2023年6月30日15時35分にYAHOOニュース(時事通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タイの首都バンコクのドンムアン国際空港で29日、動く歩道を通行中の女性(57)が機械に足を吸い込まれ、切断する事故があった。
【写真】動く歩道に足を巻き込まれた女性の救助に当たる関係者ら
機械は日立製だった。
空港や地元メディアによると、事故は29日朝、国内線の旅客ターミナル内で発生した。
スーツケースを持った女性が動く歩道に乗っていたところ、何らかの原因で降り場の安全カバーが外れ、左足が機械に巻き込まれた。
女性は左膝から下を切断する重傷を負った。
動く歩道は日立製で、1996年に設置されたものだった。
空港は全ての動く歩道を停止させるとともに、事故の詳しい状況を調べている。
サイアム日立エレベーター(タイ)の担当者は、「技術者を空港に派遣し、原因を調べている」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5d7d009d1adccc3849a9f81e3a35eb382acda98
6月29日19時33分にTBS NEWSからは、つまづいて転倒した直後に巻き込まれた、定期検査は毎日実施していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
空港によりますと、29日午前、利用客の57歳の女性が「動く歩道」に乗って移動していたところ、降り口付近でつまずいて転倒。
直後に女性の左足が、機械に巻き込まれたということです。
女性は病院に運ばれましたが、左足の太ももあたりから下を切断する重傷を負いました。
事故が起きた「動く歩道」についてドンムアン空港は、「日本の日立グループが作ったもので、27年間使用されていた」と説明。
「定期検査を毎日実施していて、けさも異常はなかった」として、原因の詳しい調査を進めています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/571409?display=1
6月30日付でバンコク週報からは、3ケ月に1度の定期チェックでも問題はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女性客は左足をひどく損傷したことから、医療スタッフにより足を膝上から切断する緊急手術を受けた後、さらなる治療のためプミポン・アドゥンヤデート病院へ。
その後、バムルンラート病院へと搬送された。
被害者の家族によれば、切断された足の損傷がひどいため、再接着をした場合、感染症等で状態が悪化する可能性が高いとして、再接着は断念するよう助言されたという。
同空港を管理・運営するタイ空港社(AOT)社長によれば、負傷した女性客の治療費、賠償金についてはAOTがすべて負担する。
事故が起きた動く歩道は日立製で1996年から使用されている。
3カ月に1度の定期チェックは6月21日に実施され、問題点は確認されていなかったというが、同空港ではこれまでもエスカレーターにサンダルや靴を挟まれる事故が複数回起きている。
AOTはドンムアン空港内のすべての動く歩道について2025年までに取り替えなどによる改善を予定しているが、今回の事故発生を受けて、来年度(今年10月~来年9月)に早められる可能性があるとのことだ。
https://bangkokshuho.com/thaisocial-1329/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。