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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20171227日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7897/

 

 

(2018年5月3日 修正2 ;追記)

 

20184262044分にNHK群馬から、顧問不在ゆえ練習なしと認識していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

群馬県教育委員会が設置した、有識者による検証委員会の2回目の会合が開かれた。


同教委によると、学校が部活動の顧問や生徒から聞き取り調査したところ、通常、ハンマー投げの練習を行う場合には、陸上部の顧問がグラウンドに立って安全を確認していたが、事故当日は顧問がグラウンドにいなかったため、サッカー部の生徒たちはハンマー投げの練習が行われていないと認識していたという。


この日、顧問は私用のため、午後6時過ぎにグラウンドを離れていて、事故はその直後に起きたという。

 

出典

ハンマー事故 練習ないと認識

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180426/1060001711.html 

 

 

 

(2018年9月2日 修正3 ;追記)

 

2018831日付で東京新聞群馬版から、検証委員会は報告書で顧問の指導方法を問題視したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

陸上部の顧問が男子生徒に、女子用が男子用の半分程度の重さしかなく、飛距離が伸びるなどの危険性を指導していなかった実態が30日、事故検証委員会の報告書で分かった。

 

検証委は、「顧問が注意事項の指導や相応の安全対策を施さなかったのは問題だ」と、厳しく指摘した。

 

報告書によると、ハンマーの重さは男子用の7.26kgに対し、女子用は4.0kg。

 

報告書は、「男子生徒が女子用のハンマーを投げれば、通常より飛距離が伸びたり、方向が不安定になったりする危険性の増大は、顧問であれば十分に予見できる」と指摘した。

 

陸上部の男子生徒は、女子生徒にフォームを教えるため、女子用のハンマーを選択。

男子生徒は投げた直後、「すっぽ抜けた」との言葉を発し、左側に大きく外れた。

 

ハンマーは陸上部の練習エリアからはみ出し、Oさんがいたサッカーゴールの付近まで、約48mも飛んだ。

 

陸上部の顧問は、事故発生時は帰宅しており、報告書は「ハンマー投げの練習が、これまでも顧問不在で行われており、問題だ」とも指摘。

県庁で記者会見した検証委の渡辺正樹委員長(東京学芸大教授)は、「顧問は練習時にいるべきだった。生徒たちにハンマー投げの危険性などを、言葉ではなく、文字に書いて指導する必要があった」と苦言を呈した。

 

再発防止策として、ハンマー投げの練習時にカラーコーンで立ち入り禁止エリアを明示し、競技別の安全対策指針を策定することなどを挙げた。

 

出典

藤岡中央高ハンマー死亡事故 検証委が報告書 女子用投げる危険性、指導せず

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201808/CK2018083102000174.html 

 

 

83130分に朝日新聞群馬版からは、検証委員会は報告書で過去のヒヤリ事例を放置していたことも一因などと指摘したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

報告書では、原因について、

▽陸上競技部とサッカー部が共有するグラウンドの使用方法について、明確なルールがなかった

▽事故発生前にも、ハンマー投げで危険な場面があったが、顧問や管理職の間で情報を共有していなかった

▽陸上競技部の顧問が練習に立ち会っていなかった

▽投てき場所が暗く、サッカー部の生徒から見えづらかった

ことなどをあげた。

 

検証委によると、事故前にもサッカー部員がボールをとりに来たため、回転動作に入った陸上競技部員が急きょ動作を止めたり、ハンマーがサッカーゴールに当たったりするなどの事例があったが、サッカー部顧問や管理職は知らなかったという。

 

委員長の渡辺正樹・東京学芸大教授(安全教育学)は、「(原因となった環境は)この学校に特別な問題ではないが、こうした事故が起きた学校に共通するものの一つが、過去のヒヤリハット事例を放置していること。防げる事故を防げなかった」と指摘した。

 

その上で、再発防止策として、ハンマー投げは他の部活動が活動していない時間に行い、ハンマーが落ちる可能性のある場所をコーンなどで示して立ち入り禁止にすることなどをあげた。

 

また、大きなけがの危険がある競技の練習には、顧問が立ち会うことも必要とした。

 

県教委では、報告書の内容を踏まえ、競技別の安全対策ガイドラインを年内にまとめ、学校などに配布する方針という。

 

出典

ハンマー投げ事故検証委、報告書を公表

https://www.asahi.com/articles/ASL8Z3QHPL8ZUHNB001.html 

 

 

 

(2019年2月28日 修正4 ;追記)

 

2019227日付で読売新聞から、当時顧問だった女性教諭が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警は26日、当時の陸上部顧問だった50歳代の女性教諭を業務上過失致死容疑で書類送検した。

 

女性教諭はこの日、事故の約10分前に学校を後にしていた。

 

県警は、女性教諭が練習に立ち会わず、事故の発生を防ぐ注意義務を怠ったと判断した。

 

県教委が設置した第三者による検証委員会の報告書によると、同校のグラウンドでは以前にも、サッカーゴールにハンマーが当たる危険な事例があった。

 

だが、陸上部とサッカー部の顧問の間で情報が共有できておらず、グラウンドの使い方についても明確なルールがなかった。

 

出典

ハンマー死亡、練習立ち会わず…元顧問書類送検

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190227-OYT1T50128/

 

 

 

(2019年11月11日 修正5 ;追記)

 

2019118181分にNHK群馬からは、両親と県教委との間で和解が成立したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年、県教育委員会が設置した専門家による検証委員会は学校の安全管理が不十分だったなどとする報告書をまとめ、県教育委員会は死亡した生徒の両親と和解に向けて話し合いを進めてきました。


その結果、県教育委員会によりますと、8日、両親に謝罪したうえでおよそ4900万円の賠償金を支払うことで和解が成立したということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20191108/1060005850.html 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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