2016年6月9日14時47分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月9日17時9分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
名鉄病院(名古屋市西区)で5月、肺炎で入院した男児(1)の酸素テントの加湿器に、精製水と間違えて消毒液を入れるミスがあったことが、9日、病院への取材で分かった。
病院によると、男児は6月2日に退院し、健康被害は確認されていない。
医療ミスと認め、家族に謝罪した。
男児は5月24日夜、肺炎と診断され入院。
治療用にベッドをビニール製の酸素テントで覆い、20代の女性看護師がテントの加湿器に消毒液約40mℓを入れていた。
精製水と消毒液は同じ棚にあり、看護師が使用時にボトルの確認をしていなかったという。
消毒液は、医療機器などを拭いたり、薄めて手洗いなどに使うもの。
精製水とよく似た乳白色の500mℓのボトル入りだった。
テントを取り外した27日、加湿器のタンクの下に粘り気のある物が付いていたことから、取り違えに気付いた。
加湿器内の液体はほとんど減っておらず、加湿されなかった可能性があるという。
加湿器に注水を続けていなかったことも判明した。
病院は同日中に家族に経緯を説明し、退院翌日に細井院長が正式に謝罪した。
病院の再現実験では、加湿器に同量の消毒液を入れると、約3時間で止まったという。
病院は、職員にボトルの確認を徹底させるほか、精製水と薬剤を別に保管するよう、再発防止策を実施したとしている。
出典
『名鉄病院 加湿器に誤って消毒液』
http://mainichi.jp/articles/20160609/k00/00e/040/187000c
『酸素テントの加湿器に消毒液 名鉄病院、水と間違え』
http://www.asahi.com/articles/ASJ6936LFJ69OIPE003.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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