2014年6月29日21時19分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月30日8時3分に北海道新聞から、6月30日1時12分にテレ朝ニュースから、6月30日14時53分に読売新聞から、7月1日10時40分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時30分ごろ、北海道登別市登別温泉町の「N病院」の職員から、「貯水タンクの中に男性2人が倒れている」と110番通報があった。
警察署員らが、病院内の貯水タンクで男性2人が湯に浮いているのを発見。2人は約2時間後に死亡が確認された。
警察などによると、行方不明の職員の家族から28日夜、「病院から帰ってこない」と連絡があったため、29日午前から職員が院内を捜していた。
警察などによると、貯水タンクはFRP製で温泉大浴室がある棟の2階にあり、幅2m、奥行き1m、高さ1.5m。
タンクには、温泉治療に使う硫黄泉がためられている。
タンク内から硫化水素が検出され、2人とも硫化水素中毒が死因とみられている。
病院によると、タンクには約60℃の源泉がタンクの半分ぐらいまで入っており、普段は職員が立ち入らない。
28日に浴室を利用した患者から「湯が出ない」との声が寄せられ、40代と30代の設備担当職員2人がタンクを点検しにいったとみられるという。
タンクの上部には作業用の穴が開いていて、中にはしごが掛けられていた。
警察が調べたところ、タンクの底に温泉成分の汚泥がたまり、タンクの蓋も開いていた。
警察によると、当時、2人はタンクの底にたまった泥を取り除く作業をしていたが、泥を自動で排出する装置が何らかの原因で作動しなかったため、バケツですくい上げていたという。
ふだん、タンクの中に人が入ることは想定されていないということで、警察と労基署では、安全管理に問題がなかったか、引き続き調べている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG6Y5TH2G6YIIPE02C.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/548304.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000029727.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140630-OYT1T50074.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140701/5605733.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。