2023年6月30日20時55分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし8月、北九州市小倉北区の国道で西鉄の路線バスが自転車に追突し、自転車に乗っていた当時70歳の女性が死亡しました。
この事故について国の事故調査委員会は30日、調査報告書を発表しました。
それによりますと、運転手からの聞き取りでは当時の状況について「対向車線を走行してくる同じ会社のバスが目に入り、ふだんから顔見知りの運転手には会釈をしているため、バスの行き先や誰が運転しているのかが気になり、2〜3秒間バスに視線を向けた」などと説明したということです。
その上で、報告書では事故の原因について、運転手がバスを注視し続けたため、自転車の認知が遅れ、追突した可能性が高いとしています。
西鉄バスが運転手に配布している手引きには「すれ違う時の挙手や会釈は厳禁する」と明記されているということですが、報告書は徹底されているかどうかの個別指導が不十分だったと指摘しています。
西鉄バス北九州は、「事故調査報告書のご指摘も踏まえ、二度と同じような事故を発生させないよう再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20230630/5020013640.html
※事故当時、2021年9月1日9時35分に西日本新聞からは、被害者の方への誹謗中傷などが相次いだことから西鉄は打ち消すために異例のコメントを発表したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市小倉北区で8月28日夜、西日本鉄道の路線バスが自転車の女性(70)をはねて死亡させた事故について、同社は31日、「事故の原因は乗務員の前方不注意」と認める異例のコメントを発表した。
インターネット上で相次ぐ女性への誹謗(ひぼう)中傷や臆測を打ち消すためだという。
事故は28日午後8時15分ごろ、同区高浜1丁目の国道3号で発生。
男性運転手は小倉北署の調べに「事故直前にブレーキを踏んだが、間に合わなかった」と話した。
西鉄は、ドライブレコーダーや運転手への聞き取りから、自転車は道路に飛び出すなどしておらず、運転手の前方不注意が原因だと判断したが、ネットでは「自転車側に問題があると思う」、「70のおばあちゃんが夜に自転車に乗る方が危ない」などの投稿が相次いだ。
西鉄は「被害者に原因がある旨の投稿は事実と異なる。再発防止に全力で取り組む」としている。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/793951/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。