2019年7月28日10時8分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後0時45分ごろ、JR羽越本線の遊佐駅で、下り普通列車の男性運転士(37)が体の震えや手足のしびれなど、体調不良を訴え、列車の運転を一時見合わせた。
運転士は軽度の熱中症とみられ、救急搬送された。
県内は厳しい暑さとなり、各消防本部によると、同日午後6時までに、この運転士を含め19人が運ばれた。
JR東日本秋田支社や消防によると、列車は午後0時半ごろ酒田駅を出発した秋田駅行きで、運転士は遊佐駅に到着した際、車掌に体調不良を伝えたという。
代わりの運転士が到着するまで、列車は同駅で運転を見合わせ、50分後に再開した。
乗客約30人に影響が出た。
このほか、県内で救急搬送された18人のうち、自転車に乗っていて動けなくなった山形市の80代男性や、玄関で倒れていた上山市の女性(89)ら3人が中等症の疑い。
野球の試合中に頭痛と吐き気を訴えた男児(10)ら14人が軽症とみられる。
今後も暑い日が続くため、関係機関は熱中症への注意を呼び掛けている。
https://www.yamagata-np.jp/news/201907/28/kj_2019072800573.php
(ブログ者コメント)
列車運転中の運転士が熱中症になった事例は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
その中には、運転席に送風機があり、客車の冷風が流れ込むようになっている普通列車でも熱中症になった事例がある。
2015年8月13日掲載
2015年8月5日 奈良県大和高田市のJR和歌山線高田駅で運転士が体調不良を訴えたため救急搬送、4日の特急くろしお運転士と同様、熱中症か? 送風機など対策はとっていたが・・・
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5115/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。