれば労災と認定する基準を設けている。
これまでに、作業員16人が事故による被曝で「がん」を発症したとして労災を申請し、男性を含む4人が認められた。
5人は不支給が決まり、2人は取り下げた。
残る5人は調査中だ。
福島第一原発では事故以降、ことしの5月までに、およそ5万6000人の作業員が収束作業に当たっていて、東電によると、11年度に年5ミリシーベルトを超す被曝をした作業員は1万553人。
徐々に減っているが、16年度でも2860人いた。
同様の労災申請は、今後も増える可能性がある。
出典
『原発事故作業で被曝後白血病 40代東電社員を労災認定』
http://www.asahi.com/articles/ASKDF5HT9KDFULFA01Y.html
『原発事故 注水作業など当たった東電社員 白血病発症で労災認定』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/k10011257611000.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。