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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016331日付で産経新聞フォトから、電車運転席から撮られた衝突直前の映像写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3311351分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岡山県倉敷市のJR山陽線の踏切で、昨年2月、立ち往生した大型トラックと電車が衝突、45人がけがをした事故で、運輸安全委員会は31日、電車の運転士がトラックに気付くのが遅れたのが原因とする報告書を公表した。

 

報告書によると、トラックの運転手は踏切の非常ボタンを押し、光の点滅で電車に異常を知らせる「特殊信号発光機」が作動した。

 

しかし、電車はカーブを走行中で、線路脇の電柱で死角となる区間が300m以上あったことなどから、運転士が点滅を視認できなかった可能性があるという。

 

2月13日午前8時20分ごろ、西阿知-新倉敷間を時速約95kmで走行中の普通電車の運転士が、踏切のトラックに気付き、非常ブレーキをかけたが間に合わず、衝突。

2両目の側面に穴が開き、部品が車内に散乱。乗客1人が重傷、運転士を含む44人が軽傷を負った。

 

発光機が点滅し始めた際、電車は踏切の約830m手前のカーブを走行していたが、トラックや発光機に気付かなかったことから、ブレーキをかけたのは、約210m手前だった。

 

安全委は全国の鉄道事業者に、発光機を適切な場所に設置したり複数を動作させたりして、視認性を確保するよう求めた。

JR西日本に対しては、車両の側面の強度を向上させる必要性も指摘した。

 

同社は、事故後、発光機を線路側に移設して見えやすくし、1つ手前の踏切の発光機に連動するように改良した。

 

トラックは、制御装置などに不具合があるとして、6回、リコール対象となっていたが、全て改修していた。

ほかに、変速機も3回改修していた。

事故後の調査で、変速機の異常発生が制御装置に記録されており、立ち往生の原因となった可能性があるとしたが、異常発生時刻の記録がないため、特定は避けた。

 

出典URL

http://www.sankei.com/photo/daily/news/160331/dly1603310016-n1.html

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO99087010R30C16A3CC0000/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○運輸安全委員会の報告書は下記参照。

http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1869

PDF報告書42/61、52/61ページ等に、位置関係を示す図や写真が掲載されている。

 

○近くのJR線踏切で確認したところ、踏切から20mほど離れた場所に報道どおりの特殊信号発光機が設置されていた。

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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