2020年5月23日10時17分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日、千葉県船橋市のJR京葉線の高架橋から線路に敷かれている石、あわせておよそ90キロが下を走る県道に落下しているのが見つかりました。
けがをした人はいませんでしたが、JR東日本は、落下防止用の鉄板の腐食などが原因とみて調べています。
JR東日本千葉支社によりますと、22日午後6時ごろ、JR京葉線の二俣新町駅と南船橋駅の間にある高架橋から石がおよそ10メートル下を走る県道に落下していると、トラックの運転手から警察に通報があったということです。
現場を調べたところ、落ちていたのは線路に敷かれている「バラスト」と呼ばれる石で、1個30グラムほどですが、今回落下したのはあわせておよそ90キロに上るということです。
けが人や鉄道の運行への影響はありませんでした。
高架橋では、石が落下しないよう、下に鉄板が敷かれていますが、腐食した部分から落下し、さらにその下に設置してある板も、たまった石の重さに耐えきれずに破損したとみられるということです。
JRは現場に落下防止ネットを設置する工事を終え、今後、類似した高架橋についても目視点検を行うとしています。
構造物の点検は2年に1回行うことになっていて、この場所は去年8月に実施しましたが、異常はなかったということです。
JR東日本千葉支社は、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。今後、再発防止に努めていきたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200523/1080011021.html
5月23日17時30分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
通行中のトラックの荷台に敷石の一部が当たりましたが、運転手や通行人などにケガはありませんでした。
https://www.news24.jp/articles/2020/05/23/07648772.html
(ブログ者コメント)
あまり聞いたことのない珍しい事例だ。
以下は、日テレNEWS24映像の3コマ。
応急措置として高架下に設置されたネット?や、あらかた片付け終えたが若干残っていた小さめの敷石が映っている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。